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多機能AI

ChatGPTが新機能「deep research」をリリース!性能やできることを紹介

更新 2026/9/9 読了 約6分
OpenAIのウェブサイトで、「Introducing deep research」と大きく表示されたページ。下部にはChatGPTの会話画面があり、ユーザーの質問「be on a specific region?」に対して、
この記事の要点

OpenAIがChatGPTの新機能「deep research」をProユーザー向けに公開しました。オンライン上の情報を自動で検索・分析し、数時間かかる調査を数十分で完了できます。この記事では機能の詳細や月最大100回の利用条件、提供スケジュールを紹介しています。

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このニュースのポイント
・OpenAIはChatGPTの新機能「deep research」をProユーザー向けに公開
・PlusとTeamユーザーは今後利用可能
・専門分野の情報収集に適しており、出典が明確で信頼性の高い調査結果が提供可能

OpenAIは2日(現地時間)、ChatGPTの新機能「deep research」を公開しました。オンライン上の膨大な情報を自動で検索・分析し、詳細なレポートを作成することが可能になります。専門的な調査や情報収集を効率化し、信頼性の高いデータを短時間で得ることができるため、多くのユーザーにとって有益なツールとなるでしょう。

藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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deep researchとは?

deep researchは、複雑なタスクにおいてマルチステップのオンライン調査を自動で行い、膨大な情報を統合してレポートを作成します。通常、人間が数時間かかる作業を数十分で完了できるのが特徴です。テキスト、画像、PDFなどの情報を解析し、必要に応じて情報を統合・推論しながら作成します。結果として、調査結果をより正確で詳細にまとめることが可能となります。

deep researchでできること

具体的には以下のようなことができます。

  • オンライン情報の自動検索・統合
    複雑なマルチステップ調査を短時間で実行し、完了
  • 専門分野のリサーチ
    金融、科学、政策、エンジニアリングなどの分野に対応
  • 出典付きレポートの作成
    情報の信頼性を確保し、検証しやすい形で提供
  • データの分析・可視化
    グラフや図表を作成
  • リアルタイム情報の更新
    新しいデータをもとに適宜検索範囲を調整
  • 時間の節約
    数時間かかる調査を数十分で完了

この機能を活用することで手間のかかる調査を効率的に行うことができ、リサーチ作業の強力な味方となるでしょう。

人類最後の試験(Humanity’s Last Exam)での成績

「Humanity’s Last Exam」というAIの知識を評価する試験では、deep researchを支えるモデルが26.6%の正答率を達成しました。これは、従来のモデルと比較して圧倒的な向上を示しています。

モデル正答率 (%)
GPT-4o3.3
DeepSeek-R19.4
OpenAI o3-mini (medium)10.5
OpenAI o3-mini (high)13.0
OpenAI deep research26.6

プランごとの提供スケジュール

deep researchは現在、Proユーザー限定で提供されています。

AInformation調べ相談や調べものに使うAIツールはいくらで使えるか

ツール月あたり無料
GeminiGoogle AI プラン最安725円/月Google AI Plus
Google WorkspaceGemini800円/月Business Starter/年払い×
GrokX Premium980円/月プレミアム×
Slack(AI)1,050円/月プロ
Dropbox Dash1,200円/月Plus×
Mapify1,599円/月Basic
Notion1,650円/月プラス

2026年9月1日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのツールを使える一番安い有料プランの月あたり。相談や調べものに使うAIツール68本のうち、日本円で払えるのは12本、無料で試せるのは17本。表に出したのは画面が日本語のもの。外貨は1ドル159.76円で換算

  • Proユーザー:月最大100回利用可能
  • Plus・Teamユーザー:近日中に提供予定
  • Education・Enterpriseユーザー:順次提供予定

より高速でコスト効率の良いバージョンも開発中で、全有料ユーザーに向けて拡大予定です。

今後の展望

deep researchは現在、ChatGPTのWeb版のみで提供されていますが、今後1カ月以内にモバイルおよびデスクトップアプリにも展開される予定です。将来的には、専門的なデータベースや内部リソースへの接続機能も検討されており、さらに高度な調査を可能にする計画です。deep researchの進化により、人間の知的活動をさらに支援する未来が実現するでしょう。

出典:Introducing deep research

よくある質問
deep researchをいますぐ使うにはどのプランが必要か
現在はProプランのみで使えます。Proプランは月16,800円で、月最大100回まで利用できます。月3,000円のPlusプランでの利用は近日中に提供される予定で、EducationとEnterpriseも順次対応予定となっています。より高速でコストを抑えたバージョンも開発中で、全有料ユーザーへの拡大が計画されています。すぐ試したい場合はProプランへの加入が必要ですが、Plusでの対応も近い段階にあります。
deep researchの調査結果はどの程度信頼できるか
出典付きでレポートを提供する仕組みなので、どの情報をもとに判断したかを自分で確認しやすい設計になっています。一方で、精度に限界があることも事実です。AIの知識を評価する「Humanity’s Last Exam」という試験では、deep researchの正答率は26.6%でした。これは従来のモデルと比べると大きく向上していますが、裏を返せば7割以上の問いに正確に答えられていません。調査結果をそのまま使うのではなく、出典をもとに自分で内容を確かめる姿勢が大切です。
deep researchと通常のChatGPTの回答はどう違うか
通常のChatGPTは質問に対してその場で回答を生成します。deep researchはオンライン情報を複数のステップで自動検索・統合し、詳細なレポートを作成します。人間が数時間かかるような複雑な調査を数十分で完了できるのが特徴です。テキスト・画像・PDFの情報を解析してまとめ、出典付きで提供します。グラフや図表の作成にも対応しており、金融・科学・政策・エンジニアリングといった専門分野のリサーチに特に向いています。
スマートフォンやアプリからdeep researchは使えるか
現在はChatGPTのWeb版のみで使えます。モバイルおよびデスクトップアプリへの展開も予定されており、近い将来スマートフォンやPCのアプリからも利用できるようになる見通しです。将来的には専門的なデータベースや内部リソースへの接続機能も検討されており、さらに高度な調査が可能になる計画があります。現時点でアプリからの利用を想定している場合は、ブラウザのWeb版からアクセスする必要があります。
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