ChatGPTが使えない?反応しない場合の対処法や利用の仕方を紹介

ChatGPTは文章作成や画像生成、翻訳など、様々な分野で対応できます。ChatGPTを利用することで、作業を大幅に削減できるため、個人から企業まで利用している方は多いです。
ただ、ChatGPTを利用しても、使えない場合やログインで反応しないなど、トラブルが生じるケースもあります。

もし、使えない状況や反応しない場合は、どう対処すべきなのかポイントを押さえておくのも大事です。
今回はChatGPTの万が一のトラブルでの対応について内容を紹介します。

目次

ChatGPTが使えない・反応しない原因とは?

ChatGPTは質問したりテキストで入力したりするなら、通常は指示に沿って回答してくれます。
しかし、状況によっては反応しなかったり使えなかったりする場合もあるため、どのような原因があるのか把握しておきたい方もいるはずです。
まずは、以下のような点を確認してください。

ブラウザが古い状態である

ChatGPTを使用しても反応が返って来ないと、故障したかのように思える状況もあるでしょう。
もし動作しないようなら、まずはブラウザの状態をチェックする必要があります。
古いバージョンで使用していると動きが鈍くなり、反応しなくなるケースもあるからです。

パソコンの場合は更新データが表示されていないか確認して、もしインストール必要があるなら、手順通りに行って最新のブラウザにしてみましょう。
またスマートフォンの場合もOSなどが古いと、反応が鈍くなる可能性もあります。
アプリも含めて、アップデートしていないと使えないケースもあるためチェックしてください。

インターネットの接続が不安定である

ChatGPTは、インターネットに接続されているのが重要です。
オンラインサービスになるため、接続が不安定な状態やオフラインの状況であれば、使用できません。
インターネットが接続されていても、多くの人が利用している状況やデータベースの回線状況が悪いようなら、ChatGPTがうまく作動しないケースもあります。

スマホのアプリで使用するときも登録してあるキャリアの回線状況が悪くなる場合もあります。
例えば、人が密集している場所や多くの人がアクセスする時間だと、接続が不安定になる可能性も高いです。
回線やネット環境が安定してくる時間まで待ち、再度使用してみるようにしてみましょう。

ChatGPTが使えない・反応しないときの対処方法とは

AIによるテキスト入力や翻訳などをしたくても正常に作動してくれないなら、利用が難しく感じるでしょう。
ただ、使えない場合も対処方法があり、問題を解決できれば直ぐに使用できるケースもあります。
どのように行ってみることができるのか以下をご覧ください。

障害情報が出ていないかチェックする

ChatGPTが使えない場合は、障害情報が出ていないかチェックする必要があります。
運営側に障害が出ているなら、自分たちが何をしても使用することはできないので、復旧するまで待たなくてはいけません。
ただ、1つ注意しておきたいのは、障害情報を正確で信頼度が高いものであるべきです。

SNSなどで、他の人もChatGPTが使用できない状況なのか確認する方もいますが、ポストを出しているユーザー側の問題で作動していないケースもあります。
SNSだと本当にChatGPTの運営側による障害で利用できないのか、判断できない場合もあるため信頼の有無をチェックしてください。

ちなみに、ChatGPTはOpenAIが運営しているので、公式のX(旧Twitter)またはWebサイト上にある運営情報で障害が発生しているのかチェックしてみるのがおすすめです。

もし、障害情報が出ているのかよく分からないなら、ブラウザでChatGPTにアクセスしてみるのも良い方法です。

URLhttps://help.openai.com/en/collections/

ChatGPT公式サイトのヘルプページからアクセスでき、情報をチェックできます。


もし、使用できるようならクッキーなど別の問題で反応しないことが考えられるからです。
ブラウザでも使用できないようなら、システム障害の可能性があるので時間をおいて再度チェックしてみましょう。

キャッシュとクッキーをクリアする

ChatGPTが使用できないようなら、ブラウザのキャッシュやクッキーをクリアするのも1つの方法です。
キャッシュやクッキーなどは、アクセスしたサイトの情報を読み込む機能があり、ダウンロード時間の短縮、ユーザーエクスペリエンスを向上させる点で重要です。

ただ、古いデータが蓄積されていくようなら、予期せぬ動作やエラーが発生することになり、Webサイトやアプリが正常に動作しないケースもあるため、ChatGPTが作動しない原因となっている場合もあります。
そのため、様々なサイトへのアクセスやダウンロードを繰り返しているなら、定期的にキャッシュとクッキーをクリアさせておくのがおすすめです。

古いデータがなくなることでブラウザのパフォーマンスも向上させられる他、最新のWebページへのコンテンツも表示できるようになるなど、予期せぬエラーが起こることも回避可能です。
そして、キャッシュとクッキーをクリアするのはGoogle Chromeであり、一般的に以下の方法で行えます。

URLhttps://www.tokachi-ichiba.com/chatgpt-ugokanai/#index_id3
  • サイト右上から「設定」を選ぶ
  • サイドバーから「プライバシーとセキュリティ」を選択する
  • 「サードパーティーCookie」を選択する
  • 「全てのサイトとデータと権限を表示」を選択する
  • 「openai.com」のゴミ箱マークをクリック
  • ChatGPTを開くと英語表示になっているので、「Language」から日本語を選択する

キャッシュをクリアできれば、動作もスムーズになり、ChatGPT以外のWeb機能を利用するときも便利です。
ただ、1つ注意しておきたいのは、キャッシュをクリアすると一部のWebサイトでの自動ログインが解除される、または設定がリセットされるケースがあります。
重要な情報については事前にメモしておくなど、対策していないと後々困ってしまうため、しっかり把握しておきましょう。

サポートやコミュニティを活用する

ChatGPTが反応しない際は、トラブルシューティングなどを活用できますが、イマイチ理解できず対応できない場合もあるでしょう。
その際は、外部のサポートに頼るのも良い方法です。
まずは公式サポートチームに連絡してみましょう。

ChatGPTの場合はOpenAIが大元であり、公式サイトやユーザーのインターフェス内でサポートへの連絡方法を提供しています。
そのため、公式に問い合わせをして、どうすれば使用可能になるのかアドバイスをもらうのも1つの良い方法です。

また、OpenAIの中にはよくある質問やセクションなどを通して、よくある問題への解決策を提供しています。
特定のエラーメッセージや問題に対して具体的にガイドを提供されているため、反応しない場合の対応についてしっかり把握できる可能性があります。

また、ChatGPTに関するオンラインフォーラムやコミュニティを活用するのも検討できます。
ユーザーの中には似た問題に直面して解決した方もいるため、質問すると適切な答えを聞けるケースもあります。Quoraなど技術的なコミュニティにアクセスして、まずはChatGPTに関するスレッドを探してみてください。

URLhttps://community.openai.com/c/chatgpt/19

もし、見つけられないようなら、使用できない問題を投稿することで、最適な提案をしてもらえる可能性があります。このように、使用できない場合に利用できるサポートはたくさんあるため、試してみてください。

OpenAIの公式サイトからチェックできるので、アクセスしてみてください。

拡張機能をチェックしてみる

ChatGPTが使用できないケースの場合、拡張機能をチェックしてみましょう。
AIによる検索を効率化するために、拡張機能を使用する場合もありますが、動作を重くしてChatGPTに障害をもたらしている可能性もあります。

拡張機能を一度オフにしてみると、動作が軽くなりChatGPTが使用できるケースもあるため、試してみるのもおすすめです。
または、他にパソコンやスマホでいろいろな機能の付与、アプリをインストールしているなら、容量が大きいものからオフにすることで、ChatGPTが使用できる場合もあります。

パソコン自体のデータ処理が追いついていないだけの場合は、一度再起動することで使用できるケースもあるため、この方法も考えてみてください。

ChatGPTが使用できない・反応しない場合以外のある問題と対策

AIを使用することで、様々な業務の効率化を図れますが、ChatGPTが使用しない、反応しない、以外でも生じる問題があります。
どのような問題があり、解決や対策を行えるのか把握しておくのが大事なので以下の内容をご覧ください。

アカウントが作成できない時

ChatGPTのアカウントが作成できない場合は、入力内容のミスや確認メールが届かないなどの不備が考えられます。
まずは、作成時に使用するメールアドレスやパスワードがしっかり入力されているのかチェックしてください。
特に、パスワードは8文字以上になるため、しっかり覚えておく必要があります。

OpenAIからのメールが届かない場合は、入力されたメールアドレスが正しいのかチェックすると共に、迷惑メールに振り分けられていないか確認するのも大事です。
これらの点をチェックしておくと、アカウントは作成、またはログインできるはずです。

回答が自分の希望とは異なる場合

ChatGPTに質問しても、自分が予想した回答ではない場合もあるでしょう。
その際はフロンプトの改善や自分の質問を見直してみるのがおすすめです。
ChatGPTは要約やアイデア出しは役に立っても、リサーチや情報収集は不得意な分野で上手く発揮されない場合もあります。

また、フロンプトによる指示も抽象的だと期待外れな回答になるケースもあるため、具体的内容を入力する必要があります。
これらの点を試して活用してみてください。

まとめ

Chat GPTが使用できない場合は原因があるので、突き止めて対策を練る必要があります。
時間的に解決する点もあれば、ユーザー側の操作が必要な時もあります。
それぞれの原因をチェックしてスムーズに使用できるようにしましょう。

この記事を書いた人

AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する専門的な情報やサービス・プロダクトを解説、紹介するWebメディアです。AIの専門家集団の編集部がAIの活用法、最新ニュースやトレンド情報を分かりやすく発信しています。

目次