XとGrokの定額を4段に統合へ 最上位Ultraは月100ドルだ
SpaceXでAIを担うSpaceXAIが、XとGrokを統合した4つの有料プランへ組み直す計画を進めています。ブルームバーグが9月30日に社内文書から確かめたと報じ、GIGAZINEが10月1日に伝えました。ヘビーユーザー向けの最上位は月100ドルになる見込みです。
新しい体系はGrokの利用制限が厳しい無料プランから、Grok Botを使える月100ドルの「Ultra」までをそろえます。SpaceXが買収したAIコーディングツールのCursorも使えるようになるといいます。
名前はPLUS・PREMIUM・SUPER・ULTRAの4つ
プランの名前は、Xアプリの更新内容を調べたlorel氏が「PLUS」「PREMIUM」「SUPER」「ULTRA」だと伝えています。Androidではアーリーアクセス版が使えるようになったという投稿も出ました。GIGAZINEの記事にある金額はUltraの月100ドルだけで、ほかの3つの値段はまだ分かりません。

- 9/30ブルームバーグが4プランへの再編を報じた
- 10/1GIGAZINEが報道とプラン名を伝えた
- 10/1grok.comの日本の料金画面は今の4段のまま
grok.comはまだ今の4段 Grok Botは月30ドルからだ
AInformationが10月1日14時すぎに日本からgrok.comの料金ページを開くと、表示は今までのSuperGrokの4段のままでした。PLUSやULTRAといった新しい名前は出てこなかったので、日本の画面はまだ切り替わっていません。
いまGrok Botが使えるのは、月30ドルのSuperGrokからです。月100ドルのSuperGrokプラスは利用枠が大きく増える段で、Xの特典は付きません。X Premium+が追加料金なしで付くのは、月300ドルのSuperGrokヘビーだけです。
| 今のプラン(10月1日の表示) | 月額 | 円にすると | 主な中身 |
|---|---|---|---|
| SuperGrok Lite | 10ドル | 1,570円 | Expertモード・画像と動画づくりを体験 |
| SuperGrok | 30ドル | 4,710円 | Grok Botへの独占アクセス |
| SuperGrokプラス | 100ドル | 15,700円 | 利用枠が大幅に増える・1080pの動画 |
| SuperGrokヘビー | 300ドル | 47,100円 | X Premium+が追加料金なしで付く |
AInformationが2026年10月1日14時すぎにgrok.comの料金ページ(個人・月払い)を日本から開いて確かめました。税金は含みません。円は欧州中央銀行の9月30日の参照値(1ドル157.0円)で直しました。
報道どおりなら、同じ月100ドルでも新しいUltraのほうが中身は多くなります。今は月300ドルを払わないとGrokの上位プランとX Premium+が1つになりませんが、UltraはXとGrokを統合したプランだからです。

日本のXは円で月980円から 新体系の円の値段はまだ出ていない
AInformationが9月21日に主要AI28件の料金ページを調べると、Grokが使えるXの有料プランで一番安いのはプレミアムの月980円でした。その下のベーシックの月368円ではGrokが使えません。日本円で払えるチャットAIの最安で比べると、月725円のGoogle AI Plusで使えるGeminiのほうが安くなります。
気になるのは新しい4段の日本での値段です。報じられた金額はドル建てのUltraだけで、日本円の値段や日本で始まる時期は書かれていません。AInformationがXのPremiumの申し込みページを開くと、ログインの画面に変わり料金までは見られませんでした。
いまの日本のXのプランは円で払えるので、為替が動いても請求額は変わりません。新しい体系がドル建てに寄ると、同じ使い方でも円安の分だけ高くつきます。ChatGPTやClaudeと比べるときも、税と為替を入れた円の額で並べると判断しやすくなります。

年払いは急がない Grokの払い先を先に確かめる
いまGrokに払っている人は、XのPremiumとgrok.comのSuperGrokのどちらで払っているかを先に確かめておくとよさそうです。両方に払っている人ほど、まとめたときの影響が大きくなります。
- 自分の契約がX経由かgrok.com経由かを確かめる
- 年払いへの切り替えは新しい値段が出るまで待つ
- Grok Botを仕事で使っているなら、新しい体系でどの段から使えるかを見る
- Cursorを別に払っているなら、新しい契約に含まれるかを確かめる
Androidでは早期版の告知が出たという投稿もあり、日本の料金画面に新しい4段が並ぶのは近そうです。切り替わったときの一番の見どころは、日本円で払えるままかどうかになります。

AInformation調べチャット向けの主要AIサービスをいちばん安く使うといくらか
| サービス | 月あたり | 無料 |
|---|---|---|
| Gemini最安 | 725円/月Google AI Plus | ○ |
| GrokX Premium | 980円/月プレミアム(これより安いプランはGrokの対象外) | × |
| Felo | 2,099円/月Pro | ○ |
| Microsoft Copilot | 3,200円/月有料プラン | ○ |
| Claude | $22/月Pro/ドル建て | ○ |
2026年9月21日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのAIを使える一番安い有料プラン。調べた8件のうち月額のプランがある5件で、日本円の表示は4件
- Grok Bot
- SpaceXAIのAIエージェント。24時間働き、1体ごとに専用のクラウドPCを操作する。Windows・macOS・Linux・iOSに対応
Grokを仕事で使っている会社では、Xの公式アカウントのためにX Premiumを払い、SuperGrokやCursorは担当者が個人のカードで払っている形が多いとみています。1つの契約にまとまると、どのXアカウントに紐づけて誰の経費にするかを決め直すことになりそうです。日本円の値段が出るまでは年払いに切り替えず、いまの払い先と人数を洗い出しておくのが先です。
- XとGrokの新しいプランはいくら?
- 報じられている金額は最上位のUltraの月100ドルだけです。ブルームバーグが社内文書から確かめた内容で、4つのプランの名前はPLUS・PREMIUM・SUPER・ULTRAと伝えられています。ほかの3つの値段と日本円の値段は、10月1日の時点で出ていません。いまのgrok.comの表示では、SuperGrok Liteが月10ドルでSuperGrokが月30ドルです。
- Grok Botはどのプランで使える?
- 今はgrok.comのSuperGrok(月30ドル)から使えます。AInformationが10月1日に料金ページを確かめると、SuperGrokの欄にGrok Botへの独占アクセスと書かれていました。新しい体系ではGrok Botを使える最上位のUltraが月100ドルと報じられていますが、下の段で使えるかはまだ分かりません。
- X Premiumを払っていればGrokは使える?
- 日本ではXのプレミアム(月980円)からGrokを使えます。AInformationの料金調べでは、その下のベーシック(月368円)ではGrokが使えません。新しい体系では無料プランのGrokの利用制限が厳しいと報じられていて、日本円の値段がどうなるかはまだ分かりません。
- CursorもXの契約で使えるようになる?
- 使えるようになる見込みです。SpaceXが買収したAIコーディングツールのCursorも、新しい統合プランで使えると報じられています。早期版の告知とされる投稿にも、Cursor・Grok・Xの特典を1つのプランで受けられると書かれていました。ただしどの段から付くかと、今のCursorの契約がどう扱われるかは分かっていません。
この記事の出典
補助資料
- [1]GIGAZINEこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年10月1日
