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Copilotを1人ごとの定額で入れた会社も3機能は使った分だけ払う

読了 約7分
スマートフォンに表示されたApp StoreのMicrosoft Copilotアプリのダウンロード画面。Copilotを1人ごとの定額で入れた会社も3機能は使った分だけ払う
この記事の要点

Microsoftの新しいCopilotでは、Cowork・Code・Autopilotの3機能が使った分だけ払う従量課金になる。1人ごとの定額に入るのはChatとOfficeやTeamsの中のCopilotまでだ。定額で予算を組んできた会社ほど、任せる範囲を先に決めておきたい。

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従量課金でもCopilotのAutopilotを会社で使いますか?

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3機能使った分だけ払う機能
2年以上旧名称が使われた期間
9月末からCodeの先行提供

法人向けもCopilotに1本化 入口は3つの機能に分かれた

Microsoftは9月25日(現地時間)の「Copilot September Event」で、法人向けと個人向けをどちらも「Copilot」と呼ぶ方針を示した。導入から2年以上使った「Microsoft 365 Copilot」の名前も、個人向けのCopilotに統一される。新しいCopilotには「Home」「Code」「Autopilot」の3つの入口が並ぶ。

Homeは、質問に答えるChatと仕事を丸ごと任せるCoworkをまとめた入口だ。Copilotの画面でWord・Excel・PowerPointのファイルを作って直せる「Office in Copilot」もここに入る。

Codeはアプリを作りAutopilotはPCを閉じても働く

Codeは、作りたいものを言葉で伝えるとアプリや自動化の流れをCopilotが組み立てる機能だ。土台はGitHub Copilotと同じ技術になる。

Autopilotは6月のBuildで「Scout」の名前で発表されたAIエージェントで、名前と役割と目標を決めておくと自分から仕事を進める。クラウドで動くので、使う人がPCを閉じても止まらない。TeamsやOutlookでは同僚のように@メンションで仕事を頼める。

Microsoft の公式ページ
Microsoft の公式ページ / 出典:microsoft.com / 制作:AInformation
これまでの流れ
  1. 6月BuildでAIエージェント「Scout」を発表
  2. 9/25Copilotの名前を1本化し3つの入口を発表
  3. 10月新機能「Today」を限定公開する予定

任せる3機能は従量課金 AstraやFableも使った分だけ払う

仕事を任せるCowork・Code・Autopilotの3機能は、使った分だけ払う従量課金(UBB)になる。定額(USL)は1人あたり月額か年額で払う形で、HomeのChatとOfficeアプリやTeamsの中のCopilotが入る。PC Watchはこの形を「料金が青天井となる」と書いた。

定額の中では、依頼ごとに合うモデルを自動で選ぶ「Auto」が働く。AstraやFableのような最新のフロンティアモデルを使う処理も従量課金の側に入る。使った額と成果を見比べる「FinOps for AI」も、CoworkからCodeやCopilot Studioで作ったエージェントへ広がる。

個人で試す入口はMicrosoft 365 Premiumの月3,200円だ

Office in Copilotは、数週間のうちにMicrosoft 365 PremiumかCopilot Proの契約者へ届く計画だ。Codeも同じ2つのプラン向けに2026年中に始まる予定だ。日本での提供時期は、発表を伝えた記事には出ていない。

AInformation調べでは、9月21日時点で日本円で払えるチャットAI4件のうちMicrosoft 365 Premiumの月3,200円が一番高い。GeminiのGoogle AI Plusは月725円で、GrokはXのプレミアムの月980円から使える。

新Copilotの機能と払い方と届く時期

機能 できること 払い方 届く時期
Chat(Home) 質問・調べもの・下書き 定額(USL) 時期の言及なし
Office in Copilot Copilotの画面でWord・Excel・PowerPointを作る 明記なし 数週間のうちに個人の有料プランとFrontierへ
Cowork(Home) 提案書づくりなど手順の多い仕事を任せる 従量課金(UBB) 時期の言及なし
Code 言葉で頼むとアプリや自動化を作る 従量課金(UBB) 9月末にFrontierへ・個人向けは2026年中
Autopilot 役割と目標を決めるとPCを閉じても動く 従量課金(UBB) 一部の顧客に提供済み・近くFrontierへ
日本での提供時期はどの報道にも出ていない / データ:PC Watch・窓の杜・ASCII.jp(Microsoftの発表) / 制作:AInformation

請求が2本立てになる 情シスは任せる範囲を先に決める

会社のCopilotの請求は、人数で決まる定額と使った分だけの従量課金の2本立てになる。定額は人数で読めるが、Autopilotのように常に動くエージェントは使い方しだいで額が変わる。情報システム部門は、誰がAutopilotを作ってよいかと何を任せてよいかを先に決めておきたい。

Codeで作ったアプリは同僚に共有でき、社内のデータベースにもつなげられる。便利な半面、現場が作った小さなアプリが部署ごとに増える可能性がある。IT部門が決めた条件でだけ動かす「Copilot Managed Runtime」の設定は、配る前に詰めておくとよさそうだ。

個人のCopilotと会社のCopilotが同じ名前になる

名前がそろうと、個人で契約したCopilotと会社のCopilotを社員が取り違える可能性がある。社内の手順書に残る「Microsoft 365 Copilot」の呼び名は、どちらを指すのか書き分けておくと迷いが減る。

Autopilotは頼んだあとも動き続ける。@で頼めば進めてくれる。Microsoft Copilot。役割と目標を決めるだけ。PCを閉じても作業が続く。使った分だけ請求される。Cowork・Codeも同じ従量課金。AInformation編集部が作ったイラスト図解(人物が持つスマホに実アプリ)
Autopilotは頼んだあとも動き続ける / 制作:AInformation

Frontierに入っているか まず自社の契約から確かめる

新しい3つの入口は、法人向けの先行プログラムのFrontierプログラムから順に届く。Codeは9月末にFrontier向けに始まり、Autopilotも近くFrontier向けに広がる。次の順で確かめておきたい。

  • 自社がFrontierプログラムに入っているかを情報システム部門に聞く
  • 従量課金が始まる前の今のCopilotの請求額を控えておく
  • Cowork・Code・Autopilotの使用額をFinOps for AIで見られるようにする
  • 個人で試すなら契約中のプランがMicrosoft 365 PremiumかCopilot Proかを見る

10月には、メールや予定から次にやる作業を先回りして出す「Today」も限定公開される予定だ。任せられる仕事が増えるほど、請求書に並ぶ行も増えていきそうだ。

この記事に出てくることば
UBB
Usage-Based Billingの略。使った量に応じて払う料金の形で、今回はCowork・Code・Autopilotに当てはまる
Frontierプログラム
Microsoftの法人向けサービスの先行プログラム。新しい機能を一般提供より先に試せる
藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

AInformationはCopilotの良さを、WordやExcelの中からそのまま呼べる点に見てきた。今回の3機能はOfficeの外で動く働き手を足す話で、料金の形まで変わる。導入を手伝う立場から気になるのは、TeamsやOutlookで@メンションするだけで頼める手軽さだ。頼む人が増えるほど額が動くので、情報システム部門は請求書で初めて使われ方を知ることになりかねない。まずは作れる人を数人に絞り、FinOps for AIで1か月の使い方を見てから広げる順番がよさそうだ。

よくある質問
Copilotの新機能は定額のライセンスに含まれる?
Cowork・Code・Autopilotの3機能は含まれず、使った分だけ払う従量課金(UBB)になる。1人あたり月額か年額の定額(USL)で使えるのは、HomeのChatとOfficeアプリやTeamsの中で呼び出すCopilotだ。AstraやFableのような最新のフロンティアモデルを使う処理も従量課金に入る。定額の中では依頼ごとに合うモデルを選ぶAutoが働く。
CopilotのCodeはいつから使える?
法人向けの先行プログラムであるFrontierでは2026年9月末に提供が始まり、その後の数週間でより広く使えるようになる計画だ。Microsoft 365 PremiumかCopilot Proを契約する個人向けには、2026年中に始まる予定になっている。日本での提供時期は発表を伝えた記事には出ていない。Codeの利用は使った分だけ払う従量課金になる。
個人でOffice in Copilotを使うにはいくらかかる?
Microsoft 365 PremiumかCopilot Proの契約が要り、数週間のうちに提供が始まる計画だ。AInformation調べ(9月21日時点)ではMicrosoft 365 Premiumは月3,200円で、日本円で払えるチャットAI4件の中で一番高い。Office in CopilotはCopilotの画面の中でWord・Excel・PowerPointのファイルを作って直せる機能だ。日本でいつから使えるかはまだ示されていない。

この記事の出典

補助資料

  • [1]PC WatchPC Watch・補助的な二次資料・確認 2026-09-25この記事の元にした報道

出典の最終確認日:2026年9月25日

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