ChatGPTを利用するならAIによって文字起こしや画像認識などに利用できるため、業務改善や効率化のために活用できます。やり方も一度覚えれば、その後は簡単に利用できるため、様々な用途で使用できます。
ただ、ChatGPTを利用したとしても「うちにはあまり必要ない」と感じて、解約を検討したい方もいるはずです。Cただ、どのような方法で解約するのか内容について把握しておきたいはずです。今回は解約の手順やポイントについて紹介します。
ChatGPTでの解約の手順とは
ChatGPTを利用していても費用とのバランスが割に合っていない場合、必要性を感じないので解約したい気持ちになるはずです。ただ、解約するときはスムーズの完了させるためにも、手順を把握しておく必要があります。どのように解約できるのか内容について紹介しましょう。
- ホーム画面にアクセスしてプランを確認する
- 内容を確認して解約を完了させる
- アカウントを削除する
ホーム画面にアクセスしてプランを確認する
解約するためにはホーム画面にアクセスして、メニュー欄を開いてください。すると「My plan」という項目があるので、クリックすると自分のプランの状態について把握できます。解約に進むためには、プランの様々な項目にある「Manage my subscription」をクリックしてください。
すると、1ヶ月ごとの金額や支払い方法など、詳細な契約内容について表示されています。その中で「現在のプラン」という部分に「プランをキャンセル」というボタンがあるのでクリックしましょう。
内容を確認して解約を完了させる
キャンセルのボタンを押すと、最終確認のためのメッセージが出てきます。内容としてはどの日付からChatGPTを利用できなくなるのか、またどの期間までは利用できるのかという内容です。
メッセージの内容をチェックして問題なければ、そのまま「プランをキャンセル」をクリックしてください。
すると、いつまでに解約するのか予定日が記載されています。この時点で登録しているクレジットカードや電子マネーなどからお金を引き落とされることはありません。このように手順は簡単に行えるため、把握しておきましょう。
アカウントを削除する
ChatGPTを解約した後も、アカウントは残った状態になります。ただ、人によってはアカウントも削除して完全に退会したい場合もあるはずです。その場合、まずはChatGPTの公式Webサイトにアクセスして、自分のアカウントにログインしてください。
その後サイドバー、またはサイトの上部にある「設定」を選択します。
次に「データコントロール」オプションをクリックすると「アカウントを削除する」の「削除」を押して、画面お指示通りに従うなら、削除プロセスのボタンがあるので、クリックしてください。
ここまで行うと、アカウントも削除されるため、自分のデータも完全に無くなります。ただ、アカウントまで退会すると、後で取り消し作業はできないので、その点を確認して判断しましょう。
ChatGPTを解約する際の注意点とは?
ChatGPTは利用する意義を感じないなら、解約するのも良い判断になります。ただ、解約するときに注意しておかなくてはいけないポイントもあるため、その点をチェックした上で進めていく必要があります。どのようなポイントを把握しておくべきなのか以下の点について紹介しましょう。
解約はアカウントの削除前に行う必要がある
ChatGPTは、プランの解約とアカウントの削除が別になっています。もし、プランを解約する前にアカウントの削除をしてしまうと、プランが生き残ってしまい請求される可能性があるため、自分が損をしてしまうリスクが生じます。
アカウントの削除が完了するとIDやメールアドレスなど全ての情報が完全に無くなるため、プランも解約されるのが普通と思えますが、確実とは言えません。請求金額の面で余計なトラブルを生じさせないためにも、まずはプランの解約を先に行うようにしてください。
解約処理の確認メールが来ているのかチェック
ChatGPTの解約を終えると、処理の完了についてメールアドレス宛にOpenAIからメールが送信されます。そのため、解約の手順を終えた場合は、必ず登録してあるメールボックスにアクセスして、受信していることを確認してください。
もし、自分では手続きを終えたと思っていても、何かの手違いで完了できていない場合があります。また、解約中に機器やインターネットのトラブルなどで、解約がちゃんと完了できないケースもあるため、自分で思い込まないようにすべきです。
もしメールが届いていないようなら、自分のアカウントにアクセスしてプランの状態をチェックしてみる、または不明な点があるならヘルプセンターを利用して、問い合わせするようにしましょう。
アカウントを削除すると復元はできない
ChatGPTのアカウントを削除するなら、全てのデータ、セッション履歴、設定は永久に無くなります。今までの支払ってきた料金や使用した内容なども全て無くなり、元に戻すことは不可能です。例えば、ChatGPTの領収書をダウンロードしたくても、アカウントを削除すると操作できません。
また、必要なデータを活用したい場合も、当然全て完全に消去されているので活用は不可能です。そのため、アカウントの削除の前に、やり残したことはないのかチェックしておくようにしてください。もし重要なデータだけは残しておきたいなら、削除前にバックアップを取っておくと後で利用できるので、事前に準備しておきましょう。
同じメールアドレスで再登録はできない
ChatGPTの解約とアカウントの削除をした後に、再度利用したくなるケースもあるはずです。アカウントまで削除している場合は始めから登録し直さなくてはいけないので、メールアドレスの登録から行う必要があります。ただ、以前のデータが削除されているとはいえ、同じメールアドレスでの登録は不可能です。
ChatGPTを利用するときは、別のメールアドレスを利用する必要があるので、もし1つしか持っていない場合は、新たに取得してから登録する必要があります。
アカウントを削除しても履歴は数日残る
ChatGPTの場合はアカウントを削除すると、それまでのデータは削除される仕組みです。ただ、OpenAIの規約上により履歴は直ぐに削除されず、システム上に30日間は残るようになっています。30日を過ぎると、履歴もなくなるため、特に気にしないのであれば、そのまま放置していても問題ありません。
しかし、ChatGPTを利用した会話などのプライバシーの点で気になるなら、まずは履歴から削除するのがおすすめです。アカウントを残して、履歴のみの削除も可能なので、用途に合わせて注意しておきましょう。
ChatGPTの解約をする際のF&Q
ChatGPTが不要になり、プランを解約することはできますが、その際に疑問に感じる部分もあるはずです。悩みや分からない点は、問い合わせで確認もできますが、事前に把握しておくのも大事です。以下のような内容をチェックしてみましょう。
再度有料プランに入ることは可能?
ChatGPTのプランを解約した後も、再度利用したくなるケースもあるでしょう。その際、アカウントが残っている状態であれば、再契約は簡単に行えます。公式サイトからマイページにログインした後に「My plan」をクリックして、自分の状態をチェックします。
解約しているので、キャンセルという状況になっているはずですが、画面上に「プランを更新」という項目を見つけられるはずです。クリックすると、期間が過ぎていても再度加入ができ、以前利用していたクレジットカードや電子マネーの記録も残っているため、再度登録する必要もありません。
ただ、アカウントを削除している場合は全てのデータが消去されているため、始めから作成し直す必要があります。有料プランに加入するときはアカウントが残っているのがポイントになるため、一時的に不要で解約したい場合はアカウントまで削除しないようにしましょう。
解約に時間はかかるの?
ChatGPTの解約をする際に、どれほどの時間がかかるのか気になる方もいるはずです。ChatGPTはアカウントから「My plan」に移行して「キャンセルボタン」をクリックするなど、手順自体は簡単に行えます。解約の際に複雑な質問などはないので、数分で終えることが可能です。
ただ、解約できたことを確認するためにメールアドレスに通知が来ているのかはチェックしましょう。また、サーバーの状態によってはアクセスしにくい場合もあるため、時間帯や地域の状況も考慮してください。
アカウントを削除した後のプライバシーはどうなの?
解約ではなく、ChatGPTのアカウントまで削除した場合は、基本的に全てのデータも消失します。ただ、上記でも紹介しましたが、OpenAIに30日は履歴が残る状態になります。もし、プライバシーの観点から処理したい場合はアカウントの削除前に対応するようにしてください。
個人情報の観点から安全性を確保したい場合はカスタマーサポートに連絡してデータの取り扱いについてチェックしておくのも重要です。特に、GDPRやCCPAなどは、地域によって消費者がデータ削除をリクエストする権利を有しています。権利を行使して個人データを完全に削除することも検討しましょう。
まとめ
ChatGPTによる解約の手続きについて内容を紹介してきました。プランの解約自体は基本的に短時間で終えられるため、直ぐに完了できます。ただ、アカウントの削除まで行うならリスクも多少あるため、その点をチェックしておくべきです。自分の用途に合わせて解約のみにしておくなど、適切に処理してください。