iOS27で画像AIが更新 0円で2048pxの画像を作れる
iOS 27のリリースに合わせてApple製の画像生成AIアプリ「Image Playground」がアップデートされた。iPhoneにプリインストールされていない場合はApp Storeから無料で入手できる。
使い方はシンプルだ。アプリを開いて「+」をタップし日本語で説明文を入力するだけで約20秒で画像が出る。解像度は2048×2048ピクセルで他の画像生成AIと比べても大きめだ。料金は一切かからない。
| 項目 | Image Playground |
|---|---|
| 料金 | 0円(iOS 27標準) |
| 解像度 | 2048×2048px |
| 生成時間 | 約20秒 |
| 日本語入力 | 対応 |
| ネット接続 | 不要(端末内で処理) |
0円で2048pxの画像を端末だけで作れるのは他にほとんどない。ただし問題は品質にある。
文字は崩れたまま 品質はGoogleのNano Banana以下だった
GIGAZINEの検証では「ギガギガ大冒険」という書名を描かせたが文字は判読できなかった。ハロウィンのイラストでは「HALLOWEEN」が「HALOWEN」になり英語でも正確に描けていない。
全体の品質についてGIGAZINEは「Googleの初代Nano Bananaより低品質で2024年後半から2025年前半頃の水準」と評価した。iOS 18.4で追加された初期版よりは改善しているものの他社の最新モデルとの差は大きい。
Googleの初代Nano Bananaは2025年5月に公開された端末内モデルだ。その初代版よりも下という評価はAppleの画像AIが約2年遅れていることを意味する。
英語でも文字が崩れる 日本語を正確に描くのはさらに厳しい
文字の描画は画像生成AIで最も難しい課題の1つだ。Image Playgroundは英語の短い単語でもスペルが崩れた。日本語の漢字やひらがなを正確に入れるのは現時点では期待できない。
ポスターやバナーのように文字が必須の用途には向かない。文字を入れたいときはCanvaやAdobe Expressなど別のツールで後から重ねるのが現実的だ。
AInformationが調べた画像生成AI 75本の月額料金の中央値は1,895円だ。0円で使えるImage Playgroundは料金だけなら最安だが品質で選ぶなら有料ツールが必要になる。
構図の下書き用なら使える 仕上げは別のAIに渡す
品質は低いが使い道がないわけではない。構図やポーズの方向性を確認する下書きには十分使える。0円で何枚でも試せるのは強みだ。
下書きで方向が決まったら同じプロンプトをMidjourney・DALL-E 3・Stable Diffusion 3などに渡して仕上げる流れが効率的だ。Image Playgroundは「考える道具」として割り切ると無料で手軽な分だけ価値がある。
Appleが端末内AIの品質を引き上げるには時間がかかりそうだ。iPhone内で完結させたい人は次のアップデートを待つことになるがすぐに高品質な画像が必要なら有料の画像生成AIを使う方が早い。
AInformation調べ画像を作るAIツールはいくらで使えるか
| ツール | 月あたり | 無料 |
|---|---|---|
| GeminiGoogle AI プラン最安 | 725円/月Google AI Plus | ○ |
| remove.bg | 891円/月Lite | × |
| ElevenLabs | $6/月スターター/約928円 | ○ |
| GrokX Premium | 980円/月プレミアム | × |
| PicWish | 1,350円/月Pro | ○ |
| ChatGPT | 1,400円/月Go | ○ |
| Hostinger Website Builder | 1,499円/月Premium | × |
| Photoroom | 1,500円/月Pro | × |
2026年9月16日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのツールを使える一番安い有料プランの月あたり。画像を作るAIツール75本のうち、日本円で払えるのは20本、無料で試せるのは31本。表に出したのは画面が日本語のもの。外貨は1ドル154.69円で換算
- Nano Banana
- Googleが開発した端末内で動く画像生成AIモデル。初代は2025年5月に公開されPixelシリーズに搭載された。Image Playgroundの品質はこの初代版を下回ると評価されている
Appleの画像AIは0円で2048pxという数字だけ見れば魅力的だが中身は2024年後半の水準で止まっている。英語の短い単語ですらスペルが崩れるのは実用には遠い。Googleの初代Nano Banana以下という評価はAppleがこの分野で約2年遅れていることを示している。端末内で完結する利便性はあるが品質を求めるなら有料の画像AIを使うしかない。
- Image Playgroundで文字を正確に描けるか
- 現時点では難しい。GIGAZINEの検証では英語の「HALLOWEEN」が「HALOWEN」になり短い単語でもスペルが崩れた。日本語の漢字やひらがなはさらに精度が低い。ポスターやバナーなど文字が必須の用途にはCanvaやAdobe Expressなど別のツールで文字を重ねるのが現実的だ。
- Image Playgroundはどんな用途に向いているか
- 構図やポーズの方向性を確認する下書きに向いている。0円で何枚でも生成できるので方向が決まるまで試行錯誤しやすい。仕上げの品質が必要なときは同じプロンプトをMidjourneyやDALL-E 3など有料の画像生成AIに渡す流れが効率的だ。端末内で処理されるのでネット環境がなくても使える。
この記事の出典
補助資料
- [1]GIGAZINEこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年9月16日
