「Portable Computer」がWindows対応に macOS限定から有料プラン全体へ
Perplexityの「Portable Computer」がWindows 11とWindows 10で使えるようになった。これまでmacOS限定だった機能で、目的を指示するだけでPC上の複数ステップのタスクを自動で実行する。
対応するのはローカルファイルだけではない。OneDrive・Google Drive・Box・Dropboxの4つのクラウドサービスとも連携でき、テキスト入力に加えて音声での指示も受け付ける。
使えるのはPro以上の有料プラン 無料では動かない
利用条件はPerplexity Pro・Max・Enterpriseのいずれかの有料プランに入っていること。Perplexityのダウンロードページ(Microsoft Storeでも入手できる)からアプリをインストールする。
初回起動時にローカルファイルへのアクセス権限をAIに付与するかを聞かれる。クラウドサービスとの連携は、アプリのカスタマイズ画面からサービスごとに追加する形になっている。
Portable Computerでは複数のAIモデルを選べる。デフォルトのモデルを選んでおけば大半のタスクに対応できるとされている。

OneDriveの中身もAIに渡す判断 企業は導入前にルールを決めておきたい
社内のPCでAIエージェントにファイル操作を任せるなら、情報管理のルールと突き合わせる必要がある。OneDriveやGoogle Driveの中身をAIに渡すということは、ファイルの内容がPerplexity側の処理に使われるということだ。
どのフォルダまでアクセスさせるかをあらかじめ決めておかないと、機密ファイルがAIに読まれるリスクが出る。個人利用なら気軽に試せるが、組織で導入するなら慎重に進めたい。
AInformationが調べた作業の自動化に使えるAIツール81本のうち、無料で試せるのは47本。日本円で払えるのは14本だけで、Perplexityを含む多くのツールはドル建てのままだ。

まず試すならPerplexityの最新版で ローカル操作から始めるのが手軽
最初はクラウドサービスを接続せず、ローカルのファイル操作だけで試すのが手軽だ。以前のWindows版アプリではローカルフォルダへのアクセスで毎回エラーが出ていたが、最新版では問題が解消されたという。
クラウドとの連携はあとから追加できる。「このフォルダの中身をまとめて」のような小さい作業から始めて、どこまで任せて大丈夫かを自分の手元で確かめるのが早い。
AInformation調べ作業を自動化するAIツールはいくらで使えるか
| ツール | 月あたり | 無料 |
|---|---|---|
| GeminiGoogle AI プラン最安 | 725円/月Google AI Plus | ○ |
| kintone | 1,000円/月ライトコース | × |
| Brevo | 1,125円/月Starter | ○ |
| Miro AI | 1,160円/月Starter/年払い | ○ |
| Asana AI | 1,200円/月Starter/年払い | ○ |
| monday.com(AI) | 1,300円/月ベーシック/年払い | ○ |
| ChatGPT | 1,400円/月Go | ○ |
| Wrike AI | $10/月Team/約1,598円 | ○ |
2026年9月1日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのツールを使える一番安い有料プランの月あたり。作業を自動化するAIツール80本のうち、日本円で払えるのは14本、無料で試せるのは47本。表に出したのは画面が日本語のもの。外貨は1ドル159.76円で換算
- Portable Computer
- Perplexityが有料プラン向けに提供するAIエージェント機能。PC上のファイル操作やアプリの操作を自動で代行する
PCの操作を丸ごとAIに任せる機能は各社が出しているが、Perplexityはクラウドストレージとの連携を最初から組み込んだ。便利な一方で、社内のOneDriveやGoogle Driveをつなぐと機密情報がAIに渡る可能性がある。情報システム部門は、まず個人利用の範囲を定めてからチームへの展開を考えることになりそうだ。PC操作の自動化がここまで広がった以上、社内ルールの整備は後回しにしないほうがよい。
- Perplexity Portable Computerは無料で使えるか
- 無料では使えない。Perplexity Pro・Max・Enterpriseのいずれかの有料プランが条件になっている。PerplexityのダウンロードページかMicrosoft Storeからアプリをインストールし、初回起動時にローカルファイルへのアクセス権限を付与するかを選ぶ画面が出る。クラウドサービスとの連携は設定画面から個別に追加する形で、最初から全部つながるわけではない。
この記事の出典
補助資料
- [1]ZDNET Japanこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年9月5日
