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日本語対応で無料の画像生成AIサイトおすすめ7選!選び方から使用の注意点も解説

「無料で使える日本語対応の画像生成AIを試してみたいけれど、どれを選べばいいの?」と悩んでいませんか。

AIによる画像生成技術が急速に進化し、初心者でも手軽にクオリティの高いイラストや写真を作成できるようになりました。しかし、「操作が難しそう」「思い通りの画像が作れなそう」と感じて、挑戦をためらっている方も多いのではないでしょうか。

実は、無料で使える日本語対応の画像生成AIは思った以上に多く、ツールごとに特徴や得意分野が異なります。そこで本記事では、日本語対応の無料で使える画像生成AIの中から、特におすすめの7つを厳選してご紹介します。さらに、選び方のポイントや使用時の注意点についても詳しく解説します。  

これから画像生成AIを活用したい方や、自分に合ったツールを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。

AInformation編集部/藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する専門的な情報やサービス・プロダクトを解説、紹介するWebメディア。AIの専門家集団の編集部がAIの活用法、最新ニュースやトレンド情報を分かりやすく発信していいます。藤井俊太のプロフィール

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目次

画像生成AIとは

画像生成AIとは、テキストや簡単な指示を入力するだけで、AIが自動的に画像を作成する技術のことを指します。

従来の画像制作では、デザインスキルや専門的なソフトウェアの知識が必要でしたが、近年のAI技術の発展により、誰でも簡単に高品質なコンテンツを作成できるようになりました。

画像生成AIについて詳しくは画像生成AIとは?仕組みとおすすめのサービス4選も紹介!で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

基本的な使い方

基本的に画像生成AIの使い方はシンプルなものが多いです。まず、使用するAIツールを選び、画面上の入力欄に希望する画像の内容を記入。この指示文は「プロンプト」と呼ばれ、詳細に指定すればするほど、希望に近い画像が生成されやすくなります。例えば、「夕焼けの海辺で波が穏やかに打ち寄せる風景」と入力すると、その内容に沿った画像が作成されます。

指示を入力した後は、AIが自動的に画像を生成し、ユーザーは提示された候補の中から気に入ったものを選びます。必要に応じて、追加の調整が可能なツールもあり、色合いや構図を変更することで、より理想的な仕上がりに近づけることができます。完成した画像は、ダウンロードしてそのまま利用できるため、デザイン制作の手間を大幅に削減できるはずです。

プランごとの違い

画像生成AIには、無料で利用できるものから、高度な機能を備えた有料プランまであります。無料プランでは、生成回数に制限があったり、画質が低かったりすることが一般的です。一方、有料プランでは、高解像度の画像を無制限に生成できたり、より高度な編集機能を利用できたりするため、ビジネス用途や本格的な制作活動に適しています。

また、ツールによっては、速度や生成精度にも違いが見られます。無料プランでは生成に時間がかかることがありますが、有料プランでは処理が高速化され、スムーズに作業を進められます。商用利用が許可されるかどうかもプランごとに異なるため、ビジネス向けに利用する場合は、利用規約を事前に確認しましょう

画像生成AIの選び方

用途や求める品質によっておすすめの画像生成AIは異なります。日本語での利用可否、コスト、生成スピード、画質、商用利用の可否などの要素を考慮して選びましょう。

日本語で使えるツールから選ぶ

多くの画像生成AIは海外発のものが多いため、英語のプロンプト入力が必要な場合が少なくありません。英語に不慣れな場合や、細かいニュアンスを正確に指示したい場合は、日本語に対応したツールを選ぶと良いでしょう。日本語で指示できるAIであれば、直感的に操作できるため、初心者でも使いやすいです。

無料で使えるツールから選ぶ

まずは試しに使ってみたい場合や、コストをかけずに簡単な画像を作成したい場合は、無料で利用できるツールを選ぶことをおすすめします。無料プランでは、生成回数や画質に制限があるものの、基本的な機能を試すには十分なケースが多いです。ただし、商用利用が不可の場合があるため、個人利用に適しているかどうかを確認しておく必要があります。

短時間で画像を生成できるツールから選ぶ

画像生成のスピードを重視する場合は、処理の速いツールを選びましょう。特に、業務で使用する場合や、短時間で大量の画像を作成したい場合には、生成時間が数秒〜数十秒程度のAIが適しています。無料プランでは処理が遅くなる傾向があるため、スピードを優先する場合は有料プランの検討をしましょう

高画質の画像を生成できるツールから選ぶ

画質を重視する場合は、高解像度で詳細な描写が可能なツールを選ぶことが重要です。特に、広告や印刷物、Webサイトのビジュアルとして使用する場合は、クオリティの高い画像を作成できるツールを選ぶことで、より魅力的なコンテンツを制作できます。また、画質が高いツールでは、リアルな写真のような仕上がりや細かいディテールを持つイラストの生成が可能になるため、作品の完成度を高めることができます。

商用利用可能なツールから選ぶ

ビジネスやマーケティング目的で画像生成AIを活用する場合、商用利用が許可されているかどうか必ず確認してください。多くの無料ツールでは、生成した画像の商用利用が制限されているため、企業の広告や商品パッケージ、SNSの公式投稿などに使用する場合は、利用規約を慎重に確認する必要があります。有料プランの中には、商用利用が前提のものもあるため、法人やクリエイター向けのプランを選ぶことで、安心して利用することができます。

無料で使える日本語対応AI画像生成ツール7選

ここではおすすめの画像生成AIを7つ紹介します。無料で使えて日本語に対応しているので、気になったものはぜひ使ってみてください。

Canva AI

Canva AIにはテキストからの画像生成、画像の背景除去やスタイル変更とさまざまなAI機能が備わっています。簡単に再生成が可能で、画像・グラフィックから選択できます。「インスピレーションを得る」から簡単に試すことができるため、初心者にもおすすめです。

項目内容
日本語対応対応
料金無料プラン:生成枚数に上限あり
Canva Proプラン:1,180円/月
画質機能やエクスポート設定による
生成にかかる時間数秒程度
商用利用の可否商用利用可
※著作権には注意
公式サイトhttps://www.canva.com/ja_jp/

まずは生成したい画像のキーワードや文章を入力します。今回は「夕日が沈む海岸。波が穏やかに打ち寄せ、遠くにヨットが浮かんでいる。空はオレンジと紫のグラデーションで画像生成してください」と入力しました。数秒から数十秒ほどで画像が出力されます。

同様にグラフィック版で試すとこのように出力されました。

生成したい画像の雰囲気やテイストに合わせて選ぶことができます。

Canva AIについてはCanva AIで画像生成!やり方を画像付きで丁寧に解説!で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。

Seaart

SeaArt AI(シーアート)は、シンガポールのSTAR CLUSTER PTE. LTD.が開発した画像生成AIです。

項目内容
日本語対応対応(精度は高くない)
料金無料プラン:生成枚数に上限あり(150枚)
有料プラン:複数あり
画質機能やエクスポート設定による
生成にかかる時間数秒〜数十秒程度
商用利用の可否商用利用可
※モデル作成者が許可していない場合は不可
公式サイトhttps://www.seaart.ai/ja?ad=JPWZC1PAL008

Seaartではモデルの設定から画像の比率の変更などが簡単にできます

Seaartは人物画像の生成が得意なサイトです。なので「夕日が沈む海岸。波が穏やかに打ち寄せる中サーフィンをする女性。空はオレンジと紫のグラデーションで画像生成してください」と入力し、出力された画像は以下のとおりです。

Microsoft Designer

Microsoft Designerは、Microsoft社が開発したAI搭載の画像生成及び編集アプリです。ブラウザ上で使用することができます。

項目内容
日本語対応対応
料金無料プラン:15ブースト/日(使い切ったら翌日補充)
有料プラン(Copilot Proのサブスクリプションユーザー):100ブースト/日
画質かなり高画質
生成にかかる時間数秒〜数十秒程度
商用利用の可否商用利用可
※著作権には注意
公式サイトhttps://create.microsoft.com/ja-jp/features/ai-image-generator

画像生成にはまず無料でログイン、または新規登録をする必要があります。

Canva AIと同様に「夕日が沈む海岸。波が穏やかに打ち寄せ、遠くにヨットが浮かんでいる。空はオレンジと紫のグラデーションで画像生成してください」と入力しました。数秒で画像が出力されます。

画像を選択し、簡単に編集することができるので、色味の調節や文字入力に適しています

リートン

wrtn(リートン)は、韓国のスタートアップ企業が開発した最先端のAI技術を無料で利用できるプラットフォームです。テキスト生成や画像生成など、多彩な機能を提供しています。登録するだけで、専門知識がなくても簡単にAI技術を活用できるのが魅力です。

項目内容
日本語対応対応
料金無料
画質かなり高画質
生成にかかる時間数秒〜数十秒程度
商用利用の可否商用利用可
※著作権には注意
公式サイトhttps://wrtn.jp/

画像生成するには、入力画面左側の目的を選択してから「AI画像生成」をクリックします。

今回も「夕日が沈む海岸。波が穏やかに打ち寄せ、遠くにヨットが浮かんでいる。空はオレンジと紫のグラデーションで画像生成してください」と入力し、出力された画像は次のとおりです。

左下のやじるしで何度も再生成することが可能です。

Felo

Feloは、日本のAIスタートアップSparticle社が開発したAI検索エンジンです。リサーチや情報整理に優れるだけでなく、スライド資料やマインドマップ、画像の生成まで可能な多機能性が特徴です。

項目内容
日本語対応対応
料金無料プラン:制限あり
有料プラン:2,099円/月
画質かなり高画質
生成にかかる時間数秒〜数十秒程度
商用利用の可否制限あり(作成したスライドの営利目的は禁止)
※著作権には注意
公式サイトhttps://search-chat.felo.ai/

まず「AI画像生成」を選択し、モデルを選びます。

今回はGPT-4o miniで「夕日が沈む海岸。波が穏やかに打ち寄せ、遠くにヨットが浮かんでいる。空はオレンジと紫のグラデーションで画像生成してください」と入力し、出力。

モデルを比較して生成もできるため、違いを試したい方におすすめです。

DALL・E 3

DALL・E 3は、OpenAI社が開発した画像生成AIで、ChatGPTで使用できます。ChatGPTと同じく日本語での指示で画像生成が可能です。

項目内容
日本語対応日本語可(出力結果の精度は英語比でやや劣る場合あり)
料金Freeプラン:生成枚数に上限あり
ChatGPT Plusプラン(月20ドル):上限なし
※Bing Image CreatorはMicrosoftアカウントがあればDALL-E3を無料できるが、商用利用不可
生成にかかる時間平均して数秒~10秒ほど
画質かなり高画質・高品質
商用利用の可否商用利用可ただし、公式サイトに著作権を考えて使用するように注意書きあり
公式サイトhttps://openai.com/index/dall-e-3/

実際に使ってみましょう。まず、新規チャットを開き、「・・・」から画像を選択します。

次に作りたい画像を文章で入力します。

同様に「夕日が沈む海岸。波が穏やかに打ち寄せ、遠くにヨットが浮かんでいる。空はオレンジと紫のグラデーションで画像生成してください」と入力。すると数秒ほどで出力されます。

一度に何枚も生成できるか試してみたところ、機能せず1枚しか出力されませんでした。

「◯つ生成して」や「◯パターンで画像生成して」で複数枚生成できることもあるようなので、気になる方は試してみてください。

My Edit

MyEditは、オンライン上で画像編集や写真加工ができるサービスです。AIを活用したさまざまなツールを提供しており、テキスト(プロンプト)を入力することでオリジナルの画像やイラストを作成できる画像生成AI機能や画像の補正や加工機能も搭載されています。

項目内容
日本語対応日本語可(出力結果の精度は英語比でやや劣る場合あり)
料金無料プラン:1日ログインするごとに3クレジット発行
有料プラン:1,460円/月〜
生成にかかる時間平均して数秒~10秒ほど
画質かなり高画質・高品質
商用利用の可否商用利用可ただし、著作権には注意
公式サイトhttps://myedit.online/jp/photo-editor/ai-image-generator

同様に「夕日が沈む海岸。波が穏やかに打ち寄せ、遠くにヨットが浮かんでいる。空はオレンジと紫のグラデーションで画像生成してください」と入力。

今回は「風景」の「リアル」を選択しました。

4画像がこのように出力されます。

毎日3クレジットの付与しかないので、たくさん画像生成したい人には不向きでしょう。MyEditでは画像生成以外にも音声編集や文字起こしが可能です。詳細は以下をご覧ください。

▶︎MyEditとは?使い方や料金、文字起こしの精度などを解説

AI画像生成ツールを使用する際の注意点

AI画像生成ツールは、簡単なテキストを入力するだけで多様な画像を作成できる便利な技術です。しかし、その手軽さゆえに、使用する際には注意すべき点がいくつかあります。正しいルールを理解して、安全に活用しましょう

商用利用が可能か確認する

AI画像生成ツールを使用する前に、まず商用利用が許可されているかどうかを確認しましょう。ツールによっては、無料版と有料版で利用条件が異なり、無料版では商用利用が禁止されている場合があります。広告や商品パッケージ、マーケティング素材として画像を使用する場合、利用規約を事前に確認しなければなりません。違反してしまうと、思わぬ法的トラブルに発展する可能性もあるため、注意が必要です。

個人情報の流出に注意する

AI画像生成ツールを使用する際には、個人情報の流出にも十分気を付けましょう。多くのツールはクラウド上で動作し、ユーザーが入力したデータや生成された画像がサーバーに保存されることがあります。そのため、知らないうちに個人情報が第三者に渡ってしまうリスクがあるのです。

特に、顔写真を加工するタイプのツールでは、アップロードした画像がAIの学習データとして活用される場合があります。これにより、プライバシーの侵害や不正利用のリスクが高まる可能性があります。個人を特定できる情報を含む画像を安易にアップロードするのは避けましょう

著作権問題に気をつける

AI画像生成ツールを使用する際、著作権の問題にも注意しなければなりません。AIが生成する画像は一見オリジナルに見えますが、実際には膨大な既存のデータを学習して作られています。そのため、他のクリエイターが作成した作品と類似する画像が生成される可能性があります。作成した画像が他者の著作権を侵害していた場合、トラブルに発展しかねません。

このようなリスクを回避するためには、生成された画像が既存の作品と類似していないか確認しましょう。特に、企業の広告や商品デザインに使用する場合、事前に著作権のチェックを行い、問題がないことを確かめた上で活用することをおすすめします。また、独自性を持たせるために、AIが生成した画像をさらに加工し、オリジナル性を加えるのも一つの方法です。

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