スマホのAI画像生成アプリの選び方は?無料のおすすめアプリを紹介!

AI画像生成アプリを使うことで、スマホ1台で、まるでプロが描いたようなイラストやアート画像が作れます。最近は、SNSの投稿やアイコンづくりに使う人も増えており、ai画像生成スマホというキーワードで検索する人も急増中です。とはいえ、アプリの種類は多く、「どれが無料で使える?」「日本語対応してる?」「商用利用はできる?」 と迷ってしまう人も多いでしょう。

当記事では、初心者にもわかりやすくスマホで使えるAI画像生成アプリの選び方やおすすめアプリ10選、実際の使い方、注意点、よくある質問までを網羅的に解説します。あなたにぴったりのアプリがきっと見つかるはずです。まずは基本から見ていきましょう。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する専門的な情報やサービス・プロダクトを解説、紹介するWebメディア。AIの専門家集団の編集部がAIの活用法、最新ニュースやトレンド情報を分かりやすく発信していいます。藤井俊太のプロフィール

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目次

スマホでAI画像生成が人気の理由

スマホでAI画像生成が注目されている最大の理由は、いつでもどこでも手軽に、高品質な画像が作れる点にあります。スマートフォンの性能向上と、クラウド型AI技術の進化によって、以前は高性能なPCが必要だった画像生成が、今ではアプリ1つで簡単に実現できるようになりました。

特にSNSやLINEなどのアプリと連携して、生成した画像をすぐに共有できる手軽さは、若い世代を中心に強い支持を集めています。たとえば、AIピカソやDream by WOMBOなどの人気アプリは、プロンプト(指示文)を入力するだけで、絵を描けない人でもプロが描いたような画像を作れる点が魅力です。

このように、スマホならではの利便性とエンタメ性が掛け合わさり、AI画像生成は日常の中に自然と入り込む存在になっています。だからこそ、これからますます多くの人がスマホでAI画像を楽しむようになると考えられます。

スマホのAI画像生成アプリの選び方

自分に合ったAI画像生成アプリを選ぶには、機能や使いやすさの違いを知ることが重要です。目的に合わないアプリを選ぶと満足度が下がるため、事前にチェックすべき5つのポイントを整理しました。ここを読めば、失敗しないアプリ選びができます。

無料か有料かで選ぶ

AI画像生成アプリを選ぶとき、まず考えたいのは無料か有料かです。なぜなら、アプリによっては無料で使える範囲が限られており、満足できる画像を作るには課金が必要になる場合もあるからです。

たとえば、AIピカソやDream by WOMBOなどは基本無料で始められますが、高解像度の画像出力や追加スタイルの利用には有料プランが必要になることがあります。また、有料アプリは広告がなくスムーズに操作できる利点もあります。

まずは無料で試して、自分の使い方に合うかを確かめた上で、必要なら課金するという使い方が安心です。無理に有料プランを選ばずとも、無料でも十分楽しめるアプリはたくさんあります。

日本語対応と使いやすさで選ぶ

AI画像生成アプリをストレスなく使うには、日本語対応と操作のしやすさがとても大事です。理由は、日本語に対応していないとプロンプト(指示文)がうまく伝わらなかったり、アプリ内の説明が分からなくて迷いやすくなるためです。

たとえばAIイラストくんやCanvaは日本語対応が充実しており、初心者でも迷いにくいインターフェースが魅力です。逆に、英語のみのアプリは慣れていない人にはハードルが高く感じるかもしれません。

日本語で操作できるアプリは安心感があり、使っていて楽しいと感じやすくなります。特に初めてAI画像生成に触れる人ほど、日本語対応の有無をチェックするのがおすすめです。

画像の種類や出力スタイルで選ぶ

AI画像生成アプリを選ぶときは、どんな画像が作れるかも重要なポイントです。なぜなら、アプリごとに得意なスタイルや対応ジャンルが異なるため、自分の目的と合わないと満足できないからです。

たとえば、アニメ風やイラスト調を得意とする、AIイラストくんもあれば、リアルなアート作品風を生み出せるStarryAIなど、アプリによって生成される画像の雰囲気がまったく違います。また、似顔絵、風景、ファンタジー風、抽象画などの出力スタイルも様々です。

どんな画像を作りたいかを明確にしておくことで、自分にぴったりのアプリが見つかりやすくなります。イメージ通りの作品が作れるアプリを選べば、楽しさも格段にアップします。

プロンプト入力の自由度を見る

AI画像生成アプリを使いこなすうえで、プロンプト入力の自由度は見逃せないポイントです。なぜなら、自由度が高いアプリほど、ユーザーの細かい要望や世界観を反映しやすく、思い通りの画像を作ることができるからです。

たとえば、Imagine AI Art Generatorなどは、細かい指示文にも対応していて、背景や色調、構図まで反映できます。一方、入力が制限されていたり、日本語がうまく処理されないアプリだと、理想の画像に近づけるのが難しくなります。

例えば、夕焼けの海辺で佇む猫といった自然な日本語で入力しても、正しく意味を理解してくれず、全く違う要素が描かれたり、構図が乱れたりすることがあります。多くのAIモデルは英語に最適化されているため、日本語の語順や曖昧な表現に対応しきれず、意図しない画像が生成されるケースがあるのです。

自由に指示できるアプリは創造の幅が広がり、使えば使うほど表現力も高まります。初心者も、まずは簡単なプロンプトから試してみて、慣れてきたら徐々に細かく指示を加えるのがおすすめです。

SNSとの連携や共有のしやすさを重視する

AI画像生成アプリは、SNSとの連携や共有のしやすさも大きな選定ポイントです。というのも、生成した画像をInstagramやX(旧Twitter)などにすぐに投稿できると、より多くの人と作品を共有したり、反応をもらう楽しさが増すからです。

たとえば、PicsartやCanvaは、アプリ内から直接SNSに投稿できる連携機能が備わっており、加工後すぐに共有できる便利さが魅力です。中にはハッシュタグ自動生成や、作品をギャラリーに保存して他のユーザーと交流できる機能を持つアプリもあります。

SNSとの親和性が高いアプリを使うことで、創作のモチベーションが維持しやすくなります。発信や交流を楽しみたい人は、共有機能が使いやすいかも必ずチェックしましょう。

無料で使えるスマホのおすすめAI画像生成アプリ10選

AI画像生成アプリは無料でも高機能なものが多数あります。コストをかけずに始めたい方にとって、どれを選ぶかが満足度を左右します。ここでは人気と実用性を兼ね備えた無料アプリを厳選して紹介します。あなたにぴったりのアプリがきっと見つかります。

AIピカソ

出典:AIピカソ

項目特徴
無料か有料か基本無料(追加課金なしで使える範囲が広い)
日本語対応と使いやすさ完全日本語対応、UIも直感的で使いやすい
画像の種類や出力スタイルイラスト調・アニメ風が得意
プロンプト入力の自由度初心者向けのシンプルな入力形式
SNSとの連携や共有のしやすさ画像保存が簡単でSNS共有も可能
公式サイトAIピカソ

AI画像生成を初めて体験するなら、AIピカソは最適なスタート地点です。その理由は、完全無料で日本語にも対応しており、誰でも簡単に扱える設計だからです。特に注目したいのは、プロンプトの入力がシンプルで、複雑な英語表現や構文を知らなくてもイラスト風画像がすぐに作れる点です。

しかも日本のアプリであるため、操作画面も日本語で統一されており、迷わず使えるのが大きな魅力です。アニメ風のテイストや、柔らかいタッチの画像生成が得意で、かわいらしい作風を求める人に特におすすめです。

まずは無料で試してみたい、英語の入力に不安があるという方は、迷わずAIピカソを選んでみてください。初心者に優しい環境が整っており、楽しく使えること間違いなしです。

Dream by WOMBO

出典:Dream by WOMBO

項目特徴
無料か有料か基本無料、一部プレミアム機能あり
日本語対応と使いやすさ英語表記のみだが、簡単なUIで操作可能
画像の種類や出力スタイル幻想的・アート調・抽象的なスタイルが豊富
プロンプト入力の自由度自由入力形式でかなり細かく指示可能
SNSとの連携や共有のしやすさアプリ内からの即時共有が可能
公式サイトDream by WOMBO

幻想的でアート性の高い画像を作りたいなら、Dream by WOMBOは非常におすすめのアプリです。その理由は、プロンプトの自由度が高く、独自のスタイルを表現しやすい設計だからです。入力した言葉に応じて、まるで絵画のような作品を自動生成してくれるため、アーティスティックな作品づくりに向いています。

日本語の対応はありませんが、操作はアイコン中心で、英語に自信がない人でも比較的直感的に使えます。また、作った作品をすぐにSNSにシェアできる点も魅力のひとつです。無料でも多くのスタイルを試すことができ、創造的な表現を楽しみたい人にはぴったりの1本です。

AIイラストくん

出典:AIイラストくん

項目特徴
無料か有料か無料で利用可能、有料プランもあり
日本語対応と使いやすさ完全日本語対応で初心者向け
画像の種類や出力スタイルアニメ・イラスト系に特化
プロンプト入力の自由度短文入力でも反応良好
SNSとの連携や共有のしやすさ保存やシェアも簡単
公式サイトAIイラストくん

アニメ風のイラストを手軽に作りたいなら、AIイラストくんが最適なアプリのひとつです。その理由は、日本語で簡単に指示が出せるうえ、アニメやキャラクター調の画像生成に特化しているからです。たとえば、かわいい女の子、かっこいいロボットなどと入力するだけで、それに応じた魅力的なイラストをすぐに生成できます。

初心者でも迷いにくい操作画面で、アカウント登録なしでもすぐに使える気軽さも魅力です。とにかく日本語でサクッと作りたい、イラストっぽい画像を楽しみたいという人にとっては、これ以上ない選択肢です。

Picsart

出典:Picsart

項目特徴
無料か有料か無料プランあり(プレミアム機能多数)
日本語対応と使いやすさ一部日本語対応、デザイン操作は簡単
画像の種類や出力スタイル写真加工、AIアート、SNS向けテンプレート
プロンプト入力の自由度比較的自由、ビジュアルからの生成も可能
SNSとの連携や共有のしやすさSNS投稿・編集機能が充実
公式サイトPicsart

SNSで映える画像を作りたいなら、Picsartは非常に頼れるアプリです。その理由は、AI画像生成に加えて写真編集やテンプレートデザイン機能が豊富で、あらゆる場面に対応できるからです。特に、生成した画像をそのままフィルター加工したり、文字を重ねて投稿用に仕上げたりできるため、投稿の完成度がぐっと上がります。AIによる画像生成も自然で、人物や風景もリアルに表現されます。

SNS映えを狙いたい人や、画像を作るから発信するまで完結させたい人にとって、Picsartはまさにオールインワンのツールです。

Canva

出典:Canva

項目特徴
無料か有料か無料でも高機能、Pro版あり
日本語対応と使いやすさ完全日本語対応、UIも直感的
画像の種類や出力スタイルプレゼン資料・SNS画像・AIイラストまで幅広く対応
プロンプト入力の自由度会話形式のプロンプトも対応
SNSとの連携や共有のしやすさ投稿用テンプレが豊富、SNSとの連携もスムーズ
公式サイトCanva

デザイン作業も兼ねてAI画像生成を楽しみたいなら、Canvaが非常におすすめです。その理由は、プレゼン資料やSNS投稿用のテンプレートが豊富で、生成した画像をそのまま加工・活用できる機能が揃っているからです。

Canvaでは、マジック生成機能を使うことで、テキストから簡単にAI画像を生成でき、日本語にも対応しています。生成後はそのままスライドやポスター、チラシなどに使えるため、ビジネスでも趣味でも重宝します。

直感的な操作で画像もデザインもまとめて作れるので、手軽さと完成度の両方を求める人には理想的なアプリです。

出典:StarryAI

項目特徴
無料か有料か基本無料(クレジット制)、有料で追加クレジット購入可能
日本語対応と使いやすさ英語UIだが操作は簡単
画像の種類や出力スタイル夢幻的・アート系・抽象画スタイルが得意
プロンプト入力の自由度非常に自由度が高く細かく指定可能
SNSとの連携や共有のしやすさ作成後すぐに保存・シェアが可能
公式サイトStarryAI

幻想的なアート作品を作りたい人には、StarryAIがぴったりのアプリです。その理由は、抽象画・アート系・夢幻的な世界観の画像生成に強く、スタイルの幅が非常に豊かだからです。特に、こんな画像が欲しいと具体的に伝えるプロンプト入力の自由度が高く、細かい世界観や雰囲気まで表現することができます。

操作は英語UIですが、アイコン中心の設計で直感的に使いやすく、初心者でも数回使えばすぐ慣れるでしょう。画像を生成したらそのままスマホに保存でき、SNSへの共有もワンタップで完了。作成した画像はギャラリーに保存され、他のユーザーと作品を見せ合うことも可能です。

幻想的・アーティスティックな作品を楽しみたい方や、自由な表現に挑戦したい中級者に特におすすめです。クレジット制なので無料でも十分試せるのも魅力です。

Imagine AI Art Generator

出典:Imagine AI Art Generator

項目特徴
無料か有料か無料トライアルあり、有料で高機能解放
日本語対応と使いやすさ英語UIだが基本操作は簡単
画像の種類や出力スタイルリアル・ファンタジー・イラスト調など幅広い
プロンプト入力の自由度詳細なプロンプト入力が可能
SNSとの連携や共有のしやすさ作成画像は保存・共有しやすい
公式サイトImagine AI Art Generator

幅広いジャンルの画像を自由に作りたい人には、Imagine AI Art Generatorがおすすめです。なぜなら、このアプリはリアルな絵画風からファンタジー調、アニメ風まで多彩なスタイルに対応しており、プロンプト次第で自由な表現が可能だからです。詳細な指示も通りやすく、構図や雰囲気など、こだわりの強い人にも向いています。日本語には非対応ですが、簡単な英語でも十分に機能を使いこなせます。

創作意欲を自由に発揮したい方には、表現力の幅が広いこのアプリがピッタリです。無料での使用制限も緩やかで、気軽に試す価値ありです。

PhotoLeap

出典:PhotoLeap

項目特徴
無料か有料か無料利用可能(高機能はサブスク)
日本語対応と使いやすさ一部日本語対応、直感的な操作性
画像の種類や出力スタイル写真加工+AI生成、実写風もOK
プロンプト入力の自由度プロンプト+写真アップロード両対応
SNSとの連携や共有のしやすさ編集後に即シェア可能
公式サイト

加工も生成もまとめてやりたいという人には、PhotoLeapが便利です。理由は、AI画像生成だけでなく、既存の写真を編集・合成する機能も豊富だからです。たとえば、自撮り写真にAI風の背景を加えたり、空の色を変えたりといった本格的な加工も数タップで行えます。さらに、AIによる画像生成では実写風のリアルな仕上がりも可能で、プロンプトだけでなく画像アップロードからの変換にも対応しています。

写真ベースの創作やSNS用のビジュアル作成をしたい方におすすめで、表現×編集の両立が叶うアプリです。

Fotor AIアートジェネレーター

出典:Fotor AIアートジェネレーター

項目特徴
無料か有料か無料で利用可能(一部機能に課金あり)
日本語対応と使いやすさ一部日本語対応、Web版は直感的でわかりやすい
画像の種類や出力スタイルポートレート風・絵画風・イラスト調など多彩
プロンプト入力の自由度比較的自由、詳細な入力にも対応
SNSとの連携や共有のしやすさ作成後の保存・共有が簡単
公式サイト

リアルな人物風や絵画のようなAI画像を作りたいなら、Fotor AIアートジェネレーターは非常に便利です。その理由は、プロンプトに応じてさまざまなアートスタイルを選べるほか、生成画像の解像度も高く、実用性が高いからです。

写真をアップロードして加工する機能もあるため、自分の顔写真をアート風に変換することも可能です。また、PCブラウザ版は操作が直感的でわかりやすく、初めてでも使いやすい仕様になっています。幅広いスタイルを試したい人や、リアル寄りの表現を求める方には、FotorのAI生成機能は非常に心強い味方になるでしょう。

Artguru AI

出典:Artguru AI

項目特徴
無料か有料か無料枠あり、追加生成にはクレジット購入が必要
日本語対応と使いやすさ英語UIだが操作はシンプル
画像の種類や出力スタイルリアル風、ファンタジー、肖像画、キャラ風など対応
プロンプト入力の自由度入力内容の自由度が高く、詳細な表現可能
SNSとの連携や共有のしやすさシェア用ボタン付きで共有が簡単
公式サイト

多様なアートスタイルを楽しみたい人には、Artguru AIも見逃せないアプリです。理由は、リアル系からファンタジー系、アニメ風まで、幅広い出力スタイルを選べるうえに、プロンプトの自由度が非常に高いため、細かいこだわりにも対応できるからです。日本語UIはありませんが、基本的な操作はアイコンと英単語のみで進められるため、慣れれば問題なく使えます。また、画像の保存やSNS共有もスムーズで、完成後の活用にも困りません。

表現の幅を広げたい中級者以上のユーザーに特におすすめのツールです。創作の幅が大きく広がります。

スマホのAI画像生成アプリの使い方

CanvaのAI画像生成機能を使えば、誰でも簡単にプロンプトから画像を作成できます。ここではCanvaを使用した画像作成の手順を紹介します。実際にスマホで作業をしながら、初めての方でも迷わないように具体的に解説していきます。

まずはスマホにCanvaアプリをインストールしましょう。App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)でCanvaと検索し、無料アプリをダウンロードしてください。インストール後、アプリを開くと上記画像の画面が表示されます。

右上の登録をクリックすると

上記画面が展開されるので、好きな登録方法を選んでください。

その後、利用目的を選んでいきます。

自分の利用目的に合ったものを選択してください。

上記の画面が展開されたら、登録は終了です。

ここからAI画像生成を行うには

画面左の作成を選びます。今回はInstagram投稿を選びます。

上記のような画面が表示されるので、画面左下のマジック生成を選びます。

そうすると、上記画面が展開されます。

画像のイメージを指示します。今回は青空の下でピクニックを楽しむ家族と入力します。

そして、スタイルをクリックしスタイルを選びます。

今回は映画的なものを選んでみます。

その後、画面のイメージ生成をクリックします。

生成が完了すると、画像が表示されるため、好きな画像をクリックします。

クリックすると、画像が右側の投稿に移動するため、画像生成が完了です。

スマホでAI画像生成アプリを使う際の注意点

AI画像生成アプリは手軽で楽しい反面、使い方を間違えると思わぬトラブルに繋がることもあります。著作権や個人情報など、見落としがちな注意点を事前に押さえておけば、安心して創作やSNS投稿を楽しめます。ここではスマホユーザーが知っておくべき4つのポイントをわかりやすく解説します。

著作権や利用規約を確認する

AI画像生成アプリを使う前に、著作権や利用規約をしっかり確認しておくことが大切です。なぜなら、生成された画像に関する権利は、ユーザーではなくアプリ提供元にある場合もあるからです。

たとえば、Adobe Fireflyでは商用利用が認められていますが、他のアプリでは、個人利用のみ可やクレジット表記が必要といった制限があることもあります(参考:Adobe Firefly公式FAQ)。また、文化庁も著作権は創作性のある表現に認められるとしていますが、AIが作ったものでも元ネタが著作物ならトラブルになる恐れがあります(参考:文化庁 著作権について)。

自分で作ったつもりの画像でも、他者の作品や規約に反する場合があるため、利用前に規約を確認して、どう使っていいかを明確にしておくのが安心です。

個人情報や写真の取り扱いに注意する

 AI画像生成アプリでは、個人情報や写真の取り扱いにも十分な注意が必要です。特に顔写真をアップロードするタイプのアプリでは、その画像がクラウド上に保存されたり、無断で学習データに使われるリスクもあります。総務省のセキュリティサイトでも、写真や個人情報の取り扱いには注意し、提供先のプライバシーポリシーを確認するようにと呼びかけています(参考:総務省|情報セキュリティサイト)。

最近は、生成画像から本人が特定されるケースもあり、SNSでの拡散後に予期せぬトラブルが起こることもあります。アプリによっては、利用時に顔認識データを収集する旨が利用規約に書かれている場合もあります。写真を使ったAI機能はとても魅力的ですが、大切な個人情報を守るためには、プライバシーポリシーの確認と、信頼できるアプリの選定が欠かせません。h3

スマホの動作環境や通信量にも配慮する

AI画像生成アプリは、スマホの処理能力や通信量に大きく影響を与えることがあります。なぜなら、高画質の画像生成にはCPUやメモリを使い、さらにクラウド処理が必要な場合は大量の通信データをやり取りするためです。

たとえば、NTTドコモでは、アプリによっては1回の使用で数十MB以上の通信が発生することもあると案内しています。また、古いスマホやストレージ容量が少ない端末では、アプリが落ちたり、処理に時間がかかってフリーズすることもあります。

外出先で使う場合は、Wi-Fi環境がないと通信制限に達する可能性もあるため注意が必要です。スムーズに楽しむには、スマホの空き容量や性能を確認し、通信量にも気を配りながら利用することが大切です。

AIの出力結果を鵜呑みにしない

AIが作り出す画像は一見リアルで魅力的ですが、その内容をすべて正しいものとして信じるのは危険です。なぜなら、AIは時に事実と異なる情報や、現実には存在しないものを生成することがあるからです。

たとえば、AIで作られた人物の顔に違和感があったり、建物が不自然な構造になっているケースもあります。IPA(情報処理推進機構)もAIによる出力には偏りや誤りが含まれる可能性があると警告しています。また、OpenAIの利用ポリシーでも、AIの出力をそのまま真実として扱わないことと明記されています。

生成された画像はあくまで創作物として捉え、信頼性を求める場合は必ず事実確認を行う姿勢が必要です。楽しむためのツールとして、過信せずに使いこなすことが大切です。

スマホでAI画像生成アプリを使う際によくある質問

AI画像生成アプリを使う中で、よくある疑問や不安は誰にでもあります。特に、無料で使えるか、商用利用できるかなどの情報は知っておきたいポイントです。ここでは初心者がつまずきやすい5つの質問に、わかりやすく丁寧に答えています。疑問がある方は、まずここを読めば解決のヒントが見つかります。

無料で使えるAI画像生成アプリはある?

無料で使えるAI画像生成アプリは、たくさんあります。特に初心者は、まず無料版から試すのが安心です。なぜなら、有料機能をいきなり使うと、思ったほど使いこなせなかったときに損をしてしまう可能性があるからです。

たとえば、AIピカソやDream by WOMBOは基本無料で利用でき、一部のプレミアム機能だけ課金形式です。CanvaやPicsartも無料で画像生成や編集が楽しめます。無料で使える範囲でも十分高機能なので、まずは試して自分の目的に合っているかを見極めることが大切です。有料に切り替えるのは、使いこなせるようになってからでも遅くありません。

日本語でプロンプト入力できるアプリはどれ?

日本語でプロンプト入力できるアプリは、たくさんあります。特に初心者には、日本語に対応したアプリのほうが使いやすくて安心です。理由は、英語で指示文を書く必要がないため、思いついた言葉をそのまま使えるからです。

たとえば、AIイラストくんやAIピカソは日本語入力に対応しており、かわいい動物や夕暮れの海辺などと自然な日本語で指示を出せば、すぐに画像を生成してくれます。また、Canvaのマジック生成でも、日本語入力が可能です。英語が苦手な方や、小さなお子さんでも楽しめるのが魅力です。自分の言葉で自由に表現できるアプリを選べば、創作の楽しさもぐっと広がります。

生成した画像は商用利用してもいい?

生成した画像を商用利用できるかどうかは、アプリごとの利用規約により異なります。なぜなら、一部のアプリでは、商用不可やクレジット表記が必要などの制限があるからです。

たとえばAdobe Fireflyでは、商用利用が明確に許可されています(参考:Adobe Firefly公式FAQ)。一方でDream by WOMBOなどは、商用目的での使用について制限を設けている場合があります。

また、画像内に著作権を侵害する要素(他人のキャラクターなど)が含まれると、トラブルの原因になることもあります。安心して使いたい場合は、商用利用可と明記されているアプリを選び、利用規約を必ず確認しましょう。

写真をアップロードして加工するのは安全?

写真をアップロードしてAI加工をする際には、十分に安全性を確認する必要があります。というのも、アップロードした写真がクラウド上に保存される可能性があり、アプリによっては無断利用されたり、学習データに使われることもあるからです。

たとえば、総務省も個人情報を含む画像の取り扱いには注意が必要と呼びかけています(参考:総務省|情報セキュリティサイト)。実際、顔写真を送信するタイプのアプリでは、プライバシーポリシーで、保存、共有などの記載があることが少なくありません。

大切なのは、利用前に必ず利用規約やプライバシーポリシーを確認し、信頼できるアプリのみを使うことです。特に顔が写った写真を扱う場合は慎重さが求められます。

なかなか思い通りの画像ができないときは?

思い通りの画像ができないときは、プロンプトの工夫やアプリの特性に合わせた調整がポイントです。というのも、AIはあくまで入力された指示(プロンプト)に基づいて画像を作るため、曖昧な言葉や短すぎる表現だと意図が伝わりにくいことがあります。

たとえば、かわいい猫よりも、白い毛並みで、大きな目をしたかわいい猫のように、具体的に指示することで出力精度が高まります。また、アプリによって得意なスタイル(リアル系、アニメ風など)が違うため、複数のアプリを使い分けるのも効果的です。

少しずつ試行錯誤を重ねることで、自分好みの画像が作れるようになります。最初から完璧を求めず、ゲーム感覚で楽しむのがコツです。

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