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生成AIでオリジナルのアイコンを作る!おすすめサービス6選と使い方

生成AIでオリジナルのアイコンを作る!おすすめサービス6選と使い方

XやInstagram、TikTokなど、SNSは今や「してない人がいない」くらい普及しています。
そんなSNSで必ず求められるのが、アイコンです。
もちろん初期設定のもので利用していても咎めるひとはいませんが、顔の見えないインターネットの社会だからこそ、アイコンはあなたの顔になると言っても過言ではありません。

有償でアイコン作成を受け付けてくれる人や、そういった人を探すためのサービスもありますが、自分で作ったアイコンには格別の思い入れが生まれるのではないでしょうか。
でも絵を描くのは苦手だし、ツールもない……
そんな人に最適なのが、生成AIを利用してアイコンを作る!という方法です。

本記事では、アイコン作成に便利な生成AIサービスとその使い方を紹介していきます。
気になったところからぜひご覧ください。

AInformation編集部/藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する専門的な情報やサービス・プロダクトを解説、紹介するWebメディア。AIの専門家集団の編集部がAIの活用法、最新ニュースやトレンド情報を分かりやすく発信していいます。藤井俊太のプロフィール

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目次

アイコン作成ができる生成AIの種類

生成AIでアイコンを作るとき、「どんなものなら作れるのか」という疑問があるかもしれません。
基本的には人物や動物、場合によっては店舗や会社、そのロゴマークやブランドアイコンの作成が可能です。
イラストタッチのアイコンが得意なサービスや、リアルタッチのものが得意なサービスなど。
生成結果の違いによる差別化はもちろん、生成方法による差別化もされていますので、そちらもご紹介しましょう。

生成AIといえば、「〇〇のような✖✖」といった指示(プロンプト)を入力して結果を出力するイメージがあると思います。これが最初に紹介する、「プロンプトから画像を生成する」AIです。
逆に言えば、この形式のサービスが有名すぎるために他の形式のことを知らない方もいるかもしれない、というくらい代表的なやり方ですね。

次にご紹介するのは「0から画像を生成する」AIです。
指示をすることなく画像を生成することができるのかと、驚く方もいるでしょう。
これは例えば、最初にいくつかのサンプル画像が提示される形式です。
その中からイメージに近い画像を選んでいくうちに、AIの生成結果があなたのイメージに近づいていくのです。

最後に、「アップロードした画像をもとに画像を生成する」AIについてもご紹介しましょう。
これは画像生成というよりは加工に近いパターンもありますが、これまでの方法よりもイメージしたものに近づきやすいという長所があります。
例えば、飼い猫の画像をアップロードして、その背景を変更したり。
猫自体をイラストタッチに変更したり。イメージに近づけるための調整が得意なサービス、と言い換えてもいいでしょう。

これからご紹介するサービスがどのタイプなのかも含めて、あなたのイメージに合ったアイコンを生成するための参考にしてください。

【無料】Canva:幅広い生成が可能!

Canva(https://www.canva.com/ja_jp/)は代表的とも言っていいくらい有名なサービスですね。
アカウント登録は必要ですが無料で利用可能で、制限も「1日に最大100個の画像」と、試行錯誤に不便のない回数なのでオススメです。形式としては、プロンプトを入力して画像を生成するタイプのサービスです。

有料プランに加入することで得られるメリットとしては、以下の通りです。

  • 使用できるフォント・写真・動画・素材・デザインテンプレートの増加
  • 画像のリサイズが可能になる
  • 画像の背景除去が可能になる
  • 画像生成の上限回数を気にする必要がなくなる

それでは、トップページから使い方を確認しましょう。
画面右上にある、[ログイン]または[新規登録]をクリックします。
Googleアカウントがあればそれを利用することができますので、お試し利用の際はこれがオススメです。

無事にログインができたら、画面左上にある[デザインを作成]をクリックします。

こちらの画面から、[SNS]をクリックし、続いて[LINEアイコン]を選択しましょう。

一般的にSNSアイコンは正方形なので「正方形」であればよいのですが、キャンパスサイズが大きすぎると生成した画像をリサイズしないとアップロードができない場合もあるので、[LINEアイコン]に設定されているサイズが丁度よいのです。

この画面が出たら成功です。左側に出ているサンプル画像は変わる可能性があるので、気にしなくてよいです。
左下にある[マジック生成]これが、生成AIを利用してアイコンを作る際に使う機能ですね。

こちらの画面で、[5つ以上の単語を入力して説明…]と書かれている場所がプロンプトの入力箇所です。
今回は例として「20代の女性、SNS用アイコン、黒髪ロングヘア、街中での風景」と入力してみましょう。
スタイルは「映画的」を選択します。
しばらく待つと、画像が出力されます。

ここで注意が必要なのが、生成結果の下に出ている文言です。
「これらの画像を使用する場合は、いくつかのルールが適用されます」
リンク先は英語のページなのですが、簡単に翻訳してまとめると以下の通りです。

  • 良識の範囲内で利用し、有害なコンテンツを作成しないこと
  • Canvaの利用規約、および生成AI利用の規約に違反した場合はアカウントの停止や終了を行うこと
  • AI生成のコンテンツを、人間が作成したと誤解させてはならない
  • 医療や法律、契約、政治に影響を及ぼす可能性があるものを作成してはならない
  • ヌード等の公序良俗に反するものを作成してはならない
  • スパム等の犯罪に利用できるものを作成してはならない

その他、免責事項や利用者のプライバシーがどのように保護されているか、等の記載がありますが、注意すべきはこの辺りです。

特に「AI生成のコンテンツを、人間が作成したと誤解させてはならない」には注意が必要です。
自分本人の写真である、または、自分が作ったものである、と言ってしまうことは、良識の範囲を逸脱して規約に抵触しますので、言ってはいけません。

【無料※】彩ちゃん:顔アイコン特化の生成サービス

イラスト調に特化した顔アイコン生成サービスが、彩ちゃん(https://ja.cre8tiveai.com/sc)です。
こちらは始めに提示されるイラストから好きなものを選び、次に提示された候補からイメージに合うものを選択していく、という風に、選択を繰り返すことでイメージに近い画像を生成していくタイプのサービスです。

無料「※」と書いているのは、こちらのサービスが「画像生成は無料」で「画像の保存は有料」というサービスだからです。
彩ちゃんだけでなく、様々なAIサービスと同梱になったサブスクリプションパックがありますので、気に入った画像ができた際には検討してみるのがよいでしょう。

では、使い方の解説をしていきます。
こちらがサービスのトップページです。
利用自体は、アカウント登録をしなくても始められます。
提示された3枚のイラストの中から、好きなものを選んでみましょう。
するとこのように、たくさんのイラストが出てきます。この中から、また好きなものを選んでみましょう。

何度か繰り返すと、このようにアカウント登録を促す画面が出てきます。
まだ納得がいっていない!という場合にはアカウント登録をしてみるのもよいですね。
登録だけでは料金は発生しませんので、ご安心ください。

ちなみに、画面右にある[ランダム]のボタンをクリックすることでいつでも最初の3枚に戻ることができます。
最終的に気に入った画像が生成されたら、[確定]をクリックします。
するとこの画面で、画像保存に必要な料金などの案内が提示されます。
気に入った、イメージ通りの画像が作成できていたら、検討してみてください。

【無料】Waifu Labs:簡単アイコン画像生成

Waifu Labs(https://waifulabs.com/)は、先ほど紹介した「彩ちゃん」と似た手順で画像を作成するサービスです。
こちらは、好みのイラストを選ぶ→色を選ぶ→細部を調整する→ポーズを選ぶ、という4ステップでの作成となります。
彩ちゃんと違うのは、作成されるイラストの雰囲気や、サービスが英語で提供されているということ、それから、アカウント作成が不要で何度でも無料でアイコン作成ができる、という点ですね。

このWaifu Labsは「GAN」という技術を使っていると公表されています。
GANは「敵対的生成ネットワーク」とも呼ばれるのですが、何が敵対的なのかというと、学習に使うネットワークが2種類あって、それが競い合うようにして新しい答えを導き出す、という手法です。
2014年の論文で始めた公表された技術で、機械学習の中でも「生成モデル」に分類される技術ですね。

正解のデータを持たない状態でAIが学習を進めていく「教師なし学習」の中でも、このGANを理解するには「ブランド品の偽造を行う人」と「偽物のブランド品に騙されてはならない鑑定士」の関係を想像していただくのがいいでしょう。

GANにおいて競い合っている1つのネットワークが、「鑑定士にバレないように技術を高める贋作師」だとすれば、もう1つのネットワークは「日々技術の向上する偽造技術を見破る鑑定士」です。
最初はそれぞれの技術が未熟な状態であるかもしれませんが、回を重ねるごとに競い合ってスキルを向上させていくのです。

それでは、Waifu Labsの使い方を紹介しながら、GANで生成される画像の品質の高さも見ていきましょう。
トップページがこちらです。[Start NOW!]をクリックすることで、画像の生成を始めることができます。

最初に表示される画像のパターンがこちら。
気に入るものがなければ、右下のアイコンをクリックすることで更新することができます。

1枚画像を選択すると、このようにカラーリングの選択をする画面になりますね。
こちらも、右下のアイコンをクリックすることで更新が可能です。

更にここから画像を選択すると、類似した傾向にあるイラストが表示されます。
これらはイラストのタッチや表情などの細部が異なっているので、この中からまた好きなものを選びましょう。

最後のステップです。
先ほど選択したものと背景や髪色、目の色などが近い画像が作成されましたね。
顔の角度や衣装などの異なったものが出てきており、この画面で更新をかけると中々楽しいです。

こうして生成された画像を、最終的にはファイル名をつけて[Save]から保存します。
保存の際にはログインを求められますので、アカウント登録していない場合には[LOGIN]>[Register]から新規登録をして保存しましょう。

【無料※】Designs.ai Logomaker:ブランドアイコンに特化

Designs.ai Logomaker(https://designs.ai/jp/logomaker)はブランドのアイコン画像を作成するのに特化したサービスです。
ショップの経営をしている方やインフルエンサーとして活動をしている方、法人の方にお勧めです。
プロンプトの入力が不要で、必要な情報の入力と、画面上に表示されている候補から選んでいくことで画像ができる形式です。

無料「※」と記載している部分に関しても紹介しましょう。
このサービスで無料なのは「アイコン作成」までです。ここまではアカウント登録をせずお試しをすることができます。
が、その先。「画像の保存」に関しては、月額か年額のプランに加入する必要があります
プラン加入することでは画像のダウンロードができるほか、文字サイズや色の変更なども行えるようになります。

それでは、実際の使い方を見ていきましょう。
こちらがトップページです。少し下にスクロールすることで、[今すぐロゴ制作]というボタンが出てきますので、クリックしていきましょう。

ここから先は英語での案内となります。
こちらのページでは、プルダウンから業界を選択します。
また、作成したいのがアイコンなのか、フルネームを使った名前のデザインなのか、イニシャルを使ったデザインなのかを選択することもできますね。
試しに、「飲み物-ジュース・スムージー」と「アイコン」を選択してみましょう。

このページでは、「会社名」を入力するようにと指示されていますね。
会社名やブランド名、プロジェクトの場合はその名前など、今回ロゴに使いたい名前を入力しましょう。
オプションでスローガンの入力も可能です。

表示されたさまざまなテイストの案の中から、イメージに合うものを選択しましょう。
画面下の方まで、ほんとうにさまざまなテイストが表示されていますので、見落としのないようにチェックです。
選択すると右上の[Selected 0]の数字が選択した数に更新されてオレンジ色になりますので、クリックです。

それでは、カラーの選択を行いましょう。
こちらも画面の下の方まで続いていますので、確認しつつ、イメージに近いものを選びます。
左上の「Random」を選択すると、カラーリングからお任せすることもできます。

こちらの画面では、ロゴ等の中に含めたいアイコンを選択することができます。
最大で5つまでとなっており、「Recommendations」が最初に表示されるものの、他にもいろいろなアイコンがあります。

するといくつかのサンプル画像が表示されますので、ここから最大5つまで選択します。

ここから先は、会員登録が必要です。
先ほど生成した画像の中にイメージ通りのものがあれば、料金プランと照らし合わせて検討をどうぞ。

【無料※】Brandmark:アイコン活用のイメージまで

Brandmark(https://brandmark.io/)では、アイコン作成のみならず、そのアイコンを使用したグッズやホームページに適用した際のサンプル画像なども表示してくれます。
こちらもプロンプトの入力は不要で、最低限の情報入力と画面上の手続きで完結します。
こちらも無料なのは「画像作成と編集」までで、画像の保存には有料プランへの加入が必要です。

トップページはこちら。
[Create my logo]をクリックすることで、画像の生成を始めることができます。
こちらのサービスも提供が英語ですが、シンプルなUIで非常にわかりやすく構成されていますので、使用にあたって難しいと感じることはないでしょう。

最終的には、このように左右に別候補が表示された状態で、様々なアイデアを見ることが可能です。
この画面から[Edit]をクリックすればその場で編集もできますので、自由度がかなり高いですね。

【有料】Dream Icon:人物写真からイラスト化

Dream Icon(https://dreamicon.jp/)は、人物の顔写真をアップロードすることで、その人の顔をイラストにした画像が届くサービスです。
生成には3000円がかかりますが、届く画像のテーマは20種類にのぼり、150枚以上の画像が生成されます。
おしゃれな画像や写真をイラスト調にしたものだけでなく、おもしろに特化した画像も作成できるということです。

サイトのトップページには、このようにサンプル画像が掲載されています。
様々なタッチでイラスト化されており、非常に魅力的ですね。

利用手順としては、まず利用料金を支払います。
その後、アイコン作成をしたい人の写真を10~20枚アップロードします。
それだけで、AIによる画像生成が完了した後に、Googleドライブのリンクが届くというお手軽さ。

基本的には自分の写真での利用を想定されており、本人以外のものを使用する場合はきちんと本人に許可を取りましょう。
また、使わない方がいい写真の例は以下の通りです。

  • 他の人が写っている写真
  • 人物が端に寄っていて、メインではない写真
  • サングラスやマスクで顔が隠れている写真
  • 白黒の写真
  • 加工済みの写真

これらは生成結果に「本人らしくない」影響を及ぼす可能性があり、お手軽さゆえにその修正などはプランに含まれていないため注意が必要です。

アプリもさまざま

詳しくご紹介したもの以外にも、アイコン生成に使えるサイトやアプリは様々あります。
言及することができなかったので、アプリのお名前とURL、簡単な紹介だけでも実施していきます。

【アプリ】Adobe Illustrator
AdobeのIllustratorでも、AIでアイコンなどを生成する機能が使えます。
使い方などもこちらのページで簡単に記載されていますので、参考にどうぞ。
https://www.adobe.com/jp/products/illustrator/icon-generator.html

【アプリ】YouCam Perfect
スマートフォンでの作業をしたい方向けと言えるかもしれません。
カメラアプリですが、画像編集やAIでの加工なども可能です。
https://www.perfectcorp.com/ja/consumer/apps/ycp

【アプリ】Remini
こちらもスマートフォン向けのアプリです。
タイムラプス撮影もでき、AI加工ではカートゥーン調にすることが可能です。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bigwinepot.nwdn.international&hl=ja

【アプリ】YouCam AI Pro
スマートフォン向けアプリの3つめ。
こちらはプロンプトを入力して画像生成を行うタイプの生成AIが利用できます。
https://www.perfectcorp.com/ja/consumer/apps/yca

まとめ:アイコン作成にはWebでもアプリでも生成AIが使える

本記事では、アイコン作成に使えるWebサービスや、アプリの生成AIを紹介してきました。
SNS活用の際にはぜひ参考にしてみてください。

  • 【無料】Canva:幅広い生成が可能!
  • 【無料※】彩ちゃん:顔アイコン特化の生成サービス
  • 【無料】Waifu Labs:簡単アイコン画像生成
  • 【無料※】Designs.ai Logomaker:ブランドアイコンに特化
  • 【無料※】Brandmark:アイコン活用のイメージまで
  • 【有料】Dream Icon:人物写真からイラスト化
  • 【アプリ】Adobe Illustrator
  • 【アプリ】YouCam Perfect
  • 【アプリ】Remini
  • 【アプリ】YouCam AI Pro

一部有償のものもありますが、SNS用の自分のアイコンがほしい際には、有償依頼を行うだけでなくこういったツールが利用できるということを知っておくと、検討できることの幅が広がりますね。
お役に立てば幸いです。

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