ChatGPTのdotsがスマホで作れる 最新アプリから
ChatGPTの常時稼働型AIエージェント「dots」を、スマホのアプリから新しく作れるようになりました。OpenAIが10月10日に発表したもので、iOSとAndroidのChatGPTアプリの最新版で使えます。これまでのアプリでできたのは、事前に用意したdotsを使うことだけでした。
dotsはGPT-6 Astraで動くAIエージェントです。クラウド常駐型なので、手元のPCの電源を切っている間も作業を続けます。AInformationが以前まとめたdotsの使い方の記事では「スマホでは作れない」と書いていましたが、今回の更新でここが変わりました。
Codexの作業もdotsから始められる
dotsからCodexを動かせる範囲も広がりました。ChatGPTでの会話やCodexのスレッドを材料にしながら、Codexで新しい作業を始めたり既存のスレッドを続けたりできます。ChatGPT Workのスケジュール済みタスクも、dotsから編集できるようになりました。
ほかにもブラウジングの高速化や不要な通知の削減といった直しが入りました。計画の表示も見直され、読み込みに失敗したときは再試行できます。
- 10/10OpenAIがスマホでのdots作成を発表
- 10/13公式ヘルプは作成をデスクトップに限ったまま
dotsはPro以上の3プランだけ 月3,000円のPlusは外れる
dotsを使えるのは、今のところPro・Business Premium・Enterpriseの3プランです。スマホで作れるようになっても、この条件は変わっていません。個人で多いPlusや無料版の人は、アプリを更新しても使えません。
AInformationが10月13日にChatGPTの日本語の料金ページを開くと、dotsの名前が出てくるのはProの欄だけでした。Proの特典に「常時稼働のエージェント Dot」と書かれ、料金は月額16,800円からです。Plusの月3,000円の欄には載っていません。Proは3段階の利用枠から選ぶ形になっています。
| プラン | 日本の料金ページの月額 | dots |
|---|---|---|
| 無料版 | 0円 | 使えない |
| Go | 1,400円 | 使えない |
| Plus | 3,000円 | 使えない |
| Pro | 16,800円から | 使える(1体目は追加料金なし) |
| Business Premium | 個人向けの欄には無い | 使える(1体目は追加料金なし) |
| Enterprise | 個人向けの欄には無い | 管理者がオンにすると試せる |
公式スペック:ChatGPTの料金ページ(日本語)とOpenAIのヘルプ「Getting started with your dot」。どちらも10月13日に確認した
ヘルプによると、Proで使えないのは欧州経済領域とスイスと英国です。日本は対象に入り、使えるのは18歳以上の人です。Enterpriseは初期設定がオフで、管理者がオンにするまで使えません。

公式ヘルプは今も「スマホでは作れない」 10月13日に確認
発表から3日たっても、OpenAIの公式ヘルプはスマホでの作成をできないと書いたままです。編集部が10月13日にヘルプを開くと、作り方の項目は「デスクトップのアプリかデスクトップのWebで作る」という案内でした。続く段落には「現在はモバイルでは作れない」「モバイルのWebには対応していない」とあります。
ページの更新日は「昨日」と出ていましたが、この段落は直っていません。リセットの手順でも、作り直しはデスクトップでするよう案内しています。社内の手順書をこのヘルプから作ると、スマホでは作れないと書いてしまうので気をつけたいところです。
モバイルのWebに対応していないという記載は、今回の発表と食い違いません。スマホで作るときは、ブラウザではなくChatGPTのアプリを使うことになります。

スマホで作れないときは アプリの版とプランを見る
スマホで作れないときは、まずChatGPTアプリが最新版かを確かめます。今回の機能はiOSとAndroidの最新版で使えるもので、古い版のままだと出てきません。ヘルプはdotsを段階的に配っているとして、届くまで数日かかる場合があるとも書いています。
- ChatGPTアプリを最新版に更新したか
- 契約がPro・Business Premium・Enterpriseのどれかか
- Enterpriseなら管理者がdotsをオンにしているか
- ログインしているアカウントとワークスペースが合っているか
会社でBusiness Premiumを使っているなら、社員がスマホからdotsを作れるようになります。外出先で作ったdotsもCodexの作業を始められるので、どのアプリとつなぐかは早めに決めておくと安心です。ヘルプの記載がいつ直るかで、スマホでの作成が全員に届いたかを見分けられそうです。
- クラウド常駐型
- AIが提供元のコンピューターの上で動き続ける形。手元のPCやスマホの電源を切っても作業が止まらない
スマホで作れるようになると、dotsは外回りの営業や現場の担当者の手にも届きます。ただdotsはCodexの作業まで始められるので、会社でBusiness Premiumを配るなら注意が要ります。どのアプリとつなぐかを先に決めておかないと、移動中に作ったdotsが思わぬ所まで手を伸ばす可能性があります。ヘルプの記載が発表に追いついていない点も、社内の手順書を作る情報システム部門には困りどころだとみています。
- ChatGPTのdotsはPlusで使える?
- Plusでは使えません。dotsを使えるのはPro・Business Premium・Enterpriseの3プランだけです。日本の料金ページでも、dotsの名前が出てくるのは月額16,800円からのProの欄だけでした。月3,000円のPlusや月1,400円のGoの欄には載っていません。スマホで作れるようになった10月10日の更新でも、この条件は変わっていません。
- dotsはスマホのブラウザから作れる?
- 作るのはChatGPTのアプリです。今回スマホでの作成に対応したのはiOSとAndroid向けアプリの最新版で、OpenAIのヘルプはモバイルのWebにはdotsが対応していないと書いています。SafariやChromeでchatgpt.comを開いても作れないので、アプリを最新版にしてから試してください。
- dotsは日本で使える?
- 日本のProの人は使えます。OpenAIのヘルプでProが対象外になっているのは欧州経済領域とスイスと英国だけで、使えるのは18歳以上です。Business Premiumは対応する全地域で使えます。Enterpriseは初期設定がオフなので、管理者がオンにするまで使えません。
- スマホでdotsの作成が出てこないときは?
- まずChatGPTアプリが最新版かを確かめます。スマホでの作成はiOSとAndroidの最新版から使える機能です。OpenAIのヘルプはdotsを段階的に配っているとして、届くまで数日かかる場合があるとも書いています。急ぐならデスクトップのアプリかPCのWebで作り、話しかけるのをスマホにする手もあります。
この記事の出典
補助資料
- [1]PC Watchこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年10月13日
