Claude Codeでできることを12個に分け、そのまま貼れるプロンプトを付けました。9月23日からPCを閉じても動くようになった一方で、指示書AGENTS.mdの対応はCodexより後です。Claude本人に聞くとクラウド実行は答えに出てきませんでした。
- Claude Codeでできること12個と、それぞれにそのまま貼れるプロンプト12本
- Codex・Gemini CLI・GitHub Copilotと同じ行で比べたときにClaude Codeが負ける所
- 無料プランでは動かないなど、できないことと作業が止まる条件9つ
- 9月17日から23日の更新で新しくできるようになったこと
- Claude本人に聞いたら2日前に正式版になったクラウド実行が答えに出てこなかったこと
- AInformationの事例・求人・副業のDBで4つの名前が出てくる件数
Claude CodeはAnthropicが出しているAIのコーディングツールです。コードを書くだけでなくPCの中のファイルを読んで整理することもできます。決まった時刻に作業を回す仕組みもあります。
この記事ではできることを12個に分けて、1つずつそのまま貼れるプロンプトを付けました。調べたのは2026年9月25日です。Anthropicの公式の発表とClaude Codeの更新履歴を読み、AInformationの5つのデータベースで名前を数えました。Claude本人にも同じことを聞いて、答えを公式の発表と突き合わせています。
比べる相手はOpenAIのCodexとGoogleのGemini CLIとGitHub Copilotの3つです。公式の発表で確かめられなかった所は表で「−」にしました。AIの記憶で埋めると、この記事で数えたAIの間違いと同じことが起きるからです。
Claude Codeでできること12個のうちコードの仕事6個とプロンプト
12個の全体を2つに分けました。前半の6個はコードを書く人向けで、後半の6個はコードを書かない会社員でも使えるものです。表の「出どころ」はその行を何で確かめたかを示します。Anthropicの発表で確かめた行と、Claudeの答えにだけ出てきた行を分けています。
コードの仕事でできること6個
| できること | 使えるか | 条件・止まるところ | 出どころ |
|---|---|---|---|
| ① バグを直しPRまで作る | ○ | GitHubをつなぐと要約とPRまで | Anthropicの発表(9月23日) |
| ② PCを閉じても続ける | ○ 9月23日から | Pro以上。Freeプランは不可 | Anthropicの発表(9月23日) |
| ③ 複数のAIでチームを組む | △ ベータ | Pro・Maxの一部から。クラウドだけ | Anthropic公式ブログ(9月17日) |
| ④ 指示書で決まりを守らせる | ○ | AGENTS.mdは9月18日から。CLAUDE.mdが先 | Claude Codeの更新履歴 |
| ⑤ 危ない操作を自動で止める | ○ 8月14日から | 止められ続けると手動の承認に戻る | Anthropic公式ブログ |
| ⑥ 決まった時刻に回す | ○ | Routinesから始める。上限は未確認 | Anthropicの発表(9月23日) |
6個とも、使うにはClaudeのProプラン以上の契約が要ります。無料プランでは動きません。下のプロンプトはClaude Codeの入力欄にそのまま貼れます。フォルダ名やファイル名は自分の環境に合わせて書き換えてください。
① バグを直してテストを通しプルリクエストまで作る
いちばん基本の使い方です。GitHubのリポジトリをつなぐと、直した中身の要約とプルリクエストの作成まで任せられます。9月23日にクラウドセッションが正式版になったときのAnthropicの発表でも、この流れが使い方の例に挙がっていました。直す前に原因を書かせると、見当違いの直しに早く気づけます。
このリポジトリで失敗しているテストを調べて直してください。
・直す前に原因を3行以内で説明する
・テストのファイルと直す対象のファイル以外は変えない
・直したらテストを全部もう一度走らせる
・最後に変更点を日本語で要約してプルリクエストを作る
② PCを閉じても作業を続けさせる
9月23日から、Claude Codeの作業をAnthropicのクラウドの上で動かせるようになりました。手元のPCを閉じても止まりません。CLIでは「claude –cloud」に続けて指示を書きます。帰る前に長い作業を頼んで、翌朝に結果を見る使い方ができます。
claude –cloud ‘READMEの手順どおりに開発環境を作ってテストを全部走らせてください。
・落ちたテストは直さずに一覧にする
・1件ずつ原因の見立てを書く
・結果はREPORT.mdに保存する’
③ 複数のAIをチームで並べて走らせる
9月17日にClaude Codeの「Projects」が刷新されました。1つのプロジェクトの中で複数のAIが別々の作業を同時に進めます。全体の割り振りはコーディネーターと呼ばれるAIの役目です。いまはベータ版で、ProとMaxの一部の人から順に使えるようになっています。
このプロジェクトを3つのスレッドに分けて進めてください。
・1つ目は画面の表示の直し
・2つ目はAPIの実装
・3つ目は1つ目と2つ目のテストを書く
・同じファイルを2つのスレッドで触らないように割り振る
・終わったら3つの変更点を1つの表にまとめる
④ チームの決まりを指示書で守らせる
リポジトリにCLAUDE.mdという指示書を置くと、Claude Codeは毎回それを読んでから動きます。9月18日のバージョン2.1.277からは、ほかのAIツールと共通のAGENTS.mdも読むようになりました。CodexやCursorと同じリポジトリで作業するなら、決まりを1つのファイルにまとめられます。
このリポジトリを読んで、AIに守らせる決まりをAGENTS.mdにまとめてください。
・テストの走らせ方
・名前の付け方などコードの書き方の決まり
・触ってはいけないフォルダ
・プルリクエストの説明の書き方
・1項目は2行以内にする
⑤ 危ない操作の前に計画を出させる
8月14日から、Pro・Max・Teamプランの新しいセッションは自動モードで始まります。消すと戻せない操作などをAIの判定で止める仕組みです。それでも大きな作業の前は、実行するコマンドを先に出させておくと安心です。
作業を始める前に、実行するコマンドを全部書き出して見せてください。
・ファイルを消すコマンドと元に戻せないコマンドには印を付ける
・私が「進めて」と返すまで実行しない
・終わったら実際に実行したコマンドを一覧にする
⑥ 決まった時刻に作業を回す
クラウドセッションは、タスクを定期実行する「Routines」からも始められます。毎週の報告づくりのような決まった作業に向いています。何回まで回せるかと料金は、この調べでは確かめられませんでした。
毎週月曜の朝に、このリポジトリで先週入った変更を読んで報告を作ってください。
・変更した人ごとに分ける
・直したバグと足した機能を分ける
・落ちているテストがあれば先頭に書く
・報告は日本語で20行以内にする
コードを書かない会社員が任せられる残り6個とプロンプト
後半の6個はプログラミングをしない人向けです。9月25日にClaudeへ「Claude Codeでできることを10個」と聞いたところ、10個のうち5個がこの種類でした。資料の要約・ファイルの整理・資料づくり・CSVの整形・小さな社内ツールづくりです。
コードを書かない仕事でできること6個
| できること | 使えるか | 条件・止まるところ | 出どころ |
|---|---|---|---|
| ⑦ 資料を読んで要約する | ○ | 元のファイルを変えないよう指示する | Claudeの答え |
| ⑧ ファイルを振り分ける | ○ | 動かす前に一覧を出させる | Claudeの答え |
| ⑨ CSVを整える | ○ | 消した行を別のファイルに残させる | Claudeの答え |
| ⑩ 小さな社内ツールを作る | ○ | 1つのHTMLにすると配りやすい | Claudeの答え |
| ⑪ MCPで外のサービスを読む | ○ | つなぐ設定が要る | Claudeの答え・事例ナビ |
| ⑫ スマホやブラウザから頼む | ○ 9月23日から | GitHubのアカウントが要る | Anthropicの発表(9月23日) |
出どころが「Claudeの答え」の行は、Anthropicの発表の文面では確かめていません。ただClaude Codeは手元のファイルを読み書きしてコマンドを動かす道具なので、ファイルを扱う作業なら同じ動きで進みます。画面はターミナルと呼ばれる黒い画面が基本です。Claudeは答えの最後に、プログラミングをしない人にはデスクトップアプリのClaude Coworkのほうが向いていると書いていました。
⑦ PCの中の資料を読んで要約する
議事録や提案書やPDFをフォルダごと読ませて、1つにまとめさせます。元のファイルを書き換えないよう指示に入れておくと安心です。
「会議メモ」フォルダの中のファイルを全部読んで、議事録を1つにまとめてください。
・会議ごとに日付と決まったことと宿題を分ける
・宿題には担当者の名前を付ける
・元のファイルは書き換えない
・まとめはmatome.mdという名前で保存する
⑧ ファイルを振り分けて名前をそろえる
散らかったフォルダの整理も任せられます。大量のファイルを取引先ごとに分けたり、名前を一括で変えたりする作業です。動かす前に一覧を出させて、自分で確かめてから進めてください。
「ダウンロード」フォルダの中のPDFを、取引先の名前ごとにフォルダへ分けてください。
・ファイル名は「日付_取引先_書類の種類」にそろえる
・動かす前に、どれをどこへ動かすかの一覧を見せる
・私が「進めて」と返すまで動かさない
・消さずに動かすだけにする
⑨ CSVの重複を消して表記ゆれをそろえる
顧客リストの重複を消したり、会社名の書き方をそろえたりする作業です。消した行を別のファイルに残させると、あとから確かめられます。
customers.csvの重複を消して、表記ゆれをそろえてください。
・会社名の「(株)」は「株式会社」にそろえる
・電話番号はハイフンありにそろえる
・消した行はdeleted.csvに残す
・元のファイルは上書きせず新しいファイルに保存する
⑩ 見積もり計算機のような小さな社内ツールを作る
説明を書くだけで、ブラウザで開いて使う道具を作れます。1つのHTMLファイルにしてもらうと社内で配るのも簡単です。
見積もりを出すWebページを1枚作ってください。
・品目と数量と単価を入れると小計と消費税10%と合計が出る
・行はボタンで足せる
・ブラウザで開くだけで動く1つのHTMLファイルにする
・入力した中身はどこにも送らない
⑪ MCPで外のサービスの中身を読ませる
MCPという仕組みでつなぐと、GoogleドライブやSlackやFigmaの中身も読めるようになります。AInformationの事例ナビには、HubSpotがClaude CodeをMCPで社内につないだ例が載っています。技術の問題の切り分けが3〜5日から1時間未満になった例です。
つないであるSlackから、今週「障害」という言葉が出たやりとりを探して表にしてください。
・日付とチャンネルと書いた人と内容の要約を1行ずつ
・同じ話題は1行にまとめる
・Slackには何も書き込まない
・表はreport.mdに保存する
⑫ スマホやブラウザから作業を頼む
9月23日の正式版から、ブラウザのclaude.ai/codeやClaudeのモバイルアプリのコードタブからも作業を始められます。外出先で頼んで、進み具合をスマホで見ることもできる作りです。ただしブラウザやスマホから始めるにはGitHubのアカウントが要ります。
昨日作ったプルリクエストに付いたコメントを全部読んで、直せるものは直してください。
・直したコメントには何を直したかを返信で書く
・判断が要るものは直さずに一覧にする
・終わったらスマホで読める長さで報告する
Codex・Gemini CLI・GitHub Copilotと同じ行で比べると負けるのはどこか
同じ行に4つを並べました。印を付けたのは、公式の発表とAInformationの5つのDBで確かめられた所だけです。確かめられなかった所は「−」にしています。
4つを同じ行で比べる
| 比べた行 | Claude Code | Codex | Gemini CLI | GitHub Copilot |
|---|---|---|---|---|
| 使える契約 | Pro以上(無料は不可) | ChatGPTのPlus以上 | − | − |
| PCを閉じても動く実行 | ○ 9月23日に正式版 | △ Claudeは○と回答 | − | − |
| 共通の指示書AGENTS.md | △ 9月18日から・条件つき | ○ | ○ | ○ |
| AIツールナビの月額 | 2,833円(ドル建て) | 収録なし | 収録なし | 1,574円(ドル建て) |
| AI求人ナビ2,567件 | 5件 | 0件 | 0件 | 0件 |
| AI活用事例ナビ2,245件 | 89件 | 17件 | 1件 | 18件 |
| AI副業ナビ1,641件 | 13件 | 5件 | 0件 | 3件 |
| Claudeの評価 | 長い作業・品質重視向け | Windows・安全重視向け | いちばん劣ると名指し | 質問に入れていない |
AGENTS.mdの対応はClaude Codeがいちばん遅かった
Claude Codeがはっきり負けたのは共通の指示書の行です。AGENTS.mdはAIのコーディングツールが起動のときに読む決まりのファイルです。CodexとGemini CLIとGitHub Copilotは先に対応していて、AGENTS.mdの公式サイトの対応一覧にはClaude Codeの名前だけがありませんでした。9月18日の更新でようやく読めるようになっています。
いまは読めますが、条件が2つ付きます。CLAUDE.mdがあるリポジトリではCLAUDE.mdが先に読まれ、AGENTS.mdは読まれません。両方を置いてAGENTS.mdだけ直すと、Claude Codeには直した決まりが届かないわけです。Amazon BedrockとGoogle Vertex AIとMicrosoft Foundryの3つの環境でも、まだ使えないと公式の更新履歴に書かれています。表で△にしたのはこのためです。

月額はGitHub Copilotのほうが安い
AInformationのAIツールナビ(493本)で見ると、Claude Codeの月額は2,833円でGitHub Copilotは1,574円です。どちらも9月21日に公式の料金ページを取り直し、ドル建ての料金を円に直した額です。安さだけならGitHub Copilotの勝ちになります。
Codexは単体の月額ではなく、ChatGPTの契約の中で使います。9月22日にOpenAIがGPT-6 SolとLunaをCodexで出したとき、対象のプランはPlus・Pro・Business・Enterprise・Eduでした。ChatGPTのPlus以上を払っている人なら、その契約のまま試せます。

DBの件数ではGemini CLIが大きく引き離された
AInformationの5つのDBで名前を数えると、差ははっきり出ました。AI活用事例ナビの2,245件でClaude Codeの名前が出るのは89件です。GitHub Copilotは18件でCodexは17件です。Gemini CLIは1件しかありません。AI求人ナビの2,567件でもClaude Codeが5件で、ほかの3つは0件でした。
Claudeに「どれがいちばん劣るか」と聞くと、Gemini CLIを名指ししました。理由は、個人向けの提供が2026年6月18日に終わったからだと答えています。この点はGoogleの公式の発表で確かめられていないので、表では判定していません。
Claude Codeでできないこと・止まる条件は9つある
できることの裏側も並べます。6つはAnthropicの発表で確かめた条件で、3つはClaudeが自分で挙げたできないことです。ここを知らずに始めると、途中で手が止まります。

1. 無料プランでは動かない
Claude Codeは無料プランでは使えません。9月23日に正式版になったクラウドセッションもFreeプランにはありません。クラウドセッションをEnterpriseの契約で使えるのは、プレミアムシートか「Chat + Claude Code」シートを持つ人だけです。
2. 止められ続けると手動の承認に戻る
自動モードはAIの判定が危ないと見た操作を止める仕組みです。3回続けて止められるか1回のセッションで20回止められると、手動の承認に切り替わります。そこからは人が1つずつ許可を押すまで作業が止まってしまいます。席を外すなら、この切り替えで待たされることを見込んでおいてください。
3. 広い許可ルールは自動モードの間は効かない
「python:*」のようにどんなコードでも動かせる広い許可は、自動モードの間だけ無効になります。広い許可で回してきたチームは、同じ作業でも確認が増えることがあります。

4. Remote ControlはPCが眠ると止まる
手元のClaude Codeを外から操作するRemote Controlは、PCがスリープすると処理が止まります。PCを閉じても続けたいならクラウドセッションを使います。
5. ブラウザとスマホから始めるにはGitHubが要る
claude.ai/codeやモバイルアプリから始めるには、GitHubのアカウントが要ります。コードをGitHubで管理していない部署では、すぐには使えません。CLIからなら手元のリポジトリを直接上げる方法もあります。
6. チームのAIはまだクラウドの中だけ
9月17日に刷新されたProjectsでは、スレッドが全部クラウドの上で動きます。手元のマシンのツールやコードを直接使う機能について、Anthropicは「まもなく」としか言っていません。2つのスレッドが同じファイルを直すとぶつかり、プルリクエストと同じ手順で人が片付けることになります。
7〜9. Claudeが自分で挙げたできないこと
Claudeに聞いたときは、できないことに次の3つが挙がりました。1つ目は写真やイラストや動画そのものを作ることです。図やグラフをコードで描くことはできます。2つ目は会議に出たり電話をかけたりする人とのやりとりです。3つ目は長い会話で、途中で縮められて前の話が抜けることがあります。残したい決まりはCLAUDE.mdに書くよう、Claude自身が勧めていました。
9月17日から23日の4つの更新で何ができるようになったか
Claude Codeはこの6週間で動き方が大きく変わりました。できることの一覧が古いと、使える機能を知らないまま契約を迷うことになります。日付と中身を公式の発表どおりに並べました。
Claude Codeの6週間の更新
| 日付 | どれで | 何ができるようになったか | 出どころ |
|---|---|---|---|
| 8月14日 | Claude Code | Pro・Max・Teamの新しいセッションが自動モードで始まる | Anthropic公式ブログ |
| 9月17日 | Claude Code | Projectsの刷新。複数のAIがチームで並列に動く(ベータ) | Anthropic公式ブログ |
| 9月18日 | Claude Code | 2.1.277でAGENTS.mdを読む(CLAUDE.mdが無いとき) | Claude Codeの更新履歴 |
| 9月22日 | Claude | 上位モデルOpus 5.5を公開 | Anthropic公式ページ |
| 9月22日 | Codex | GPT-6 SolとLunaが使える(Plus以上) | OpenAI公式ブログ |
| 9月23日 | Claude Code | クラウドセッションが正式版。PCを閉じても続く | Anthropicの発表 |
| 10月8日 | Claude Code | Pro・Max向けクレジットの受け取り期限 | Anthropicの発表 |
| 11月5日 | Claude Code | 受け取ったクレジットの使用期限 | Anthropicの発表 |
9月17日にAnthropicはProjectsを刷新し、複数のAIがチームで動く形に変えました。9月18日には更新でAGENTS.mdの読み込みを追加しています。9月22日にAnthropicの上位モデルOpus 5.5が公開されました。同じ日にOpenAIもCodexでGPT-6 SolとLunaを使えるようにしています。

いちばん大きいのは9月23日のクラウドセッションです。もとは2025年10月に「Claude Code on the web」の名前で研究プレビューとして出た機能で、正式版に合わせて今の名前に変わりました。入口はブラウザとモバイルアプリとデスクトップアプリとCLIの4つです。
既存のProとMaxの人には、クラウドセッション用のクレジットが1回だけ配られます。受け取りの期限は日本時間の10月8日で、使えるのは11月5日までです。受け取ったクレジットはクラウドセッションにしか使えません。


Opus 5.5がどれだけ変わったかは、AInformationが13の課題で旧Opus 5と比べています。結果はClaude Opus 5.5と旧Opus 5を13課題で比べた記事にまとめました。
Claude本人に聞いたらクラウド実行が答えに出てこなかった
9月25日の夜、AInformationはClaudeに2つの質問を投げました。1つ目は「Claude Codeでできることを10個と、できないことを5個教えてください」です。2つ目は「Claude Code・Codex・Gemini CLIのどれを使えばいいか。いちばん劣るものを1つ挙げて」です。答えが返るまで1つ目は39.1秒で、2つ目は30.1秒かかりました。

ChatGPTにも同じ2問を投げましたが、2回とも入力欄が出てこず答えを取れませんでした。この章はClaudeの答えだけを公式の発表と突き合わせます。
Claudeの答えを公式と突き合わせた
| Claudeが答えたこと | 公式の発表 | 判定 |
|---|---|---|
| クラウドでの非同期実行をCodexの強みに挙げた | Claude Codeも9月23日にクラウドセッションが正式版 | × 自社の更新が抜けた |
| Claude Codeの指示書はCLAUDE.mdとした | 9月18日からAGENTS.mdも読む | △ 古い |
| 拡張性に並列サブエージェントを挙げた | 9月17日にProjectsでAIがチームで動く形になった | △ 刷新に触れていない |
| できないことに無料プランを挙げなかった | 無料プランでは使えない | △ 抜けている |
| 個人で使うにはClaudeの有料プランが要る | 無料プランでは使えない | ○ 合っている |
| 非エンジニアにはClaude Coworkを勧めた | Coworkは9月17日の発表に名前が出ている | ○ 実在する |
| Gemini CLIの個人向けは6月18日に終わった | この調べでは確かめていない | − 判定しない |
自分のクラウド実行をCodexの強みとして答えた
いちばん大きな抜けはクラウド実行です。Claudeは「クラウドで非同期実行」をCodexの強みとして挙げました。ところがClaude Codeのクラウドセッションは、質問の2日前の9月23日に正式版になっています。自社の製品の新しい機能が、自社のAIの答えから抜けていました。
指示書とチームの話も少し古い
Claudeは拡張性の行で、Claude CodeはCLAUDE.md・CodexはAGENTS.mdと分けて書きました。実際には9月18日からClaude CodeもAGENTS.mdを読みます。並列サブエージェントには触れていましたが、9月17日のProjectsの刷新は出てきませんでした。できないことの5個にも、無料プランでは使えないことは入っていません。
合っていたことと判定しないこと
合っていた所もあります。個人で使うにはClaudeの有料プランが要るという答えは公式と同じです。プログラミングをしない人に勧めたClaude Coworkも、9月17日の発表に名前が出てくる実在の製品でした。Gemini CLIの個人向けが終わったという答えは、公式の文面で確かめられないので判定から外しています。
判定できた6項目のうち、公式と食い違うか抜けていたのは4つでした。Claudeは自分がAnthropic製で利害関係があると断ったうえで、最後は用途で選ぶよう勧めています。それでもAIに聞くだけでは、ここ数日の変化が抜けました。契約を決める前に、公式の更新履歴を1回は開いてください。
AI活用事例ナビ2,245件ではClaude Codeは何に使われているか
AInformationのAI活用事例ナビには、企業や個人のAIの使い道が2,245件載っています。9月25日に名前で数えると、Claude Codeが出てくるのは89件でした。4つの中でいちばん多く、GitHub Copilotの18件とCodexの17件を大きく上回ります。
件数は名前が本文に出るかどうかで数えています。中身を1件ずつ読んで確かめたのは下に挙げた例だけなので、数字は目安として見てください。下の例の多くは、Anthropicの公式サイトに載った導入事例をAInformationが日本語で要約したものです。
コードの仕事の事例
StripeはClaude Codeを1,370人に配り、10,000行のScalaを4日でJavaへ移しました。Rampはテストの直しと障害の調べをつないで、30日で100万行を超える実装をしています。Spotifyはコードの移行をClaudeのエージェントに任せ、月650件を超えるプルリクエストをマージしました。Doctolibはレビューと文書の更新を自動にして、基盤の移行を数時間で終えています。
コード以外の仕事の事例
コードを書かない仕事の例もあります。製薬会社のNovo Nordiskは、治験の報告書づくりを自動にして書く時間を90%縮めました。金融のN26は、問い合わせと書類の処理を最大70%まで自動にしています。フリーランスの開発者が、判断をAIエージェントの9つの役割に任せて承認だけを自分に残す仕組みを公開した例もあります。
比べる相手の事例も見ておきます。富士通は開発の環境をクラウドに移してGitHub Copilotを使い、生産性を20%上げました。OpenAIはDatabricksの上のログの基盤とCodexで、脅威の検知を速めています。Gemini CLIの名前が出るのは1件だけで、使い道を比べられるほどの数がありませんでした。
Claude Codeの名前が出る求人は5件で副業は13件だった
AI求人ナビの2,567件のうち、Claude Codeの名前が出る求人は5件でした。会社で数えると4社です。Codex・Gemini CLI・GitHub Copilotの名前が出る求人は1件もありません。
5件を1件ずつ読むと、エンジニアだけの話ではありませんでした。株式会社トレーディングトレードは「EC業務改善リード(Claude Code活用)」を2件出していて、年収は600万〜800万円です。株式会社FUNDiTは人事の責任者の直下で、Claude CodeとCursorで全社の仕事の進め方を変える長期インターンを募っています。残りはアライドアーキテクツ株式会社のAIネイティブエンジニア(年収600万〜900万円)と、株式会社overflowの業務委託の求人です。
AI副業ナビの1,641件では、Claude Codeが13件でいちばん多く出ました。続くのはCursorの8件とCodexの5件です。GitHub Copilotは3件で、Gemini CLIは0件でした。
報酬の高い案件にもClaude Codeの名前が並びます。SOKUDANにはClaude Codeで業務改善を進めるプロジェクトマネージャーの案件があり、報酬は月100万〜150万円です。レバテックフリーランスには、ClaudeCode駆動開発を前提にしたAI基盤構築の支援(月115万円まで)も出ていました。
Claude Code・Codex・GitHub Copilotはどう選べばいいか
ここまでで確かめた事実だけを使って、選び方を場面ごとに分けます。
ChatGPTのPlus以上を払っているならCodexから
ChatGPTのPlus以上を払っている人は、まずCodexを試せます。9月22日にGPT-6 SolとLunaがCodexに来たとき、対象はPlus・Pro・Business・Enterprise・Eduでした。Claudeも答えの中で、ChatGPTの契約がある人とWindowsで安全を重く見る人にはCodexを勧めていました。
月額を抑えたいならGitHub Copilot
AIツールナビの月額で比べると、GitHub Copilotの1,574円はClaude Codeの2,833円より安くなります。AInformationが料金を調べたプログラミング・開発のAIツールは68本あり、月額の中央値は3,148円です。2つともこの中央値より下にあります。
ただし68本のうち日本円で払えるのは7本(10%)だけで、14の用途の中でいちばん少ない割合でした。2つともドル建てなので、円安が進むと請求は上がります。
PCを閉じても動かすならClaude Code
PCを閉じても作業を続けたい人と、複数のAIをチームで回したい人はClaude Codeです。どちらも9月に公式の発表で確かめられた機能です。ProかMaxをすでに払っている人は、10月8日までにクラウドセッションのクレジットを受け取っておくと試しやすくなります。
Gemini CLIは公式の案内を先に見る
Gemini CLIを考えているなら、先にGoogleの公式の案内を開いてください。Claudeは個人向けの提供が終わったと答えましたが、この調べでは公式の文面で確かめられていません。AIの答えだけで契約を決めるのが、いちばん危ない選び方です。

会社のリポジトリをつなぐ前に決めること
クラウドセッションの処理はAnthropicのクラウドで進む仕組みです。個人で契約したProでも会社のリポジトリをつなげてしまうので、つないでよいリポジトリを先に社内で決めておきます。つないだ作業はネットワークとファイルの出入りを絞ったサンドボックスの中で動きます。外への接続先もドメインごとに開けるので、開けてよい先も一緒に決めておくと迷いません。
Claude Codeはコードを書かない人にも使える道具です。ただ、つまずくのは操作より契約と条件のほうです。無料プランでは動かず、自動モードで止められ続けると人の承認待ちになります。今回はClaude本人に聞いても、2日前に正式版になったクラウド実行が答えに出てきませんでした。AIに聞くだけでは最新の変化が抜けます。契約の前に公式の更新履歴を1回開き、この記事の12個のプロンプトから1つ試してください。
- Claude Codeは無料で使えますか?
- 無料プランでは使えません。使うにはClaudeのProプラン以上の契約が要ります。AInformationのAIツールナビでは月2,833円で、9月21日に公式の料金ページを取り直してドル建ての料金を円に直した額です。9月23日に正式版になったクラウドセッションもFreeプランにはありません。クラウドセッションはEnterpriseの契約だと使える席の種類が決まっています。
- プログラミングができなくてもClaude Codeは仕事に使えますか?
- 使えます。資料の要約やファイルの振り分けやCSVの整形は、コードを書かずに頼めます。9月25日にClaudeへ聞いたときも、できること10個のうち5個はこの種類でした。ただし画面はターミナルと呼ばれる黒い画面が基本です。Claudeは慣れていない人にはデスクトップアプリのClaude Coworkを勧めていました。
- Claude CodeとCodexはどちらを選べばいいですか?
- ChatGPTのPlus以上を払っているならCodexから試すのが早いです。9月22日にGPT-6 SolとLunaがCodexに来たとき、対象はPlus以上のプランでした。PCを閉じても作業を続けたい人と複数のAIをチームで動かしたい人はClaude Codeが合います。共通の指示書AGENTS.mdの対応はCodexが先で、Claude Codeは9月18日からです。
- Claude CodeはPCを閉じても動きますか?
- 9月23日からはクラウドセッションを使えば動きます。処理がAnthropicのクラウドで進むので、手元のPCを閉じても止まりません。CLIでは「claude –cloud」に続けて指示を書きます。ブラウザやスマホのアプリからも始められます。手元のClaude Codeを外から操作するRemote Controlは、PCがスリープすると止まるので別物です。
