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AIのべりすとのルミナとは何か?2026年のおすすめ言語モデルは4つだ

更新 2026/9/17 読了 約23分

広告を載せており、そこから申し込みがあると紹介料を受け取ることがあります。

青と白のグラデーション背景にAInformationのロゴと「AIのべりすととは?」の白い見出し、左下に操作説明のテキストボックス。
この記事の要点

AIのべりすとのルミナとは、サービスの中で使う通貨です。2026年9月17日時点で公式サイトが挙げる最新の言語モデルは、すぴこさま-04やすぴこさま Ultraなど4つです。とりんさま7.3Bは2025年11月末で稼働を終えました。使い方は画面つきで説明し、おすすめのモデルの選び方もまとめています。

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小説執筆をAIがサポートする「AIのべりすと」。無料プランから始められる手軽さと、高度な文章生成能力で注目を集めています。

しかし、実際にはAIのべりすとはあまり広く認知されていません。このことから「AIのべりすとはどのようなことができるの?」「使ってみたけど思った通りの小説が書けない」「二次創作に使っても大丈夫?」とお悩みではありませんか?

本記事ではAIのべりすとの使い方を、基本操作から応用テクニックまで説明します。プロンプトの書き方や文章の直し方を中心に、突然エラーが出たときの対処法までまとめました。

先に要点を書きます。2026年9月17日時点の公式サイトでは、最新モデルとして「すぴこさま-04」「すぴこさま Ultra」「でりだ-04」「やみおとめ+ちりぬ」の4つが並んでいます。初期のモデル「とりんさま7.3B」は2025年11月末で稼働を終えました。「ルミナ」はAIのべりすとの「サービス内通貨」です。MODの訓練や開発者向けAPIの料金に使われます。

藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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AIのべりすととは?

AIのべりすとは、小説を書くときに役立つAI文章生成ツールです。

単なるキーワードからではなく、実際の文章を基に続きを書き出せることが特徴です。例えば、小説の書き出しや導入部分を入力すると、AIがその文体や内容を分析し、自然な形で物語を展開してくれます。

生成された文章からさらに続きを書くことができるため、短編から長編小説まで幅広い創作活動に対応できます。

日本語に特化していますが、英語にも対応しているので、海外に向けての小説を書くことができるのも魅力です。

AIのべりすとの仕組み

AIのべりすとは、膨大な小説やレポートなどの文章データを学習基盤として、入力された文章の続きを自動的に生成します。自然言語処理と機械学習技術により、入力文の文体や内容に調和した自然な文章を作り出すことができます。

AIのべりすとでは、下記の項目を詳しく設定することによって、思い描いている通りの文章を生成することが可能です。

  • 文章スタイル:文章の書き方
  • ストーリー設定:舞台背景、展開
  • キャラクターブック:登場人物の詳細

ただし、現時点ではまだ発展途上の技術であり、人間のクリエイティビティを完全に代替するものではありません。生成された文章の文法が間違っていたり、不自然な表現が混ざったりすることがあるので、最後は人の手で文章を推敲する必要があります。

AIのべりすとができること

AIのべりすとは小説の執筆を中心に、文章作成において幅広い用途で活躍します。

小説執筆においては以下の作成に力を発揮します。

  • シナリオ、プロット
  • 文章の展開
  • キャラクターの台詞作成 など

小説執筆以外にも、詩の創作、学術論文の執筆やブログ記事、広告コピーの作成にも活用されており、コンテンツのアイデアを出しにも有用です。

また文章生成だけでなく、画像生成も可能です。生成される画像はアニメ風に寄っており、小説の挿絵などに使うことができます。

お絵かきの機能は「TrinArt」という名前で案内されていて、利用規約ではAIのべりすとの一部として扱われています。

ルミナとは何か

ルミナとは、AIのべりすとの中で使う「サービス内通貨」です。公式の開発者向けAPIのページでこう説明されていて、購入のページへの案内もあります。公式マニュアルのよくある質問では、有料会員のルミナは月の更新で料金が支払われたあとにAIのべりすとを開くと付与されると案内されています。

公式ヘルプに使い道として書かれているのは、MODの訓練です。読ませる文章の量に応じてルミナを消費し、1回に読ませられる文章は最大100万文字です。開発者向けAPIの料金もルミナで決まっています。すぴこさま Ultraは、入力1,000トークンあたり0.275ルミナ(約0.33円相当)です。

料金プラン

AIのべりすとは、無料のフリーアカウントと有料の会員に分かれています。有料のコースにはボイジャーやブンゴウ、プラチナがあります。公式ヘルプと公式マニュアルに書かれている違いを表にまとめました。

フリー(無料)ボイジャープラチナ
料金登録は無料有料(月ごとの更新)有料(月ごとの更新)
AIが一度に読める文章最大24,000字最大48,000字最大約30万字
2026年9月17日にAIのべりすとの公式ヘルプと公式マニュアルで確認/AInformation調べ

※各コースの内容は、公式マニュアルからリンクされている「プレミアム会員について」のページで案内されています(サインインが必要です)。

AIのべりすとは無料で使用することができます。無料版は、初めて使うときやアイデア出しなど基本的な作業に向いています。表のとおりフリーでもAIは最大24,000字まで読めるので、まずは無料で試してみましょう。

有料会員になると、AIが一度に読める文章が長くなります。公式ヘルプは、長めの文章を与えたほうが思ったようなテーマの文章が出やすいとしています。

また公式ヘルプには、レガシーモデルのスーパーとりんさまについて「フリー版は速度に制限があります」という注記があります。サーバーが正常に動いているかどうかは、公式サイトの下にある「サーバーステータス」から確かめられます。

より高度な機能を使いたい場合、創作頻度が高い場合などは有料版を使うのが良いでしょう。

AIのべりすとの著作権

AIのべりすとの利用規約の第2条では、生成した文章や画像を私的利用でも商用利用でも自由に使えるとしています(利用者の自己責任の範囲内)。運営のBit192は生成物の著作権を持たず、作品の中にAIのべりすとを使ったと書く必要もありません。AIサービスの規約はサービスごとに違うので、ほかのAIと組み合わせるときはそれぞれの規約も確かめましょう。

特に商用利用や公開を前提とする場合は、最新の法律や規制を確認することが大切です。多くのAIサービスでは商用利用を許可していますが、一定の制約が設けられていることがあります。

また、AIで生成した文章が他の著作物と似ていた場合の責任はユーザーにあります。規約上はAIのべりすとを使ったと書かなくてもかまいません。それでも、AIを使って書いたことを添えておくと読者とのトラブルを防ぎやすくなります。

法律や規制は国や地域によって異なるため、最新の情報を確認し、適切に対応しましょう。

AIのべりすとの二次創作

AIのべりすとは二次創作にも対応しており、昨今でも多くのユーザーがAIのべりすとで二次創作小説を書いています。

ユーザーが運営する非公式の「AIのべりすと Wiki」には生成されやすい版権作品のリストや、作品別のキャラクターブックが用意されています。扱いたい版権作品のキャラクターブックがあれば使うのもよいですし、自分でキャラクターブックを書いてもかまいません。なお、公式ヘルプはユーザー運営のサイトについて「Bit192は内容の正確さ等について関知していません」としています。

しかし、AIが生成する文章は意図せず第三者の著作権を侵害している可能性があるため、作品を公開する際は十分な注意が必要です。特に商用利用を検討する場合は、公式の利用規約をよく確認し、ルールの範囲内で活動を行いましょう。

3つのモードの使い分け。比べたのは小説モード、チャットモード、お絵かきモード。入力するものは小説モードは書き出しや導入文、チャットモードはキャラのセリフ、お絵かきモードは描きたい場面の説明。出てくるものは小説モードは物語の続きや展開、チャットモードはキャラの返答、お絵かきモードはアニメ風のイラスト。向いている場面は小説モードはプロットを広げたいとき、チャットモードは会話の流れを作りたいとき、お絵かきモードは挿絵やデザインが要るとき。制作:AInformation。
3つのモードの使い分け / 制作:AInformation

AIのべりすとの基本的な使い方

ここからは、AIのべりすとの使い方について解説していきます。

まずはAIのべりすとのトップページにアクセスし、アカウントの作成を行いましょう。右上のサインインマークをクリックし、メールアドレスとパスワードを入力するだけで登録が完了します。

入力情報を送信すると、入力したアドレスに登録用のメールが届きます。メールに記載のURLにアクセスしてアカウント作成完了です。

小説モード

小説モードでは、簡単なプロットや状況設定を入力すると、AIがそれを基に文章を生成し、物語を展開させていきます。

小説モードはこんなときにおすすめ
 ・プロットの作成に時間をかけられない
 ・短時間で物語の基礎を作りたい

このモードは、物語の全体像を効率よく形にするための頼れるツールです。

トップページを少しスクロールし、「小説ではじめる」をクリックすると小説モードに移行します。

デフォルト画面がこちらです。夏目漱石の有名な『吾輩は猫である』の導入文から始まります。このままの文章で続きを生成することもできますし、デフォルトの文章を編集することも可能です。

入力欄の下に、出力モードを選択するボタンがあります。

デフォルト入力した文章に似せる
セリフ登場人物のセリフの比率を上げる
ナラティブ地の文※1を優先。箇条書きの文章を作りやすい

※1 地の文:状況説明の役割を担う文のこと

まずは細かい設定は行わず、デフォルトで文章を書いてもらいましょう。

黒い文字に続く、紫色の文字が生成された文章です。内容は原作とは大きく違いますが、少し続きが気になりますね。

一度リセットをし、「セリフ」を選択して続きを書いてもらいました。

セリフの比率が上がっています。

こちらの画面では文章が途切れてしまっていますが、「続きの文を書く」をクリックすると続きを書いてくれます。

続いて、ナラティブを使って生成してみましょう。

猫が置かれている状況や、物語の背景が見えてきました。ナラティブは読み手に状況を説明したいときに使用すると良いでしょう。

また、手を加えた文章でも、文体や内容を分析して続きを生成してくれます。導入文に少し手を加え、デフォルトで続きを書いてもらいました。

さらに、生成した文章は編集が可能です。これにより詳細な指示を加えることができ、一貫性のあるストーリーを段階的に構築していくことが可能です。

このまま同じ出力モードで続けるのも良いですが、展開に応じてモードを変えるとより物語に深みが出ます。

続きからナラティブ、デフォルト、セリフの順で生成した文章がこちらです。書きたい文体によって出力モードを選ぶと良いでしょう。

小説モードは、創作の過程でアイデアに行き詰まったときや、複雑なプロットを展開する際に手助けしてくれます。AIの提案を参考にすることで、従来にない斬新な展開をひらめいたり、キャラクターの内面をより深く掘り下げたりすることも可能です。

チャットモード

チャットモードは、キャラクター同士のやり取りの作成に適した機能です。ユーザーがキャラクターになりきり、質問や会話を行うことで、AIがそれにリアルタイムで返答します。

チャットモードはこんな人におすすめ
 ・創作のスピード感を大切にしたい
 ・キャラクター間の会話を重視した物語が得意
 ・とにかく会話させてみたい

キャラクターの個性を活かした対話型シーンを短時間で充実させたい場合に、非常に強力なツールとなります。

さっそく、トップページの「チャットではじめる」をクリックして、チャットモードに移行してみましょう。

チャットモードを始めるには、名前を入力して「このプロンプトをインポート」をクリックします。

今回は自分を『たかし』、相手を『はなこ』にしてみました。

現在の立場はAIが『はなこ』、ユーザーが『たかし』です。

説明にもあるように、冒頭の「ごきげんよう」のセリフを変えることによって違う物語を始めることができますが、今回はデフォルトのままで続けてみましょう。

『はなこ』の「ごきげんよう」に対し、『たかし』に「ごきげんようだなんて、はなこ。君はそんなことを言うキャラじゃなかっただろう?」と言ってもらうことにしました。

送信ボックスに文章を入力し、送信してみます。

入力した『たかし』のセリフに対し、『はなこ』が返答してくれました。

違和感のない受け答えですが、「ごきげんよう」というセリフから考えられるキャラクター像に寄せて、生成文に少し手を加えてみました。

このまま少し会話を続けてみます。

どうやら用事があったのに引き止めていたようです。

このようにチャットモードでは、ユーザーとAIがやり取りを行うことによって、リアルタイムで物語を作り上げていくことができます。「次はどうする?」といった簡単な問いかけによって、AIから物語の展開案を得ることができ、それを基に新たなアイデアを発展させることが可能です。

また小説モードと同じく、AIが生成した文章の一部を修正したり、別の展開案を求めたりすることも容易であり、ユーザーは完全に自分の意図に沿った形で物語を柔軟に作ることができます。

お絵かきモード

AIのべりすとでイラストを生成することもできます。

トップページの「おえかき」ボタンからお絵かきモードへ移行しましょう。

プロンプトには、描きたいシーンやキャラクターの詳細を入力します。

他の生成AIが英語のプロンプトを入力するのに対し、AIのべりすとは日本語で大丈夫です。

ざっくりとしたプロンプトでも、クオリティの高いイラストが生成されました。

もちろん、プロンプトを細かく設定するとよりイメージに近いイラストが生成されます。

AIのべりすとでのお絵かきモードは、シーンを描いて小説の挿絵に使うのはもちろん、キャラクターデザインの考案にも役立つツールと言えます。

どのモデルを選べばいいか

AIのべりすとは2.0になり、選べるモデルが入れ替わりました。AInformation編集部が2026年9月に公式サイトを開いて確かめた4つを、向いている書き方で並べます。

モデル向いている書き方
すぴこさま-04ライトノベル寄りでややメロウな文章。思考ブロックを省いた分だけ出力が速い
すぴこさま Ultra最重量級のモデル。複雑な状況や曖昧な指示も読み取る。ロジカルで整合性を保つ書き方
でりだ-04文芸的で詩的な文体
やみおとめ+ちりぬ初期シリーズの最終モデル。論理や指示追従は苦手だが、AIっぽさのない自然で意外性のある文
2026年9月にAIのべりすと公式サイトで確認/AInformation調べ

選び方は目的で決まります。とにかく速く量を出したいなら すぴこさま-04、長い話の筋を通したいなら すぴこさま Ultra です。地の文の雰囲気にこだわるなら でりだ-04、AIらしくない意外な展開が欲しいなら やみおとめ+ちりぬ が向きます。

どれを選べばよいか迷ったら、まずすぴこさま-04を試すのがおすすめです。公式サイトは、すぴこさま-04を「様々なシチュエーションにお薦めのモデル」と紹介しています。すぴこさま Ultraは「AIのべりすと初の超ラージサイズAI(~1兆パラメータ)」とされる最重量級のモデルです。やみおとめ+ちりぬは、総3TB以上のデータの9割超が日本語の「ピュア日本語モデル」と公式ヘルプで説明されています。

スタイルMODで作風ごと着せ替えられる

モデルとは別に、公式のスタイルMODで文章の作風を丸ごと変えられます。用意されているのは次のものです。

  • ラノベスタイル(指定しなければコメディ調になる)
  • スタイリッシュ・ショート(湿度高めの文章)
  • ロマンスのべりすと(現代のロマンス小説のお約束を守らせる)
  • 歴史小説ジェネレータ(戦国時代の日本が舞台)
  • 怪異&都市伝説ジェネレータ(いわゆる洒落怖)
  • 西洋系ダークファンタジー
  • TRPGのリプレイ風

手持ちのテキストを読ませて、自分だけのMODを訓練することもできます。モデルで地力を選び、MODで作風を着せるという組み合わせ方になります。

AIのべりすとを使いこなすコツ

ここからは、より柔軟に小説を生成するためのコツについて解説していきます。

使いこなすコツ①:適したAIモデルを選ぶ

AIのべりすとを効果的に活用するためには、目的に合った適切なAIモデルの選択が重要な要素となります。

一般的な文章生成には汎用性の高いモデルが適していますが、ファンタジーやSFなど特定のジャンルや文体を求める場合には、それらに特化した専門的なモデルを選択することで、より質の高い出力を得ることができます。

選んだモデルによって、生成される文章の質は大きく変わります。ここから下で紹介するモデルのうち、やみおとめ+ちりぬを除くものは公式ヘルプで「アップデートを終了」したレガシーモデルです。とりんさま7.3Bは2025年11月末で稼働を終えました。いま選ぶなら、上の「どのモデルを選べばいいか」の4つから選びましょう。

スーパーとりんさま

有効学習量約2.5TB
トークナイザTrinsama-tokenizer V3
最大シーケンス長9216トークン
パラメータ数(詳細非公開)
MOD未対応

スーパーとりんさまは、公式ヘルプで「アップデートを終了」したレガシーモデルに入っています。やみおとめとほぼ同等以上の性能で、2.5〜4倍の速さで出力できるのが特徴です(フリー版は速度に制限があります)。

とりんさま7.3B

有効学習量約1.2TB
トークナイザTrinsama-tokenizer
最大シーケンス長2048トークン
パラメータ数約73億
MOD利用可能

とりんさま7.3Bは、AIのべりすとの最初期のモデルです。2025年11月末で稼働を終えており、いま選ぶと挙動がいちばん近い「やみおとめ」に切り替わりますBit192公式Xの告知)。

でりだ7B

有効学習量約1.2TB + 1GB
トークナイザTrinsama-tokenizer
最大シーケンス長2048トーク
パラメータ数約73億
MOD未対応

でりだ7Bは、とりんさま7.3Bをベースに作成されたモデルで、詩的表現が豊かな小説の執筆を得意としています。ジャンルや年代の設定ヒントを1行目に記述することで、より効果的な文章生成が可能です。

やみおとめ20B / やみおとめ+ちりぬ

やみおとめ20B
有効学習量約2TB
トークナイザTrinsama-tokenizer V3
最大シーケンス長3076トークン
パラメータ数約200億
MOD未対応
やみおとめ+ちりぬ
有効学習量約3TB
トークナイザTrinsama-tokenizer V3
最大シーケンス長16384トークン
パラメータ数(詳細非公開)
MOD未対応

やみおとめ20Bは、約200億パラメータを持つモデルです。難読漢字や固有名詞に強く、多くの登場人物を同時に扱えます。いまはアップデートを終えたレガシーモデルで、AIのべりすとで最も大きいのは「すぴこさま Ultra」(~1兆パラメータ)です。

その改良版である『やみおとめ+ちりぬ』は、基本スペックをさらに向上させた発展形となっています。

Neuman13B / Neuman20B

有効学習量450GB以上(13B) 約1.2TB(20B)
トークナイザGPT-2 Tokenizer(13B) Pile Tokenizer(20B)
最大シーケンス長2048トークン
パラメータ数約130億(13B) 約205億(20B)
MOD未対応

Neumanシリーズは英語AIモデルとして知られ、13Bモデルは基本的な小説の生成を得意としています。一方、20Bモデルはプログラミング言語コードやチャットボットの出力にも適しており、より幅広い用途に対応することができます。

使いこなすコツ②:効果的なプロンプトを書く

プロンプトを細かく書くほど、生成文の完成度が上がります。良質な文章を生成するためには、AIへの適切な指示が重要です。

具体的で詳細な指示を与える

まず第一に、具体的で詳細な指示を心がけましょう。設定や状況、キャラクターの性格や感情状態などを明確に伝えることで、より意図に沿った出力を得ることができます。

また、指示は肯定的な表現を使うことをおすすめします。「過激な表現は避けてください」ではなく「穏やかな表現を心がけてください」というように、明確に望む方向性を示すことで、より適切な結果が得られます。文章の質が期待に沿わない場合は、「感情表現を大切にしてください」といったシンプルな一言を添えることも効果的です。

指示は文章入力欄に入力しますが、必ずブラケット([ ])で囲うようにしてください。指示の後に本文を書くと、指示に沿った続きを生成します。

書き方の例
 「近未来で、少女が空飛ぶスケートボードに乗って移動しているシーンを書いてください」
 「少女はわんぱくで怖いもの知らずな性格です。スケートボードでスピードを出すことが好きです」

ストーリーの方向性や目的を伝える

また、大まかなストーリーの流れや雰囲気などを指示することで、生成される文章の方向性をコントロールできます。

書き方の例
 「鬱々としながらもどこか温かい雰囲気で展開してください」
 「アップテンポで軽快な展開にしてください」

一例に挙げた文章を使い、「今日は晴天だ。突き抜けるような青空が人々の心を躍らせる。」と入力して、デフォルトで2回生成してみます。

スピード感溢れる展開になりました。スケートボードに乗ったまま海に飛び込んでしまっていますが、コントロールが非常に上手いのだろうと想像できます。

使いこなすコツ③:メモリ・脚注・キャラクターブックを活用する

生成画面の右下の歯車マークをクリックすると設定画面が開きます。ここで、書きたい物語の舞台や登場人物の設定ができます。これらはAIのべりすとで小説を書く上で非常に重要なツールです。

機能概要優先度
メモリAIに長期記憶させたい内容を記述する

 例)「私は18歳の女の子。お金持ちの娘」
脚注物語のジャンル、展開の指定、ストーリーの方向性を設定できる

 例)[ジャンル:ホラー]
   [たかし視点。一人称]
   [はなこは椅子に座っている]
キャラクターブックAIに登場人物の設定を記憶させる

 例)[たかし,男性,18歳,茶髪,「自分、まだやれるっす!」たかしの好物はすき焼き]

メモリは、AIに覚えさせる文字のことです。AIのべりすとでは、文章が長くなるほど最初に生成された情報を忘れてしまい、勝手に設定が変わることがあります。あらかじめ長期的に記憶させたい情報を記入することで、辻褄が合わなくなるのを防ぎます。

脚注は、物語全体の方向性を指定するシステムです。ここに書かれている情報は優先度が高く、細かく設定することで一貫性のある物語になります。ストーリーの展開が厳密に決まっているときに脚注を設定すると良いでしょう。

キャラクターブックは、登場人物を詳細に設定できるシステムです。キャラクターブックには、以下の要素を含めましょう。

  • フルネームやニックネーム
  • 現在の年齢。必要に応じて誕生日も追加
  • 性別
  • 外見的特徴(髪の色、目の色、身長、体型、服装など)
  • 性格的特徴(例:勇敢、内向的、陽気など)
  • キャラクターの過去やバックストーリー、重要な出来事など
  • 物語におけるキャラクターの役割や立ち位置(例:主人公、敵役、サイドキックなど)

また、キャラクターブックが長すぎると本文の生成に影響を与える可能性があるため、重要な情報に絞って記述すると良いでしょう。

簡潔に書くコツ
 ・省略できる助詞はすべて消す
 ・受動態以外は基本的に体言止めにする
 ・同じカテゴリの文は1つにまとめる
 ・独創的な表現はせず一言で端的に書く

テンプレートを使用する

使い始めた頃は、適切なキャラクターブックやメモリの書き方がわからないものです。そんなときはテンプレートを使うのが良いでしょう。

使用したいテンプレートを選び、AIのべりすとで読み込むだけで全ての設定が完了するという優れものです。創作をはじめ版権作品のプロンプトもあり、二次創作も簡単にできます。

ただし、二次配布や改変を許可していないテンプレートもあります。テンプレートとはいえ人が作ったものであり、無断で改変などを行うと著作権法に触れる可能性があるので注意しましょう。

使いこなすコツ④:MOD機能を利用する

AIのべりすとには、文章の特徴や雰囲気を自由にカスタマイズできる「MOD機能」があります。例えば、夏目漱石の作品を学習させたMODを使えば漱石風の文章を生み出せますし、ファンタジー作品向けの重厚な表現や、コメディ調の軽快な会話文など、目的に応じた文章生成が可能です。

自分でMODを作ることも、他のユーザーのMODを使うこともでき、作品ごとに設定を保存しておけるので複数の創作を同時に進める際にも便利です。中級者以上の創作者にとって、AIのべりすとを「創作の相棒」として活用できる重要な機能といえるでしょう。

公式スタイルMODは、選ぶだけで作風が変わります。手持ちのテキストで自分用のMODを訓練することもでき、読ませる文章は最大100万文字です。訓練ではルミナを消費します。なお「とりんさま7.3B」は2025年11月末で稼働を終えています。

使えないときに何から試すか。◎ 自分で試せること:ネット接続を確認して再接続する、ブラウザのキャッシュを消す、プランの期限が切れていないか見る。△ 待つしかないこと:サーバー混雑は時間を置くしかない、メンテナンス中は復旧を待つ。直らないときはサポートに聞く。制作:AInformation。
使えないときに何から試すか / 制作:AInformation

AIのべりすとが突然使えなくなったら?

AIのべりすとを使っているとき、突然エラーが出て使えなくなってしまったといったという声が聞かれます。

使えなくなった場合に考えられる原因は5つあります。

  • ネット回線からのアクセスが不安定
  • サーバーの混雑
  • 課金プランの期限切れ
  • キャッシュが溜まっている
  • システムメンテナンス

原因①:ネット回線からのアクセスが不安定

AIのべりすとを使うには安定したネット環境が必要です。接続が不安定な時は、再接続や別のWi-Fiに切り替えるなどを試してみましょう。

繰り返しエラーが出る場合、ご利用のネット回線からAIのべりすとのサーバーへのアクセスに問題がある可能性があります。その際はアカウントの設定画面で「プロキシで接続」というボタンをオンにすると改善するかもしれません。

また、AIのべりすとのサーバー自体が不具合を起こしているかどうかは、ステータスページでチェックしましょう。「All systems operational」と表示されていれば、サーバーは正常に動いているというサインです。

原因②:サーバーの混雑

フリー会員の場合、サーバーの混雑による影響を受けやすい傾向にあります。ユーザーが集まる夜間から深夜にかけては特に混雑しやすく、少し時間を置いてから再度試してみるのがおすすめです。

最近では、フリー会員の増加がサーバー強化のペースを上回っているため、利用制限がかかることがあります。制限は数十分から数日程度で解除されますが、待てない場合はプレミアム会員への登録を検討してください。

原因③:課金プランの期限切れ

有料プランを使っている方は、プランの期限切れにも注意が必要です。

期限が切れると使える機能が制限されてしまうことがあるので、公式サイトでアカウントの状態をチェックしてみましょう。必要に応じてプランを更新してください。

原因④:キャッシュが溜まっている

ブラウザのキャッシュがたまりすぎているのも、トラブルの原因になります。キャッシュやCookieが蓄積されると、ウェブアプリケーションの動作に支障をきたすことがあります。

ブラウザのキャッシュを削除し、ブラウザが最新版かどうかも確認してみましょう。別のブラウザで試してみるのも効果的です。

原因⑤:システムのメンテナンス

AIのべりすとのシステムがメンテナンス中という可能性もあります。公式サイトやサポートページで、メンテナンスの案内が出ていないかチェックしてみましょう。

メンテナンスの場合は、終わるまでしばらく待つ必要があります。予告なしの不具合の場合でも通常は数時間程度で復旧します。

それでも直らない場合は…?

これらの対処を試してもなお問題が解決しない場合は、サポートチームへの問い合わせをお勧めします。初心者マニュアルや公式Discordサーバーのサポートチャンネルを活用してください。その際、問題の詳細やスクリーンショットを提供することで、より早く解決できるかもしれません。

AInformationはAIツール494本の料金を、各社の公式ページを1本ずつ開いて確かめています。AIツールナビでは、やりたいことと予算からAIツール494本を絞り込めます。いくらのものが多いかを先に知りたい場合はAIツールの料金を調べた記事にまとめてあります。

AIのべりすとのよくある質問

AIのべりすとは無料でどこまで使えますか?有料との違いは?

アカウント登録は無料です。公式ヘルプによると、AIが一度に読める文章はフリーで最大24,000字です。ボイジャーは48,000字、プラチナは約30万字まで読めます。有料会員には、月の更新のときにサービス内通貨のルミナが付与されます。長い作品の流れを保ちたいときは有料会員が向いています。

AIのべりすとで生成した文章を商用利用したり公開したりしても大丈夫ですか?

利用規約の第2条では、生成した文章や画像を私的利用でも商用利用でも自由に使えるとしています(利用者の自己責任の範囲内)。Bit192は生成物の著作権を持たず、作品にAIのべりすとを使ったと書く必要もありません。ただし、ほかの作品と似た文章が出たときの責任は利用者が負います。公開する前に中身を確かめて、AIを使ったことを添えておくとトラブルを防ぎやすくなります。

AIのべりすとが突然使えなくなったときはどうすればいいですか?

使えなくなる原因として、ネット回線の不安定・サーバーの混雑・課金プランの期限切れ・キャッシュの蓄積・システムメンテナンスの5つが考えられます。まずネット接続を確認し、別のWi-Fiへの切り替えや再接続を試してみてください。無料版はユーザーが共用するサーバーを使うため、アクセスが集中すると正常に動かなくなることがあります。繰り返しエラーが出る場合はキャッシュの削除やプランの有効期限の確認も合わせて行うとよいです。

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