Claude Codeが止まったら、まず表示の書き出しを見ます。AInformation編集部は定時の仕組み45本をClaude Codeで毎日動かしています。そのログと最新の2.1.312の再現からエラー18個の原文を集め、上限から戻る時刻と遅くなる原因も測りました。
- Claude Codeのエラー18個の原文と、出たときに最初にやること
- 5時間の上限は表示の「resets 1:30am」の1分後に戻った。止まっていたのは2時間23分
- 上限の文は6月の「hit your limit」から9月に週と5時間の2つへ分かれ、2.1.312で「5-hour limit」に変わった
- 遅いときの原因は入れる量・MCPのつなぎ先・考える量の順に効いた。Sonnetは5万字を超えると中央値137.8秒
- -pで動かすとき、20秒遅れるMCPは答えも20秒遅らせた。対話の画面では待たずに3秒で答えた
- 障害かどうかは公式の記録で見分ける。Claude Codeの部品の記録は2025年5月から381件あった
AInformation編集部は記事の配信や翻訳を回す定時の仕組みを45本、Claude Codeで作って毎日動かしています。10月5日から10月29日だけでclaude -pを34,351回呼びました。止まった回のログから文と時刻だけを抜きました。足りない形は最新の2.1.312で出し直し、原文を18個そろえています。
先に答えを書きます。止まったら表示の書き出しを見て、上限・入れた量・ログイン・引数の誤りのどれかに分けます。上限なら「resets」の時刻まで待てば戻ります。遅いときは入れる量とMCPのつなぎ先を先に疑います。考える量(effort)はmaxにしたときだけ約2倍の差が出ました。

Claude Codeのエラーは表示の書き出しで9つに分ける
Claude Codeのエラーは英語の1行で出ます。書き出しを見れば、待つのか直すのかがすぐ分かります。AInformation編集部が集めた18個を種類で分けると次の表になりました。
Claude Codeのエラー18個を種類で分けた(2026年10月29日・AInformation編集部調べ)
| 種類 | 数 | まずやること |
|---|---|---|
| 指定 | 5個 | 打った引数とモデル名を見直す |
| 上限 | 3個 | 表示のresetsの時刻まで待つ。急ぐなら/usage-creditsで追加の使用を付ける |
| 大きさ | 3個 | grepで探させるか/compactで会話を縮める |
| ログイン | 2個 | ANTHROPIC_API_KEYを外して/loginし直す |
| サービス側 | 1個 | 数分おいて送り直しstatus.claude.comを見る |
| 回数 | 1個 | –max-turnsを増やすか頼む作業を分ける |
| 許可 | 1個 | 許可の段を見直して必要な道具だけ許す |
| MCP | 1個 | /mcpで状態を見てつなぎ直すか止める |
| 安全の判定 | 1個 | 頼み方を変えるか公式の申請を見る |
いちばん多いのは指定の誤りで、引数やモデル名の綴りが違うだけで止まります。次が入れた量の大きさです。どちらも手元で直せます。待つしかないのは上限とサーバーの混雑だけです。
見分けるときの目安は3つあります。「hit your」で始まれば上限です。「API Error: 5」で始まればサービス側です。「Error:」や「error:」で始まって引数の名前が入っていれば、打った文の誤りです。

上の画面は2.1.312の端末で4つを続けて出したところです。長すぎる入力・手数の上限・ログイン切れ・引数の組み合わせの誤りが、どれも1行か2行で返ってきました。止まるまでの秒は0.46秒から数秒で、答えを待たされることはありません。
エラー18個の原文と直し方
ここからは原文をそのまま並べます。画面に出た文と同じ文でページの中を探せます。出たところが「定時の仕組みのログ」のものはAInformation編集部の仕組みで実際に出た文で、「再現」のものは10月29日に2.1.312で出し直した文です。
You’ve hit your session limit · resets 1:30am (Asia/Tokyo)
5時間の上限です。表示の時刻まで待つと戻ります。AInformation編集部のログでは表示の1分後に通りました(下の章)。
出たところ:定時の仕組みのログ(10月27日)
You’ve hit your weekly limit · resets 9am (Asia/Tokyo)
週の上限です。週の枠はアカウントごとに決まった曜日と時刻で戻ります。
出たところ:定時の仕組みのログ(10月28日)
You’ve hit your limit · resets 2:40am (Asia/Tokyo)
9月25日まで出ていた古い形の上限の文です。いまは週か5時間かが文に入ります。
出たところ:定時の仕組みのログ(9月8日)
API Error: 529 {“type”:”error”,”error”:{“type”:”overloaded_error”,”message”:”Overloaded”}
サーバーが混んでいるときの文です。上限ではなく、数分おくと通ります。
出たところ:定時の仕組みのログ(9月17日)
Error: Reached max turns (60)
-pの–max-turnsで決めた手数を使い切った文です。AInformation編集部の仕組みでは18日で163回出ました。
出たところ:定時の仕組みのログ(10月28日)
Not logged in · Please run /login
ログインが切れています。端末でclaudeを起こして/loginを打ちます。
出たところ:定時の仕組みのログ・再現(10月10日)
Invalid API key · Fix external API key
古いAPIキーが環境に残っていると出ます。月額で使うならANTHROPIC_API_KEYを外します。
出たところ:再現(定時の仕組みでも9回)(10月29日)
There’s an issue with the selected model (claude-opus-9-9). It may not exist or you may not have access to it. Run –model to pick a different model.
モデル名の打ち間違いです。対話の画面では「Run /model」と出ます。AInformation編集部の仕組みではモデル名の欄に「–help」が入って2回出ました。
出たところ:再現(定時の仕組みでも2回)(10月29日)
Prompt is too long · the request is ~1217277 tokens (limit 1000000)
入れた量がモデルの上限を超えた文です。送る前に止まり、使ったトークンは0でした(0.88秒)。
出たところ:再現(10月29日)
File content (7.3MB) exceeds maximum allowed size (256KB).
Readの道具が1回で読める大きさ(256KB)を超えた文です。grepで探させると通ります。
出たところ:再現(10月29日)
File content (73377 tokens) exceeds maximum allowed tokens (25000).
Readの道具が1回で読めるトークン(2万5,000)を超えた文です。行を区切って読ませます。
出たところ:再現(10月29日)
Output redirection to ‘/private/tmp/cc-err-test/now.txt’ needs approval.
ファイルを書くコマンドに許可が要るときの文です。-pでは聞かれずにそのまま止まります。
出たところ:再現(10月29日)
Error: When using –print, –output-format=stream-json requires –verbose
-pでstream-jsonを使うときは–verboseも付けます。
出たところ:再現(10月29日)
error: unknown option ‘–foo’
Claude Codeに無い引数を打った文です。claude –helpで綴りを確かめます。
出たところ:再現(10月29日)
Warning: Unknown –effort value ‘turbo’ — ignoring it and using the default effort.
effortの綴りが違うと警告だけ出て既定で動きます。終わりの番号は0なので見落としやすい文です。
出たところ:再現(10月29日)
Model “claude-opus-9-9” isn’t recognized · context assumed to be 200k tokens
知らないモデル名を指定したときに起動の画面へ出る警告です。
出たところ:再現(画面)(10月29日)
✘ failed(/mcp の画面)
MCPのつなぎ先が起動しないか30秒で返事が無いと/mcpにこう出ます。
出たところ:再現(画面)(10月29日)
Apply to the Cyber Verification Program to reduce these interruptions.
安全の判定(分類器)に止められた文の末尾です。AInformation編集部の翻訳の仕組みで10月29日に2回出ました。
出たところ:定時の仕組みのログ(10月29日)
Claudeのアプリやブラウザで出るエラー(添付の数や容量制約など)はClaudeのエラーの直し方の記事にまとめています。ここではClaude Codeで出るものだけを扱いました。
Claude Codeの上限に当たると何と出る?文は3回変わった
上限に当たると「You’ve hit your session limit · resets 1:30am (Asia/Tokyo)」のように、どの枠に当たったかと戻る時刻が1行で出ます。AInformation編集部のログ3,767本を数えると、この文の形は今年に入って3回変わっていました。
上限の文の移り変わり(定時の仕組みのログ3,767本を数えた)
| 出た時期 | 文の頭 | 行数 |
|---|---|---|
| 6月26日〜9月25日 | You've hit your limit | 274行 |
| 9月24日から | You've hit your weekly limit | 15行 |
| 10月3日から | You've hit your session limit | 75行 |
| 10月28日の2.1.312から | 5-hour limit(公式の変更履歴) | まだ出ていない |
6月から9月25日までは「You’ve hit your limit」で、5時間か週かは文から分かりませんでした。9月24日に週の上限が「weekly limit」と名乗るようになり、10月3日から5時間の上限が「session limit」と出ました。2026年10月28日に公開された2.1.312の変更履歴には、5時間の枠の呼び名が「5-hour limit」に変わると書いてあります。古い記事で「session limit」を探しても、これからは同じ文に出会わない日が来ます。
上限に当たった回は、文の形を問わず6月26日から10月28日までに37回ありました。断られた呼び出しは中央値1.8秒で返ってきます。トークンを使う前に止まるので、何度送っても枠は減りません。

5時間の枠と週の枠はClaudeのアプリとClaude Codeで同じものを使います。公式のヘルプにも「shared across Claude and Claude Code」とあります。ブラウザでClaudeを長く使った日は、Claude Codeの残りも減っています。
上限はいつ戻る?表示の「resets」の1分後に通った
同じアカウントのまま上限に当たり、そのまま戻った回が10月27日の夜にありました。AInformation編集部のタイトル付けの仕組みが10分おきにClaudeを呼んでいたので、戻った時刻が分単位で残っています。
5時間の上限に当たってから戻るまで(10月27日〜28日・同じアカウント)
| できごと | 時刻 |
|---|---|
| 上限の文が出た | 10月27日 23時08分 |
| 表示されたresets | 1:30am(28日の1時30分) |
| 最後に断られた | 28日 1時29分37秒 |
| 通るようになった | 28日 1時31分00秒 |
| 止まっていた長さ | 2時間23分 |
23時8分に上限の文が出てから、仕組みは31回断られました。最後に断られたのは表示の1時30分より23秒前の1時29分37秒です。次の1時31分00秒の呼び出しは通りました。表示の時刻を過ぎればすぐ戻り、前倒しで戻ることはありませんでした。
resetsの時刻の分にも決まりがありました。5時間の枠の時刻は:10・:30・:40・:50のように10分きざみで、週の枠はいつも:00でした。公式のエラーの一覧の例は「resets 3:45pm」ですが、AInformation編集部のログでは:45は1回も出ていません。

今の残りは画面の中で/usageを打つと見られます。10月29日の朝は5時間の枠が38%で「Resets 9:59am」、週の枠が55%で「Resets Nov 2 at 1:59am」と出ました。同じ朝に定時の仕組みが読み取った値は10:00と02:00で、画面の表示と1分ずれていました。上限の文のresetsとも1分ずれることがあるので、待つときは表示の1〜2分後に送り直すのが確かです。
週の枠が戻る曜日と時刻は人によって違います。公式のヘルプには「The weekly limit resets at a fixed time each week that is assigned to your account.」とあります。/usageの「Current week」の行に出た日時が自分の戻る時刻です。
/usageの下の「What’s contributing to your usage?」には、使った量が多い理由が並びます。AInformation編集部の画面のいちばん上は「Run fewer sessions at once · up to 36 at once」で83%でした。同時に36本まで動かしていたことが、枠を早く減らすいちばんの理由です。「Trim ~/.claude/CLAUDE.md · 8k tokens per request」も23%で並びました。長い指示書は1回ごとに読み込まれるので、短くすると枠が長持ちします。
急ぎのときは/usage-creditsで追加の使用(usage credits)を付ければ上限を超えて続けられます。料金とプランの違いはClaude Codeの料金の記事、プランごとの上限の実測はAIの上限の早見表、リセット権の使い方はClaudeの制限リセットの記事にあります。
Claude Codeが遅い原因はどれ?3つを測った
遅いと感じたときに疑う場所は、入れる量・MCPのつなぎ先・考える量の3つです。AInformation編集部はこの3つを1つずつ変えて秒を測りました。いちばん効いたのは入れる量でした。
入れる量:5万字を超えると中央値137.8秒
定時の仕組みの記録には、呼ぶたびに入れた字数とかかった秒が残っています。Sonnetの呼び出しを字数で分けると、量に比例して遅くなりました。
1,000〜5,000字なら中央値4.3秒でした(9,961回)。5,000〜2万字で19.9秒、5万字を超えると137.8秒です。Opusも1,000〜5,000字で6.5秒、2万〜5万字で22秒と同じ向きでした。
大きいファイルをそのまま読ませると、この量がすぐ増えます。100万行(78MB)のログでERRORの行を数えさせると、grepを許した回は答えまで3.2〜5.9秒で正しい数を返しました。Readだけに絞ると1,000行でも16.9秒かかり、1万行は「256KB」と「2万5,000トークン」の2つの壁に当たって読み切れずに止めました。
ログでERRORの行を数えさせた秒(Opus 5.5・2.1.312・1,000行は75KB・1万行は759KB・10万行は7.7MB・100万行は78MB)
| 頼み方とファイル | 答えまで | 答え |
|---|---|---|
| grepを許す・1,000行 | 3.5〜4.5秒 | 正しい |
| grepを許す・1万行 | 5.4〜7秒 | 正しい |
| grepを許す・10万行 | 4.7〜5.7秒 | 正しい |
| grepを許す・100万行 | 3.2〜5.9秒 | 正しい |
| Readだけ・1,000行 | 16.9秒 | 正しい |
| Readだけ・1万行 | 20.1秒 | 読み切れず止めた |
ファイルの大きさより、どう読ませるかで秒が決まります。ログやCSVを渡すときは「grepで数えて」「先頭100行だけ見て」と道具まで指定すると速くなります。
MCP:-pでは遅いつなぎ先をそのまま待つ
MCPのつなぎ先が遅いと、claude -pは答えの前にその分だけ待ちます。返事を5秒・20秒・40秒遅らせる試しのサーバーを作り、1+1を3回ずつ聞きました。
MCPのつなぎ先と答えまでの秒(claude -p・1+1を3回ずつ・2.1.312)
| つなぎ先 | 答えまで | つながったか |
|---|---|---|
| なし | 2.77〜3.4秒 | ー |
| すぐ返す | 2.5〜4.42秒 | つながった |
| 5秒遅れる | 6.77〜7.19秒 | つながった |
| 20秒遅れる | 21.91〜22.44秒 | つながった |
| 40秒遅れる | 29.04〜29.35秒 | failed |
| 起動しない | 2.52〜2.82秒 | failed |
| 道具200個 | 2.79〜3.17秒 | つながった |
つなぎ先なしは2.77〜3.4秒でした。5秒遅れると6.77〜7.19秒、20秒遅れると21.91〜22.44秒かかりました。40秒遅れるつなぎ先は29.04〜29.35秒で打ち切られ、状態はfailedです。公式の文書には起動の待ちの既定が「default: 30000, or 30 seconds」とあり、この打ち切りと合います。
起動しないつなぎ先は2.52〜2.82秒ですぐ失敗扱いになり、遅くはなりませんでした。道具を200個持つつなぎ先も2.79〜3.17秒です。道具の説明は後から読み込む作りで、入力は約2,400トークン増えただけでした。
対話の画面では様子が違います。同じ20秒遅れるつなぎ先をつけたまま1+1を聞くと、待たずに3秒で「2」と返しました。公式の文書の「MCP startup is non-blocking by default」は対話の画面の話で、-pで定時の仕組みを動かすときは待たされると考えたほうが安全です。

どのつなぎ先が失敗しているかは/mcpで見ます。✘の付いた行を選ぶとReconnectとDisableが出ます。使わないつなぎ先はDisableで止めると、-pの起動の待ちも消えます。
考える量:maxだけ約2倍
effortはlow・medium・high・xhigh・maxの5段です。Opus 5.5の既定はmediumです。同じ問いを段ごとに投げると、lowからxhighまではほとんど差がありませんでした。
考える量(effort)と答えまでの秒(Opus 5.5・2.1.312・道具なし)
| effort | 簡単な問い(3回) | 少し難しい問い(2回) | 考えたトークン |
|---|---|---|---|
| low | 4〜5.1秒 | 7.2〜8.1秒 | 302〜331 |
| medium | 2.9〜5.5秒 | 9.2〜9.7秒 | 325〜359 |
| high | 4.8〜7.8秒 | 8.3〜9.2秒 | 390〜406 |
| xhigh | 4.2〜6秒 | 8.3〜10.6秒 | 432〜468 |
| max | 8.7〜10.9秒 | 15〜16.1秒 | 1104〜1198 |
1から1000までで各桁の和が10になる数を数える問いでは、lowからxhighが2.9〜7.8秒でした。maxは8.7〜10.9秒です。回文の問いでもlowが7.2〜8.1秒、maxが15〜16.1秒です。maxは考えたトークンがlowの約3.6倍になり、そのぶん遅くなります。答えは25回とも正しく、この程度の問いならmaxにしても答えは変わりませんでした。
/effortで段を下げると速くなりますが、差が出るのはmaxから下げたときです。highやxhighのまま遅いなら、入れる量とMCPを先に見ます。
サービス側:障害の記録が無い日も遅れる
AInformation編集部のタイトル付けの仕組みは、Haikuに短い文を投げて18秒で打ち切ります。中央値は3.5秒の呼び出しですが、9,055回のうち2,276回(25%)が18秒を超えて打ち切られていました。
公式の状態ページにClaude Codeの記録があった8日は、打ち切りの割合が32.9%でした。記録が無い17日は23.8%です。記録のある日のほうが遅れやすいものの、記録が無い10月15日も68.4%が打ち切られました。遅さの全部を障害のせいにはできません。
Prompt is too longと大きいファイルのエラーの直し方
「Prompt is too long」は、会話と添えたファイルを合わせた量がモデルの上限を超えたときに出ます。約213万字(英単語26万語)を流し込むと「the request is ~1,217,277 tokens (limit 1,000,000)」と返りました。送る前に数えて止めるので、待ち時間は0.88秒でした。使ったトークンは0です。
直し方は会話の中なら/compactか/clearです。1回の頼みで超えたときは縮める会話がないので、渡すファイルを減らすしかありません。会話が長くなったときのコマンドの使い分けはClaude Codeのコマンド辞典に出力つきで載せています。
Readの道具の2つの壁は、1回で256KBまでと2万5,000トークンまでです。7.3MBのファイルは「File content (7.3MB) exceeds maximum allowed size (256KB).」、1万行を2,000行ずつ読もうとすると「File content (73377 tokens) exceeds maximum allowed tokens (25000).」でした。どちらもClaude Codeが自分でoffsetとlimitを付けて読み直そうとしますが、全部を読むには何十回もかかります。数えるだけなら最初からgrepを許すのが近道です。
Not logged inとInvalid API keyはログインの取り違え
「Not logged in · Please run /login」はログインが切れたときの文です。AInformation編集部の仕組みでは10月1日から10日の5日に10回出ました。端末でclaudeを起こして/loginを打てば直ります。
「Invalid API key · Fix external API key」は、月額で使っているつもりでもAPIキーが環境に残っていると出ます。公式の文書には「In non-interactive mode (-p), the key is always used when present.」とあり、-pではキーがあれば必ずそちらを使います。AInformation編集部でも10月28日にベンチマーク用の環境に古いキーが残っていて、9回続けてこの文で落ちました。キーを外して流し直すと9回とも通っています。
キーが正しければ止まらずにAPIの料金で動くので、気づかないと月額とは別に請求が来ます。月額で使うなら「env | grep ANTHROPIC」で何も出ないことを先に確かめます。入れ方の違いはClaude Codeの使い方の記事にあります。
定時の仕組みで止まるのは手数の上限と許可
claude -pで仕組みを動かすと、画面で使うときには出ないエラーに当たります。いちばん多かったのは「Error: Reached max turns (60)」です。AInformation編集部の仕組みでは18日で163回出ました。手数の上限は–max-turnsで決めた数で、使い切るとそこで終わります。
原因は指示を足したことでした。特集記事の仕組みは、指示の文に決まりを書き足した翌朝(10月4日)に60手で切れました。足した決まりを確かめようとして、Claude Codeが別のファイルを読みに行ったためです。上限を80手に上げ、指示に「検査のコードは読みに行かない」と書いて直しています。
もう1つは許可です。-pではClaude Codeが聞いてくれないので、許していない道具を使おうとするとそこで止まります。ファイルを書くコマンドでは「Output redirection to ‘/private/tmp/cc-err-test/now.txt’ needs approval.」と返りました。
気をつけたいのは個人の設定です。AInformation編集部の~/.claude/settings.jsonは許可の段をbypassPermissions(全部許す)にしています。この状態で–permission-mode defaultを付けても、聞かれずにファイルが書かれました。設定を読まない–setting-sources projectで起こすと止まったので、-pの許可を確かめるときは個人の設定も見ます。
モデル名の欄に「–help」が入ってしまい「There’s an issue with the selected model (–help)」で落ちた回も10月11日と24日にありました。引数を組み立てるコードの順番の誤りで、Claude Code側の不具合ではありません。
529 Overloadedは上限ではない。障害かどうかの見分け方
「API Error: 529」と「Overloaded」が出たら、Anthropic側が混んでいます。AInformation編集部のログでは9月17日に1回だけ出ました。公式の文書には「A 529 is not your usage limit and doesn’t count against your quota.」とあり、枠は減りません。Claude Codeは「up to 10 times」まで自分で送り直すので、文が出たときは10回送っても通らなかったということです。
障害かどうかは公式の状態ページで見分けます。status.claude.comには「Claude Code」という部品があり、AInformation編集部が日本時間でためているAIの障害の記録では、この部品の記録が2025年5月23日から381件ありました。今年の10月だけで12件です。いま起きているかはClaudeの障害のページで日本時間で見られます。
10月29日の未明には、翻訳の仕組みが「Apply to the Cyber Verification Program to reduce these interruptions.」で終わる文で2回止まりました。安全の判定(分類器)に当たったときの文で、障害でも上限でもありません。公式のヘルプでは、セキュリティの仕事でよく当たる人向けに申請の窓口(Cyber Verification Program)を案内しています。
止まったときにAInformation編集部がやる順番

AInformation編集部が止まったときにやる順番は決めてあります。まず表示の書き出しを読み、上限なら/usageで戻る時刻を見て待ちます。上限でなければstatus.claude.comとClaudeの障害のページで障害を見ます。どちらでもなければ手元の原因で、claude –safe-modeで起こし直して自作の設定やMCPを切ります。公式の文書も「Restart with claude –safe-mode to check whether a plugin, MCP server, or hook is the source.」と書いています。
safe-modeで直るなら、原因は自分の設定のどれかです。/mcpで失敗しているつなぎ先を止め、長すぎるCLAUDE.mdを縮めます。safe-modeでも遅いなら、入れる量を減らすか/compactを打ちます。

引数の誤りは起動の画面にも警告が出ます。上は知らないモデル名を指定して起こした画面です。最初に「isn’t recognized」の警告が出て、頼むと「There’s an issue with the selected model」で止まりました。警告が出た時点で止めれば、頼む前に気づけます。
まとめ
Claude Codeが止まったら表示の書き出しを見ます。「hit your」なら上限で、resetsの1〜2分後に戻ります。AInformation編集部のログでは表示の1時30分を過ぎた1時31分に通りました。遅いときは入れる量・MCP・考える量の順に疑います。5万字を超える入力・-pで遅いMCP・maxのeffortが、それぞれ秒を延ばしました。原文18個は上の枠からコピーして、画面の文と並べて使ってください。
よくある質問
- Claude Codeの上限はいつリセットされますか?
- 上限の文の「resets」の時刻に戻ります。AInformation編集部のログでは「resets 1:30am」と出た回が1時31分00秒に通りました。5時間の枠の時刻は10分きざみで、週の枠はアカウントごとに決まった曜日と時刻です。
- 今の使用量や残りはどこで見られますか?
- 画面の中で/usageを打ちます。「Current session」が5時間の枠で「Current week」が週の枠です。それぞれ何%使ったかと戻る時刻が出ます。
- session limitとweekly limitは何が違いますか?
- session limitは5時間ごとに戻る枠で、weekly limitは週に1回戻る枠です。2.1.312からsession limitは「5-hour limit」と表示が変わります。
- 上限に当たっても続ける方法はありますか?
- /usage-creditsで追加の使用を付けると上限を超えて続けられます。お金がかかるので、待てるならresetsの時刻まで待つのが確かです。
- Claude Codeが急に遅くなったのはなぜですか?
- 入れる量の増えすぎ・MCPのつなぎ先の遅れ・effortのmaxの3つを見ます。AInformation編集部の測りではSonnetが5万字を超えると中央値137.8秒でした。公式の状態ページに記録が無い日も遅れる日はありました。
- effortを上げると答えはよくなりますか?
- AInformation編集部の2つの問いでは25回とも正しく、段で答えは変わりませんでした。maxだけ考えたトークンが約3.6倍になり、秒も約2倍になりました。
- Prompt is too longと出たらどうしますか?
- 会話の途中なら/compactで要約するか/clearで空にします。1回の頼みで超えたときは、渡すファイルを減らします。送る前に止まるのでトークンは使われません。
- Invalid API keyと出ます。月額のプランなのに?
- 環境変数ANTHROPIC_API_KEYが残っていると、-pでは必ずキーが使われます。キーを外して/loginし直すと月額の枠で動きます。
- MCPを入れてから起動が遅いです。
- -pではつなぎ先の返事を最大30秒待ちます。/mcpで✘の付いたつなぎ先を探し、使わないものはDisableで止めます。対話の画面では待たずに答えます。
- 529 Overloadedは使いすぎですか?
- 使いすぎではありません。Anthropic側が混んでいるときの文で、枠は減りません。数分おいて送り直し、続くときはstatus.claude.comを見ます。
- Claude Codeが使えないのは障害ですか?
- status.claude.comの「Claude Code」の部品かClaudeの障害のページを見ます。記録が無ければ手元の原因なので、claude –safe-modeで起こして自分の設定を切り分けます。
- Reached max turnsとは何ですか?
- -pで–max-turnsに決めた手数を使い切った文です。数を増やすか、頼む作業を小さく分けます。指示の文を長くしたあとに出やすくなります。
