ChatGPT Pro 20倍は29日に受付を再開 5時間の枠も戻さない
OpenAIはChatGPTの最上位プラン「Pro(20倍)」の新規受付を、9月29日(現地時間)に再開します。プロダクト責任者のティボー・ソティオ氏が28日に自身のXで明らかにしました。9月3日に出したGPT-6 Astraの需要が増えたことを受けて、9月10日から新しい申し込みを止めていたプランです。
再開に合わせて使用量の数え方も変わります。AIモデルの効率が上がってAPIの価格が下がったためだといいます。一時的に外していた5時間ごとの利用制限の枠も、この先は戻さない方針です。
ソティオ氏は「明日、サブスクリプションに利用枠を消費しない機能を追加する予定」とも書いています。29日にサンフランシスコで開く「OpenAI DevDay 2026」で発表されるとみられます。どんな機能かはまだ明かされていません。
- 9/3OpenAIがGPT-6 Astraを公開
- 9/10Pro(20倍)の新規受付を停止
- 9/28ソティオ氏がXで受付の再開を発表
- 9/29新規受付の再開とOpenAI DevDay 2026
止まっていたのは200ドルの20倍だけ 100ドルの5倍は申し込めた
停止の対象は月200ドルのPro(20倍)だけでした。AInformationが9月29日17時台に開いたOpenAIのヘルプページには、月100ドルのPro(5倍)は停止中も新しく申し込めると書かれています。すでに200ドルの段を使っている人の更新も、そのまま続きます。
2つの段の主な違いは使える量です。5倍の段はPlusの5倍、20倍の段はPlusの20倍の利用枠になります。9月10日に200ドルの段を使っていた人は、使えなくなってから30日以内なら1回だけ戻れる決まりです。
米国西部の29日は、日本時間では29日16時から30日16時までにあたります。17時台に見たヘルプページの冒頭には、200ドルのProの新規登録とアップグレードを止めているという案内が出たままでした。日本から申し込むなら、料金ページで20倍の段が選べるようになったかを先に確かめると確実です。

日本のProは5倍が月16,800円 20倍の円の額はまだ出ていない
日本語の料金ページでは、Proの欄に月額16,800円からと書かれています。欄の中身は利用枠が5倍に広がる段のもので、20倍の段の円の額は17時台の時点でどこにも出ていませんでした。同じページでPlusは月3,000円、Goは月1,400円です。
20倍の段の200ドルを、9月28日の欧州中央銀行の参照値(1ドル156.88円)で円に直すと31,376円です。ただ5倍の段も100ドルを直した15,688円ではなく、16,800円で売られています。20倍の段の円の額も、ドルを直した額と同じになるとは限りません。
会社の経費で入れるなら、20倍の段の円の額が料金ページに出てから申請を回すと手戻りが少なくて済みます。

20倍に入る前に使用量を確かめる Codexの目安は5時間ごとのまま
20倍の段に申し込む前に、いまの使い方で5倍の段や今のプランが足りているかを確かめておくと無駄な出費を防げます。目安になるのは、OpenAIの開発者向けサイトにあるCodexの料金ページです。ChatGPTの中で使うChatGPT ワークも、Codexと同じ利用枠を分け合うと書かれています。
9月29日17時台に見たその料金ページには、5時間ごとに手元で送れるメッセージ数の目安がプラン別にまだ載っていました。
| モデル | Plus | Pro(5倍) | Pro(20倍) |
|---|---|---|---|
| GPT-6 Astra | 5〜45 | 25〜225 | 100〜900 |
| GPT-6 Sol | 15〜150 | 70〜700 | 300〜3,000 |
| GPT-6 Luna | 350〜3,000 | 1,750〜14,000 | 7,000〜56,000 |
Codexの料金ページにある、5時間ごとに手元で送れるメッセージ数の目安です。決まった上限ではなく、週ごとの上限がかかる場合もあると書かれています。
ソティオ氏の方針どおりなら、この5時間ごとの目安は書き換わる可能性があります。いまの残りと戻る時刻は、ChatGPTの使用量の画面で見るのが確実です。
同じ5倍と20倍を持つClaude Maxは5時間の枠が残る
AnthropicのClaude Maxも、Proの5倍と20倍から選ぶ作りです。日本語の料金ページでは月110ドルからで、9月28日の参照値で直すと17,257円です。ChatGPT Proの5倍の段とほぼ同じ価格帯ですが、ドル建てなので円安が進むと請求額が増えます。
Claudeは全プランに5時間ごとに戻る使用量の制限があり、有料プランには週ごとの制限も加わると料金ページに書いています。チャットとClaude Codeも同じ枠を分け合う作りです。ChatGPTが5時間の枠を本当に外すなら、長い作業を続けて任せる人ほどChatGPT Proのほうが途中で止まりにくくなります。
次の山場は29日のDevDayです。利用枠を消費しない機能の中身しだいで、5倍と20倍のどちらを選ぶかの答えも変わってきます。
- OpenAI DevDay 2026
- OpenAIが米国サンフランシスコで9月29日に開くイベント。ソティオ氏が予告した利用枠を消費しない機能はここで発表されるとみられる
企業でChatGPT Proを配るとき、いちばん困るのは上位の段が急に止まったり戻ったりすることです。20倍の段を前提にAIエージェントの運用を組んでいた部署は、停止の間は5倍の段で回すしかなかったはずです。情報システム部門は、どの段が止まっても業務が回る割り振りを先に決めておくと振り回されにくくなります。5時間の枠が消えれば長い作業は組みやすくなる一方、週ごとの上限は残る可能性があるので、使用量の画面を見る担当も決めておきたいところです。
- ChatGPT Proの20倍プランはいつから申し込める?
- OpenAIは9月29日(現地時間)に新規受付を再開すると発表しました。米国西部の29日は日本時間では29日16時から30日16時までにあたります。AInformationが29日17時台に見たOpenAIのヘルプページには、まだ200ドルのProの受付を止めている案内が出ていました。申し込む前に料金ページで20倍の段が選べるかを確かめてください。
- ChatGPT Proは日本円でいくら?
- 日本語の料金ページでは利用枠が5倍の段が月額16,800円からです。20倍の段は月200ドルで、9月29日17時台の時点では円の額が料金ページに出ていませんでした。200ドルを9月28日の参照値(1ドル156.88円)で直すと31,376円です。ただ5倍の段も為替で直した額とは違う16,800円なので、20倍の段の円の額も画面で確かめる必要があります。
- ChatGPTの5時間制限はなくなる?
- ソティオ氏は一時的に外していた5時間ごとの利用制限の枠を、この先は戻さない方針を示しました。ただしOpenAIの開発者向けサイトにあるCodexの料金ページには、9月29日17時台の時点で5時間ごとに送れるメッセージ数の目安が残っていました。週ごとの上限がかかる場合もあると書かれているので、実際の残りはChatGPTの使用量の画面で確かめるのが確実です。
- ChatGPT ProとClaude Maxの違いは?
- どちらも5倍と20倍の段を持ちますが、Claude Maxには5時間ごとに戻る使用量の制限があると料金ページに書かれています。日本語の料金ページでClaude Maxは月110ドルからで、9月28日の参照値で直すと17,257円です。ChatGPT Proの5倍の段は月16,800円からで、円で額が決まっています。ドル建てのClaude Maxは円安が進むと請求額が増えます。
この記事の出典
補助資料
- [1]ITmedia AI+この記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年9月29日
