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ChatGPT-4oの性能を詳しく解説!前モデルとの違いや使い方、活用事例を多数掲載

ChatGPT-4oを徹底解説

ChatGPT-4oは、2022年11月末に登場したChatGPTシリーズの最新モデルで、ChatGPT3.5やChatGPT-4の流れにある生成AIです。

次々と新しいモデルや機能が登場する中でも、ChatGPT-4oは安定感がある万能型のAIモデルとして、SNSや専門ブログでは高く評価されています。

この記事では、主にChatGPT-4から4oへの進化に焦点を当て、ChatGPT-4oの機能や性能、活用方法について詳しく解説します。

AInformation編集部/藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する専門的な情報やサービス・プロダクトを解説、紹介するWebメディア。AIの専門家集団の編集部がAIの活用法、最新ニュースやトレンド情報を分かりやすく発信していいます。藤井俊太のプロフィール

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目次

ChatGPT-4oとは?

ChatGPT-4oは、OpenAIが開発している最新のAI技術を搭載した対話型人工知能モデルです。従来のバージョンと比べて処理速度が向上し、多言語対応や文章生成能力、算数の精度が大幅に改善されています。ビジネスや学習、プログラミング支援など、さまざまな用途で活用できます。

ChatGPT-4oの性能

ChatGPT-4oは、従来のGPT-4に比べて大幅に性能が向上しています。特に、処理速度の向上、多言語対応の強化、算数や論理的推論能力の改善が顕著です。さらに、文章生成の質が向上し、より自然で一貫性のある文章を作成できます。

2023年から主力だったChatGPT-4と比較して進化したポイントをまとめました。

項目ChatGPT-4ChatGPT-4o
処理速度標準速度約2倍高速
多言語対応日本語対応は不完全日本語を含む多言語で高精度
文章生成能力長文で矛盾が出やすい長文の一貫性が向上
計算・論理的推論間違いが目立つ数学・論理的推論の精度向上
マルチモーダル対応限定的音声・画像の統合機能が強化
料金有料プラン限定無料プランでも利用可能(制限あり)

ChatGPT-4oが使えるプランと料金

ChatGPT-4oは、無料プランと有料プラン(Plus、Pro)の全てで利用可能です。ただし、性能や利用できる機能に違いがあります。有料プランによって、高速な応答や長文の処理、回数制限の有無などの違いがあります。

項目無料プランPlusプランProプラン
月額料金無料$20$200
利用可能なモデルGPT-4o(回数制限あり)、GPT-3.5GPT-4o、GPT-4、GPT-3.5GPT-4o、o1、o1 Pro
ChatGPT-4oの利用可否可能可能可能
メッセージ制限3時間ごとに制限あり3時間ごとに最大80メッセージ(GPT-4o)ほぼ無制限

無料プランの場合には、ChatGPT-4oの使用に3時間ごとの回数制限がありますので、本格的に使用したい場合には、Plusプラン以上の有料プランに加入することが好ましいです。

ChatGPT-4oの特徴

ChatGPT-4oは、前世代のモデルと比べて多くの新機能が追加されています。特に、多言語対応の強化や作文能力の向上、算数の精度向上が大きなポイントです。ここでは、これらの特徴について詳しく解説します。

多言語対応が進化

ChatGPT-4oでは、日本語を含む多くの言語で対応が大幅に向上しました。以前のモデルでは、英語に比べて日本語の精度が低く、不自然な翻訳や文法ミスが発生することがありました。

しかし、ChatGPT-4oでは日本語の文脈理解が向上し、より自然な表現が可能になっています。例えば、英語の記事を日本語に翻訳する場合にも、単純な直訳ではなく、ユーザーの意図をくみ取った自然な翻訳結果が出力されるようになりました。

作文能力が向上

ChatGPT-4oは、前モデルのChatGPT-4と比べて人間らしい自然な文章を作成できるようになりました。特に、長文の一貫性や流れが自然になるように改善され、記事や物語の執筆やビジネス文書の作成などで、読みやすく質の高い文章を生成できます。

例えば、メールの返信やレポート作成など自然な文章が求められる場面で、短時間で説得力のある文章を書くことが可能になっています。

算数に関する能力の向上

ChatGPT-4oでは、数学的な計算や論理的推論能力が向上しました。前モデルのChatGPT-4では、簡単な算数の問題でも誤った答えを出すことがありましたが、新モデルではより正確な計算が可能になっています。

また、文字数のカウントなど、これまでChatGPTが苦手とされていたタスクにも対応できるようになりました。これによって、データ分析やプログラミングでも、より信頼できる結果を得ることができます。

ChatGPT-4oの始め方

ChatGPT-4oは、無料版でも利用することができますので、まずはChatGPTにユーザー登録を行ってください。

パソコンでの始め方

まず、パソコンでChatGPTでアカウント作成を行う流れをご紹介します。スマホやアプリでも基本的な流れは同じです。

1.ChatGPTの公式ウェブサイトにアクセス

2.画面右上の「サインアップ」ボタンをクリックします。

3.アカウント作成画面で「メールアドレス」を入力してください。

4.次の画面でパスワード(半角・12文字以上)を入力してください。

5.「続ける」ボタンをクリックしてください。 

6.ChatGPT(OpenAI社)からメールが届きます。

7.メールに記載された6桁の番号を入力してください。

8.最後に「氏名」と「生年月日」を入力してください。

以上で、ChatGPTの登録は完了です。

スマホ(iPhone、Android)での始め方

スマホから登録する手順は、基本的にパソコンと同じですが、最初のところだけ少し注意してください。

1.ChatGPTの公式ウェブサイト(https://chatgpt.com/)にアクセスしてください。

2.画面右上の「ログイン」ボタンをタップしてください。

3.「続ける」ボタンの下の「サインアップ」のリンクをタップしてください。

ここからはパソコン版と流れは同じです。

4.アカウント作成画面で「メールアドレス」を入力してください。

5.次の画面でパスワード(半角・12文字以上)を入力してください。

6.「続ける」ボタンをクリックしてください。 

7.ChatGPT(OpenAI社)からメールが届きます。

8.メールに記載された6桁の番号を入力してください。

9.最後に「氏名」と「生年月日」を入力してください。

以上で、ChatGPTの登録は完了です。登録した情報を使ってログインすることで、ChatGPT-4oが使用できます。

アプリ(iPhone、Android)での始め方 

ChatGPTには、iPhoneおよびAndroid向けのアプリがあります。

1.ご自身のスマホ端末に「ChatGPT」のアプリをインストールしてください。

2.画面下側にある「サインアップ」ボタンをクリックします。

ここからはパソコン版やスマホ版と流れは同じです。

3.アカウント作成画面で「メールアドレス」を入力してください。

4.次の画面でパスワード(半角・12文字以上)を入力してください。

5.「続ける」ボタンをクリックしてください。 

6.ChatGPT(OpenAI社)からメールが届きます。

7.メールに記載された6桁の番号を入力してください。

8.最後に「氏名」と「生年月日」を入力してください。

以上で、ChatGPTの登録は完了です。登録した情報を使ってログインすることで、ChatGPT-4oが使用できます。

ChatGPT-4oの活用例

ChatGPT-4oは、ビジネスや日常生活、学習、クリエイティブな活動など、幅広い場面で活用できます。ここでは、特にChatGPT-4oの便利な活用方法を紹介します。

長文を要約する

大量の文章を短時間で要点だけ把握したいときに便利です。例えば、ニュース記事や論文、会議の議事録などを簡潔にまとめることができます。文章の理解力や、日本語能力が向上したことで、とても便利になっています。

例えば、PDFで32ページもある東京都港区の「資源とごみの分別ガイドブック」を要約してみると、次のような要約文が出力されました。

まずは要点を絞って把握したいときには、このように要約してみると非常に便利です。

SNSやブログの記事作成

SNSの投稿文やブログ記事の作成にも、ChatGPT-4oが活躍します。例えば、X(旧Twitter)やInstagramの投稿を考えるときにも、効果的な文章を提案してくれます。

さらに細かな指定をすることによって、個性のあるSNSの投稿文を作成することも可能です。

メールの返信文の作成

ビジネスやプライベートのメールに対して、適切な返信文を作成してくれます。例えば、「クレーム対応のメール」や「お礼のメール」など、状況に応じた文章を素早く作成できます。

製品が3日で壊れたとのクレームのメールに対する返信文の作成を依頼したところ、以下のような文章が即座に作られました。

丁寧かつポイントを押さえた返信文が作られましたので、必要事項を埋めることでお客様を待たせることなく返信することができます。

英語学習のサポート

英文の翻訳や文法チェック、英会話の練習に活用できます。例えば、英語の文章を添削したり、ネイティブらしい表現に書き換えたりすることができます。TOEICやIELTSの試験対策にも役立ちます。

問題には選択肢も用意されており、TOEICに対応した問題が作られました。もう英語の問題集を買わなくても勉強することができそうです。

プログラミング支援

PythonやJavaScriptをはじめ、多くのプログラミング言語をサポートしており、エンジニアの作業効率を飛躍的に向上させます。

このように目的に応じてChatGPT-4oがプログラムコードを書いてくれますので、試作版のプログラムを作るまでの時間が、通常よりも大幅に短縮できます。

画像生成

DALL·Eと連携して、テキストから画像を生成することも可能です。例えば、「未来都市の風景」や「ファンタジー世界のキャラクター」といった指示を与えると、イメージに合った画像を作成できます。

なんとなく新宿のような雰囲気の画像が生成されました。以前は未来都市のような画像ばかりが生成されていましたが、最近ではリアルな画像が作られるようになりました。

ChatGPT-4oの注意点

ChatGPT-4oは非常に高性能な生成AIですが、利用にはいくつかの制限や注意点があります。ここでは、主に気をつけるべきポイントを解説します。

文字数の制限がある

ChatGPT-4oは、日本語で約2万5000文字という制限があります。長文を処理する際は、途中で切れる可能性があるため、段落ごとに分けて質問するなどの工夫が必要です。

間違った情報を出す(ハルシネーション)

ChatGPT-4oは、信頼できる情報を提供するよう設計されていますが、事実と異なる回答(ハルシネーション)をすることがあります。特に、ビジネスなどで活用するには、他の情報源と照らし合わせて確認することが重要です。

プライバシーに注意する

ChatGPT-4oに入力した情報は、AIの学習には使われないものの、OpenAIのサーバーで処理されます。機密情報や個人情報を入力しないように注意しましょう。特に、企業の機密データを扱う場合は、適切なルールを設けた上で利用する必要があります。

ChatGPT-4oは便利なツールですが、これらの点に気をつけながら活用することで、より安全に効果的に使うことができます。

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