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ChatGPT広告が200日で年換算1600億円に、日本の無料ユーザーにも表示が始まった

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ChatGPT広告が200日で年換算1600億円に、日本の無料ユーザーにも表示が始まった
この記事の要点

ChatGPTの広告事業「ChatGPT Ads」の年換算売上高が10億ドル(約1600億円)に到達した。サービス開始から200日足らずでの達成で、日本でもすでに表示が始まっている。無料プランと月額1,400円のGoプランが対象で、PlusやProの有料プランには表示されない。

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1600億円年換算の売上高
200到達までの期間
40カ国以上展開地域

ChatGPT Adsが200日で年換算1600億円 40カ国以上に拡大

ChatGPTの広告事業「ChatGPT Ads」の年換算売上高が10億ドル(約1600億円)に到達した。OpenAIが8月31日に発表した。サービス開始から200日足らずでの達成で、広告主は数万社に上る。

広告はChatGPTの回答の下に表示され、「Sponsored」の表記で通常の回答と区別される。広告枠には広告主名・ロゴ・タイトル・説明文・リンク先・画像が含まれる。広告関連の技術や効果測定を提供するパートナーは50社を超える。

展開はアメリカから始まり、カナダやオーストラリアへ広がった。拡大に合わせてセルフサービスの出稿にも対応し、営業チームや代理店を通さず広告主が直接出稿できるようになった。8月31日時点で40カ国以上に達している。OpenAIは「広告を使うことで、無料や低価格でChatGPTを使える人を増やせる」としている。

これまでの流れ
  1. 6月日本でChatGPT広告のパイロット運用が始まる
  2. 8/11日本・イギリスなど5カ国でChatGPT Adsが正式開始
  3. 8/31年換算売上高が10億ドル(約1600億円)に到達

無料とGoプランに表示、PlusとProには出ない

広告が表示されるのは無料プランと月額1,400円のGoプランを使う18歳以上のユーザーだ。PlusやProなど上位の有料プランには表示されない。

区分 対象プラン 広告
広告あり Free(無料)、Go(月1,400円) 表示される
広告なし Plus、Pro 表示されない

表示する広告は会話の文脈に基づいて選ばれる。国やユーザーの設定によってはChatGPTの利用全体から得られる関心や嗜好も反映される。パーソナライズの度合いはユーザー自身が管理できるとOpenAIは説明している。

ChatGPT Ads 200日間の展開ステップ
公式ブログの発表をもとに展開の流れを整理した / 制作:AInformation

日本では6月に運用開始、電通デジタルが取り扱いを始めた

日本では6月からパイロット運用が始まり、8月11日にはイギリス・メキシコ・ブラジル・韓国とともに正式開始された。8月31日にはインド・欧州・中東・北アフリカにもセルフサービスでの広告出稿が拡大している。

国内では電通デジタルとHakuhodo DY ONEがローンチパートナーとして取り扱いを始めた。課金はCPC(クリック課金)と成果最適化型の入札が中心で、商品フィードや地域別のターゲティングにも対応する。今後は広告フォーマットや購入方法の追加も予定されている。

企業と消費者がChatGPTの中で直接つながる仕組みも検討

OpenAIはChatGPTの中で企業と消費者がより自然にやり取りできる仕組みも検討している。ユーザーが商品やサービスを探して比較し意思決定する場としてChatGPTの利用が増えていることが背景にある。

チャット内容は広告主に渡らない、回答への影響もない

OpenAIは広告配信と回答生成のシステムを完全に分離していると説明している。広告主が回答内容を変更したり順位を操作したりすることはできない。チャット内容やメモリ・氏名・メールアドレス・位置情報などが広告主に渡ることもないとしている。信頼性に関する指標は展開の過程でも良好に推移しているという。

ChatGPTを安定して提供し続けるには大規模なインフラ投資が必要だ。広告はサブスクリプション・法人向けサービス・有料APIに続く4つ目の収益源として位置付けられている。OpenAIは6月にIPOを申請しており、広告つき無料プランが週間アクティブユーザー10億人超を支えているとも強調した。非公開企業が個別事業の売上規模を開示するのは異例で、上場に向けて収益の多様さを投資家に見せる狙いがある。

この記事に出てくることば
CPC
広告がクリックされるたびに広告主が料金を支払う課金方式。表示だけでは費用がかからない。
藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

ChatGPTの広告は、AIチャットが検索の代わりに使われ始めた結果の必然だ。マーケティング担当が注目したいのは「AIの回答の直後に広告が出る」という接触面で、検索広告と違ってユーザーは回答を信頼した状態で広告を目にする。日本でも電通デジタルが取り扱いを始めており、出稿先としてChatGPTが選択肢に入った。逆に社内でChatGPTを使っている企業は、個人の無料アカウントで業務をしている社員がいないか確認しておきたい。回答と広告が隣り合う環境で機密性の高い作業をするなら法人プランか有料プランへの切り替えが要る。

よくある質問
ChatGPTの広告は回答の内容に影響するのか
影響しない。OpenAIは広告配信システムとChatGPTの回答を生成するシステムを分離しており、広告主が回答内容を変更したり順位を操作したりすることはできないと説明している。チャット内容やメモリ・氏名・メールアドレス・位置情報などが広告主に渡ることもない。ユーザーが見る回答は広告の有無で変わらない仕組みだ。
ChatGPTの広告を非表示にする方法はあるか
PlusやProなど上位の有料プランでは広告が表示されない。無料プランと月額1,400円のGoプランでは広告が表示される仕組みだ。広告のパーソナライズについてはユーザー自身が度合いを管理できるとOpenAIは説明している。
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