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【検証】Claudeのコード実行は最長86.8秒で4課題とも正解だった

読了 約16分

広告を載せており、そこから申し込みがあると紹介料を受け取ることがあります。

スマートフォンの画面に表示されたApp StoreのClaude by Anthropicアプリのページの写真
この記事の要点

Claudeのコード実行に売上CSVと議事録を渡して4課題を出したところ全問正解でした。簡単なCSV集計は35.2秒で終わり、一番難しい2ファイル横断のCSV作成でも86.8秒で5商品の金額がすべて合っています。回帰分析の傾きまで正解とほぼ一致する精度です。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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Claudeのコード実行に売上CSVと議事録を渡して4課題を出したところ全問正解でした。簡単なCSV集計は35.2秒で終わり、一番難しい2ファイル横断のCSV作成でも86.8秒で5商品の金額がすべて合っています。回帰分析の傾きまで正解とほぼ一致する精度です。

86.8一番難しい2ファイル横断の課題にかかった時間
この記事で分かること
  • Claudeのコード実行に売上CSVと議事録を渡して4課題を出した結果、全問正解だった
  • CSV集計は35.2秒、回帰分析のPNG画像作成は54.3秒、議事録からのExcel抽出は68.6秒で終わった
  • 一番難しい2ファイル横断のCSV作成は86.8秒かかったが5商品の金額と議題は全部正しかった
  • 回帰分析の傾きは288.81で正解の288.8とほぼ一致しPNG画像をその場でダウンロードできた
  • 議事録から「決まったこと」8項目と「やること」10項目を正確にExcelの2シートへ分けた

Claudeのコード実行で4課題すべて正解が出た

2026年9月18日にClaudeのWeb版でコード実行を試しました。画面に出ていたモデル名はOpus 4.8です。AInformation編集部が用意したのは架空の会社の2025年の月別売上データ(CSV)と経営会議の議事録(テキストファイル)です。この2つを組み合わせて4段階の課題を出しました。

最も易しいCSVの売上集計から始めています。次が回帰分析のグラフPNG作成です。その次に議事録からExcelを2シートに分けて作る課題へ進みました。最後が2つのファイルを横断してCSVにまとめる難問です。全部の課題にAInformation編集部が先に計算した正解を用意してあります。Claudeが返した数字とひとつずつ突き合わせました。

結果は4課題とも正解です。CSV集計は35.2秒で5商品の金額がすべて合っていました。回帰分析は54.3秒で傾き288.81を出しています。AInformation編集部が用意した正解の傾き288.8とほぼ一致する精度でした。議事録からのExcel抽出は68.6秒で決まったこと8項目とやること10項目を漏れなく2つのシートに分けました。一番難しい2ファイル横断は86.8秒かかりましたが5商品の金額と議事録の課題の紐付けが全部合っています。課題が難しくなるほど時間は伸びますが正確さは最後まで落ちませんでした。

Claudeのコード実行はファイルを添付して日本語で頼むだけです。Claudeが自分でPythonコードを書いて実行しPNG画像やExcelのワークブックやCSVファイルを作って返します。コードを自分で書く必要はありません。ターミナルで動かすClaude Codeとは別の機能で、ブラウザのClaudeだけで同じようにファイルが作れます。この記事ではClaudeが返した数字を全課題の正解と照らし合わせた結果をそのまま載せています。

Claudeは4課題すべて正解だった。Claude。86.8秒。一番難しい2ファイル横断にかかった時間。2026年9月18日・Opus 4.8。CSV集計35秒・回帰分析54秒・Excel抽出68秒。AInformation編集部が作ったイラスト図解(実アイコン大+数字1つ)
Claudeは4課題すべて正解だった
こんな検証をしました。CSVと議事録で4課題を出した。対象。架空の売上CSVと議事録で4つの課題を出した。方法。Claudeのコード実行に渡して秒数と正確さを測った。時点。2026年9月18日・Opus 4.8モデル。4課題すべて正解・最長86.8秒。数字は全部正解と突き合わせた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「こんな検証をしました」の場面)
CSVと議事録で4課題を出した

Claudeにファイルを渡してコード実行する手順

Claudeのコード実行はWeb版のClaudeで使えます。公式ヘルプの「Create and edit files with Claude」にも案内があります。やることは3つだけです。

  1. claude.aiを開いて新しいチャットを始めます。
  2. 画面下の入力欄の横にあるクリップのアイコンからファイルを添付します。CSVやテキストファイルをそのまま渡せます。
  3. 日本語で指示を書いて送信します。「このCSVの商品別合計を出して」のような書き方で大丈夫です。Claudeが自分でPythonコードを書いて実行し結果を返します。

今回の検証ではCSV(売上データ)とテキストファイル(議事録)を添付しました。添付したあとは日本語で質問するだけです。Claudeが「コマンドを実行しました」と表示してからファイルが出てきます。

出てきたファイルはClaudeの回答画面に表示されます。PNGの画像はプレビューが出てその場で確認できます。ExcelやCSVはダウンロードのリンクが出るのでクリックして保存します。今回の検証では4課題すべてでファイルのダウンロードリンクが正しく表示されました。

今回の検証で画面に出ていたモデルはOpus 4.8です。モデルによって回答の精度や速度は変わる可能性があります。この記事に出てくる秒数や結果はすべて2026年9月18日にOpus 4.8モデルで計測したものです。

CSVの商品別集計は35.2秒で5商品とも金額が合っていた

最初の課題はCSVの売上集計です。Claudeに次の文を送りました。

添付したCSVはサンプル商事の2025年の月別売上データです。商品別の年間合計を出して、年間合計がいちばん高い商品を教えてください。

ClaudeのチャットインターフェースでCSVファイルを添付して商品別の年間売上集計を依頼し、AIが表形式で結果を返している画面
ClaudeにCSVを渡して商品別年間合計を聞いた結果 AInformation編集部が2026年9月18日にClaudeを操作した画面

Claudeは35.2秒で答えを返しました。5商品の年間合計と順位を表にして出しています。

Claudeが出した金額はこうです。商品A(タンブラー)が146,400。商品B(エコバッグ)が140,600。商品E(保温ボトル)が101,100。商品D(弁当箱)が88,000。商品C(冷感タオル)が82,800。単位は千円です。AInformation編集部が用意した正解と全部一致しています。年間合計がいちばん高い商品は商品A(タンブラー)の146,400という回答も正解です。

Claudeの回答には「安定して月12,000円前後を売り上げ」という補足もありました。数字を並べるだけでなくデータの特徴まで読み取っています。この課題は表計算ソフトでもできる簡単な集計ですがClaudeに渡すと35.2秒待つだけで順位つきの表が出てきます。CSVの中身を手早く把握したいときに使えます。

Claudeは商品名のカッコ内の名前(タンブラーやエコバッグ)もCSVから正しく読み取っています。日本語のCSVファイルでも文字化けは起きませんでした。いちばん易しい課題とはいえ5商品すべての金額が正解と一致していた点は評価できます。

回帰分析のグラフPNGは54.3秒で傾きもほぼ正解だった

2つ目の課題はCSVの特定商品の月次売上を使った単回帰分析です。結果をPNG画像としてダウンロードできるかも合わせて確かめました。Claudeに次の文を送っています。

添付したCSVの「商品B(エコバッグ)」の月次売上を使って、Pythonで単回帰分析をしてください。回帰直線の傾きと切片を出して、2026年1月(x=13)の売上予測をしてください。結果をグラフ(横軸:月、縦軸:売上)にして、PNG画像ファイルとしてダウンロードできるようにしてください。

Claude(Opus 4.8)に商品Bのエコバッグ月次売上CSVを渡して単回帰分析とPNG画像生成を依頼し、回帰式・予測値・グラフが表示された画面
Claudeに回帰分析とPNG画像の作成を依頼した画面 AInformation編集部が2026年9月18日にClaudeを操作した画面

Claudeは54.3秒で答えを返しました。回帰式・傾き・切片・決定係数・予測値をすべて出しています。PNG画像のダウンロードリンクも表示されました。

Claudeが出した傾きは288.81です。AInformation編集部が用意した正解は288.8です。ほぼ一致しています。切片も9839.39で正解の9839.4とほぼ同じです。Claudeは決定係数R²が0.9993であることも出しています。「ほぼ直線」という補足つきです。

Claudeがエコバッグ(商品B)の単回帰分析の結果(回帰式・傾き・切片・決定係数・売上予測値)をテキストで回答し、グラフ画像の添付ファイルが表示されている画面
回帰分析の結果とPNGグラフのダウンロード画面 AInformation編集部が2026年9月18日にClaudeを操作した画面

2026年1月(x=13)の売上予測としてClaudeが出した値は約13,594です。AInformation編集部の正解は約13,593です。こちらもほぼ一致しています。グラフ画像には青い点(実績)と赤い線(回帰直線)と星印(予測値)が描かれていてダウンロードリンクからPNGファイルとして保存できました。

Claudeは回帰分析の結果だけでなくデータの特徴も読み取っていました。回答の中に「9月だけ+200円で他月(+300円)から外れている」という補足があります。9月のデータがほかの月と少し違うことを自分で見つけて報告しています。指示していないことまで気づくのはCSV分析の使い方として便利です。

回帰分析とグラフの画像作成をまとめて54.3秒で終わらせ、傾きと切片が正解とほぼ一致する精度で出てきました。PythonでMatplotlibを使ったグラフ作成をClaudeが自分でやってくれるので、読者がコードを書く必要はありません。

議事録からExcel2シートを68.6秒で正確に分けた

3つ目の課題は議事録のテキストファイルから情報を抽出してExcelファイルを作ることです。構造が決まっていないテキストから「決まったこと」と「やること」を読み取れるかを試しました。Claudeに次の文を送っています。

添付したテキストファイルは経営会議の議事録です。この議事録から「決まったこと」と「やること(担当者と期限)」をそれぞれ抽出して、2つのシートに分けたExcelファイル(.xlsx)を作ってダウンロードできるようにしてください。

Claudeにテキストファイルをアップロードして議事録の決定事項とやることを2シートのExcelへ抽出するよう依頼し、生成されたスプレッドシートのプレビューが表示された画面
Claudeに議事録からExcelを作らせた画面 AInformation編集部が2026年9月18日にClaudeを操作した画面

Claudeは68.6秒で答えを返しました。Excelファイルを1つ生成しシート1に「決まったこと」8項目、シート2に「やること」10項目を分けて入れています。

AInformation編集部が用意した正解では「決まったこと」は8項目です。Claudeも8項目を抽出しました。中身は次の8つです。

  • 商品Eを10月から付属品つきのセット販売にする
  • 年末のギフトは商品A+Bの詰め合わせと商品Eの限定色の2つに絞る
  • 下期の重点は商品Eの立て直しとEC比率の引き上げと物流費の3つ
  • 倉庫の短期アルバイトを15名募集する
  • 受注管理システムの更新は10月の会議で決める
  • 名古屋への出店は賃料の条件を確かめてから11月に判断する
  • 商品Cのパッケージに洗濯回数の目安を大きく書く
  • 品質のクレーム件数を毎月の会議で報告する

「やること」も正解の10項目を漏れなく抜いています。担当者と期限の対応も正しく出ていました。Claudeの回答には「伊藤さんの項目は募集開始と確保で期限が2つあるため両方併記」という補足がありました。ひとつの担当者に期限が複数あるケースまで自分で判断しています。

さらにClaudeは「中村」が議事録の中では物流部長だが当日は欠席(意見書の提出)だったことまで読み取って注記を付けていました。議事録の文脈を理解してExcelに情報を補足しています。指示したのは「抽出して2シートに分けて」だけです。それだけで構造化されたExcelファイルが68.6秒で出てきました。

このExcelは.xlsx形式でダウンロードリンクから保存できました。議事録のような自由形式のテキストから決まった項目を抽出してExcelにまとめる作業は手作業でやると時間がかかります。Claudeのコード実行なら日本語で頼むだけで68.6秒でExcelファイルが出てきます。

2ファイル横断のCSVは86.8秒で全商品正しかった

最後の課題は一番難しい2ファイルの横断です。CSVの売上データとテキストの議事録を同時に渡して両方から情報を引き出してひとつのCSVにまとめられるかを試しました。Claudeに次の文を送っています。

2つのファイルを添付しました。CSVは月別売上データ、テキストファイルは経営会議の議事録です。議事録に登場する商品(A〜E)ごとに、①年間売上の合計(CSVから計算)②議事録で挙がった課題や決定事項(テキストから抽出)を1つの表にまとめて、CSVファイルとしてダウンロードできるようにしてください。

ClaudeがCSVの売上データと議事録を読み合わせて、商品別の年間売上合計と議事録の課題・決定事項をまとめたCSVを生成した画面
Claudeに2ファイルを渡してCSVにまとめさせた画面 AInformation編集部が2026年9月18日にClaudeを操作した画面

Claudeは86.8秒で答えを返しました。商品A〜Eの5行すべてが揃ったCSVファイルを生成しています。

年間売上の合計はCSVから計算した数字です。Claudeが出した値は商品A(タンブラー)が146,400。商品B(エコバッグ)が140,600。商品C(冷感タオル)が82,800。商品D(弁当箱)が88,000。商品E(保温ボトル)が101,100でした。AInformation編集部の正解と全商品一致しています。

議事録から引き出した課題・決定事項の紐付けも正しく出ていました。たとえば商品AにはギフトのA+B詰め合わせの話題が付きました。商品Bはほつれのクレームとギフトの2つです。商品Cは冷感低下のクレームとパッケージ改善が並びました。商品Eは前年割れとセット販売と限定色の3つです。2つのファイルを横断して商品ごとに情報を正しく紐付けています。

Claudeの回答には「CSVは2025年の月別データ、議事録は2026年9月時点のため期間は別物です」という補足もありました。データの時点が違うことを自分で見つけて注記しています。さらに「UTF-8 BOM付き、Excelで文字化けなし」と出力形式への配慮まで含まれていました。

この課題は2つのファイルの中身を理解して横断的に情報を結びつける必要があります。86.8秒かかりましたがCSVの数字とテキストの文脈を両方正しく読み取って1つのファイルにまとめています。4課題の中で一番時間がかかったものの正確さは他の課題と同じでした。

Claudeの4課題の結果を秒数と正確さでまとめた

4課題の検証結果

課題 難易度 秒数 正確さ
CSV集計 35.2秒 5商品すべて正解
回帰分析+PNG 54.3秒 傾き・切片・予測値すべて正解
議事録→Excel 68.6秒 8項目・10件すべて正解
2ファイル横断 86.8秒 5商品の金額と議題すべて正解
データ:AInformation編集部の検証(2026年9月18日・Opus 4.8) / 制作:AInformation

4課題の結果を表にまとめました。CSV集計は35.2秒。回帰分析のグラフ作成は54.3秒。議事録からのExcel抽出は68.6秒。2ファイル横断のCSV作成は86.8秒でした。課題が難しいほど待つ時間も長くなっています。

課題ごとにかかった秒数

CSV集計(易) 35.2秒
回帰分析+PNG(中) 54.3秒
議事録→Excel(中) 68.6秒
2ファイル横断(難) 86.8秒
データ:AInformation編集部の検証(2026年9月18日・Opus 4.8) / 制作:AInformation

正確さは4課題すべて正解でした。CSV集計では5商品の金額が全部合っています。回帰分析では傾きが288.81で正解の288.8とほぼ一致しました。切片も9839.39で正解の9839.4とほぼ同じです。議事録からの抽出では決まったこと8項目とやること10項目を漏れなく正確に抜いています。2ファイル横断では5商品の金額と議事録の課題の紐付けが全部合っていました。

4課題を通して分かったのはClaudeのコード実行が「正確だが時間はかかる」ということです。一番易しいCSV集計の35.2秒と一番難しい2ファイル横断の86.8秒では時間に開きがあります。ただしどの課題でも答えの正確さは落ちていません。時間をかけた分だけ正しい結果が出てきています。

もうひとつ分かったのはClaudeが指示していない補足まで付けてくることです。回帰分析で「9月だけ+200円で外れている」と気づいたり、議事録の欠席者に注記を付けたり、2ファイル横断で「期間が別物」と警告したりしています。数字を返すだけでなくデータの中身を読み取って報告してくれる点はCSV分析の使い方として大きな利点です。

Claudeのコード実行が向いている場面と向かない場面

今回の検証結果からClaudeのコード実行が向いている使い方を整理します。まず「手元のCSVの中身をざっと把握したいとき」です。35.2秒で集計と順位つきの表が出てくるのでExcelを開いて関数を組むより手早くできます。商品名やカテゴリが日本語でも正しく読めています。

次に「回帰分析やグラフの画像がほしいとき」です。Pythonのコードを自分で書かなくても54.3秒で回帰直線つきのPNG画像が出てきます。傾きと切片の精度も正解とほぼ一致するレベルでした。社内の報告資料にそのままグラフを使えます。

そして「議事録や報告書からExcelを作りたいとき」です。68.6秒でテキストから項目を抽出して2シートのExcelにまとめてくれました。手作業でやると議事録を読んで項目を拾って表に入れる作業に時間がかかります。Claudeなら日本語で頼むだけです。

向かない場面もあります。この検証では確かめていませんがリアルタイムで大量のファイルを処理し続ける用途には向いていません。一番難しい課題に86.8秒かかっていることから毎分のように新しいファイルが来る場面では待ち時間がボトルネックになります。また出てきたファイルは画面からダウンロードする必要があります。自動で次の処理に渡すような連携はWeb版のClaudeではできません。

Claudeのファイル作成の注意点とできないこと

Claudeのコード実行でできること。Claude。Web版。できた。CSVを読んで集計する。回帰分析のグラフをPNGで出す。議事録からExcelを2シートで作る。2ファイルを横断してCSVにまとめる。注意点。難しい課題ほど時間がかかる。出たファイルは手動でダウンロード。日本語の指示だけでPythonを実行する。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
Claudeのコード実行でできること

今回の検証で気をつけておきたい点をまとめます。まず結果の確認は必ず必要です。今回は4課題とも正解でしたがそれは用意した材料の範囲の話です。実務のデータでは行数や列数が増えたり形式が違ったりするため出てきた数字を元のデータと突き合わせる作業は省けません。

次にモデルと時期によって結果が変わる可能性があります。今回の検証で画面に出ていたのはOpus 4.8モデルで2026年9月18日の結果です。モデルが更新されたりClaudeの仕様が変わったりすれば秒数も精度も変わります。この記事の数字をそのまま将来の目安にはしないでください。

出力ファイルの形式にも注意が要ります。今回はPNG・Excel(.xlsx)・CSVの3種類が出てきましたがどの形式で出すかはClaudeが判断しています。「PNGで出して」と指示すればPNGになりますが指示しないとClaudeが選びます。希望する形式がある場合は最初の指示に書いてください。

2ファイルを同時に渡す横断分析では86.8秒かかりました。Claudeはそのあいだずっと処理を続けています。ブラウザの画面を閉じたり別のページに移動したりするとファイルの生成が中断される場合があります。結果が出るまで画面はそのまま開いておいてください。

Claudeのコード実行はブラウザでファイルを渡して日本語で頼むだけで使えます。ターミナルの操作もPythonの知識も要りません。今回の検証では4課題とも正解が出ましたが毎回正しいとは限りません。結果は必ず確認してください。

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藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

今回の検証ではClaudeのWeb版のコード実行が日本語の指示だけでCSV集計・回帰分析・議事録整理・2ファイル横断をすべて正確にこなしました。回帰分析の傾きが288.81と正解の288.8にほぼ一致していた点は実用的です。議事録から決まったこと8項目とやること10項目を漏れなく抽出した点も評価できます。ただし課題が難しくなると86.8秒かかるため大きなファイルを扱うときは先に求める出力形式を指示に書いておくのがよいでしょう。

よくある質問
Claudeのコード実行はどのプランで使えますか?
今回の検証ではClaudeのWeb版でOpus 4.8モデルを使いました。プランごとの利用条件はClaudeの公式ヘルプ「Create and edit files with Claude」で確認してください。この検証では有料プランの条件は確かめていません。
ClaudeでCSVを分析するとどのくらい時間がかかりますか?
今回の4課題では簡単なCSV集計が35.2秒で終わりました。回帰分析のグラフ作成は54.3秒です。議事録からのExcel抽出は68.6秒で一番難しい2ファイル横断のCSV作成は86.8秒でした。課題が難しいほど時間がかかっています。
Claudeのコード実行で作ったファイルは正確ですか?
今回の検証では4課題すべて正解でした。CSV集計は5商品の金額がすべて合っています。回帰分析の傾きは288.81で正解の288.8とほぼ一致しました。議事録の抽出も決まったこと8項目とやること10項目が漏れなく正しく出ています。ただしこの検証で使った材料の範囲の結果です。
ClaudeのCSV分析とClaude Codeの違いは何ですか?
Claude Codeはターミナルで動かすCLIツールです。今回検証したのはClaudeのWebブラウザ版のコード実行機能でclaude.aiの画面でファイルを添付して日本語で指示するだけで使えます。Pythonコードを自分で書く必要はありません。Claudeが自分でコードを書いて実行しファイルを作って返します。
Claudeのコード実行で作れるファイルの種類は何ですか?
今回の検証ではPNGの画像ファイル(回帰分析のグラフ)とExcelのワークブック(.xlsx)とCSVファイルの3種類を作りました。ClaudeがPythonコードで出力できるファイル形式であれば対応します。この検証ではこの3種類しか試していません。
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