動物診断のやり方と、ChatGPT(チャッピー)で出やすい動物をまとめます。AInformation編集部がXの投稿3,445件を数えると、動物名が書かれた951件では猫が16.8%で1位でした。出てきた動物は52種類です。質問に答える型が12種類や16タイプから選ぶのとは違います。プロンプトの全文とほかの診断との違いも書きます。
- やり方は写真1枚と決まった文を送るだけ。その文は記事の最初にコピーできる形で置いた
- Xの投稿1,779件が同じ1つの文を使っている。動物診断には質問に答える型とAIに写真を送る型がある
- 出やすい動物は猫・オオカミ・カワウソ・犬の順で、上位4つで53.1%になる
- 「当たってる」と書かれた割合はフクロウの19.2%が最も高く、ライオンと鹿は0%だった
- 質問に答える型は結果が12〜16種類に決まっているが、ChatGPT(チャッピー)では52種類の動物が出ている
- 顔写真を送る前に見る設定は「モデル改善に協力する」。無料版は画像生成の回数に上限がある
動物診断のやり方は写真1枚とプロンプトを貼るだけ
いまXで広がっている動物診断は、ChatGPT(チャッピー)に自分の写真を1枚送るだけでできます。やり方から先に説明します。ChatGPTを開いて新しいチャットを作り、写真を1枚添えて下の文を送るだけです。スマホのアプリでもパソコンのブラウザでも同じで、文は右のボタンを押すとそのままコピーできます。
私を動物に例えると何かな?動物のイラストはできるだけリアルにしてください。動物の横に私の顔を沿うように描いてください。動物との類似点や習性の説明も書いてください。
編集部がこの文を同じ写真で5回送ると、オオカミが3回・黒ヒョウが2回返ってきました。
この文は4つの指示でできています。1つ目の「私を動物に例えると何かな?」で何をしてほしいかを伝えます。2つ目の「イラストはできるだけリアルに」を入れると、絵が写真に近い雰囲気になります。3つ目の「動物の横に私の顔を沿うように」で、本人と動物が並んだ1枚になります。4つ目の「類似点や習性の説明も」で、絵の中に説明の箱が入ります。1つ外すとその部分は返ってきません。
①は短いぶん、返ってくる中身が回ごとに変わります。編集部が5回送ると、説明が2つの箱だけの回もあれば、第一印象から総評まで8つの箱が並ぶ回もありました。毎回しっかり書いてほしいときは、欲しいものを1行ずつ並べた次の文を使います。
私を動物に例えると何かな?次の条件でお願いします。
・動物のイラストはできるだけリアルに描いてください
・動物の横に私の顔を沿うように並べてください
・動物との類似点と習性を3つずつ、絵の中に書いてください
・写真から受ける印象と、これまでの会話から分かる私の性格の両方を材料にしてください
・画像は2:3の縦長にしてください
・最後に、その動物を選んだ理由を文章でも教えてください
編集部が10月10日に同じ写真で送ると、80.8秒でオオカミの絵が返ってきました。類似点と習性は指示どおり3つずつで、形も2:3の縦長です。最後の1行の理由は絵の下に1文で入り、文章の答えは返りませんでした。文章でもほしいときは、絵が出たあとに下の④の文を続けて送ります。

手順は4つです。全体の流れは下の図のとおりです。ここからはAInformation編集部が9月20日に操作した画面で1つずつ見ていきます。

① 顔がはっきり写った写真を1枚選ぶ
正面に近い写真のほうが顔と動物を並べやすいです。帽子やマスクで顔が隠れていると、写真から読み取れるものが減ります。
② ChatGPT(チャッピー)で新しいチャットを開く

スマホのアプリでもパソコンのブラウザでも同じ画面です。ここで一時チャットを選ばないことが大事です。理由はあとの章で書きますが、一時チャットでは絵が出ません。
③ 入力欄の「+」から写真を添えて、上の文を貼って送る

いちばん上の「写真やファイルを追加」を押して、①で選んだ写真を指定します。写真の送り方はChatGPTに写真を送る方法をまとめた記事にも書いています。

写真のサムネイルが入力欄の中に出たら、①の文をそのまま貼り付けます。あとは右下の矢印を押すだけです。
④ 1〜2分待つ

送るとすぐに絵の枠が出て、そこに進み具合が%で表示されます。AInformation編集部がChatGPT Plusで試したときは、画面に出る作業時間が52秒から1分15秒でした。送信してから絵が表示されるまでを測った回は2分22秒かかっています。文章のやりとりに慣れていると長く感じますが、絵を描いている時間です。

編集部が9月20日に同じ写真で試したときは、オオカミタイプが出ました。絵の中に「類似点」と「習性・タイプ解説」の箱が並び、どちらも4項目ずつ入っています。
1,779件が同じ1つの文を使っている
Xで回っている文はほぼ1種類です。編集部が3,445件の中身を数えると、「類似点や習性」という言い回しが入る投稿が1,779件ありました。「できるだけリアルにしてください」は1,772件、「顔を沿うように」は1,760件です。頭の部分だけが少し違います。「私を動物に例えると何かな」が1,375件で、「私を動物に例えると?」が313件でした。どちらでも結果は変わりません。
一方で文を変えて遊んでいる人はごく少数です。「これまでの会話から」を足した投稿は17件でした。絵の形を「2:3の縦長」と指定した投稿は13件、名前を入れた投稿は8件だけです。ここを変えると返ってくるものが変わります。
結果を変えたいときに送る3つの文
編集部が実際に送って、返ってくるものが変わった文を並べます。どれも基本の文の代わりに送るか、絵が出たあとに続けて送るだけです。
私を動物に例えると何かな?これまでの私との会話から受ける印象で決めてください。動物との類似点や習性の説明も書いてください。イラストは要りません。
編集部が送ると35.2秒で1,638字の答えが返り、答えはボーダーコリーでした。同じ人でも写真ありのときはオオカミです。
なぜその動物にしましたか?根拠を、①写真から分かったこと ②これまでの会話やメモリから分かったこと に分けて箇条書きで教えてください。
絵が出たあと、同じチャットで続けて送ります。編集部のときは38.3秒で1,676字。写真から読み取った点と、過去の会話から読み取った性格が7つ並びました。
いま出た絵に書いてある類似点と習性を、文章でも書いてください。
説明は絵の中に描かれるので、そのままでは文字として残りません。投稿やメモに残したいときはこの一言を足します。
動物診断とは何か いま伸びているのはAIに写真を送る型だ
動物診断は、質問に答えたり顔を見せたりして「自分は何の動物か」を出す遊びです。2026年9月18日に「動物診断」で調べると、上位10本のうち6本がその場で診断できるページでした。恋愛の相性を見るものもあれば、絶滅危惧種に転生するものもあります。仕事のタイプを見るものも入っていました。ほかに顔から判定するスマホアプリが2本入っています。やり方を書いた記事と個人のブログも1本ずつでした。
この10本は2つの型に分かれます。1つは質問に答えていく型です。用意された12種類や16タイプの中から、答えの組み合わせで1つが選ばれます。もう1つはAIに顔写真を送る型です。決まった一覧が無く、その場で動物と絵が作られます。いま投稿が伸びているのは後者で、ChatGPTを使ったものです。ChatGPTは愛称でチャッピーとも呼ばれます。
どれくらい広がっているかを、AInformation編集部が数えました。Yahoo!リアルタイム検索で「動物に例えると」「チャッピー 動物」など4つの言葉で取れるXの投稿を集めています。2026年9月18日の9時24分まで古いほうへさかのぼると5,045件でした。重複を除いてテレビ番組の企画や診断メーカーの結果を外し、AIで遊んだと分かる投稿に絞ると3,445件です。
日ごとの数は9月10日まで1日13件以下でした。9月11日に42件で動き始め、9月13日(日)に180件へ跳ねます。そこから9月14日は353件、9月15日は649件へ伸びます。9月16日885件、9月17日970件と5日続けて増えました。9月11日と比べると970件は23.1倍です。9月18日は9時24分までで180件でした。

投稿は夜の20時から23時に3分の1が集まる
投稿が多い時間帯もはっきりしています。9月13日以降の3,217件を時刻で分けると、20時が277件・21時が261件・22時が285件・23時が259件でした。この4時間だけで1,082件、33.6%になります。いちばん少ないのは深夜3時から5時の合計89件です。仕事や学校が終わってから家で試す遊びだと分かります。
広がり方にも特徴が出ました。3,445件のうち1,823件(52.9%)は、前の章に載せた文を丸ごと貼っています。自分の結果と一緒にコピー用の文を載せるので、見た人がそのまま試せる形で回っているわけです。画像つきの投稿は1,362件で39.5%でした。
出やすい動物は12種類に集まる 1位は猫で16.8%
どの動物になる人が多いのかも数えました。3,445件のうち、本文に動物の名前が書いてあるのは951件(27.6%)です。絵だけを貼って名前を書かない投稿は数えられないので、ここから先はこの951件の割合になります。
1位は猫で160件(16.8%)でした。黒猫と書いた34件を足すと194件、20.4%です。2位はオオカミの140件(14.7%)です。3位はカワウソの114件(12.0%)、4位は犬の91件(9.6%)と続きます。上位3つで43.5%、犬まで入れた上位4つで53.1%になります。
投稿に出てきた動物は全部で52種類ありました。ただし上位12種類で大半を占めます。下の表は12種類それぞれの投稿の数です。その投稿に「当たってる」「かわいい」という言葉が一緒に書かれていた数も並べました。
出やすい動物12種類と、その動物が出た人の反応
| 動物 | 何件に書かれたか | 当たってると書いた投稿 | かわいいと書いた投稿 |
|---|---|---|---|
| 猫 | 160件(16.8%) | 11件(6.9%) | 9件(5.6%) |
| オオカミ | 140件(14.7%) | 15件(10.7%) | 2件(1.4%) |
| カワウソ | 114件(12.0%) | 5件(4.4%) | 14件(12.3%) |
| 犬 | 91件(9.6%) | 11件(12.1%) | 4件(4.4%) |
| うさぎ | 63件(6.6%) | 5件(7.9%) | 9件(14.3%) |
| ヒョウ | 60件(6.3%) | 5件(8.3%) | 4件(6.7%) |
| キツネ | 52件(5.5%) | 5件(9.6%) | 2件(3.8%) |
| 鳥(ワシ・フクロウ以外) | 40件(4.2%) | 4件(10.0%) | 1件(2.5%) |
| クマ | 40件(4.2%) | 1件(2.5%) | 2件(5.0%) |
| 黒猫 | 34件(3.6%) | 2件(5.9%) | 3件(8.8%) |
| リス | 29件(3.0%) | 2件(6.9%) | 4件(13.8%) |
| フクロウ | 26件(2.7%) | 5件(19.2%) | 3件(11.5%) |
納得しているかどうかは動物によって差があります。「当たってる」と書かれた割合が最も高いのはフクロウで、26件のうち5件(19.2%)でした。次が犬の12.1%、オオカミの10.7%です。逆にライオン25件・鹿25件・ゾウ18件では「当たってる」と書いた人が1人もいませんでした。強そうな動物や大きな動物になると、本人の実感と離れるようです。
「かわいい」と一緒に書かれやすいのはカワウソ(12.3%)・うさぎ(14.3%)・リス(13.8%)でした。オオカミは140件のうち2件(1.4%)だけです。同じ結果でも受け取られ方がまるで違います。自分の結果を投稿するときの言葉選びの参考になります。
ほかの動物診断と何が違うか 結果の数が決まっていない
「動物診断」で上位に出るページの多くは、質問に答えていく型です。ChatGPT(チャッピー)に写真を送る型とは、作りがはっきり違います。

いちばん大きな違いは結果の数です。質問型は選択肢があらかじめ決まっています。動物キャラ診断(Makko)はゾウ・シカ・カメ・イヌ・イルカ・クジラ・ラッコ・カニ・ネコ・キツネ・リス・ワシの12種類、WWFジャパンの絶滅危惧どうぶつ転生診断は16タイプです。ChatGPT(チャッピー)には一覧がありません。編集部の集計では52種類の動物が出ていて、ボーダーコリーや黒ヒョウのように細かい品種や色まで返ってきます。
「動物診断」で上位に出る診断とChatGPTの違い
| 診断(提供元) | 何を渡すか | 結果の種類 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ChatGPTの動物診断 | 顔写真1枚と決まった文 | 決まっていない(52種類を確認) | 本人と動物が並んだ絵がその場で作られる。説明は絵の中に描かれる |
| 動物キャラ診断(Makko) | 質問への答え | 12種類 | ゾウ・シカ・カメ・イヌ・イルカ・クジラ・ラッコ・カニ・ネコ・キツネ・リス・ワシから選ばれる |
| 絶滅危惧どうぶつ転生診断(WWFジャパン) | 名前と5つの質問への答え | 16タイプ | 転生カードをダウンロードしてSNSに出せる |
| 動物タイプ診断(ロルモ) | 12の質問への答え | ページに記載なし | 結果に合う社会人インタビューの記事を紹介する |
出てくる顔ぶれも重なりません。Makkoの12種類をこちらの集計と突き合わせました。ネコ160件・イヌ91件・キツネ52件・鳥40件・リス29件までは多く出ています。一方でカニは0件、クジラとカメは2件ずつでした。質問型は性格の型を12個に割り振るために選ばれた顔ぶれで、ChatGPT(チャッピー)は写真の印象から選んでいるためです。
もう1つの違いは結果の形です。質問型は文章とキャラクターの絵が出ます。WWFの転生診断なら転生カードを保存してSNSに出せる形です。ChatGPTは本人の顔と動物が並んだ1枚の絵を毎回その場で描きます。同じ人でも回によって絵が変わるので、同じものは二度と出てきません。
そして質問型は何度やっても同じ結果になりますが、ChatGPTは変わります。編集部が同じ写真と同じ文で5回試すと、オオカミが3回・黒ヒョウが2回でした。Xでも「何回やってもフェレット」という人と「2回やったら動物が変わった」という人が両方います。
編集部が5回やった結果 オオカミが3回で黒ヒョウが2回だった
実際にどんな絵が返ってくるのかを、AInformation編集部の写真で試しました。2026年9月18日にChatGPT Plusの通常のチャットへ、同じ顔写真1枚と上のプロンプトを5回送っています。メモリはオンのままです。読者が普段の設定のまま遊ぶ条件に合わせました。結果はオオカミが3回、黒ヒョウが2回でした。

1回目に返ってきたのがこの絵です。上に「あなたを動物に例えると…」と入り、真ん中に本人の顔と動物が並びます。下には「類似点」と「習性」の箱が付いていて、雑誌の表紙のような1枚になります。類似点は「冷静で周囲をよく観察する」「意志が強く、ブレにくい」「落ち着いた雰囲気の中に鋭さがある」の3つでした。

同じ写真と同じ文で送り直すと、同じオオカミでも絵がまるで違います。背景が雪山に変わり、文字の置き方も箱の形も別ものになりました。ChatGPT(チャッピー)は毎回その場で描くので、同じ絵は二度と出てきません。

黒ヒョウになった回がこちらです。説明は「似ている点・習性」の1つの箱にまとまり、①から④の番号つきで4項目並びました。下には締めの1行が入ります。動物が変わると絵の色も文字の形も一緒に変わります。

いちばん凝っていたのがこの回です。第一印象・類似点・習性と性格タイプ・強み・注意点・向いている環境・対人傾向・総評と、説明の箱が8つ並びました。同じ写真と同じ文でも、返ってくる量がここまで変わります。何回か試して気に入った1枚を選ぶ人が多いのは、この差があるからです。
AIは何をもとに動物を決めているのか 写真の印象とメモリだ
ここがこの遊びの面白いところです。ChatGPT(チャッピー)は写真だけを見ているわけではありません。動物を決める材料は2つあります。1つは写真から受ける印象、もう1つはメモリです。メモリとは、これまでの会話からChatGPTが覚えているあなたの情報を指します。

なぜオオカミなのかを同じチャットで聞きました。「①写真から分かったこと ②これまでの会話やメモリから分かったこと に分けて」と送ると、38.3秒で1,676字の答えが返ってきました。①では「目線がまっすぐで、落ち着いて見える」「眉・目元が比較的はっきりしている」「ジャケット+白Tという服装も比較的シャープ」と写真の見た目を挙げています。②では過去の相談から読み取った性格を7つ並べました。複数の仕事を自分で判断して進めていること、材料がそろうと決めるのが速いことなどです。数字で考える傾向が強いという指摘も入っていました。

答えの横には「アクティビティ」の欄が開き、「メモリ・1」と表示されました。ChatGPT(チャッピー)が本人について覚えている要約が、そのまま診断の材料になっている印です。ChatGPT自身の説明では、写真が「静かな強さ」という印象を決めています。記憶はそこへ「自立性・行動力・継続力」を足していました。両方が噛み合った動物としてオオカミが選ばれ、次点は黒豹と鷹でした。
写真の見た目だけだと黒ヒョウになり絵は出なかった
では写真だけを見せるとどうなるのか。編集部は履歴に残らない一時チャットで同じ写真と同じ文を送ってみました。すると38.2秒で761字の文章が返り、答えは黒ヒョウでした。理由は「横長で落ち着いた目元」「眉〜目にかけての直線的なライン」「頬から顎にかけて比較的すっきりした輪郭」と写真の見た目だけです。しかも「写真からあなたの性格を判断しているわけではありません」と断りを入れていました。

そしてこのとき絵は出ませんでした。答えの最後にChatGPT(チャッピー)自身が「このチャットは現在一時チャットのため画像生成機能を使えません。通常のチャットに切り替えて同じ写真を送ってもらえれば」と書いています。一時チャットで遊ぶと、目当ての絵が手に入りません。
写真なしでメモリだけだとボーダーコリーになった
逆に写真を送らず、通常のチャットで「これまでの私との会話から受ける印象で決めてください。イラストは要りません」と聞くと、35.2秒で1,638字の答えが返ってきました。答えはボーダーコリーでした。2位はキツネ、3位はシャチです。根拠として並んだのは「興味の範囲がかなり広い」「効率化・最適化が好き」「複数案件を同時並行で動かす」といった項目でした。
答えの下の「情報源」を押すと「メモリ・1」として「あなたはAI研修講師としてAI導入支援などを担当しています」という1行が出ました。OpenAIのメモリFAQ(2026年9月18日時点)にも、応答の下の本のアイコンから使われたメモリを確かめられると書いてあります。ただし「応答に影響したすべての要因やソースが表示されるとは限りません」とも書かれているので、表に出ていないメモリが使われていることもあります。
ここまでをまとめます。写真ありの通常チャットではオオカミ、一時チャットでは黒ヒョウでした。写真なしでメモリだけならボーダーコリーです。同じ人でも材料が変わると動物が変わります。だから動物診断の結果は「写真の印象とChatGPT(チャッピー)が覚えているあなた」で決まっている、と考えて間違いありません。
写真を送る前に見ておく設定 学習に使わせるかを決められる
顔写真を送る遊びなので、送る前に3つの設定を知っておくと安心です。どれもOpenAIのヘルプページに書いてあることで、確認は1分で終わります。
顔写真を送る前に見ておく3つの設定
| 設定 | どこにあるか | 何が変わるか |
|---|---|---|
| モデル改善に協力する | 設定>データコントロール | オフにすると会話は履歴に残るが学習に使われない。アカウント全体に効く |
| メモリ | 設定>パーソナライズ>メモリ | 覚えている内容を「メモリの概要」で見て直せる。削除してオフにもできる |
| 一時チャット | 新しいチャットの右上 | 履歴に残らず新しいメモリも作らない。ただし絵は出ない |
1つ目は「モデル改善に協力する」です。OpenAIのデータコントロールFAQ(2026年9月18日時点)によると、自分の会話をモデルの学習に使わせるかどうかは設定の「データコントロール」で決めます。英語の画面では「Improve the model for everyone」です。オフにしても会話は履歴に残り、学習には使われません。設定はアカウント全体に効くので、パソコンで切ればスマホでも切れます。

2つ目はメモリです。診断の材料になるメモリは自分で見て直せます。OpenAIのメモリFAQによると、メモリはチャットやファイルや接続済みアプリから自動で覚えます。オンとオフは設定の「パーソナライズ」の「メモリ」で切り替える形です。覚えている内容は「メモリの概要」で確かめられ、下の入力欄に直したいことを書くと更新されます。

消し方も載っています。メモリの概要の3点メニューから「メモリを削除してオフにする」を選ぶと、表示されているメモリを消してメモリを止められます。ただし過去のチャットは消えません。後でメモリをオンに戻すと、残っているチャットから新しいメモリを作ることがあります。ChatGPT(チャッピー)が知っている可能性のある情報を完全に消すには、過去のチャットやアーカイブ済みのチャットやファイルやメモリの概要をすべて消す必要があります。連携アプリも外してください。学習の仕組みそのものはChatGPTの学習と設定をまとめた記事に書いています。
3つ目は一時チャットです。OpenAIの一時チャットFAQには、一時チャットは新しいメモリを作らず履歴にも残らないと書いてあります。一時チャットのままなら学習にも使われません。ただし安全のため最大30日はコピーを保管することがあります。そして上で見たとおり、一時チャットでは絵が出ません。写真を残したくない人には悩ましいので、絵が欲しいなら通常のチャットで「モデル改善に協力する」をオフにしてから送るのが現実的です。
他人の写真は本人の同意なしに送らない
もう1つ気をつけたいのは、誰の写真を送るかです。Xの3,445件のうち写真という言葉が入る投稿は643件あるのに、個人情報に触れた投稿は3件しかありませんでした。自分の顔写真なら自分で決められますが、友だちや家族や有名人の写真を送っている投稿も見かけます。他人の顔写真は本人の同意なしに送らないほうが安全です。子どもの写真も同じです。
動物診断は無料でもできる 画像生成の回数だけ上限がある
この遊びは絵が主役なので、プランによる差も見ておきます。OpenAIの日本語の料金ページ(2026年9月18日時点)では無料版は0円です。「アップロードを含むメッセージ数に上限あり」「画像生成の回数に上限あり、速度も制限あり」「メモリとコンテキストに上限あり」と書かれています。写真を添えて絵を描かせるこの遊びは、上限に当たりやすい使い方です。

月1,400円のGoは「より多くの画像生成」「より長いメモリ」が加わり、「このプランには広告が表示される場合があります」という注意もあります。月3,000円のPlusは「より高度で正確な画像生成」「メモリとコンテキストの拡張」、月額16,800円からのProは「高速かつ無制限の画像作成」です。AInformationのAIツールデータベースに載っている496本の中でも、ChatGPT(チャッピー)の最安の有料プランはGoの月1,400円です。
Xの投稿でも「上限」「回数」「無料」に触れたものが13件ありました。無料版で何度もやり直すと、途中で絵が出なくなることがあります。1回に2分前後かかることも覚えておくと落ち着いて待てるでしょう。無料版は速度も制限されるので、投稿が集中する夜の20時から23時はもっと待つ可能性があります。無料版と有料版の違いはChatGPTの無料版と有料版の違いをまとめた記事と0円のChatGPTの画像生成が速くなった記事にも書いています。
うまく出ないときのコツ 一時チャットになっていないかを見る
絵が出ないときに最初に見るのは、一時チャットになっていないかです。画面の上に「一時チャット」と出ていたら、通常の新しいチャットを開き直して同じ写真と文を送ります。上限に当たった無料版でも文章だけが返ることがあります。そのときは時間を置くか、回数の多いGo以上のプランを検討してください。
動物を変えたいときは、写真を替えるより文を変えるほうが効きます。写真を替えても印象が近ければ同じ系統の動物が出るためです。「これまでの会話から」と入れると材料が記憶に寄り、「写真の見た目だけで」と入れると見た目に寄ります。編集部の例では写真なしで会話だけを材料にするとボーダーコリーになりました。一時チャットで見た目だけを見たときは黒ヒョウです。何を材料にしてほしいかを文で指定するのがいちばん確実です。

説明が文字で残らないのもよくあるつまずきです。プロンプトに「説明も書いてください」と入れていても、説明は絵の中に描かれます。チャットの本文には作業時間しか出ません。文章で読みたいなら、絵が出たあとに「類似点と習性を文章でも書いて」と続けます。理由まで知りたいなら「①写真から分かったこと ②これまでの会話から分かったこと に分けて教えて」と聞くと、編集部のときと同じように2つに分けて答えてくれます。
まとめ:動物診断は写真の印象とメモリで決まる
動物診断は質問に答える型なら決まった12〜16種類から選ばれます。ChatGPT(チャッピー)に写真を送る型ならその場で作られます。Xの投稿を数えると出てきた動物は52種類で、1位は猫の16.8%でした。上位4つで53.1%になります。納得度にも差が出ました。フクロウは19.2%が「当たってる」と書き、ライオンと鹿は0%でした。
やることは3つです。設定のデータコントロールで「モデル改善に協力する」を見ます。通常の新しいチャットで写真と文を送ります。送る写真は自分のものにします。この3つを守れば無料版でも安心して遊べます。出てきた動物より、理由を聞いたときに出てくるメモリの1行を見てください。ChatGPTがあなたをどう覚えているかがよく分かります。
動物診断は遊びとして楽しいのですが、仕組みを見るとChatGPT(チャッピー)が自分をどう覚えているかを確かめる近道でもあります。理由を聞いたときに出てくるメモリの1行は、仕事で使っている人ほど見ておく価値があります。写真は自分のものだけ、送る前にデータコントロールを1回見る、この2つを守れば安心して楽しめます。動物を変えたいなら写真ではなく指示の文を変えるほうが効きます。
動物診断のほかにチャッピーでできることは、特集にまとめました。コピペで使える頼み方30本と、本物のアプリの見分け方を載せています。→ チャッピーの使い方は?コピペで使える頼み方30本と設定を紹介!無料で止まる機能もわかる
- 動物診断とは何ですか
- 質問に答えたり顔写真を見せたりして、自分に近い動物を出す遊びです。2026年9月18日に「動物診断」で調べると、上位10本のうち6本がその場で診断できるページ、2本が顔から判定するスマホアプリでした。大きく2つの型があり、1つは決まった12種類や16タイプから選ばれる質問型、もう1つはAIに顔写真を送ってその場で作らせる型です。いま投稿が伸びているのはChatGPTを使った後者です。
- ChatGPT(チャッピー)の動物診断はどうやるのですか
- ChatGPTの通常の新しいチャットに自分の写真を1枚添えて「私を動物に例えると何かな?動物のイラストはできるだけリアルにしてください。動物の横に私の顔を沿うように描いてください。動物との類似点や習性の説明も書いてください」と送ります。スマホのアプリでもパソコンのブラウザでも同じです。AInformation編集部が試したときは52秒から1分15秒の作業時間で、本人の顔と動物が並ぶポスター風の絵が1枚返ってきました。一時チャットでは絵が出ません。
- どの動物になる人が多いですか
- AInformation編集部がXの投稿3,445件のうち動物名が書いてある951件を数えると、猫が160件(16.8%)で1位でした。2位はオオカミの140件(14.7%)、3位はカワウソの114件(12.0%)、4位は犬の91件(9.6%)で、上位4つで53.1%になります。出てきた動物は全部で52種類でした。
- ほかの動物診断と何が違いますか
- 結果の数と作り方が違います。動物キャラ診断(Makko)は12種類、WWFジャパンの絶滅危惧どうぶつ転生診断は16タイプと決まっていて、同じ答えなら何度やっても同じ結果になります。ChatGPTには一覧が無く、編集部の集計では52種類の動物が出ていました。同じ写真と同じ文で5回試すと、オオカミが3回・黒ヒョウが2回と結果が変わります。
