OpenAIは、ChatGPTに関する2つの重要なアップデートを発表しました。これにより、ChatGPTの利便性が大幅に向上し、より多くのユーザーが高度な機能を利用できるようになります。
このニュースのポイント
・OpenAIはChatGPTの新機能を発表し、「Deep Research」やファイル＆画像アップロード機能を追加。
・oシリーズがGPTと統合され、GPT-4.5の登場が決定、GPT-5のロードマップも公開。
・GPT-5は無料で無制限利用可能となり、知能レベル別のプランが提供予定。
Deep ResearchがProユーザー向けにリリース
新機能「Deep Research」がProユーザー向けにリリースされました。この機能により、ユーザーはより深い分析や研究を行うことが可能になります。モバイル（iOS、Android）およびデスクトップ（macOS、Windows）のアプリでも利用できるため、いつでもどこでも高度なリサーチ作業が可能です。
「Deep Research」は、大量のデータを素早く処理し、複雑なリサーチを容易にするための機能です。ビジネスインテリジェンス、学術研究、データ解析など、多岐にわたる分野での活用が期待されています。
ChatGPTがファイル＆画像アップロードに対応
o1およびo3-miniにファイルと画像のアップロード機能が新たに追加されました。ユーザーはスクリーンショットや画像データをChatGPTに読み込ませ、即座に分析やレビューを依頼できます。以下のような用途において大きなメリットがあります。
1. グラフの分析と解釈
- グラフをスクリーンショットし、ChatGPTに読み込ませることで、データの傾向を把握し、示唆を得ることが可能になります。
- ChatGPTが分析結果をまとめ、理解しやすい形でレポートを作成します。
2. 画像の間違い探し
- チェックしたい画像をアップロードすることで、間違いや不整合を自動で検出することができます。
- ChatGPTは、特定の「3つの間違い」を見つけるなど、指定した条件に応じて精密な解析を実施します。
本ニュースサイトのスクリーンショットを送り、要約してと指示したところ、トピックを上げて「AI技術の進化や競争状況、新たなサービスリリースに関するニュースが集約されている」と回答してくれました。
o3-mini-highの利用上限引き上げ
さらに、o3-mini-highの利用上限が拡大されました。これまでの制限を7倍に拡大し、Plusユーザーは1日最大50回まで利用することが可能になりました。これにより、より多くのタスクをChatGPTで処理できるようになり、効率的な作業が期待できます。
oシリーズがGPTと統合され、次世代モデルとしてGPT-4.5が登場
現在提供されているoシリーズ（o1、o3-miniなど）は、GPTシリーズと統合されることが決定しました。今回の統合によって、今までバラバラだったモデルが一つにまとまり、スムーズに使えるようになります。
また、次期モデルとしてGPT-4.5が登場することも明らかになりました。GPT-4.5は、現在のGPT-4の改良版としてリリースされ、より高度な対話能力や理解力を持つことが期待されています。
GPT-5の登場と新たなプラン体系
GPT-4.5の次には、ついにGPT-5が登場します。注目すべき点は、GPT-5が無料ユーザーにも無制限で提供されることです。また、GPT-5には異なる知能レベルを持つ複数のプランが用意されます。
- 無料プラン：基本的なGPT-5を無制限で利用可能
- Plusプラン：より高度な知能を持つGPT-5
- Proプラン：最も高い知能レベルを備えたGPT-5
この新たなプラン体系により、ユーザーの用途に応じた適切な選択が可能になります。
