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ChatGPTのDotsの使い方と○×27項目!Plusでは使えずスマホでも作れない

読了 約23分
ChatGPTのDotsの使い方と○×27項目。Plusでは使えず入口は月100ドルのProになる
この記事の要点

ChatGPTのDotsは、パソコンのアプリかWebで作ってから名前・つなぐアプリ・動く範囲を決めて始めます。対象はProとBusiness Premiumで、PlusとGoと無料版では使えません。公式ヘルプを27項目の○×表にし、Claudeに聞いた結果も載せました。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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ChatGPTのDotsは、パソコンのアプリかWebで作ってから名前・つなぐアプリ・動く範囲を決めて始めます。対象はProとBusiness Premiumで、PlusとGoと無料版では使えません。公式ヘルプを27項目の○×表にし、Claudeに聞いた結果も載せました。

27項目公式ヘルプから拾った○×の数
15,732円Proの最安の月100ドルを円にした目安
0円Manus Cueを招待コードで試す額
この記事で分かること
  • ChatGPTのDotsを始める5つの手順と、そのまま貼れる日本語の頼み方4つ
  • 公式ヘルプから拾ったDotsのできること・できないこと27項目の○×表
  • Dotsを使えるのはProとBusiness Premiumで、PlusとGoと無料版は対象外
  • 作れるのはパソコンだけで、スマホのアプリとスマホのブラウザでは作れない
  • Proの最安は月100ドルで、2026年9月30日の為替1ドル157.32円なら15,732円
  • Dots・Manus Cue・Meta Museを比べると、日本から0円で試せるのはCueだけ

ChatGPTのDotsの使い方はパソコンで作って5つの手順で始める

ChatGPTのDots(ドッツ)は、パソコンで作ってから使い始めます。作れるのはChatGPTのデスクトップアプリか、パソコンのブラウザで開いたChatGPTです。スマホのアプリからは作れません。

OpenAIは2026年9月29日(米国時間)にDotsを発表しました。AInformationは翌日の9月30日の朝に公式ヘルプ「Getting started with your dot」を読み、書かれている設定を始める順に並べています。Dotsそのものは編集部ではまだ触れていません。ヘルプは英語なので、日本語の画面の文言とは違うことがあります。

始める前に確かめる3つ

1つ目は契約しているプランです。Dotsが配られているのはProとBusiness Premiumで、Enterpriseは管理者が有効にしたときだけ試せます。PlusとGoと無料版は、対象に入っていません。

2つ目はパソコンで開けるかです。作れるのはデスクトップアプリかパソコンのWebだけで、デスクトップアプリはWindowsにもあります。

3つ目は自分のアカウントに届いているかです。配布は少しずつ進んでいて、ヘルプには届くまで数日かかることがあると書かれています。Proの人でも、今日はまだ出てこないことがあります。

最初の設定の5つの手順

  1. パソコンで作る:ChatGPTのデスクトップアプリかパソコンのWebで作り始め、画面の案内に沿って進めます。
  2. 名前と見た目を決める:呼び名は最初「@自分の名前-dot」です。名前を付けると「@自分の名前-付けた名前」に変わります。見た目は用意されたキャラクターかペットから選び、Dotsがペットを作ってくれることもあります。
  3. アプリをつなぐ:Dotsは、つなぐと決めたアプリをまたいで動きます。仕事に使うアプリだけを選びます。
  4. 動く範囲のルールを決める:ルールごとに4段階から選びます。聞かずに動く・前もって認めたものなら動く・動く前に聞く・自分に任せ返す、の4つです。
  5. Slackをつなぐ:話す窓口にSlackを足せます。窓口の設定はパソコンからします。
ChatGPTのDotsを作るまでの流れ。パソコンで作る。デスクトップアプリかWebで開く。名前と見た目を決める。キャラクターかペットを選ぶ。アプリをつなぐ。仕事に使うアプリだけ選ぶ。動く範囲を決める。ルールごとに4段階から選ぶ。最後にSlackをパソコンからつなぐ。AInformation編集部が作ったイラスト図解(手順コマに実アイコン)
ChatGPTのDotsを作るまでの流れ

4段階の英語の表記と選び方は、この記事の「Dotsに任せられること」の章に並べました。設定の画面が英語で出たときは、そこを見ながら選んでください。

Dotsにそのまま貼れる日本語の頼み方4つ

ヘルプには、Dotsへの頼み方の例が出てきます。例は3つで、毎朝カレンダーを見て予定を知らせる・テーマを調べる・あとで知らせるです。これを日本語の指示文に直し、4つ目に動く範囲を決める頼み方を足しました。

どれもDotsではまだ試していません。カレンダーやメールをつないでいないと、Dotsはその中身を見られません。先にアプリをつないでから貼ってください。

毎朝の予定を知らせてもらう

毎朝8時に、つないだカレンダーを見て今日の予定をまとめてください。会議は時刻・相手・場所の順に並べ、準備が要るものには印を付けてください。空いている時間帯も最後に書いてください。

時刻と並べ方まで書くのは、毎朝の形をそろえるためです。印の付け方は自分の使い方に合わせて変えてください。

テーマを調べてまとめてもらう

「中小企業のAIエージェント導入」について、今週出たニュースと公式の発表を調べてください。1件ずつ何が発表されたかを2行でまとめ、出典のURLを付けてください。最後に私の仕事に関係しそうなものを3つ選び、理由を書いてください。

カギカッコの中を自分のテーマに入れ替えて使います。出典のURLを付けさせておくと、あとで自分で確かめられます。

あとで知らせてもらう

来週の水曜日の15時に、見積書の返事が来ているかを確かめて知らせてください。来ていなければ、先方への催促のメールの下書きを作ってください。送るのは私が確かめてからにしてください。

メールを見てもらうには、自分のメールのアカウントをつないでおく必要があります。Dotsには専用のメールアドレスが無いので、下書きは自分のアカウントから出す前提になります。

動く範囲を決めておく

メールの送信と予定の登録・変更は、動く前に必ず私に聞いてください。調べものと下書きづくりは、聞かずに進めてかまいません。どちらか迷うときは聞いてください。

ヘルプの4段階でいうと、送信と登録は「動く前に聞く」です。調べものは「聞かずに動く」に当たります。日本語の指示文でルールまで決まるかは、この調べでは確かめられていません。設定の画面で4段階を選ぶ操作と合わせて使ってください。

Dotsでできることとできないこと27項目を○×表にした

AInformationは2026年9月30日の朝に公式ヘルプを読み、Dotsでできることとできないことを1項目ずつ拾いました。ヘルプは9月30日の朝に更新されたばかりでした。印の意味は○ができる・×ができない・△が条件つきです。

まだ決まっていないことは「―」にしました。27項目の内訳は○が14・×が10・△が2・―が1つです。表は3つに分けました。使えるプランと条件・作る場所と最初の設定・任せられることと消し方の順です。

使えるプランと条件の9項目

Dotsを使えるプランと条件(9項目)

項目 ○× ヘルプの書き方
ChatGPT Pro(日本) ○ 配り始めた。届くまで数日かかることがある
ChatGPT Pro(EEA・スイス・英国) × 対象の地域から外れている
Business Premium ○ 対応する全地域で使える
Enterprise △ 管理者が有効にしたときだけのベータ。最初はオフ
ChatGPT Plus × 対象に名前が無い
ChatGPT Go × 対象に名前が無い
無料版(Free) × 対象に名前が無い
最初の1か月は枠を減らさない ○ Pro・Business・Enterpriseの枠に数えない
1か月たったあとの条件 ― プランごとにあとで知らせる
データ:AInformation調べ(2026年9月30日の朝にOpenAIの公式ヘルプ「Getting started with your dot」を読んで○×を付けた) / 制作:AInformation

×が並ぶのはプランの行です。PlusとGoと無料版の3つは、ヘルプの対象に名前がありません。EEA・スイス・英国のProも外れています。

作る場所と最初の設定の9項目

Dotsを作る場所と最初の設定(9項目)

項目 ○× ヘルプの書き方
デスクトップアプリで作る ○ 画面の案内に沿って進める
Windowsのデスクトップアプリで作る ○ Windows版もある
パソコンのWebで作る ○ ブラウザで開いたChatGPTで作れる
スマホのアプリで作る × 今は作れない
スマホのブラウザで使う × 対応していない
名前を付ける ○ 呼び名が@名前-dotから@名前-付けた名前に変わる
キャラクターを選ぶ ○ 用意されたものから選ぶ
ペットを選ぶ ○ Dotsがペットを作ることもある
動く範囲を4段階で決める ○ ルールごとに選ぶ
データ:AInformation調べ(2026年9月30日の朝にOpenAIの公式ヘルプ「Getting started with your dot」を読んで○×を付けた) / 制作:AInformation

作る場所はパソコンだけで、スマホの2行が×になりました。名前と見た目と動く範囲の設定は、どれも○です。

任せられることと消し方の9項目

Dotsに任せられることと消し方(9項目)

項目 ○× ヘルプの書き方
Slackとつなぐ ○ 窓口の設定はパソコンから
自分のメールをつなぐ ○ Dotsが仕事に使える
Dots専用のメールアドレス × 発表の時点では持てない
Dotsから電話をかけてくる × 発表の時点ではできない
SMSでやりとりする × 米国のProだけの限定ベータ
自分用のクラウドのパソコン ○ Dotsごとに持つ
会話の合間も仕事を進める ○ いつも動いている
つないだアプリを外す △ 外せるが取り込んだ情報は残る
取り込んだ情報だけを消す × Dotsごと削除するしかない
データ:AInformation調べ(2026年9月30日の朝にOpenAIの公式ヘルプ「Getting started with your dot」を読んで○×を付けた) / 制作:AInformation

連絡の手段では、専用のメールアドレス・Dotsからの電話・SMSの3つが×です。つないだアプリは外せますが、取り込んだ情報は残るので△にしました。

OpenAIのヘルプ「Getting started with your dot」の画面。DevDayの新機能は順に配っているという注意と、DotsはGPT-6 Astraで動くという説明、右に対象プランや電話の項目の目次が並ぶ
OpenAI公式ヘルプ「Getting started with your dot」の冒頭 出典:help.openai.com(2026年9月30日時点の画面)

×の10項目の内訳は、プラン4つ・スマホ2つ・連絡の手段3つ・情報の消し方1つです。日本の人がつまずきやすいのは、プランとスマホの6つです。ヘルプの冒頭にも、DevDayで出した新機能は順に配っていてまだ使えないアカウントがあると書かれています。

Dotsを使えるのはProとBusiness PremiumでPlusと無料版は対象外

Dotsの対象は、ヘルプの「Which plans include dots?」の段に書かれています。配り始めたのはProの人で、EEA(欧州経済領域)・スイス・英国の3つは外されています。日本は外された地域に入っていないので、日本のProの人は対象です。

Business Premiumは、ChatGPTを使える全地域で対象です。Enterpriseはベータとして試せますが、職場の管理者が有効にしたときだけです。最初はオフになっています。

Plus・Go・無料版の名前は、ヘルプの対象に出てきません。この3つを契約している人は、今はDotsを使えません。

Proの3段のどれで使えるかは分けて書かれていない

ChatGPTのProは月100ドル・200ドル・500ドルの3段です。ヘルプは対象を「Pro users」とだけ書き、3段を分けていません。いちばん安い100ドルの段で同じように使えるかは、この調べでは確かめられていません。

100ドルの段から試すつもりの人は、契約の前にヘルプの対象の書き方を見直してください。段ごとの条件が足されていないかを見るだけで済みます。

最初の1か月は使っても枠が減らない

発表から1か月は、Dotsを使ってもPro・Business・Enterpriseのプランの枠に数えません。そのあとの条件は、プランごとにあとで知らせるとだけ書かれています。1か月たったあとにどれだけ使えるかは、まだ公表されていません。

試すなら、この1か月のうちが得です。枠を気にせずに毎朝の予定や調べものを任せて、自分の仕事に向くかを見られます。

自分はDotsを使えるか。契約はPlus・Go・無料版のどれか?。パソコンのアプリかWebで開ける?。今は使えない。対象はProとBusiness Premium。Dotsを作れる。届くまで数日かかることがある。スマホでは作れない。パソコンのアプリかWebが要る。ただし EEA・スイス・英国のProは対象外。Enterpriseは管理者しだい。AInformation編集部が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)
自分はDotsを使えるか

自分が使えるかは、上の2問で分かります。Plus・Go・無料版なら、今は使えません。ProかBusiness Premiumでパソコンから開けるなら、Dotsを作れます。

Dotsはスマホのアプリで作れずSMSのやりとりも米国のProだけ

Dotsはスマホのアプリでは作れません。ヘルプには「You cannot currently create a dot on mobile」とあり、スマホのブラウザも対応していないと書かれています。iPhoneでもAndroidでも同じです。

OpenAIの配布の案内は、Web・スマホ・パソコンのChatGPTで配り始めたという書き方です。それでも作るところはパソコンに限られます。スマホからDotsと話せるようになる時期は、公表されていません。

SMSでのやりとりは米国のProだけ

Dotsとショートメッセージ(SMS)でやりとりする機能もあります。こちらは米国のProの人だけの限定ベータです。BusinessとEnterpriseの職場では使えず、米国のProでも全員に届くわけではありません。日本の人は、SMSでDotsと話せません。

パソコンでも出てこないときは配布を待つ

ProでパソコンのChatGPTを開いても見当たらないときは、配布がまだ届いていないことがあります。ヘルプには、少しずつ配っていて数日かかることがあると書かれています。

Enterpriseの職場では、管理者が有効にしていないと出てきません。自分で設定を探す前に、管理者に聞くのが早道です。EEA・スイス・英国のProも対象から外れています。

Claudeに聞いたときも「スマホから始められるか → 始められません」と返り、公式と同じでした。スマホしか持っていない人は、パソコンを用意するところから始まります。

Dotsの料金はProの月100ドルからで円にすると15,732円

Dotsを使うには、ProかBusiness Premiumの契約が要ります。個人で入るならProです。Dotsの入口の額は、Proの料金になります。

AInformationは2026年9月30日に、OpenAIのCodexの料金ページでProの額を確かめました。Proは月100ドル・200ドル・500ドルの3段です。Plusは月20ドルで、Goは月8ドルです。

OpenAIのCodexの料金ページの画面。Proの欄にPlans at $100, $200, or $500 USD per monthとあり、500ドルの段にAstra Ultrafastが付くと書かれている
OpenAIのCodexの料金ページのProの欄。月100・200・500ドルの3段 出典:developers.openai.com(2026年9月30日時点の画面)

同じ日の為替1ドル157.32円で円にすると、Proの100ドルの段は15,732円です。200ドルの段は31,464円で、500ドルの段は78,660円になります。Plusの月20ドルは3,146円ですが、PlusではDotsを使えません。

Dotsの入口の額を円にした目安

プラン 料金ページの額 円にした目安 Dots
Plus 月20ドル 3,146円 ×(対象外)
Pro(100ドルの段) 月100ドル 15,732円 ○(Proが対象)
Pro(200ドルの段) 月200ドル 31,464円 ○(Proが対象)
Pro(500ドルの段) 月500ドル 78,660円 ○(Proが対象)
データ:AInformation調べ(2026年9月30日にOpenAIのCodexの料金ページで確認。円は同じ日の為替1ドル157.32円で換算した目安で、日本で請求される額とは違うことがある。ヘルプは対象をProとだけ書き3段を分けていない) / 制作:AInformation

自動化のAI81本の中央値2,993円の5.3倍になる

AInformationのAIツールデータベースは、AIツール493本の料金を公式ページで集めています(2026年9月28日に更新)。このうち「作業の自動化」に入る81本は、有料の月額の中央値が2,993円でした。Proの100ドルの段の15,732円は、その5.3倍です。

同じ81本のうち、無料のプランがあるのは51本(63%)です。日本円で払えるのは14本(17%)で、その月額の中央値は1,350円でした。作業ごとに自動にする道具は、無料で始められるものが多い分野です。Dotsは入口からProの額がかかります。

日本で請求される円の額は料金ページで確かめる

ChatGPTは日本では円で払えます。AInformationのAIツールデータベースでも、ChatGPTは日本円で払える84本の1つです。上の表の円は、ドルの額を為替で換算した目安です。

日本の料金ページの円の額は、2026年9月30日の朝に確かめられませんでした。Proの受付の動きは、9月29日のPro 20倍プランの受付再開のニュースで扱っています。契約の前に、日本の料金ページに出る額を見てください。

ChatGPTのプランとDotsの対象。ChatGPT。Go。月8ドル。Dotsは対象外。Plus。月20ドル。Dotsは対象外。Pro。月100〜500ドル。Dotsの対象。おすすめ。Proの最安は月100ドル=15,732円。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のプランの枝分かれ)
ChatGPTのプランとDotsの対象

Dotsに任せられるのはSlackと自分のメールで電話はかけてこない

DotsはGPT-6 Astraで動くエージェントです。自分用のクラウドのパソコンを持ち、つないだアプリをまたいで作業します。会話と会話の合間も仕事を進め、前の話の流れを覚えています。

ヘルプによると、Dotsに渡すのは目標と自分で動いてよい範囲です。Dotsは次にやることを考え、結果を持ってきます。判断が要るところでは人に戻します。

Slackと自分のメールはつなげる

話す窓口にはSlackをつなげます。窓口の設定はパソコンからします。自分のメールのアカウントもつなげて、Dotsに仕事で使わせられます。

専用のメールアドレスと電話は持てない

発表の時点では、Dots専用のメールアドレスは作れません。Dotsがメールを使うときは、つないだ自分のアカウントを使います。取引先へ出るメールは、自分の名前で届くことになります。

Dotsから電話をかけてくることも、発表の時点ではできません。電話で知らせてもらう使い方は、今のDotsでは組めません。

ChatGPTのDotsでできること。ChatGPT。Dots(Pro)。できる。Slackで話しかける。自分のメールを使わせる。会話の合間も仕事を進める。動く範囲を4段階で決める。できない。専用のメールアドレス。Dotsから電話をかける。スマホのアプリで作る。SMSは米国のProだけ。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
ChatGPTのDotsでできること

勝手に動く範囲は4段階から選ぶ

Dotsがどこまで自分で動くかは、ルールごとに決めます。選べるのは次の4段階です。

  • 聞かずに動く(Take action without asking)
  • 前もって認めたものなら動く(Take action if pre-approved)
  • 動く前に聞く(Ask before taking action)
  • 自分に任せ返す(Hand off to you)

あとから取り消しにくい作業には「動く前に聞く」が向いています。調べものやまとめのように間違えても害の小さい作業なら、「聞かずに動く」でも回ります。

Dotsにつないだアプリを外しても取り込んだ情報は消えない

気をつけたいのは情報の消し方です。つないだアプリを外しても、Dotsがそのアプリから取り込んだ情報は消えません。消すにはDotsを削除する必要があると、ヘルプに書かれています。

削除はリセットの操作で行います。リセットすると、Dotsとの会話・保存した記憶・予定したタスクがまとめて消えます。取り込んだ情報だけを消したいときも、Dotsごと消すしかありません。

会社のメールやSlackは先に範囲を決める

会社で使うなら、つなぐ前に範囲を決めておくのが先です。いったんつないで情報を取り込むと、外しても残ります。取引先とのやりとりが入ったメールや、社外秘のチャンネルがあるSlackは特に気をつけてください。

個人のProで会社のメールをつなぐと、会社の管理の外で情報が取り込まれます。Enterpriseなら、Dotsを使うかどうかを管理者が決められます。社内の決まりに「Dotsにつないでよいアプリ」を書いておくと、あとで困りません。

リセットには、もう1つ注意があります。予定したタスクも一緒に消えるので、毎朝の予定の知らせなどは作り直しになります。消す前に頼んでいた仕事を書き出しておくと、戻すのが楽になります。

Dots・Manus Cue・Meta Museを比べると日本から0円で試せるのはCueだけ

9月は、いつも動いて仕事を進めるエージェントが続けて出ました。発表の日はMetaのMuseが9月8日・ManusのCueが9月28日・OpenAIのDotsが9月29日(米国時間)です。Cueは9月28日のManus 2.0の発表で出ました。

AInformationは3社の発表を9月30日に読み、日本から使う条件・試す額・電話とメールを任せられるかで並べました。

Dots・Cue・Museを日本から使う条件

比べる点 ChatGPTのDots ManusのCue MetaのMuse
発表 9月29日(米国時間) 9月28日(Manus 2.0) 9月8日
日本から使えるか ○ Proなら対象 △ 日本からの登録は公表されていない × 米国だけ(日本のApp Storeは0件)
試す額 月100ドル(15,732円)のProから 招待コードで0円(先着) 大半は無料
専用のメール × 自分のメールをつなぐ ○ 1体ずつ持つ ―
電話 × Dotsからかけてこない ○ 番号を持ち電話に出る ―
支払い ― ○ 決めた予算の中で払う ―
使える場所 パソコンで作る(スマホは不可) Web・パソコン・スマホ iOS・Android・muse.ai
データ:AInformation調べ(2026年9月30日にOpenAIのヘルプとCodexの料金ページ・Manus 2.0の発表・Metaの発表を確認。円は1ドル157.32円で換算。―は今回読んだ発表に書かれていなかったもの) / 制作:AInformation

日本から0円で試せるのはCueだけです。Cueは早期アクセス中で、招待コードがあれば0円で使えます。コードの「MEETCUE」は先着で、数に限りがあります。Web・パソコン・スマホで使え、iOSのアプリはApp Storeの審査待ちです。

ManusのブログのManus 2.0の発表の画面。Cueは早期アクセス中で招待コードがあれば無料と日本語で書かれ、MEETCUEのコードと先着順の断りが載っている
Manus 2.0の発表のCueの段。招待コードMEETCUEで0円から 出典:manus.im(2026年9月30日時点の画面)

電話とメールはCueのほうが上でDotsは負けている

Cueのエージェントは、1体ずつ専用のメール・電話番号・財布・パソコンを持ちます。決めた予算の中で支払い、かかってきた電話に出て要約を残すこともできます。Dotsは専用のメールも電話も持てないので、この点ではCueに負けています。

ただしCueの発表には、日本から登録できるかは書かれていません。もらえる電話番号が日本の番号かも分からず、日本語の電話を任せられるかはこの調べでは確かめられていません。

Museは米国だけで日本のApp Storeには無い

MetaのMuseは、米国でiOS・Android・muse.aiに配っています。大半の機能は無料で、もっと使う人向けに有料のプランがあります。

Metaのニュースルームの画面。Introducing Museの見出しと2026年9月8日の日付、Museのアイコンが写った動画が並ぶ
MetaのMuseの発表ページ。2026年9月8日に公開 出典:about.fb.com(2026年9月30日時点の画面)

日本からは使えません。AInformationが9月27日に日本のApp Storeを調べたときは0件でした(Meta Museの日本のApp Storeの調べ)。3つのうち、日本に向けて配っていないとはっきりしているのはMuseです。

ChatGPTを毎日使う人にはDotsの入口が近い

Dotsのほうが上なのは、ChatGPTの中でそのまま始められる点です。Proの人なら新しいサービスに登録せず、パソコンのChatGPTから作れます。動かすモデルがGPT-6 Astraだと公表されている点も、選ぶときの材料になります。

Dots・Cue・Museを日本から比べる。ChatGPTなら。Dots。0円で試すなら。Cue。米国の人なら。Muse。日本で。○ Proなら。△ 公表なし。× 米国だけ。試す額。月100ドル〜。0円(招待)。大半は無料。電話・メール。× 自前なし。○ 専用あり。― 材料なし。日本から0円で試せるのはCueだけ。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「〜なら」タブ付きの3列比較表)
Dots・Cue・Museを日本から比べる

ClaudeにDotsを2問聞くとPlusとスマホの答えは公式と合った

AIに聞けばDotsの条件が分かるのかも試しました。AInformationは2026年9月30日の朝7時台に、ChatGPTとClaudeへ同じ2問を送るつもりでした。用意した質問は次の2つです。

ChatGPTの新しい「Dots(ドッツ)」は、日本でPlusプランを契約していても使えますか?使えるプランと、スマホのアプリから始められるかどうか、最初の設定の手順を教えてください。

ずっと動いて仕事を進めてくれるAIエージェントを日本から試したいです。ChatGPTのDots、ManusのCue、MetaのMuseの3つを、日本で使えるか・月いくら(円)で試せるか・電話やメールを任せられるかで比べて、いちばん安く始められるものを教えてください。

ChatGPTには2問とも送ることができなかったので、Claudeの答えだけを公式の条件と照らしました。編集部の自動のブラウザでChatGPTの入力欄が出なかったためで、ログインが切れていたか読み込みが遅かったと見ています。ChatGPTとClaudeの正解の数を並べる比べ方は、今回はできていません。

1問目は42.4秒で返り1か月の期限だけ外した

1問目の答えは42.4秒で返り、993字でした。最初の結論は「Plusでは使えません」で、対象はProとBusiness Premiumだと答えています。日本が外された地域に入っていないこと・スマホでは始められないこと・届くまで数日かかることも、公式と合っていました。

外したのは枠の話です。Claudeは「dotとの会話はChatGPTの利用上限にカウントされません」と言い切りました。ヘルプで枠に数えないのは、最初の1か月だけです。そのあとの条件はまだ出ていないので、この答えを読んだ人は期間の決まりを見落とします。

作り始める場所を「左メニューの『Your dot』から」とした答えは、今回の材料では確かめられませんでした。Claudeがこの手順の出典に挙げたのは、Xの投稿です。

Claudeの1問目の答えを公式と照らす

聞いたこと 公式 Claudeの答え 判定
Plusで使えるか 対象に名前が無い Plusでは使えない ○
日本のProは対象か EEA・スイス・英国を除く 日本は対象 ○
スマホで作れるか 作れない(ブラウザも非対応) 始められない ○
届くまでの日数 数日かかることがある 数日かかる場合がある ○
枠に数えない期間 最初の1か月だけ 期限を書かずに数えないと答えた ×
作り始める場所 今回の材料では確かめられない 左メニューの「Your dot」から ―
データ:AInformation調べ(2026年9月30日の朝7時台にClaudeへ送信。42.4秒で返り993字。公式はOpenAIのヘルプで同じ日に確認) / 制作:AInformation

Claudeは2問目でMuseの100ドルを1ドル150円で換算した

2問目の答えは105.7秒で返り、1,196字でした。いちばん安く始められるのはManusのCueだと答え、専用の電話番号とメールアドレスがあることも挙げています。Museが米国だけなことも合っていました。

円の額は1ドル150円のまま出した

外したのは円の額です。ClaudeはMuseの有料の上の段を「$100(約15,000円)」と書きました。1ドル150円で計算した額で、2026年9月30日の為替1ドル157.32円なら15,732円です。AInformationが9月28日にClaudeの料金を聞いたときも、Claudeは1ドル150円で答えていました(Claudeの料金を日本円で聞いた記事)。

電話とメールの答えは公式とずれた

電話については「dotへ通話・相談は可。代理での発信は未対応」と答えました。ヘルプに書かれているのは、発表の時点ではDotsから電話をかけてこないことです。Dotsへ電話で相談できるという部分は、今回の材料では確かめられません。メールは「連携アプリ経由で可」とし、専用のアドレスを持てないことには触れていませんでした。

Dotsの円の額は「¥16,800/月〜(要ChatGPT Pro)」と答えています。日本の料金ページを9月30日の朝に確かめられなかったので、この行は判定から外しました。20倍の段を「9月10日から新規停止中」とした部分も、9月29日(現地時間)の受付再開の発表を拾っていません。

Claudeの2問目の答えを公式と照らす

聞いたこと 公式 Claudeの答え 判定
いちばん安く始められるもの Cueは招待コードで0円 Cue ○
Cueの電話とメール 専用のメールと電話番号を持つ 専用の電話番号とメールアドレス ○
Museは日本で使えるか 米国で配信 米国のみ ○
Dotsの電話 Dotsからかけてこない 相談は可・代理の発信は未対応 △
Dotsのメール 専用のアドレスは持てない 連携アプリ経由で可 △
Museの100ドルの円 15,732円(1ドル157.32円) 約15,000円(1ドル150円) ×
Dotsの円の額 今回は確かめられず 月16,800円(税込)から ―
データ:AInformation調べ(2026年9月30日の朝7時台にClaudeへ送信。105.7秒で返り1,196字。円は1ドル157.32円で換算) / 制作:AInformation

13項目のうち公式と合ったのは7つ

13項目のうち公式と合ったのは7つで、外したのは2つでした。△が2つで、確かめられなかったものが2つです。外した2つは、どちらもお金と期間の話でした。数字と期限はAIの答えだけで決めずに、ヘルプと料金ページで確かめてください。

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

Dotsで一番の判断どころは、どのアプリをつなぐかです。外しても取り込んだ情報は残るので、試しに会社のメールをつなぐのはおすすめしません。まず個人の予定と調べものだけで使い、枠に数えない最初の1か月のうちに向き不向きを見るのが得です。電話と専用のメールが要る仕事なら、今はManusのCueのほうが近いです。Proの月100ドルを払う前に、任せたい仕事がDotsの×に入っていないかを27項目で確かめてください。

よくある質問
ChatGPT PlusでDotsは使えますか?
使えません。2026年9月30日に公式ヘルプを確かめると、Dotsの対象はProとBusiness Premiumでした。Enterpriseは管理者が有効にしたときだけ試せるベータです。Plus・Go・無料版の名前は対象にありません。Proは月100ドル・200ドル・500ドルの3段で、ヘルプは3段を分けて書いていません。
スマホのアプリでDotsを始められますか?
始められません。Dotsを作れるのはChatGPTのデスクトップアプリかパソコンのWebだけで、デスクトップアプリはWindowsにもあります。スマホのブラウザも対応していません。スマホからDotsと話せるようになる時期は、まだ公表されていません。
Dotsを使うと月いくらかかりますか?
入口はProの料金で、いちばん安い段は月100ドルです。2026年9月30日の為替1ドル157.32円で15,732円になります。発表から1か月は、Dotsを使ってもプランの枠に数えません。そのあとの条件はまだ出ていないので、日本の料金ページの円の額と合わせて確かめてください。
Dotsに電話やメールを任せられますか?
電話は任せられず、メールは自分のアカウントをつなげば使わせられます。発表の時点ではDotsから電話をかけてこず、Dots専用のメールアドレスも持てません。専用の電話番号とメールを持つエージェントが要るなら、ManusのCueが招待コードで0円から試せます。
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広告を載せており、そこから申し込みがあると紹介料を受け取ることがあります。

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