AIのべりすととは?使い方やプロンプトを実際に操作しながら解説!

小説執筆をAIがサポートする「AIのべりすと」。無料プランから始められる手軽さと、高度な文章生成能力で注目を集めています。

しかし、実際にはAIのべりすとはあまり広く認知されていません。このことから「AIのべりすとはどのようなことができるの?」「使ってみたけど思った通りの小説が書けない」「二次創作に使っても大丈夫?」とお悩みではありませんか?

本記事ではAIのべりすとについて、基本操作から応用テクニックまで詳しく解説します。プロンプトの書き方や文章の編集方法など、実践的な使い方を中心に、突然のエラー時の対処法まで、AIのべりすとを最大限活用するためのノウハウをお届けします。

目次

AIのべりすととは?

AIのべりすとは、小説を書くときに役立つAI文章生成ツールです。

単なるキーワードからではなく、実際の文章を基に続きを書き出せることが特徴です。例えば、小説の書き出しや導入部分を入力すると、AIがその文体や内容を分析し、自然な形で物語を展開してくれます。

生成された文章からさらに続きを書くことができるため、短編から長編小説まで幅広い創作活動に対応できます。

日本語に特化していますが、英語にも対応しているので、海外に向けての小説を書くことができるのも魅力です。

AIのべりすとの仕組み

AIのべりすとは、膨大な小説やレポートなどの文章データを学習基盤として、入力された文章の続きを自動的に生成します。自然言語処理と機械学習技術により、入力文の文体や内容に調和した自然な文章を作り出すことができます。

AIのべりすとでは、下記の項目を詳しく設定することによって、思い描いている通りの文章を生成することが可能です。

  • 文章スタイル:文章の書き方
  • ストーリー設定:舞台背景、展開
  • キャラクターブック:登場人物の詳細

ただし、現時点ではまだ発展途上の技術であり、人間のクリエイティビティを完全に代替するものではありません。生成された文章の文法が間違っていたり、不自然な表現が混ざったりすることがあるので、最後は人の手で文章を推敲する必要があります。

AIのべりすとができること

AIのべりすとは小説の執筆を中心に、文章作成において幅広い用途で活躍します。

小説執筆においては以下の作成に力を発揮します。

  • シナリオ、プロット
  • 文章の展開
  • キャラクターの台詞作成 など

小説執筆以外にも、詩の創作、学術論文の執筆やブログ記事、広告コピーの作成にも活用されており、コンテンツのアイデアを出しにも有用です。

また文章生成だけでなく、画像生成も可能です。生成される画像はアニメ風に寄っており、小説の挿絵などに使うことができます。

ただし、画像生成にはルミナというポイントが必要です。消費数は画像1枚あたり0.26~1ルミナですが、無料版でも毎月10ポイント付与されていくので、生成枚数が少なければルミナを別途購入する必要はありません。

料金プラン

AIのべりすとの料金プランは以下の表にまとめました。

無料ボイジャーブンゴウプラチナ
金額   ー1,166円1,980円3,465円
専用サーバー優先利用回数なし      6,000回 ※1無制限
最大出力文字数約150文字約200文字約300文字約375文字
同時認識できる文字数約4000文字約3,000文字      約5,000文字
キャラクターブックの作成数3個100個       200個
ルミナ※2付与数10ポイント150ポイント300ポイント600ポイント
ルミナ消費割引   ー       10%25%

※1 6000回以降は5000回ごとに優先度が下がる
※2 ルミナ:画像生成機能を使用する際に消費するポイント

AIのべりすとは無料で使用することができます。無料版は初めて利用するときや、小説のアイデア出しなど、基本的な機能で気軽に作業を行いたい場合におすすめです。

有料版は、設定によってストーリーやキャラクターを深く作り込むことが可能で、生成する文章の質が上がります。

また、有料版では専用サーバーが設けられます。無料版では会員共用のサーバーを使用するため、アクセスが集中してサーバーが混雑すると、正常に可動しなくなることがあります。専用サーバーはユーザーそれぞれに割り当てられるため、混雑を気にすることなく、AIのべりすとを使うことができます。

より高度な機能を使いたい場合、創作頻度が高い場合などは有料版を使うのが良いでしょう。

AIのべりすとの著作権

AIのべりすとで生成された文章の著作権は、基本的にその文章を生成したユーザーが持つと考えられています。ただし、具体的な権利関係や商用利用に関する規約はサービスによって異なるため、利用前に必ず確認を行うようにしましょう。

特に商用利用や公開を前提とする場合は、最新の法律や規制を確認することが大切です。多くのAIサービスでは商用利用を許可していますが、一定の制約が設けられていることがあります。

また、AI生成の文章が他の著作物と類似している場合の責任はユーザーにあります。商用利用の際はAIを使用したことを明記することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

法律や規制は国や地域によって異なるため、最新の情報を確認し、適切に対応しましょう。

AIのべりすとの二次創作

AIのべりすとは二次創作にも対応しており、昨今でも多くのユーザーがAIのべりすとで二次創作小説を書いています。

AIのべりすとのwikiには生成されやすい版権作品のリストや、作品別のキャラクターブックが用意されています。扱いたい版権作品のキャラクターブックがあれば使用するのも良いですし、自らの手でキャラクターブックを書き込んでも構いません。

しかし、AIが生成する文章は意図せず第三者の著作権を侵害している可能性があるため、作品を公開する際は十分な注意が必要です。特に商用利用を検討する場合は、公式の利用規約をよく確認し、ルールの範囲内で活動を行いましょう。

AIのべりすとの基本的な使い方

ここからは、AIのべりすとの使い方について解説していきます。

まずはAIのべりすとのトップページにアクセスし、アカウントの作成を行いましょう。右上のサインインマークをクリックし、メールアドレスとパスワードを入力するだけで登録が完了します。

入力情報を送信すると、入力したアドレスに登録用のメールが届きます。メールに記載のURLにアクセスしてアカウント作成完了です。

小説モード

小説モードでは、簡単なプロットや状況設定を入力すると、AIがそれを基に文章を生成し、物語を展開させていきます。

小説モードはこんなときにおすすめ
 ・プロットの作成に時間をかけられない
 ・短時間で物語の基礎を作りたい

このモードは、物語の全体像を効率よく形にするための頼れるツールです。

トップページを少しスクロールし、「小説ではじめる」をクリックすると小説モードに移行します。

デフォルト画面がこちらです。夏目漱石の有名な『吾輩は猫である』の導入文から始まります。このままの文章で続きを生成することもできますし、デフォルトの文章を編集することも可能です。

入力欄の下に、出力モードを選択するボタンがあります。

デフォルト入力した文章に似せる
セリフ登場人物のセリフの比率を上げる
ナラティブ地の文※1を優先。箇条書きの文章を作りやすい

※1 地の文:状況説明の役割を担う文のこと

まずは細かい設定は行わず、デフォルトで文章を書いてもらいましょう。

黒い文字に続く、紫色の文字が生成された文章です。内容は原作とは大きく違いますが、少し続きが気になりますね。

一度リセットをし、「セリフ」を選択して続きを書いてもらいました。

セリフの比率が上がっています。

こちらの画面では文章が途切れてしまっていますが、「続きの文を書く」をクリックすると続きを書いてくれます。

続いて、ナラティブを使って生成してみましょう。

猫が置かれている状況や、物語の背景が見えてきました。ナラティブは読み手に状況を説明したいときに使用すると良いでしょう。

また、手を加えた文章でも、文体や内容を分析して続きを生成してくれます。導入文に少し手を加え、デフォルトで続きを書いてもらいました。

さらに、生成した文章は編集が可能です。これにより詳細な指示を加えることができ、一貫性のあるストーリーを段階的に構築していくことが可能です。

このまま同じ出力モードで続けるのも良いですが、展開に応じてモードを変えるとより物語に深みが出ます。

続きからナラティブ、デフォルト、セリフの順で生成した文章がこちらです。書きたい文体によって出力モードを選ぶと良いでしょう。

小説モードは、創作の過程でアイデアに行き詰まったときや、複雑なプロットを展開する際に手助けしてくれます。AIの提案を参考にすることで、従来にない斬新な展開をひらめいたり、キャラクターの内面をより深く掘り下げたりすることも可能です。

チャットモード

チャットモードは、キャラクター同士のやり取りの作成に適した機能です。ユーザーがキャラクターになりきり、質問や会話を行うことで、AIがそれにリアルタイムで返答します。

チャットモードはこんな人におすすめ
 ・創作のスピード感を大切にしたい
 ・キャラクター間の会話を重視した物語が得意
 ・とにかく会話させてみたい

キャラクターの個性を活かした対話型シーンを短時間で充実させたい場合に、非常に強力なツールとなります。

さっそく、トップページの「チャットではじめる」をクリックして、チャットモードに移行してみましょう。

チャットモードを始めるには、名前を入力して「このプロンプトをインポート」をクリックします。

今回は自分を『たかし』、相手を『はなこ』にしてみました。

現在の立場はAIが『はなこ』、ユーザーが『たかし』です。

説明にもあるように、冒頭の「ごきげんよう」のセリフを変えることによって違う物語を始めることができますが、今回はデフォルトのままで続けてみましょう。

『はなこ』の「ごきげんよう」に対し、『たかし』に「ごきげんようだなんて、はなこ。君はそんなことを言うキャラじゃなかっただろう?」と言ってもらうことにしました。

送信ボックスに文章を入力し、送信してみます。

入力した『たかし』のセリフに対し、『はなこ』が返答してくれました。

違和感のない受け答えですが、「ごきげんよう」というセリフから考えられるキャラクター像に寄せて、生成文に少し手を加えてみました。

このまま少し会話を続けてみます。

どうやら用事があったのに引き止めていたようです。

このようにチャットモードでは、ユーザーとAIがやり取りを行うことによって、リアルタイムで物語を作り上げていくことができます。「次はどうする?」といった簡単な問いかけによって、AIから物語の展開案を得ることができ、それを基に新たなアイデアを発展させることが可能です。

また小説モードと同じく、AIが生成した文章の一部を修正したり、別の展開案を求めたりすることも容易であり、ユーザーは完全に自分の意図に沿った形で物語を柔軟に作ることができます。

お絵かきモード

AIのべりすとでイラストを生成することもできます。

トップページの「おえかき」ボタンからお絵かきモードへ移行しましょう。

プロンプトには、描きたいシーンやキャラクターの詳細を入力します。

他の生成AIが英語のプロンプトを入力するのに対し、AIのべりすとは日本語で大丈夫です。

ざっくりとしたプロンプトでも、クオリティの高いイラストが生成されました。

もちろん、プロンプトを細かく設定するとよりイメージに近いイラストが生成されます。

AIのべりすとでのお絵かきモードは、シーンを描いて小説の挿絵に使うのはもちろん、キャラクターデザインの考案にも役立つツールと言えます。

AIのべりすとを使いこなすコツ

ここからは、より柔軟に小説を生成するためのコツについて解説していきます。

使いこなすコツ①:適したAIモデルを選ぶ

AIのべりすとを効果的に活用するためには、目的に合った適切なAIモデルの選択が重要な要素となります。

一般的な文章生成には汎用性の高いモデルが適していますが、ファンタジーやSFなど特定のジャンルや文体を求める場合には、それらに特化した専門的なモデルを選択することで、より質の高い出力を得ることができます。

選択したモデルによって生成される文章の質が大きく異なるため、事前にモデルの特性を十分理解しておきましょう。なお、AIモデルを選択するには有料のプレミアム会員への加入が必要です。

スーパーとりんさま

有効学習量約2.5TB
トークナイザTrinsama-tokenizer V3
最大シーケンス長9216トークン
パラメータ数(詳細非公開)
MOD未対応

スーパーとりんさまは、現在のデフォルトモデルとして設定されています。このモデルは文章の前後関係を適切に読み取り、高速な出力が可能という特徴を持っています。

とりんさま7.3B

有効学習量約1.2TB
トークナイザTrinsama-tokenizer
最大シーケンス長2048トークン
パラメータ数約73億
MOD利用可能

とりんさま7.3Bは、AIのべりすとの旧デフォルトモデルです。ネットや文庫本をもとに学習した基本AIで、小説以外の用途にも対応可能です。また、類似した語彙の繰り返しが少ないという特徴があります。

でりだ7B

有効学習量約1.2TB + 1GB
トークナイザTrinsama-tokenizer
最大シーケンス長2048トーク
パラメータ数約73億
MOD未対応

でりだ7Bは、とりんさま7.3Bをベースに作成されたモデルで、詩的表現が豊かな小説の執筆を得意としています。ジャンルや年代の設定ヒントを1行目に記述することで、より効果的な文章生成が可能です。

やみおとめ20B / やみおとめ+ちりぬ

やみおとめ20B
有効学習量約2TB
トークナイザTrinsama-tokenizer V3
最大シーケンス長3076トークン
パラメータ数約200億
MOD未対応
やみおとめ+ちりぬ
有効学習量約3TB
トークナイザTrinsama-tokenizer V3
最大シーケンス長16384トークン
パラメータ数(詳細非公開)
MOD未対応

やみおとめ20Bは、日本語AIの中でも最大となる200億パラメータを持つAIモデルです。難読漢字や固有名詞、登場人物の扱いにも優れており、高度な文章力を持っています。

その改良版である『やみおとめ+ちりぬ』は、基本スペックをさらに向上させた発展形となっています。

Neuman13B / Neuman20B

有効学習量450GB以上(13B) 約1.2TB(20B)
トークナイザGPT-2 Tokenizer(13B) Pile Tokenizer(20B)
最大シーケンス長2048トークン
パラメータ数約130億(13B) 約205億(20B)
MOD未対応

Neumanシリーズは英語AIモデルとして知られ、13Bモデルは基本的な小説の生成を得意としています。一方、20Bモデルはプログラミング言語コードやチャットボットの出力にも適しており、より幅広い用途に対応することができます。

使いこなすコツ②:効果的なプロンプトを書く

プロンプトを細かく書くほど、生成文の完成度が上がります。良質な文章を生成するためには、AIへの適切な指示が重要です。

具体的で詳細な指示を与える

まず第一に、具体的で詳細な指示を心がけましょう。設定や状況、キャラクターの性格や感情状態などを明確に伝えることで、より意図に沿った出力を得ることができます。

また、指示は肯定的な表現を使うことをおすすめします。「過激な表現は避けてください」ではなく「穏やかな表現を心がけてください」というように、明確に望む方向性を示すことで、より適切な結果が得られます。文章の質が期待に沿わない場合は、「感情表現を大切にしてください」といったシンプルな一言を添えることも効果的です。

指示は文章入力欄に入力しますが、必ずブラケット([ ])で囲うようにしてください。指示の後に本文を書くと、指示に沿った続きを生成します。

書き方の例
 「近未来で、少女が空飛ぶスケートボードに乗って移動しているシーンを書いてください」
 「少女はわんぱくで怖いもの知らずな性格です。スケートボードでスピードを出すことが好きです」

ストーリーの方向性や目的を伝える

また、大まかなストーリーの流れや雰囲気などを指示することで、生成される文章の方向性をコントロールできます。

書き方の例
 「鬱々としながらもどこか温かい雰囲気で展開してください」
 「アップテンポで軽快な展開にしてください」

一例に挙げた文章を使い、「今日は晴天だ。突き抜けるような青空が人々の心を躍らせる。」と入力して、デフォルトで2回生成してみます。

スピード感溢れる展開になりました。スケートボードに乗ったまま海に飛び込んでしまっていますが、コントロールが非常に上手いのだろうと想像できます。

使いこなすコツ③:メモリ・脚注・キャラクターブックを活用する

生成画面の右下の歯車マークをクリックすると設定画面が開きます。ここで、書きたい物語の舞台や登場人物の設定ができます。これらはAIのべりすとで小説を書く上で非常に重要なツールです。

機能概要優先度
メモリAIに長期記憶させたい内容を記述する

 例)「私は18歳の女の子。お金持ちの娘」
脚注物語のジャンル、展開の指定、ストーリーの方向性を設定できる

 例)[ジャンル:ホラー]
   [たかし視点。一人称]
   [はなこは椅子に座っている]
キャラクターブックAIに登場人物の設定を記憶させる

 例)[たかし,男性,18歳,茶髪,「自分、まだやれるっす!」たかしの好物はすき焼き]

メモリは、AIに覚えさせる文字のことです。AIのべりすとでは、文章が長くなるほど最初に生成された情報を忘れてしまい、勝手に設定が変わることがあります。あらかじめ長期的に記憶させたい情報を記入することで、辻褄が合わなくなるのを防ぎます。

脚注は、物語全体の方向性を指定するシステムです。ここに書かれている情報は優先度が高く、細かく設定することで一貫性のある物語になります。ストーリーの展開が厳密に決まっているときに脚注を設定すると良いでしょう。

キャラクターブックは、登場人物を詳細に設定できるシステムです。キャラクターブックには、以下の要素を含めましょう。

  • フルネームやニックネーム
  • 現在の年齢。必要に応じて誕生日も追加
  • 性別
  • 外見的特徴(髪の色、目の色、身長、体型、服装など)
  • 性格的特徴(例:勇敢、内向的、陽気など)
  • キャラクターの過去やバックストーリー、重要な出来事など
  • 物語におけるキャラクターの役割や立ち位置(例:主人公、敵役、サイドキックなど)

また、キャラクターブックが長すぎると本文の生成に影響を与える可能性があるため、重要な情報に絞って記述すると良いでしょう。

簡潔に書くコツ
 ・省略できる助詞はすべて消す
 ・受動態以外は基本的に体言止めにする
 ・同じカテゴリの文は1つにまとめる
 ・独創的な表現はせず一言で端的に書く

テンプレートを使用する

使い始めた頃は、適切なキャラクターブックやメモリの書き方がわからないものです。そんなときはテンプレートを使うのが良いでしょう。

使用したいテンプレートを選び、AIのべりすとで読み込むだけで全ての設定が完了するという優れものです。創作をはじめ版権作品のプロンプトもあり、二次創作も簡単にできます。

ただし、二次配布や改変を許可していないテンプレートもあります。テンプレートとはいえ人が作ったものであり、無断で改変などを行うと著作権法に触れる可能性があるので注意しましょう。

使いこなすコツ④:MOD機能を利用する

AIのべりすとには、文章の特徴や雰囲気を自由にカスタマイズできる「MOD機能」があります。例えば、夏目漱石の作品を学習させたMODを使えば漱石風の文章を生み出せますし、ファンタジー作品向けの重厚な表現や、コメディ調の軽快な会話文など、目的に応じた文章生成が可能です。

自分でMODを作ることも、他のユーザーのMODを使うこともでき、作品ごとに設定を保存しておけるので複数の創作を同時に進める際にも便利です。中級者以上の創作者にとって、AIのべりすとを「創作の相棒」として活用できる重要な機能といえるでしょう。

ただし、MOD機能の利用にはプレミアム会員への加入が必要で、現在対応しているのは「とりんさま7.3B」モデルのみという点に注意が必要です。

AIのべりすとが突然使えなくなったら?

AIのべりすとを使っているとき、突然エラーが出て使えなくなってしまったといったという声が聞かれます。

使えなくなった場合に考えられる原因は5つあります。

  • ネット回線からのアクセスが不安定
  • サーバーの混雑
  • 課金プランの期限切れ
  • キャッシュが溜まっている
  • システムメンテナンス

原因①:ネット回線からのアクセスが不安定

AIのべりすとを使うには安定したネット環境が必要です。接続が不安定な時は、再接続や別のWi-Fiに切り替えるなどを試してみましょう。

繰り返しエラーが出る場合、ご利用のネット回線からAIのべりすとのサーバーへのアクセスに問題がある可能性があります。その際はアカウントの設定画面で「プロキシで接続」というボタンをオンにすると改善するかもしれません。

また、AIのべりすとのサーバー自体が不具合を起こしているかどうかは、ステータスページでチェックしましょう。「All systems operational」と表示されていれば、サーバーは正常に動いているというサインです。

原因②:サーバーの混雑

フリー会員の場合、サーバーの混雑による影響を受けやすい傾向にあります。ユーザーが集まる夜間から深夜にかけては特に混雑しやすく、少し時間を置いてから再度試してみるのがおすすめです。

最近では、フリー会員の増加がサーバー強化のペースを上回っているため、利用制限がかかることがあります。制限は数十分から数日程度で解除されますが、待てない場合はプレミアム会員への登録を検討してください。

原因③:課金プランの期限切れ

有料プランを使っている方は、プランの期限切れにも注意が必要です。

期限が切れると使える機能が制限されてしまうことがあるので、公式サイトでアカウントの状態をチェックしてみましょう。必要に応じてプランを更新してください。

原因④:キャッシュが溜まっている

ブラウザのキャッシュがたまりすぎているのも、トラブルの原因になります。キャッシュやCookieが蓄積されると、ウェブアプリケーションの動作に支障をきたすことがあります。

ブラウザのキャッシュを削除し、ブラウザが最新版かどうかも確認してみましょう。別のブラウザで試してみるのも効果的です。

原因⑤:システムのメンテナンス

AIのべりすとのシステムがメンテナンス中という可能性もあります。公式サイトやサポートページで、メンテナンスの案内が出ていないかチェックしてみましょう。

メンテナンスの場合は、終わるまでしばらく待つ必要があります。予告なしの不具合の場合でも通常は数時間程度で復旧します。

それでも直らない場合は…?

これらの対処を試してもなお問題が解決しない場合は、サポートチームへの問い合わせをお勧めします。初心者マニュアルや公式Discordサーバーのサポートチャンネルを活用してください。その際、問題の詳細やスクリーンショットを提供することで、より早く解決できるかもしれません。

この記事を書いた人

AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する専門的な情報やサービス・プロダクトを解説、紹介するWebメディアです。AIの専門家集団の編集部がAIの活用法、最新ニュースやトレンド情報を分かりやすく発信しています。
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