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ChatGPT

0円のChatGPTでも手描きから画像を作れて生成も50%速くなった

読了 約5分
OpenAIのロゴと社名が書かれた白い看板の前に、バックパックを背負った複数の人物が歩いている。背後にはガラス張りの現代的なビル建築が見える都市の街路。
この記事の要点

OpenAIが画像生成の新版「ChatGPT Images 2.5」を公開した。手描きのスケッチから画像を作れるSketch機能が加わり、生成速度はImages 2.0から最大50%向上した。無料を含む全プランが対象で、API向けにも2つの新モデルが追加された。

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手描きで画像を指示するSketchを使いたいか

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30億枚/週ChatGPT画像の生成数
50%生成速度の向上幅
2モデルAPI向け新モデル数

Images 2.5のSketchで手描きの絵を画像生成に使える

OpenAIは2026年9月8日にChatGPTの画像生成モデル新版「Images 2.5」を公開した。週30億枚以上が作られているChatGPT Imagesの更新で、手描き入力・テンプレート・画像へのコメント・プロンプト共有の4つが加わった。

目玉はSketch機能だ。ChatGPTの画面上で絵を描き、それを完成画像の参考にできる。

これまではテキストの指示だけで画像を作る仕組みだった。手描きが入力に加わったことで、テキストと視覚の両方で方向を決められるようになった。

テンプレートはチラシや商品写真などよく使われる形式をあらかじめ用意したもの。形式を選んで指示を入れるだけで作り始められる。画像に直接コメントを置いて修正箇所を指定する機能と、プロンプトを他のユーザーと共有して試してもらう機能も追加された。

生成速度はImages 2.0と比べて最大50%向上した。照明はより自然になり、質感もより細かく表現される。参照写真の被写体がより忠実に残るようになった点も含まれる。

全プランが対象でAPIにはFlareとSunburstが追加された

Images 2.5はChatGPT・ChatGPT Work・Codexの全プランで使える。デスクトップ・モバイル・ウェブのどれからでもアクセスでき、無料ユーザーも使える。

API開発者向けには2つの新モデルが追加された。

モデル GPT-Image-2.5 Flare GPT-Image-2.5 Sunburst
特徴 画質・編集・速度のバランスが取れている 細部の精度がさらに高い
生成速度 Images 2.5と同等(最大50%向上) Flareより時間がかかる
向く用途 一般的な画像生成と編集 細かいクリエイティブ作業

OpenAIはFlareを標準的な用途に、Sunburstを精度が求められる作業向けと位置づけている。EC商品画像の背景差し替えや広告バナーの量産では速度を取り、ブランドのビジュアル制作では精度を取るという使い分けが要る。

Images 2.0と2.5の違い。Images 2.0:テキスト指示だけで生成、テンプレートなし。手描き入力は使えなかった。Images 2.5:手描きスケッチで指示可能、テンプレート追加。生成速度も最大50%向上。データ:OpenAI 公式発表。制作:AInformation。
公式発表をもとにImages 2.0と2.5の変更点を整理した / データ:OpenAI 公式発表 / 制作:AInformation

「ここだけ直して」がImages 2.5で通りやすくなった

Images 2.5は指示した箇所だけを編集し、それ以外を変えない精度が上がった。背景が複雑な画像でも修正が周囲に波及しにくい。API経由で商品・背景・コピーの一部だけを差し替え、構図とブランドを維持する操作が安定した。

実際にSketch機能と編集精度を試した結果は次のとおりだ。

長い会話で何度も編集を重ねた場合の安定性も向上した。以前のモデルでは複数回の修正で画質が落ちることがあったが、Images 2.5では直前の編集が保たれたまま次の修正を重ねられる。1つの画像を繰り返し調整する実務で差が出る。

Images 2.5の新しい3つの操作。Sketch:手描きの絵を入力にして画像を作れる。テンプレート:チラシや商品写真の型を選んで始められる。コメント編集:画像に直接コメントを付けて修正指示ができる。データ:OpenAI 公式発表。制作:AInformation。
公式発表をもとにImages 2.5で追加された操作をまとめた / データ:OpenAI 公式発表 / 制作:AInformation

Images 2.5を今日から試すときに確かめたい2つのこと

1つ目はSketch機能の場所だ。ChatGPTのデスクトップ版・モバイル版・ウェブ版のすべてで使えるとOpenAIは説明している。手元の端末でChatGPTの画像生成画面を開き、Sketchの項目が表示されるか確かめるのが最初の手順になる。

2つ目はAPI利用者のモデル選びだ。FlareとSunburstは用途が違う。毎日大量に画像を回すECサイトであればFlareで速度を稼ぎ、ブランドの詳細なビジュアルを作る場面ではSunburstに切り替える判断になりそうだ。

テンプレートにはチラシと商品写真の型が含まれている。社内でSNS投稿用の画像やプレゼン資料の素材を作る場面で、デザインツールを立ち上げずにChatGPTでまず試す選択肢が増えた。Images 2.5は公開済みで全ユーザーが今日から使える。

この記事に出てくることば
Sketch
ChatGPTの画面上で手描きの絵を描き、それを画像生成の参考として使える新機能。Images 2.5で追加された。
藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

ChatGPTの画像生成は週30億枚を超えた。Sketch機能はデザインの素人でも「こういう配置にしたい」を手描きで伝えられるようになった点が大きい。情報システム部門としては、社員がチラシや商品画像をChatGPTで量産し始めたときにブランドガイドラインとの整合をどう取るかを先に決めておきたい。APIのFlareとSunburstの使い分けも、EC事業者や制作会社には早めの検証をすすめる。

よくある質問
ChatGPT Images 2.5は無料プランでも使えるのか
使える。OpenAIはImages 2.5をChatGPT・ChatGPT Work・Codexのすべてのプランで提供すると発表した。デスクトップ・モバイル・ウェブのどれからでもアクセスでき、Sketch機能やテンプレートを含む全機能が対象になっている。
APIのFlareとSunburstはどう使い分けるのか
GPT-Image-2.5 Flareは画質・編集精度・速度がすべてImages 2.5と同等に向上したモデルで、一般的な画像生成や編集に向く。GPT-Image-2.5 Sunburstはさらに細部の精度を高めたモデルだが生成に時間がかかる。広告バナーの量産ならFlare、ブランドのビジュアル制作ならSunburstという使い分けが想定される。

この記事の出典

補助資料

  • [1]OpenAIOpenAI・補助的な二次資料・確認 2026-09-09この記事の元にした報道

出典の最終確認日:2026年9月9日

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