OpenAI DevDayの現地参加は650ドルで、申込はすでに締め切られました。ただしキーノートは無料で配信されます。日本時間9月30日の午前2時からで、登録しておくと知らせが届きます。東京開催も10月20日に決まりました。
- キーノートは無料でライブ配信される。事前に登録すると開始前に知らせが届く
- 日本時間9月30日の午前2時から。現地時間では9月29日の午前10時になる
- 現地参加は650ドルで、申込はすでに締め切られている
- 東京開催が10月20日に決まっている。世界8都市のうちの1つ
- 「OpenAI DevDay」の検索はまだ月320回。日本ではほとんど知られていない
- AInformationが8モデル600回を実測したら、上位5モデルが75点満点で66点の同点だった
開催は9月29日。キーノートは日本時間9月30日午前2時から
OpenAIの開発者向けイベント「DevDay 2026」は、現地時間の2026年9月29日(火)に開かれます。会場はサンフランシスコのFort Masonです。OpenAIの公式サイトを2026年9月6日に見て確かめました。
注目したいのはオープニングキーノートが無料でライブ配信される点です。公式サイトには「The opening keynote will be livestreamed」と書かれていて、事前に登録しておけば開始前に知らせが届きます。現地に行かなくても、発表そのものは誰でも見られます。
キーノートの開始は現地時間の午前10時です。日本時間だと9月30日の午前2時になります。深夜なので、その場で見るか翌朝に内容を追うかは分かれるところです。登壇者にはSam Altmanの名前が挙がっています。
見るために必要なこと
配信を見るのに費用はかかりません。公式サイトに登録の欄があり、そこで申し込んでおくと開始前に知らせが届きます。アカウントの作成や有料プランの契約は要りません。時差の計算を間違えないよう、9月30日の深夜という点だけ押さえておいてください。
日本時間の午前2時は、前日の夜という感覚で捉えると分かりやすいです。9月29日の夜に寝る前ではなく、日付が変わった後の深夜になります。
現地参加は650ドル。申込はすでに締め切られている
現地で参加する場合の費用は650ドルです。2026年9月6日時点の為替(1ドル156.2円)で換算すると10万円ほどになります。ただし現地参加の申込はすでに締め切られています。公式サイトに「Applications to attend OpenAI DevDay in-person are now closed.」と書かれていて、選考結果は7月下旬に通知済みとされています。
つまり今からできるのは、キーノートの配信を見ることと、後で公開される情報を追うことです。この点を先に知っておかないと、直前になって申し込もうとして無駄足になります。
東京開催が10月20日に決まっている
DevDayは本体のイベントとは別に、世界8都市で「DevDay Exchange」を開きます。東京は10月20日です。開催地と日程は次のとおりです。
DevDay Exchangeの開催地と日程
| 開催地 | 日程 |
|---|---|
| ベンガルール | 10月16日 |
| 東京 | 10月20日 |
| ソウル | 10月22日 |
| ベルリン | 10月26日 |
| パリ | 10月28日 |
| ロンドン | 11月3日 |
| サンパウロ | 11月6日 |
| メキシコシティ | 11月11日 |
ベンガルールが10月16日でいちばん早く、次が東京の10月20日になります。そのあとソウル10月22日、ベルリン10月26日、パリ10月28日と続き、ロンドン11月3日、サンパウロ11月6日、メキシコシティ11月11日で締めくくられます。
本体のキーノートが9月29日なので、東京は3週間ほど後ろです。9月29日に発表された内容を、日本語の場で確かめられる機会になります。参加の条件や申込の方法は公式サイトで案内されるので、そちらを確かめてください。
検索の実測では、まだ月320回しか調べられていない
AInformationは2026年9月6日に、Googleキーワードプランナーで日本での検索数を取りました。数字は2025年8月から2026年7月までの月間平均です。
「OpenAI DevDay」は月320回でした。3か月では+100%と倍に増えていますが、絶対の数はまだ小さいままです。直近の推移は2026年5月が70回、6月が90回、7月が140回でした。増えてはいますが、日本で広く知られている状態とは言えません。
「OpenAI DevDay 2026」は月30回、「DevDay 2026」に至っては月10回です。前年は数字が付かないほど少なく、比較が出せませんでした。「OpenAI イベント」は月40回、「OpenAI 東京」は月20回です。
数が少ないことをどう見るか
調べている人が少ないのは、裏を返せば日本語の情報がまだ薄いということです。9月29日のキーノートが終われば、内容を知りたい人が一気に増えます。東京開催の10月20日にもう一度動きます。いま公式の日程と条件を押さえておけば、発表後の情報を早く正しく読めます。
一方でGPT-6の検索は前年の約21倍に増えている
イベント名は知られていなくても、製品名は違います。「gpt6」は月1,600回で前年比+1971%でした。前年のおよそ21倍です。「gpt 6」も月1,000回で前年比+2082%、こちらは約21.8倍になります。
3か月の変化を見ると「gpt6」が+190%、「gpt 6」が+233%です。直近では2026年5月が1,000回、6月が1,000回、7月が2,900回と、7月に大きく伸びていました。
表記が「gpt6」と「gpt 6」に割れている点も、まだ呼び方が定まっていないことを示しています。名前が定着したサービスは表記が1つに寄りますが、この2つはどちらもそれなりの数がありました。新しく広まりつつある言葉の特徴です。
この差の読み方はこうです。日本の人はイベントそのものより、そこで出てくる製品を追っています。DevDayという名前で調べる人は少なくても、そこで新しいモデルが出れば製品名で一気に調べられます。
数が小さいうちに押さえる意味
月320回という数は、広告で言えば競合がほとんどいない状態です。実際、キーワードプランナーの競合の指標も「低」と出ていました。日本語で正確な情報を出しているところが少ないぶん、今のうちに公式の内容を確かめておく価値があります。
この記事もその考えで書いています。イベントの中身はまだ分かりません。ただ日程と参加の条件と配信の有無は、今日の時点で公式に出ています。ここを間違えずに押さえておけば、当日に慌てずに済みます。
今の最上位は5モデルが同点だった
DevDayで新しいモデルが出るかどうかは分かりません。ただ、いまの各社のモデルがどのくらいの水準にあるかは測れます。AInformationは2026年9月5日に、8つのモデルへ同じ日本語の問題を1文字も変えずに投げました。25問を3回ずつ、合計600回の呼び出しです。Web検索などのツールは全部切り、思考の強さと温度は各社の既定のままにしています。
結果は5つのモデルが75点満点で66点の同点でした。GPT-6 Astra、Claude Sonnet 5、GPT-5.6 Sol、Gemini 3.1 Pro、Gemini 3.7 Flashの5つです。上位が横並びで、点数だけでは差が付きませんでした。問題と採点の中身はAI独自ベンチマークで公開しています。

差が出たのは誤答と使う量
同点でも中身は違います。間違った答えを出した回数を見ると、GPT-6 AstraとGemini 3.1 Proが0回でした。分からないことを分からないと言い、当てずっぽうを出しませんでした。一方でGPT-5.6 Terraは6回、Claude Opus 5は5回の誤答がありました。
使った量はもっと開きます。GPT-6 Astraは出力が12,000トークンで最も少なく、Gemini 3.1 Proは95,683トークンでした。差は約8倍です。同じ点数を取るのに、片方は8分の1の量で済んでいます。API経由で使う場合、この差はそのまま費用に響きます。
速さでは、GPT-5.6 TerraとGemini 3.7 Flashが中央値1.9秒で最も速く、Gemini 3.1 Proが6.98秒で最も遅い結果でした。GPT-6 Astraは2.71秒です。
8モデル全部の結果
測った8つを並べます。GPT-6 Astraが66点で誤答0回・2.71秒・12,000トークン。Claude Sonnet 5が66点で誤答1回・2.22秒・33,653トークン。GPT-5.6 Solが66点で誤答3回・2.35秒・17,321トークン。Gemini 3.1 Proが66点で誤答0回・6.98秒・95,683トークン。Gemini 3.7 Flashが66点で誤答3回・1.9秒・61,745トークンでした。
ここから下がGPT-5.6 Terraの63点、Claude Opus 5の59点、Claude Fable 5.1の54点と続きます。ただしClaude Opus 5とClaude Fable 5.1は満点の分母が違います。答えを返しきれなかった問題があるためで、それぞれ71点満点と65点満点での結果になります。
「分からない」と言えるかも測っている
この測り方では、分からない問題に「分からない」と答えた回数も数えています。GPT-6 Astraは9回、Gemini 3.1 Proも9回、Claude Fable 5.1も9回でした。GPT-5.6 SolとGPT-5.6 Terra、Gemini 3.7 Flashは6回です。
誤答が0でも「分からない」が多ければ、答えられる範囲が狭いということになります。逆に誤答が多いモデルは、分からないときに当てずっぽうを出しています。業務で使うなら、間違った答えを自信満々に返されるほうが困ります。この2つは合わせて見る必要があります。
当日のタイムテーブル
公式サイトに出ている当日の流れは次のとおりです。時刻はすべて現地時間になります。

日本から見るなら、押さえるのは午前10時のキーノートだけです。日本時間の9月30日午前2時から始まります。それ以降の分科会や展示は現地参加者向けなので、配信の対象になるかは公式の案内を確かめてください。
発表を見るときに押さえる3つのポイント
何が発表されるかはOpenAIが公表していないので、この記事では触れません。代わりに、発表を聞くときに見る場所を決めておきます。
1つめは日本で使えるかどうかです。発表と同時に日本から使えるものと、順次広げられるものがあります。過去には発表から日本で使えるまで時間が空いた例もありました。
2つめは料金です。新しいモデルが出た場合、既存のプランで使えるのか、上位のプランが要るのかで話が変わります。AIツールデータベースに入れている494本のうち、OpenAIが直接提供しているのはChatGPTとSoraの2本です。ここの料金が動くと、影響する範囲は広くなります。
3つめは開発者向けか一般向けかです。DevDayは名前のとおり開発者向けのイベントです。公式サイトにも、APIや開発の道具についての技術セッション、実演と講習、開発者どうしの交流が中身として挙がっています。普段ChatGPTを使っているだけの人にすぐ関係する話とは限りません。
とはいえ開発者向けの発表が、数か月後に一般向けの機能として降りてくることはあります。今すぐ使えなくても、これから自分の使っているサービスがどう変わるのかを先に知る場にはなります。
過度な期待はしない
もう1つ書いておきます。イベントの前には毎回さまざまな予想が出ますが、そのほとんどはOpenAIが認めたものではありません。この記事でも当日の中身には触れていません。公式が言っていないことを、言ったかのように読まないでください。
日本から参加する現実的なやり方
整理すると、日本にいる人が取れる選択肢は3つです。
1つめはキーノートの配信を見ることです。無料で、事前登録すれば開始前に知らせが来ます。ただし日本時間の午前2時なので、深夜に起きている必要があります。
2つめは翌朝に内容を追うことです。キーノートは終わったあとも見られる形で残るのが通例です。深夜に起きるより現実的な人が多いはずです。
3つめが東京開催の10月20日です。本体から3週間後になりますが、日本で開かれる場に行けます。参加できる人の条件は公式の案内を確かめてください。

会社で追うなら誰が見るかを決めておく
業務で生成AIを使っている会社なら、誰がキーノートを追うのかを先に決めておくと動きが早くなります。深夜の配信を全員で見る必要はありません。担当を1人決めて、翌朝に要点を共有する形で十分です。
見るべきは、自社が使っているサービスに関係する発表があったかどうかです。料金の変更、提供の終了、新しいプランの追加。この3つは業務に直接響きます。
共有するときは、聞いた内容をそのまま流さないほうが伝わります。自社に関係する部分だけを抜き出して、いつから何が変わるのかを1行で書く。それだけで受け取る側の手間が減ります。関係しない発表まで並べると、読む人が判断できなくなります。
特に提供の終了は影響が大きくなります。使っていた機能が止まると、業務の手順を組み直すことになります。発表の場で名前が挙がったサービスについては、公式の案内を後から確かめてください。イベントの場で触れられなくても、公式ページの記載が静かに変わることもあります。
東京開催をどう使うか
10月20日の東京開催は、日本語で内容を確かめられる場になります。本体から3週間後なので、9月29日の発表を踏まえた話が聞ける可能性があります。業務で本格的に使っている会社なら、担当者を出す価値はあります。
ただし参加の条件や定員は公式の案内次第です。本体は選考制で申込が締め切られました。東京も同じ形になるかは分からないので、案内が出たら早めに確かめてください。
この記事の数字について
日程と参加費と配信の有無は、OpenAIの公式サイトを2026年9月6日に開いて確かめた内容です。検索数は同じ日にGoogleキーワードプランナーで取りました。モデルの成績はAInformationが2026年9月5日に自分でAPIへ投げて測った結果で、他社の発表を引き写したものではありません。
9月29日に何が発表されるかは、この時点では誰にも分かりません。分かったことだけを書いています。発表後は内容を確かめたうえで、必要な部分を更新します。
ベンチマークの測り方についても触れておきます。25問を3回ずつ投げているのは、1回だけだと結果がぶれるためです。同じ問題に同じ答えを返せるかどうかも、業務で使う上では大事な要素になります。機械で採点できる問題だけを使っていて、文章の良し悪しのような主観が入る採点はしていません。
測れなかったものを0点として扱うこともしていません。Claude Opus 5とClaude Fable 5.1の満点が他と違うのはそのためです。答えが返らなかった問題を不正解に数えると、実際より低い点数になってしまいます。
この手のイベントは、発表そのものより「日本でいつ使えるか」と「今の契約のままで使えるか」のほうが業務には響きます。深夜の配信を全員で追う必要はありません。担当を1人決めて翌朝に共有すれば足ります。実測で分かったのは、上位のモデルが点数では横並びだということです。差が出るのは誤答の少なさと使う量でした。新しいモデルが出たときも、点数だけで判断せずに同じ物差しで測り直します。
- OpenAI DevDay 2026はいつ開かれますか
- 現地時間の2026年9月29日(火)です。会場はサンフランシスコのFort Masonになります。オープニングキーノートは現地時間の午前10時開始で、日本時間だと9月30日の午前2時です。キーノートは無料でライブ配信され、事前に登録しておくと開始前に知らせが届きます。
- 日本から参加できますか
- 現地参加の申込はすでに締め切られています。公式サイトに締切済みと書かれていて、選考結果は7月下旬に通知されました。日本から関わる方法は3つあります。キーノートの無料配信を見ること、翌朝に内容を追うこと、10月20日の東京開催に行くことです。
- 東京での開催はありますか
- あります。DevDay Exchangeとして10月20日に東京で開かれます。世界8都市のうちの1つで、ベンガルールの10月16日に次いで2番目に早い日程です。本体のキーノートが9月29日なので、3週間ほど後ろになります。参加の条件は公式サイトの案内を確かめてください。
- 現地参加の費用はいくらですか
- 650ドルです。2026年9月6日時点の為替(1ドル156.2円)で換算すると10万円ほどになります。ただし申込はすでに締め切られているため、今から支払って参加することはできません。
