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AIツール「otomo」で語学学習が変わる?辞書・翻訳・校正がオールインワンに

このニュースのポイント
  • AIツール「otomo」は、辞書・翻訳・校正を一体化したオールインワンの語学学習ツールとしてリリース。
  • ウェブアプリでインストール不要、GoogleやLINEアカウントで簡単に登録・利用可能。
  • 最新のAI技術を活用し、精度の高い翻訳や文法チェック、スラングや専門用語にも対応。
  • 今後、対応言語の拡大や翻訳・校正のチューニング機能追加などのアップデートを予定。

近年、ビジネスシーンにおけるAI活用が加速し、ChatGPTなどの生成AIによって翻訳や文章作成がより身近なものになっています。そんな中、辞書・翻訳・校正を一体化したAI言語ツール「otomo(オトモ)」が、2025年2月にリリースされました。開発したのは株式会社メタシンク(本社:東京都渋谷区)で、同社は語学学習を効率化するオールインワン型のサービスとして「otomo」を発表しました。

AInformation編集部/藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する専門的な情報やサービス・プロダクトを解説、紹介するWebメディア。AIの専門家集団の編集部がAIの活用法、最新ニュースやトレンド情報を分かりやすく発信していいます。藤井俊太のプロフィール

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目次

AI言語ツール「otomo」とは?

「otomo」は、インストール不要のウェブアプリで、GoogleまたはLINEアカウントを使えば、約5秒で会員登録が可能。登録時に個人情報の入力は一切不要で、ソーシャルログインのみで利用を開始できます。

このツールの最大の特長は、「辞書」「翻訳」「校正」の3つの機能を一つに統合していることです。これにより、語学学習者やビジネスパーソンが複数のツールを使い分ける必要がなくなり、スムーズな学習や業務の効率化が期待できます。

otomoの機能とAI技術

  1. 辞書機能
    一般的な単語やフレーズだけでなく、スラングや固有名詞にも対応。発音記号や類義語リストも表示され、発音の読み上げ機能もあります。
  2. 翻訳機能
    文章を自然な形で翻訳し、カジュアルな表現や専門用語にも対応。翻訳のポイントや会話例も表示され、実際の使い方を学べます。
  3. 校正機能
    文法やスペルミスを自動でチェックし、より自然な文章に修正。文章の雰囲気やトーンを変えることも可能で、近日中に「チューニング機能」が追加される予定です。

また、翻訳エンジンにはOpenAIやGoogleが開発した最新のAIモデルを採用し、高精度な翻訳や文章校正を実現。翻訳結果の音声読み上げや、訳文のポイント解説なども提供され、より実践的な学習をサポートします。

ビジネスシーンでの活用

「otomo」は、ビジネスの場でも活躍が期待されます。例えば、英文メールの作成・チェックでは、日本語で下書きを作成し、「otomo」に入力するだけで自然な英語に翻訳可能。その後、校正機能で文法ミスを修正すれば、迅速かつ正確な英文メールを作成できます。

また、英語のレポートやニュース記事の読解では、不明な単語を辞書機能で調べたり、文章全体を翻訳して大意をつかんだりできます。ブックマーク機能を活用すれば、重要な単語やフレーズを保存し、後で復習することも可能です。

今後の展望

開発元のメタシンクは、ユーザーのフィードバックを基に継続的なアップデートを予定しています。今後の計画には、以下のような新機能の追加が含まれています。

  • チューニング機能:翻訳や校正結果を、ユーザーの好みに応じて微調整できる機能の実装。
  • 対応言語の拡大:現在の日本語・英語に加え、韓国語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語への対応を予定。
  • AIエンジンの進化:新たなAIモデルの評価と採用により、翻訳や校正の精度向上を図る。

「otomo」は、辞書・翻訳・校正を一つに統合し、最新AI技術を活用することで、語学学習や多言語コミュニケーションの効率化を図る新しいツールです。特に、20~30代のビジネスパーソンにとって、短時間で翻訳や校正を完了できる利便性は大きな魅力。今後の機能強化や多言語対応にも期待が高まる「otomo」が、私たちの語学学習のあり方をどのように変えていくのか、引き続き注目したいところです。

出典:PR TIMES

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