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【調査】Qwen3.8が月1.2万検索でもAI求人2,566件に名前が出ない

読了 約15分
Alibaba Cloudのロゴを背景に、青い雲の立体オブジェクトと、スマートフォンを持つ人物とPCを操作する人物のシルエットが並ぶ写真
この記事の要点

AlibabaのAIモデル「Qwen 3.8」の検索が前年ゼロから月1.2万回に急増した。Google Trendsの上昇率も今回の候補中1位だ。だがAInformationのAI求人2,566件のツール欄にQwenは0件。ベンチマーク上位で料金も安いのに日本の採用市場では無視されている実態を独自データで明らかにする。

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藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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AlibabaのAIモデル「Qwen 3.8」の検索が前年ゼロから月1.2万回に急増した。Google Trendsの上昇率も今回の候補中1位だ。だがAInformationのAI求人2,566件のツール欄にQwenは0件。ベンチマーク上位で料金も安いのに日本の採用市場では無視されている実態を独自データで明らかにする。

12,100回/月「qwen 3.8」の月間検索数。前年ゼロから3か月で急増
0件AI求人2,566件のツール欄にQwenの名前が出る数
2ドルQwen3.8-MaxのAPI入力料金(100万トークンあたり)

AlibabaのAIモデルQwen 3.8の検索が月間1.2万回に急増している。だがAInformationのAI求人データベース2,566件(770社)のツール欄にQwenの名前は1つもない。ベンチマーク上位でAPI料金も安いオープンソースモデルが日本の採用市場で完全に無視されている。その実態を独自データで明らかにする。

この記事で分かること
  • Qwen3.8をブラウザやAPIで使う方法とコピーして使えるプロンプト
  • 「qwen 3.8」の月間検索数が3か月で0回から1.2万回に急増した背景
  • AI求人2,566件のツール欄にQwenが0件という独自データ(AInformation調べ)
  • Qwen3.8-Maxの料金が入力100万トークンあたり2ドルという安さ
  • Qwen3.8-27Bが無料(Apache 2.0)で使えるオープンウェイトモデルであること
  • 検索は急増しているのに日本の仕事で使われない理由と今やるべきこと

Qwen3.8の使い方はWebブラウザかAPIの2通り

Qwen 3.8の使い方は大きく2つある。1つ目はWebブラウザで使う方法だ。Qwen公式サイト(qwen.ai)にアクセスしてチャット画面を開く。メールアドレスで登録すればそのまま使える。日本からもアクセスできる。ChatGPTやClaudeを使ったことがある人なら同じ感覚で触れる。入力欄に日本語で指示を書けばいい。

Qwen公式サイト(qwen.ai)のトップページ。チャット入力欄とモデル選択が表示されている
Qwen公式サイトのチャット画面 出典:qwen.ai(2026年9月24日時点の画面)

2つ目はAPIで使う方法だ。Alibaba CloudのDashScopeかOpenRouter経由でQwen3.8-MaxのAPIを呼び出せる。入力は100万トークンあたり2ドル。出力は100万トークンあたり6ドルだ(Artificial Analysis・2026年9月2日時点)。キャッシュヒット時は0.25ドルまで下がる。自分のアプリやツールにQwenを組み込みたいときはAPIを選ぶ。

Qwenに指示を出すときはChatGPTと同じようにプロンプトを書く。たとえばこう書く。

あなたは日本のAI市場に詳しいアナリストです。Qwen3.8-Maxの特徴を3つ挙げてください。条件:①日本語で回答 ②各100字以内 ③GPT-4oやClaudeとの違いが分かるように

ローカルで動かしたい場合はQwen3.8-27B(Apache 2.0ライセンス)をHuggingFaceからダウンロードする。Qwenを無料で使いたいならこのオープンウェイト版が選択肢になる。ただしBF16で約55.6GBのVRAMが要るためRTX 4090クラスのGPUが必要だ。GPUを持っていない人はWebかAPIで十分だ。

「qwen 3.8」の検索が3か月で月0回から1.2万回に跳ねた

「qwen 3.8」のGoogleでの月間検索数は12,100回だ(Googleキーワードプランナー・AInformation調べ・2026年9月24日取得)。2025年9月から2026年5月まではほぼゼロだった。6月に170回で立ち上がり7月に4,400回に急増。直近の8月には12,100回に達した。3か月前と比べて+7,018%の増加になる。前年の同時期はゼロだったから前年比は計算できない。文字どおりゼロからの急増だ。

「qwen 3.8」の月間検索数の推移

2026年1月 0回
2月 0回
3月 10回
4月 10回
5月 30回
6月 170回
7月 4,400回
8月 12,100回
データ:Googleキーワードプランナー(AInformation調べ・2026年9月24日取得) / 制作:AInformation

Google Trendsでも「qwen3.8」はrise値67,550を記録している(AInformation調べ・2026年9月24日取得)。これは今回AInformationが測定した全候補の中でもっとも高い数字だ。2位のMiniMax H3(66,750)を上回っている。「qwen 使い方」の検索も月間90回で前年比+420%だ。日本語でQwenを使いたい人が着実に増えている。

検索が急増した背景には3つの出来事がある。1つ目は2026年7月19日にWAIC上海でQwen3.8-Max(2.4兆パラメータのMoEモデル)がプレビューされたこと。2つ目は8月3日にAPIの一般提供が始まったこと(MarkTechPost報道)。3つ目は9月2日にQwen3.8-Max 0902版がリリースされ注目がさらに加速したことだ。3か月の間に公開・提供開始・更新と立て続けに動きがあった。

Qwen3.8-Maxは2.4兆パラメータで入力が100万トークン2ドル

Qwen3.8-Maxのスペックを整理する。パラメータ数は2.4兆でMixture-of-Experts(MoE)アーキテクチャを採用している。そのうちアクティブパラメータは950億だ。コンテキスト長は最大100万トークン(984Kトークン)に対応する(MarkTechPost・2026年8月3日報道による)。

Artificial Analysisの評価ではIntelligence Indexが45で210モデル中24位。AA-Briefcase Eloは1,640だ(2026年9月2日時点)。Qwen3.8 Maxの料金は入力100万トークンあたり2ドル。出力は100万トークンあたり6ドル。キャッシュヒット時は入力が0.25ドルまで下がり88%の割引になる。

Artificial AnalysisのQwen3.8-Max評価ページ。Intelligence Index 45・210モデル中24位と表示されている
Artificial AnalysisによるQwen3.8-Maxの評価ページ 出典:artificialanalysis.ai(2026年9月24日時点の画面)

コンテキスト長984Kトークンは長い文書を一括で処理するときに有利だ。会議の議事録や技術文書をまとめて入れたいときに分割する手間が減る。ベンチマークではSWE-bench Proが61.7を記録した。GPQA Diamondは89.2でLiveCodeBench v6は90.3だ。いずれもHuggingFace Qwen3.8-27Bモデルカードに記載の27Bモデルのスコアだ。Maxのスコアは公式に未公開だが同系統のアーキテクチャを採用している。

Qwen3.8-27Bは無料でApache 2.0ライセンス

Qwen3.8にはAPI経由で使うMaxの他にオープンウェイトの27Bモデルがある。Qwen3.8-27BはApache 2.0ライセンスで公開されている(HuggingFace・2026年8月)。商用利用も自由だ。パラメータ数は27Bでコンテキスト長は262Kトークン。1Mトークンまで拡張できるとモデルカードに書かれている。フォーマットはBF16だ。

Qwen3.8-MaxとQwen3.8-27Bのスペック比較

項目 Qwen3.8-Max Qwen3.8-27B
パラメータ 2.4兆(MoE・95Bアクティブ) 27B
コンテキスト長 984Kトークン 262K(1Mまで拡張可)
入力料金 $2/100万トークン 無料(Apache 2.0)
出力料金 $6/100万トークン 無料
提供形態 API(DashScope・OpenRouter) オープンウェイト(HuggingFace)
形式 プロプライエタリ BF16・VRAM約55.6GB
データ:HuggingFace・Artificial Analysis(AInformation調べ・2026年9月24日時点) / 制作:AInformation
HuggingFaceに公開されたQwen3.8-27Bのモデルカード。Apache 2.0ライセンスと書かれている
HuggingFaceのQwen3.8-27Bモデルカード 出典:huggingface.co(2026年9月24日時点の画面)

ローカルで動かすにはBF16で約55.6GBのVRAMが要る。NVIDIA RTX 4090(24GB)1枚では足りない。RTX 4090を2枚か、A100(80GB)やH100を使う必要がある。個人で手軽に試せるサイズではないが企業の検証環境やクラウドのGPUインスタンスなら現実的だ。

Apache 2.0は制限がほぼない。自社のサービスに組み込んでも改変しても公開しなくてもよい。GPT-4oやClaude OpusのようにAPI経由でしか使えないモデルとはここが決定的に違う。自社のデータを外に出さずにAIを動かしたいという企業にとってQwenの無料オープンウェイトは選択肢になる。29の言語に対応しておりQwen日本語での利用も想定されている。

AI求人2,566件のツール欄にQwenの名前は1つもない

ここからがこの記事の本題だ。AInformationのAI求人データベース2,566件(770社)のツール欄を調べた(AInformation調べ・2026年9月24日時点)。「Qwen」「qwen」「通義千問」「通義」「Alibaba」「阿里巴巴」「DashScope」のどれで検索しても該当は0件だった。

AI求人で名前が出るツール上位とQwen

Claude 695件
ChatGPT 413件
Claude Code 413件
Gemini 366件
Cursor 351件
Notion 334件
GitHub Copilot 245件
Dify 82件
Qwen 0件
データ:AInformation AI求人データベース(2,566件・770社・2026年9月24日時点) / 制作:AInformation

AI求人で名前が出るツールの上位を見るとClaudeが695件でもっとも多い。次いでChatGPTとClaude Codeが413件で並ぶ。Geminiが366件でCursorが351件だ。Notionが334件、GitHub Copilotが245件だ。2,566件のうちツール名が書かれている求人は1,237件ある。93種類のツール名が確認できた。AInformationが9月20日に出した記事ではClaude Code案件が395件で1位だったと伝えている。

月間1.2万回検索されているモデルが求人にはまったく出ていない。検索で関心を集めているのに仕事で使うツールとしては認知されていないということだ。ChatGPTは413件、Claudeは695件の求人で名指しされている。同じAIモデルなのにQwenだけがゼロだ。この数字はChatGPTに聞いても出てこない。AInformationが2,566件を1件ずつ調べて初めて分かるデータだ。

この2,566件を出しているのは770社だ。もっとも多い職種はAIエンジニアの856件で年収の中央値は600万円。リモート勤務は1,630件で全体の6割を超える。これだけの規模の採用市場でQwenを指名する企業がゼロという事実は実務での採用がまだ始まっていないことの裏付けになる。

AIツール493本のベンダー上位にもAlibabaは入っていない

求人だけではない。AInformationのAIツールデータベース493本(2026年9月21日時点)でベンダー別の登録数を見ても同じ傾向がある。上位はGoogleの6本、Adobeの6本、Microsoftの3本、Freepikの3本、Salesforceの3本だ。Anthropicが2本、DeepLが2本と続く。Alibaba(Qwen)はトップ10に入っていない。

493本のツールの中に中国AIモデルを使ったツールはほぼ見当たらない。AInformationが9月21日に伝えた記事ではAlibaba画像AIの7Bモデルが32Bを超えた性能を出したと報じたが利用は研究者に限られていた。ベンチマークでは上位に入るのに日本のツール市場では存在感がないという構図は求人と同じだ。

Qwen日本語の性能は7B/8Bクラスでトップの評価がある

Qwen3系の日本語性能についてはShisa.AIが評価を公開している(blog.shisa.ai)。報告によるとQwen3の8Bモデルは7B/8Bクラスの中で日本語性能がトップだ。Qwen3.8-Maxの日本語ベンチマークスコアは公式に未公開だがQwen3系は29の言語に対応しており日本語はそのうちの1つとされている。

ただしQwen3.8-Maxの日本語性能の具体的な数値は公表されていない。29の言語に対応しているとモデルカードに書かれているが言語ごとの精度の内訳は不明だ。ChatGPTやClaudeのように日本語のフィードバックが大量に蓄積されているモデルと比べると日本語での実績データはまだ少ない。使ってみて問題がないか自分で確かめる必要がある。DashScope APIが日本リージョンから安定して使えるか(レイテンシ)も公式には明記されていない。

「qwen 使い方」の月間検索は90回で前年比+420%だ(Googleキーワードプランナー・AInformation調べ・2026年9月24日取得)。Qwenを日本語で使いたい人は確実に増えている。だが求人に名前が出ないことは企業が業務で使う段階には届いていない証拠だ。関心の急増と実務の普及は別物だ。

AI求人2,566件のツール欄を調べた結果。求人に出るQwenの数は0件。0件。2,566件・770社のツール欄を全件調査。2026年9月24日時点・AInformation調べ。月1.2万回検索されているのに…。トップはClaude 695件・ChatGPT 413件。AInformation編集部が作ったイラスト図解(数字1つのヒーロー+人物)
求人に出るQwenの数は0件

検索と採用のギャップは中国AIモデルに共通する

検索では月1.2万回も調べられているのに求人にはゼロ。このギャップはQwenだけの話ではない。AInformationが9月14日に出した記事ではKimi K3が0円でベンチマーク3位だが入れたデータの学習は断れないと伝えた。中国AIモデルはベンチマーク性能では上位に入るのに日本の企業が仕事で採用する段階には至っていない。

理由はいくつか考えられる。1つ目はデータの取り扱いだ。中国AIモデルに自社の業務データを渡すことに抵抗を感じる企業は多い。Kimi K3の記事でも指摘したとおり入力データが学習に使われるリスクを断れないモデルがある。2つ目は日本語でのサポート体制だ。ChatGPTはOpenAI Japanがあり日本語のドキュメントも充実している。ClaudeもAnthropicが日本法人を持つ。Qwenには日本語の公式サポート窓口がない。AInformationのAIツール493本のベンダー上位はGoogleが6本でAdobeが6本だ。どちらも日本に法人を持ち日本語で問い合わせできる。サポートのない製品は企業の導入審査を通りにくい。3つ目は周囲の採用実績だ。求人で名指しされるツールは「他社も使っている」という安心感がある。Qwenは0件だから採用しても周囲に事例を聞けない。

検索は増えても求人に出ない仕組み。検索が急増。ベンチマーク上位・料金が安い・無料版あり。採用には至らない。サポート体制なし・導入実績なし・データの懸念。求人はゼロのまま。仕事の道具として定着していない。検索数だけで判断しない。AInformation編集部が作ったイラスト図解(仕組みの矢印図(入口→仕組み→結果))
検索は増えても求人に出ない仕組み

中国AIモデルの比較という観点ではQwen3.8はKimi K3やDeepSeekと並ぶ存在だ。どれもベンチマーク上位でコストが安い。だが日本の求人市場ではいずれも存在感が薄い。AInformationの求人データベースにはKimiもDeepSeekもツール名として登場していない。検索数だけを見て「流行っている」と判断するのは危険だ。実際に仕事で使われているかどうかは求人データを見ないと分からない。

いまQwen3.8で何をしておくべきか

検索が急増している一方で仕事では使われていない。この状況でQwen3.8をどう扱えばいいか。結論は「試しておくが本番にはまだ使わない」だ。

まずQwen公式サイト(qwen.ai)でチャットを試す。日本語で質問してみて回答の品質を自分の目で確かめる。手元にChatGPTやClaudeのアカウントがあるなら同じ質問を投げて比べるとよい。API料金が入力2ドル・出力6ドルという安さは魅力だ。大量のテキストを処理する用途ではコストが半分以下に下がる可能性がある。

中国AIモデルの比較でQwen3.8とKimi K3やDeepSeekのどれを選ぶか迷う人もいる。ベンチマークの強みはモデルごとに違う。共通するのは日本の求人市場にまだ名前が出ていないという点だ。どのモデルも試す価値はあるが業務に入れる判断は急がないほうがいい。

Qwen3.8をいま試すなら3ステップ。公式サイトで触る。qwen.aiで日本語の回答品質を確かめる。他のAIと比べる。同じ質問をChatGPTやClaudeにも投げる。本番は実績を待つ。求人に名前が出るまで業務導入は保留する。料金と性能は把握しておく。AInformation編集部が作ったイラスト図解(横並びの手順コマ)
Qwen3.8をいま試すなら3ステップ

次にQwen3.8-27Bのモデルカードを読む(HuggingFace・Qwen/Qwen3.8-27B)。Apache 2.0ライセンスでどこまで使えるか、自社のセキュリティポリシーに合うかを確認する。ローカル実行にはVRAM 55.6GBが要るので検証環境のGPUスペックも見ておく。

ただし本番の業務に組み込むのは時期尚早だ。AI求人2,566件にQwenがゼロという現実は日本での導入実績がほぼないことを意味する。トラブルが起きたとき日本語で相談できる先がない。DashScope APIの日本からのレイテンシも公式に検証されていない。今の段階では「性能と料金は知っておく。本番に入れるのは日本での採用実績が出てから」が現実的な判断だ。検索が月1.2万回に達しているということは関心を持っている人が急速に増えている。次の四半期には求人にも名前が出始めるかもしれない。AInformationのAI求人データベースは定期的に更新しているのでQwenの登場を見逃さない。

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

Qwen3.8は料金とベンチマークだけ見れば魅力的だ。入力2ドル・出力6ドルはGPT-4oやClaudeより大幅に安い。Apache 2.0のオープンウェイト版もある。だが日本のAI求人2,566件に名前がゼロという事実は重い。技術的に優れていることと仕事の道具として定着していることは別の話だ。検索数の急増は関心の表れだが採用するかどうかは別の判断が要る。導入実績とサポート体制が整うまでは検証にとどめておくのが現実的だろう。

よくある質問
Qwen3.8は無料で使えますか?
Qwen3.8-27Bは無料で使える。Apache 2.0ライセンスのオープンウェイトモデルとしてHuggingFaceに公開されている。ただしBF16で約55.6GBのVRAMが必要なのでRTX 4090クラスのGPUが要る。Qwen公式サイト(qwen.ai)のWebチャットも無料で試せる。API経由のQwen3.8-Maxは入力100万トークンあたり2ドル・出力6ドルの有料だ。
Qwen3.8は日本語に対応していますか?
対応している。Qwen3系は29の言語をサポートしておりその中に日本語が含まれる。Shisa.AIの評価ではQwen3の8Bモデルが7B/8Bクラスで日本語トップの性能だった。ただしQwen3.8-Maxの日本語ベンチマークスコアは公式に未公開だ。実際に使って回答品質を自分で確かめることを勧める。
QwenはChatGPTやClaudeの代わりになりますか?
現時点では代わりとは言いにくい。ベンチマーク性能や料金だけ見れば競争力があるがAInformationのAI求人2,566件にQwenの名前はゼロだ。日本での導入実績がほぼなく日本語の公式サポート窓口もない。APIの日本からのレイテンシも公式に検証されていない。個人で試す分にはすぐ使えるが業務に組み込むのは日本での採用実績が出てからが安全だ。
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