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ChatGPTの拡張機能がEdge含む4ブラウザに対応した、タブの内容をそのままAIに渡せる

読了 約4分
ChatGPTの拡張機能がEdge含む4ブラウザに対応した、タブの内容をそのままAIに渡せる
この記事の要点

ChatGPTのブラウザ拡張機能がEdge・Brave・Opera・Vivaldiに対応した。Chrome限定だった拡張が4ブラウザに広がり、タブの内容をChatGPTに渡せるようになった。デスクトップアプリにはWebサイトのAI向けツールを自動検出する「サイトツール」も追加された。

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WebMCPはAI操作の標準になるか

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4ブラウザ新たに拡張が使える
2モデルサイトツール対応

ChatGPT拡張がEdge含む4ブラウザに広がった

OpenAIは8月31日のリリースノートで、ChatGPTのブラウザ拡張機能がMicrosoft Edge・Brave・Opera・Vivaldiに対応したと発表した。これまでGoogle Chromeだけだった拡張が5ブラウザで使えるようになった。

拡張機能を入れると、開いているタブをメンションしてChatGPTに文脈として渡せる。Webの記事やドキュメントを開いた状態で「このページを要約して」と頼めば、タブの中身を読んで答えてくれる。デスクトップアプリからブラウザの操作を依頼することもできる。

新機能「サイトツール」でAIの操作が速くなる WebMCPを自動検出

同じリリースノートで、デスクトップアプリの内蔵ブラウザーに「サイトツール」が追加された。一部のWebサイトがAIエージェント向けに公開している機能を自動で検出し、ChatGPT WorkやCodexがそのサイトをより正確に操作できるようにする仕組みだ。

裏側で使われているのはWeb標準として提案中の「WebMCP」だ。サイトの管理者がAIに使わせたい機能をあらかじめ定義しておくと、ChatGPTの内蔵ブラウザーがそれを自動で読み取る。対応サイトを開くとアドレスバーに矢印アイコンが出て、クリックすれば提供されているツールの一覧を確認できる。

OpenAIはこれにより待ち時間の短縮やトークンの節約が見込めるとしている。ただし利用はデスクトップアプリの内蔵ブラウザー限定で、Chrome拡張などからは動かない。不要ならブラウザ設定ページからオフにできる。

ブラウザ別の対応機能

ブラウザ タブのメンション サイドチャット
Chrome
Edge(新規)
Brave(新規)
Opera(新規) ×
Vivaldi(新規)
リリースノートをもとに各ブラウザの機能対応を整理した / データ:OpenAI リリースノート / 制作:AInformation

Edgeの利用者はデスクトップアプリの更新から始める

拡張機能を使うには、まずChatGPTのデスクトップアプリを最新版に更新する必要がある。その後、各ブラウザの拡張機能ストアからChatGPT拡張をインストールすれば動く。すでにChatGPTのChrome拡張機能を使っている人も、別のブラウザを追加で設定できる。

ブラウザによって使える機能が違う。タブのメンションとブラウザ操作の依頼は5ブラウザすべてで動くが、サイドチャットはChrome・Edge・Brave・Vivaldiの4つだけだ。Operaはタブのメンションとブラウザ操作に対応するものの、サイドチャットは使えない。

社用PCでEdgeを標準にしている企業は多い。Chromeの追加インストールなしでもChatGPT拡張が使えるようになったのは大きい。ただしワークスペースの設定に左右される面もあるため、自分の環境で動くかは実際にインストールして確認するのが確実だ。

サイトツールの対応モデル。◎ 使える:GPT-5.6 Sol、GPT-5.6 Terra。2モデルが対象。△ 使えない:GPT-5.6 Luna、Enterprise・Edu。無効または対象外。データ:OpenAI リリースノート。制作:AInformation。
モデルとワークスペースで利用の可否が分かれる / データ:OpenAI リリースノート / 制作:AInformation

GPT-5.6 SolとTerraだけ対応 LunaとEnterprise・Eduは対象外

サイトツールが使えるモデルはGPT-5.6 SolとGPT-5.6 Terraの2つだけだ。GPT-5.6 Lunaでは無効になっている。Enterprise・Eduワークスペースでも利用できない。提供状況はロールアウトの進行にも左右される。

拡張機能は今回の対応で使い勝手が広がった。タブのメンションは調べものの効率に直結する機能なので、Chromeを使っていない人はまずここから試すのがよさそうだ。

この記事に出てくることば
WebMCP
WebサイトがAIエージェントに使わせたい機能を定義・公開する仕組み。Web標準として提案中で、ChatGPTの内蔵ブラウザーが自動で検出する
藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

Edge対応は社用PCを使う層にとって大きい。Chromeの追加インストールが禁止されている会社ではこれまでChatGPT拡張が使えなかった。一方でサイトツールはまだ対応サイトが少ないとみられ、すぐに業務効率が上がる場面は限られそうだ。ただしWebMCPが広まれば社内ツールをAIエージェント対応にするかどうかが情報システム部門の検討項目に入ってくる。

よくある質問
ChatGPTの拡張機能はどのブラウザで使えるか
Chrome・Edge・Brave・Opera・Vivaldiの5ブラウザで使える。ただしブラウザごとに使える機能が異なる。タブのメンションとブラウザ操作はすべてで動くが、サイドチャットはOperaだけ対応していない。利用にはChatGPTのデスクトップアプリを最新版に更新してから各ブラウザの拡張機能ストアでインストールする必要がある。ワークスペースの設定やロールアウトの状況によってはすぐに使えない場合もある。
サイトツールはどのモデルで使えるか
GPT-5.6 SolとGPT-5.6 Terraの2モデルだけで使える。GPT-5.6 Lunaでは無効だ。Enterprise・Eduワークスペースでも利用できない。サイトツール自体がデスクトップアプリの内蔵ブラウザー限定の機能で、Chrome拡張機能からは動かない。ブラウザ設定ページからオフにすることもできる。
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