Gmail等4ツールを読む ChatGPT Workが本人の文体で書く
OpenAIが9月7日(米国時間)に公式Xで発表しました。AIエージェント「ChatGPT Work」にユーザーの文体を学んで再現する機能が付きました。
Gmail・Google Drive・Slack・SharePointの4つを接続すると過去のメールやメッセージから書き方のクセを読み取ります。それ以降のChatGPT Workの出力は本人らしい文体に変わります。日本でもすでに使える状態です。
これまでChatGPTに文章を頼むと誰が書いても似た仕上がりになりがちでした。メールの返信を頼んだのに自分の言い回しと違う文面が返ることもあります。今回の機能は本人が実際に書いた文章を手がかりにして個人差を再現します。
学ぶのは3つ フレーズと締めと句読点のクセだ
OpenAIが例として挙げた学習対象は3種類です。
1つ目はよく使うフレーズです。メールの書き出しやつい繰り返す表現を拾います。2つ目はメールやチャットの締めの言葉です。「よろしくお願いいたします」なのか「ご確認ください」なのかを覚えます。3つ目は句読点の打ち方です。読点の位置や使う頻度のクセまで学びます。
4つのツールにまたがる文章を手がかりにするため、1通のメールだけでは分からない特徴も拾えます。学んだ文体は以降に書くすべての文章へ引き継がれます。
設定はChatGPT Workの「パーソナライズ」→「文章スタイル」から有効にできます。オンにするとWeb版・モバイル版を問わず全メッセージに反映されます。

デスクトップ版なら0円 ChatGPT Workの文体学習を使う条件
ChatGPT Work自体はデスクトップアプリなら無料プランでも動きます。ウェブ版・モバイル版は有料プラン限定です。文体学習もChatGPT Workが使える環境ならそのまま利用できます。
| 利用環境 | 必要なプラン | 文体学習 |
|---|---|---|
| デスクトップアプリ | 無料でOK | 使える |
| ウェブ版・モバイル版 | Plus以上の有料プラン | 使える |
ブラウザでchatgpt.comを開く使い方はウェブ版の扱いです。無料プランで試したい場合はMac用またはWindows用のデスクトップアプリを入れる必要があります。
GmailやSlackを渡す前に 読ませる範囲は自分で決めたい
便利ですが仕事のメールやSlackのやり取りをOpenAIに読ませることになります。機密情報が含まれるツールを接続するかは事前に判断が要ります。社内規定でAIに業務データを渡せるか決まっていない会社も多いはずです。
4つを全部つなぐ必要はありません。設定画面でツールごとに選べます。まず個人のGmailだけで試して出力を確認してから範囲を広げるのが安全です。
会社のSlackやSharePointを接続する場合は情報セキュリティの担当者と先に相談したいところです。読み取ったデータがどう保持されるかはOpenAIがまだ詳しく示していません。
- ChatGPT Work
- ChatGPTの中で文書作成やウェブサイト構築などの日常業務をこなすAIエージェント機能。デスクトップアプリなら無料プランでも使える
GmailやSlackを接続するとメールの中身をOpenAIに渡す形になる。今は4ツールだが対象サービスが増えれば渡すデータも増える。接続前に社内のAI利用規定と照らし合わせておきたい。「便利だから全部つなぐ」ではなく「このツールなら渡してよいか」を1つずつ判断するのが現実的だ。
- ChatGPT Workの文体学習は無料で使えるか
- ChatGPT Workのデスクトップアプリなら無料プランでも使える。ウェブ版やモバイル版で使う場合はPlus以上の有料プランが必要になる。文体学習機能そのものに追加料金はかからない。接続できるツールはGmail・Google Drive・Slack・SharePointの4つで、設定画面の「パーソナライズ」→「文章スタイル」からオンにする。
- ChatGPT Workの文体学習に接続できるツールは何か
- 接続できるのはGmail・Google Drive・Slack・SharePointの4つだ。4つ全部をつなぐ必要はなく設定画面でツールごとに選べる。接続するとそのツールにある過去のメールやメッセージから書き方のクセを読み取る。学習対象として公表されているのはよく使うフレーズ、締めの言葉、句読点の打ち方の3つだ。
この記事の出典
補助資料
- [1]GIGAZINEこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年9月8日
