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AIでゲーム作成は0円でもPlaygroundは日本からまだ使えない

読了 約24分
Playgroundは米国の18歳以上だけ。日本でのAIゲーム作成はGeminiとClaudeで0円
この記事の要点

Googleが10月7日に出したPlaygroundは米国の18歳以上だけで、日本からは10月9日時点で使えません。AIでゲーム作成はGeminiのCanvasかClaudeで0円から始められます。ただし音楽AIでBGMを足すと、確かめた4本は無料のままゲームに使えませんでした。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AInformationは、AIツールの料金や求人、資格を自分で調べて数えているAIのデータメディアです。個人のAI選びにも、企業のAI導入にも使える数字を出しています。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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Googleが10月7日に出したPlaygroundは米国の18歳以上だけで、日本からは10月9日時点で使えません。AIでゲーム作成はGeminiのCanvasかClaudeで0円から始められます。ただし音楽AIでBGMを足すと、確かめた4本は無料のままゲームに使えませんでした。

10月7日Google Playgroundが米国の18歳以上へ公開された日
120.7秒Claudeが音つきの果物よけゲームを作り終えるまで
9本開発AI69本のうち日本語で使えて無料で始められる数
この記事で分かること
  • AIでゲーム作成は0円でできる。GeminiのCanvasかClaudeに日本語の1文で頼めば、ブラウザで遊べるゲームが1つのファイルで出てくる
  • Googleが2026年10月7日に出したPlaygroundは米国の18歳以上だけ。日本から開くと10月9日時点で「この地域では使えない」と出る
  • Claudeに果物よけゲームを頼むと120.7秒で完成した。BGMも効果音も外部の音声ファイルなしで鳴る作りだった
  • BGMや声を音楽AIで足すと有料の線がある。料金ページで確かめた4本は、無料のままゲームに入れられるものが0本だった
  • プログラミング・開発のAI69本のうち、日本語で使えて無料で始められるのは9本だけ
  • そのまま使えるプロンプト3つと、Google Playgroundが日本に来る前にやっておくこと

AIでゲームを作る話が、10月に入って急に身近になりました。Googleは2026年10月7日に、話しかけるだけでゲームを作れる「Playground」をGoogle Labsの実験として公開しています。ただし対象は米国の18歳以上だけです。AInformationが10月9日に日本からplayground.googleを開くと「Not available in your region」と出ました。この地域では使えないという意味です。

同じ画面には「Playground is expanding to more regions soon」とも書かれています。近く対象の地域を広げるという一文ですが、日本の名前も日付もありません。10月9日時点では、日本の開始日は未発表です。

では日本の人は待つしかないのかというと、そうではありません。AIでゲーム作成をするだけなら、いまでも0円の段で始められます。GeminiのCanvasと、Claudeのアーティファクトという機能を使う道です。AInformationは10月9日にClaudeへ実際にゲームを頼み、BGMつきのゲームが出てくるまでを試しました。

あわせて、自社のAIツールデータベース497本を数え直しています。音楽AIと音声AIの料金ページも読み、ゲームにBGMや声を入れて公開するときにどこから有料になるかを並べました。最初にやり方とプロンプトを書きます。そのあとでPlaygroundの中身と、0円で済む範囲の線を順に見ていきます。

AIでゲーム作成のやり方はGeminiかClaudeに1文で頼むだけだ

先に答えを書きます。プログラミングができなくても、AIで遊べるゲームは無料で作れます。手順はGeminiかClaudeを開いて、作りたいゲームを日本語の1文で頼むだけです。出てくるのはHTMLという1つのファイルで、スマホのブラウザでもそのまま動きます。ゲームエンジンを入れたり、開発の道具を覚えたりする必要はありません。

AIでゲームを0円で作る3つの手順。1文で頼む。作りたいゲームを日本語で書く。スマホで遊ぶ。動かない所を日本語で直させる。リンクで見せる。公開してから別の端末で開く。音を外から入れると有料の線がある。AInformation編集部が作ったイラスト図解(横並びの手順コマ)
AIでゲームを0円で作る3つの手順

GeminiのCanvasで作る手順

Geminiで作るときは、Canvasという機能を使います。Googleの日本語の公式ページには、次の一文があります。「アイデアを伝えるだけで、アイデアを実用的かつ共有可能なアプリやゲームに変換して形にするためのコードを Canvas が生成します」。用途にゲームをはっきり挙げているのが、ほかの道との違いです。使うにはGeminiアプリへのログインが要ります。Googleアカウントがあれば、無料の段から始められます。

やることは3つです。まずGeminiの入力欄でCanvasを選びます。次に下のプロンプトを貼って送ってください。最後に、できたゲームを画面の中で動かして確かめます。人に見せたいときは、ヘルプにあるとおり g.co/gemini/share のリンクの横の「公開リンクをコピー」を押せば共有できます。

Claudeで作る手順

Claudeでチャットからゲームを頼むと、アーティファクトという枠の中に完成品が出る仕組みです。チャットの右側でそのまま遊べるので、作った直後に動きを確かめられます。チャットで作ったアーティファクトを公開する機能は、Claudeのヘルプの表で無料プランにも印が付いています。

そのまま使えるプロンプト3つ

1つ目は、AInformationが10月9日にClaudeへ実際に送った文です。プログラミングができない前提を最初に書いておくと、遊び方の説明まで付いて返ってきます。果物の部分を「隕石」や「おばけ」に変えれば、別のゲームになります。

プログラミングはできません。スマホのブラウザで遊べる、上から落ちてくる果物を左右に動いてよけるゲームを、HTMLファイル1つで作ってください。BGMと効果音も付けて、スコアとゲームオーバーの画面も入れてください。

2つ目は、作ったゲームを人に見せたいときに足す文です。音や絵を外から持ってくると、その素材の規約を守る必要が出てきます。あとの章で書くとおり、音楽AIの無料プランにはゲームに入れられないものが多くありました。そこで最初から外の素材を使わせない指示を入れておきます。

BGMと効果音は外部の音声ファイルや音楽素材を使わず、ブラウザの中で音を作って鳴らしてください。画像も外部から読み込まずに絵文字か図形で描き、最後に使った素材とその出どころを一覧にしてください。

3つ目は直すときの文です。スマホで遊んでみて気になった点を、そのまま書いて送ります。うまく動いている部分は残したいので「ほかは変えない」と付けておきます。

スマホで遊んでみたら、[気になったこと:例 果物が速すぎてすぐ終わる]。ここだけ直してください。ほかの部分は変えずに、どこを直したかを短く説明してください。

この3つを順に使えば、作る・音を整える・直すの流れが1つのチャットの中で終わります。次の章では、1つ目の文を実際に送った結果を細かく書きます。

Claudeは音つきの果物よけゲームを120.7秒で作った

本当に動くものが出てくるのかを確かめました。AInformationは2026年10月9日の22時57分に、Claudeへ1つ目のプロンプトを送っています。答えが出そろうまでにかかったのは120.7秒です。ゲームと一緒に返ってきた説明文は759字でした。

Claudeは最初に「アーティファクトとして公開するので、スマホのブラウザですぐ遊べます」と書きました。続けてデザインの決まりを読み込み、それから作り始めています。できあがったのは「フルーツよけ」という名前のゲームです。スマホでは画面に触れて左右に指を滑らせ、かごを動かします。パソコンでは左右の矢印キーで動かし、スペースキーかEnterキーで始めます。

Claudeに頼んだゲームでできたこと。Claude。10月9日に実測。できた。1文で音つきゲームが完成。BGMは外部ファイルなし。ライフとベスト記録も入った。無料プランでは。新形式のリンク共有は空欄。完成まで120.7秒だった。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
Claudeに頼んだゲームでできたこと

音はブラウザの中で作っていた

いちばん大事なのは音の作り方です。Claudeは「音はWeb Audio APIで生成するので外部ファイルは不要です」と書きました。BGMはくり返し流れます。よけたとき・当たったとき・点が入ったとき・ゲームオーバーのときには効果音が鳴ります。どれもブラウザの中で音を合成する作りです。音楽AIで作ったBGMも、ネットで拾った効果音も入っていません。

この作り方なら、音の素材の権利を気にしなくて済みます。あとの章で書くとおり、音楽AIの無料プランは非商用に限るものが多くあります。ゲームに入れて公開するには有料の段が要るのです。音を外から持ってこないゲームは、その線をはじめから踏みません。

頼んでいないものまで入った

指示に書いたのは、BGM・効果音・スコア・ゲームオーバーの画面の4つです。Claudeはそれに加えて、ハートが3つのライフを入れてきました。当たった直後の無敵時間と画面の揺れ、端末に残るベストスコアもあります。時間がたつほど果物が速く多くなる難しさの上がり方と、右上の音のオンとオフの切り替えまで付いていました。

Claudeは「音はスマホだと『スタート』を押した瞬間から鳴ります」とも書いています。理由は、ブラウザの決まりで最初に画面へ触れる前には音を鳴らせないためだそうです。スマホで試して音が出ないときは、まずスタートを押したかを見てください。

「公開しました」でも表示は「あなたのみ」

1つ気をつける点がありました。Claudeの返事は「フルーツよけ を公開しました」でしたが、画面のカードには「アーティファクト・あなたのみ」と出ていました。作った直後は自分しか見られない表示です。家族や友だちに遊んでもらうには、自分で公開の操作をしてください。別の端末からリンクが開けるかも確かめておくと安心です。

ChatGPTにも同じ文を送る予定でした。ただ10月9日の試行では入力欄が出ず、答えを取れませんでした。この記事ではChatGPTの結果を「未確認」として扱います。

Google Playgroundは10月7日に米国の18歳以上だけで始まった

ここからは、話題のGoogle Playgroundの中身です。Googleの公式ブログにはこう書かれています。「Playground launches today for users in the U.S. (18+) at playground.google」。2026年10月7日に、米国の18歳以上へ向けて公開されました。作れる量については次の書き方です。「tiered creation access rolling out based on your Google AI subscription」。Google AIの契約によって、作れる量の段が分かれるという意味です。

Googleの公式ブログ。Playgroundは米国の18歳以上へ向けてplayground.googleで公開し、Google AIの契約に応じて作れる量の段を分けると英語で書かれている
Googleの公式ブログにあるPlaygroundの公開の一文 出典:blog.google(2026年10月9日時点の画面)

作ったゲームは3通りの出し方から選べる

公式ブログによると、作ったゲームの出し方は3通りあります。

  • 非公開のまま自分だけで置いておく
  • 共有リンクを送って友だちや家族に挑戦してもらう
  • Playgroundの公開ギャラリー(Explore)に出す

一部のジャンルでは、ランキングと対戦にも対応すると書かれています。

近くUnity Sparkとつながる

ブログには、Playgroundが近くUnity Sparkとつながるとも書かれています。Unity Sparkは、ゲームエンジンで知られるUnityのAIゲーム作成ツールです。公式ページでは「AI Game Maker with a Real Editor (closed beta)」と紹介されています。10月9日時点の表示は「Coming Soon」で、待機リストへの登録を受け付けていました。Unity Sparkの公式ページは、言語の切り替えに日本語があります。

外部サイトのURLは載せられない

Playgroundのコミュニティガイドラインには、外部サイトのURLを載せたり見せたりしないよう書かれています。作ったゲームを広めるときは、Playgroundの中のSocial Links機能を使う決まりです。Googleの利用規約と、生成AIの禁止事項ポリシーも当てはまります。ゲームから自分のブログやお店へ人を呼ぶ使い方は、この決まりとぶつかります。日本で始まってから慌てないよう、先に知っておきたい点です。

Google Playgroundは日本から10月9日時点で使えない

日本の人がいちばん知りたいのは、Google Playgroundを日本で使えるかどうかです。答えは、10月9日時点では使えません。AInformationが日本からplayground.googleを開くと、region-unavailableというページへ移りました。画面には「Not available in your region」と出ています。

Playgroundの画面。Not available in your regionと出ており、近く対象の地域を広げると英語で書かれている
日本からplayground.googleを開いたときに出る画面 出典:playground.google(2026年10月9日時点の画面)

同じ画面には「Playground is expanding to more regions soon」と書かれています。対象の地域を近く広げるという意味ですが、日本がいつ入るかの日付はありません。公式ブログの本文にも、日本の名前は出てきません。

まだ分かっていないこと

Playgroundについて、10月9日時点で公式から確かめられなかったことを並べます。推測で埋めずに、分からないまま残しておきます。

  • 日本で使えるようになる日
  • 画面と指示が日本語に対応するか
  • 1週間に作れる量と、Google AIのどの段でどれだけ増えるか
  • 中で使っているAIのモデルの名前(報道には出ているが、Googleのブログ本文には書かれていない)
  • 作ったゲームの書き出し・販売・広告での収益化をしてよいか

Claudeは「日本からは使えない」と正しく答えた

AIに聞くとどう答えるかも試しました。10月9日の22時51分に、Claudeへ次の質問を送っています。「GoogleのPlaygroundというAIでゲームを作れるサービスは、日本から使えますか?使い方と料金も教えてください」。Claudeはウェブを検索し、48.3秒で1,455字の答えを返しました。冒頭は「結論から言うと、今の時点では日本からは正式には使えません」です。米国の18歳以上だけという点も、公式と合っていました。

ただ、答えにはGoogleのブログ本文では確かめられない話が3つ入っていました。1つ目は、作る量が「週ごとのトークン制」だという話です。2つ目に、Google Oneのファミリー共有ではクレジットを分け合えないとも書いていました。3つ目は、Unity Sparkが「2026年内」にクローズドベータになるという話です。どれも海外の報道を出典にしていました。

公式ブログに書かれているのは2つだけです。契約によって段が分かれることと、クローズドベータが「coming soon」だということです。AIの答えは出典をたどると報道の言い方が混ざります。契約の段を決めるときは、AIの答えではなくGoogleの発表を待ってください。

「ai ゲーム 作成」の月間検索数は1年で170回から480回になった

この話をいまのうちに書く理由は、検索の数にも出ています。AInformationがGoogleのキーワードプランナーで2026年10月9日に測りました。「ai ゲーム 作成」の月間検索数は、2025年9月の170回から2026年8月の480回へ増えています。前年と比べた伸びは129%です。いちばん多かったのは2026年6月の590回でした。

「ai ゲーム 作成」の月間検索数

2025年9月 170回
2025年10月 210回
2025年11月 320回
2025年12月 390回
2026年1月 320回
2026年2月 480回
2026年3月 390回
2026年4月 390回
2026年5月 480回
2026年6月 590回
2026年7月 390回
2026年8月 480回
データ:Googleキーワードプランナーで測定(AInformation調べ・2026年10月9日) / 制作:AInformation

「ゲーム 作成 ai 無料」はもっとはっきりしています。2026年5月までは毎月0回でした。それが6月・7月・8月は毎月50回になっています。AIでゲームを作りたい人の中から、お金をかけずに作る方法を探す人が出てきたところです。

一方で「google playground 日本」は、12か月ずっと0回でした。キーワードプランナーの数字は8月までなので、10月7日のPlaygroundの公開はまだ入っていません。「google playground」は月平均110回ありました。ただ公開より前の数字なので、今回のPlaygroundを探した数ではありません。

日本で使えるようになれば、Google Playgroundの名前で調べる人が出てくると見ています。そのときに読む人が困らないよう、いま分かっている事実と分かっていないことを分けて置いておく。それがこの記事の役目です。

0円の道をGemini・Claude・ChatGPTの公式ヘルプで比べた

Playgroundを待たずに作るなら、どれを使えばよいのでしょうか。AInformationは10月9日に、GoogleとAnthropicの公式ページとヘルプを読みました。0円の段で作れるかと、作ったものを人に見せられるかを並べています。

日本でいま0円でゲームを作れるか

道 日本で使えるか 0円の段 人に見せる方法
Google Playground ×(米国の18歳以上だけ) 作れる量は契約で段が分かれる 非公開・共有リンク・Explore
GeminiのCanvas ○(ログインが要る) ○(無料の段あり) 公開リンクをコピー
Claude ○ ○(Freeあり) チャットで作った物の公開はFreeも○
ChatGPT 未確認 未確認 未確認
データ:AInformation調べ(2026年10月9日・各社の公式ブログとヘルプ) / 制作:AInformation

GeminiのCanvasはログインすれば0円で始められる

GeminiのCanvasは、日本語の公式ページで「アプリやゲーム」を作れるとはっきり書いている道です。日本のGoogle AIプランの月額は、無料0円・Plus 725円・Pro 2,900円・Ultra 5x 14,500円です(2026年10月7日に料金ページで確認)。無料の段は、Googleアカウントを持っていれば使えます。

GeminiのCanvasの日本語の公式ページ。アイデアを伝えるだけでアプリやゲームに変換するためのコードをCanvasが生成すると書かれている
GeminiのCanvasの公式ページにあるアプリやゲームの一文 出典:gemini.google(2026年10月9日時点の画面)

気をつけるのは年齢の条件です。ヘルプには「アプリに AI を追加できるのは、Gemini アプリにログインしている 18 歳以上のユーザーです」と書かれています。ゲームの中でAIに話させるような仕組みを入れるなら、18歳以上のアカウントが要ります。AIを中に入れない普通のゲームなら、この一文は当てはまりません。

PlaygroundもGoogle AIの契約で作れる量が変わる仕組みです。ただ、どの段で何本作れるかは公表されていません。Playgroundのためだけに、いま有料の段へ上げる理由はまだ無いと考えます。

Claudeは無料でも公開できるがリンク共有の欄は空いている

Claudeのヘルプには、プランごとに共有の機能を並べた表があります。「Publish a legacy artifact (made in a chat)」の行は、Freeにも印が付いています。チャットで作ったアーティファクトの公開は、無料プランでもできるということです。

一方で「Share with anyone who has the link」の行は、Freeの欄だけが空いています。リンクを知っている全員に共有する機能で、Pro・Max・Team・Enterpriseには印が付いていました。無料プランで作ったゲームを人に見せるなら、チャットで作って公開する形を選ぶことになります。

Claudeのヘルプの表。チャットで作ったアーティファクトの公開はFreeにも印があり、リンクを知っている全員への共有はFreeの欄だけが空いている
Claudeのヘルプにあるプラン別の共有機能の表 出典:support.claude.com(2026年10月9日時点の画面)

Claudeの個人向けの有料プランは、うちのデータベースではドル払いです。日本円では払えないので、毎月の請求額は為替で動きます。有料に上げるかどうかは、無料の公開で足りるかを試してからでも遅くありません。

ChatGPTは今回確かめられなかった

ChatGPTにもcanvasという機能があります。ただ、HTMLのゲームを画面の中で動かせるプランの条件は確かめられませんでした。10月9日にヘルプのページを開くと「ページが存在しない」となったためです。実際に頼んだ試行も、入力欄が出ずに止まりました。表ではChatGPTを「未確認」にしています。確かめられたら書き足します。

プログラミング・開発のAI69本で日本語かつ無料は9本だけだ

ゲームを作る道具は、GeminiとClaudeのほかにもたくさんあります。AInformationのAIツールデータベースは、2026年10月7日時点で497本の料金ページを直接見て集めたものです。このうち用途が「プログラミング・開発」のものは69本でした。10月9日に数え直すと、無料で始められるのは50本です。

こんな検証をしました。ゲーム作りの0円の範囲を公式で確かめた。対象。AIツール497本と各社の公式ヘルプ。方法。料金ページを読みClaudeに同じ指示。時点。2026年10月9日。音を入れて公開すると有料の線がある。AIに聞くだけでは出てこない線。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「こんな検証をしました」の場面)
ゲーム作りの0円の範囲を公式で確かめた

ところが、日本語で問題なく使えるものに絞ると13本に減ります。日本語で使えて無料で始められるのは9本でした。日本円で払えるのは8本です。ゲーム作りの道具として名前がよく出るLovable・Bolt.new・v0の3本は、うちのデータベースではどれも日本語の表示が無いドル払いでした。

日本語で使えて0円で始められる開発AI9本

ツール 提供元 日本円で払えるか
ChatGPT OpenAI ○
Gemini Google ○
Microsoft Copilot Microsoft ○
STUDIO STUDIO ○
Perplexity Perplexity AI ×
Amazon Q Developer AWS ×
Claude Code Anthropic ×
Firebase Studio Google ×
Wix AI Wix ×
データ:AInformation調べ(AIツールデータベース・2026年10月9日集計) / 制作:AInformation

9本の中には、ChatGPT・Gemini・Microsoft Copilotのような話し相手のAIも入っています。プログラミングができない人がまず試すなら、日本語で頼めて0円で始められるこの9本から選べば迷いません。中でもGeminiは、Canvasのページで用途に「アプリやゲーム」と書いています。日本円で払えるのは9本のうちChatGPT・Gemini・Microsoft Copilot・STUDIOの4つです。

料金ページにゲームの字を入れているツール

うちが控えている料金ページの中には、用途としてゲームを挙げたツールもありました。TaskadeはAI Game Developmentを、JetBrains AIはGame Developmentを並べています。Manusはゲーム開発を用途の1つに入れていました。ただ、どれもゲーム専用の道具ではありません。仕事の管理やプログラミングの道具の中で、用途の1つにゲームを挙げている形です。

日本語で頼めるかと日本円で払えるかの2つで見ると、いま0円で始めるならGeminiのCanvasとClaudeがいちばん手前にある道です。

BGMと声を足すと音楽AI4本は無料のままゲームに入れられない

ゲームは0円で作れても、BGMや声を入れる段で話が変わります。AInformationは音楽AIと音声AIの料金ページを読み、無料プランでゲームに音を入れられるかを確かめました。うちのデータベースで用途が「音楽を作る」のAIは18本あります。そのうち14本は無料で始められます。音声・ナレーションの用途は48本です。

結論から書きます。料金ページとFAQまで読んで確かめた4本では、無料のままゲームに入れて公開できるものは0本でした。

音楽・音声AIの無料プランとゲームに使える段

ツール 無料プラン ゲームに使える段
Mubert Ambassadorは非商用 Business 月199ドル(apps, games)
Loudly Freeは非商用のみ Proライセンス(Indie Games)
SOUNDRAW 0円のプランなし Creator 月1,650円から(アプリ&ゲーム用BGM)
Murf AI 10分・ダウンロード不可・商用不可 無料のままでは入れられない
データ:AInformation調べ(各社の料金ページとFAQ・Murfは2026年9月16日、ほかは10月7日に確認) / 制作:AInformation

Mubertはアプリとゲームを月199ドルの段に置く

MubertのFAQには「Creator is for personal and non-monetized content」とあります。月14ドルのCreatorは、個人の収益化しない用途向けです。無料のAmbassadorも非商用です。さらに「Business is designed for client work, agencies, apps, games」と書かれています。アプリやゲームでの利用は、月199ドルのBusinessの段に入るということです。2026年10月7日に料金ページで確かめました。

Mubertの料金ページのFAQ。Creatorは個人の収益化しない用途向けで、BusinessはアプリやゲームのためのプランだとPro・Businessの違いが英語で書かれている
MubertのFAQにあるアプリとゲームはBusinessという一文 出典:mubert.com(2026年10月9日時点の画面)

LoudlyはインディーゲームをProに入れる

Loudlyは、無料のFreeが非商用のみです。料金ページのライセンスの説明では、ProライセンスにIndie Games(インディーゲーム)が入っています。個人で作って出すゲームでも、Proの段が要る書き方です。

SOUNDRAWは0円の段が無く月1,650円から

SOUNDRAWは、日本語の料金ページで「アプリ&ゲーム用のロイヤリティフリーBGM」とうたっています。日本円で払えますが、0円のプランはありません。いちばん安いCreatorが月1,650円です。最初から有料と考えて選ぶ道具です。

Murfは無料だとダウンロードもできない

声を入れるときの例として、音声AIのMurf AIも見ました。無料プランは10分の音声生成で、ダウンロードができず商用にも使えません。料金ページは用途にVideo Gamesを挙げています。それでも無料のままでは、声をゲームのファイルへ入れること自体ができません(2026年9月16日に確認)。

0円で作れても音で有料になる仕組み。ゲームを作る。GeminiやClaudeなら0円。BGMや声を足す。無料プランは非商用が多い。公開・収益化。Mubertは月199ドルから。ただし Claudeは音をコードで鳴らし音楽AIを使わなかった。SOUNDRAWは0円のプランが無い。AInformation編集部が作ったイラスト図解(仕組みの矢印図(入口→仕組み→結果))
0円で作れても音で有料になる仕組み

18本のうち13本は商用の欄をまだ埋めきれていない

正直に書くと、うちのデータベースでは音楽AI18本のうち13本の商用の欄がまだ空です。今回の4本以外の音楽AIをゲームに使うなら、料金ページとFAQで「commercial」「non-commercial」「games」の語を探してから決めてください。

いちばん手堅いのは、さきほどのClaudeのように音をコードで鳴らす作り方です。音楽AIを使わないので、音楽AIの規約はかかりません。凝ったBGMが欲しくなったときに初めて、有料の段を比べれば足ります。

AIでゲームを作る仕事は副業1,464件のうち2件だけだった

作ったゲームで稼げるのかも気になるところです。AInformationの副業・案件データベースには、10月9日の朝の時点で1,464件の案件が入っています。「ゲーム」の語で当たったのは11件でした。VTuberの動画・ボードゲームのデザイン・ゲーム用のイラストのように、AIでゲームそのものを作る仕事ではないものを外すと2件だけでした。

1件はシューマツワーカーに出ていた「生成AI×ゲーム制作のオンライン講師・イベント企画/登壇」です。新しく立ち上げる生成AIのオンライン学習サービスで、ゲーム制作コースを広めるためのイベントを企画して話す仕事でした。もう1件は、レバテックフリーランスに出ていたAIを使ったWebゲーム開発の技術調査です。Stable DiffusionやComfyUIでの画像生成の経験と、AIのAPIを使った経験を求めています。

どちらも作り方を教える側か、技術を調べる側の仕事です。AIでゲームを作って納める仕事は、まだ募集の形になっていません。作り方をいま覚えておけば、仕事が出てきたときに先に手を挙げられます。

AIで作ったゲームを公開する前に確かめる4つのこと

0円で作ったゲームを人に遊んでもらう前に、確かめておきたい点を4つにまとめます。どれも10月9日までに公式ヘルプと料金ページで読んだ中身です。

1.音と絵の出どころ

外から持ってきた音や絵があるなら、その規約を読んでください。音楽AIで作ったBGMなら、無料プランが非商用でないかを見ます。2つ目のプロンプトのように「使った素材とその出どころを一覧にして」と頼んでおけば、確かめる手間が減ります。

2.公開の範囲

Claudeでは、作った直後の表示が「あなたのみ」でした。GeminiのCanvasは「公開リンクをコピー」で共有します。どちらも自分で公開の操作をしてから、別の端末でリンクが開けるかを確かめてください。

3.年齢の条件

GeminiのCanvasでアプリにAIを足せるのは、18歳以上のログインしたユーザーです。Playgroundも米国の18歳以上が対象でした。子どもと一緒に作るときは、保護者のアカウントで進めてください。

4.作ったアプリの安全

AIが作ったアプリには、作った本人が気づかない穴が残ることがあります。AIで作ったアプリの安全を調べた話はAI製アプリの穴を数えた記事に書きました。ログインや名前の入力を求めるゲームにはしないでください。スコアは端末に残すだけにしておくと安心です。Claudeのゲームも、ベストスコアは端末に保存する作りでした。

Google Playgroundが日本に来る前にいまやっておく5つのこと

最後に、きょうから動けることを順に書きます。Playgroundの日本での開始日は決まっていません。それでも、待つあいだにできることはあります。

  1. GeminiのCanvasかClaudeで1本作る。1つ目のプロンプトをそのまま貼れば始められます。スマホで遊んで、動くかを確かめます。
  2. 送ったプロンプトを保存しておく。Playgroundが日本で始まったら、同じ文を入れて出来を比べられます。どちらが自分に合うかを、自分の目で決められます。
  3. 音は外の素材を使わない作りにする。2つ目のプロンプトを足して、音をブラウザの中で鳴らします。音楽AIを使うなら、ゲームに使える段がどこかを料金ページで先に見ます。
  4. Playgroundの地域のページとUnity Sparkの待機リストを見ておく。playground.googleの「Not available in your region」の表示が変わった日が、日本で使える日です。Unity Sparkは待機リストに登録できます。
  5. Playgroundのためだけに有料の段へ上げない。Google AIの段ごとに作れる量は公表されていません。日本で始まって量が分かってから決めても遅くありません。

AIでゲーム作成をする道は、Playgroundを待たなくてもすでに開いています。0円で作るところまでは誰でも進めます。線が引かれるのは、音を入れて公開するところからです。AInformationは、Playgroundが日本で使えるようになった時点でこの記事を書き足します。

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

研修でAIを使ったものづくりを見せると、いちばん反応がいいのがゲームです。1文で動くものが出てくると、AIへの見方が変わります。ただ、人に見せたり売ったりする段になると、音や絵の権利で止まる人が多いと感じています。Playgroundを待つより、いまGeminiかClaudeで1本作って、音はコードで鳴らす作りを覚えておくのがおすすめです。日本で始まったら、同じ指示で出来を比べてみてください。

よくある質問
Google Playgroundは日本で使えますか?
2026年10月9日時点では使えません。日本からplayground.googleを開くと「Not available in your region」と出ます。対象は米国の18歳以上だけです。同じ画面に近く対象の地域を広げると書かれていますが、日本がいつ入るかの日付は公表されていません。
AIで無料でゲームを作るには何を使えばいいですか?
GeminiのCanvasかClaudeが手前にある道です。どちらも作りたいゲームを日本語の1文で頼めば、ブラウザで遊べるHTMLのファイルが出てきます。GeminiはGoogleアカウントでログインすれば無料の段から使えます。Claudeはチャットで作ったアーティファクトの公開が無料プランでもできます。
AIで作ったゲームにBGMを入れて公開しても大丈夫ですか?
BGMの出どころで変わります。音楽AIの無料プランは非商用に限るものが多く、料金ページで確かめた4本は無料のままゲームに入れられるものが0本でした。Mubertはアプリとゲームを月199ドルのBusinessに置いています。音をコードで鳴らす作りにすれば、音楽AIの規約はかかりません。
Playgroundのために今Google AIの有料プランに入るべきですか?
急がなくてよいと考えます。PlaygroundはGoogle AIの契約で作れる量の段が分かれると公式ブログに書かれていますが、どの段で何本作れるかは公表されていません。日本でもまだ使えません。日本で始まって量が分かってから決めても遅くありません。
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