Claudeのエラーは表示の文で、自分で直せるもの・待つもの・障害の3つに分かれます。エラー表示12個の英語の原文と直し方を早見表にしました。2026年10月16日に編集部のアカウントで7通りわざと起こすと、出たのは添付21個の1回だけでした。
- Claudeのエラーは表示の文を見て、自分で直せるもの・待つもの・障害の3つに分けると早く片づきます
- エラー表示12個の英語の原文と日本語の画面・原因・直し方を早見表にしました
- 編集部のアカウントでエラーを7通りわざと起こすと、出たのは添付21個の1回だけでした
- 1,001ページのPDFや約324万字の貼り付けは、公式ヘルプの上限を超えてもそのまま通りました
- 「Something went wrong」と「Claude will return soon」は公式ヘルプのエラー一覧に載っていません
- ClaudeとGeminiに直し方を聞くと公式と合ったのは同じ8個で、食い違いはGeminiに多くありました
Claudeのエラーの直し方は表示の文で3つに分けてから動く
Claudeで英語のエラーが出たときに最初にやることは、表示の文をそのまま読むことです。文の中身で、自分で直せるもの・待つしかないもの・Anthropic側の障害の3つに分かれます。分け方さえ合っていれば、効かない操作を何度もくり返さずに済みます。
AInformation編集部は2026年10月16日の朝に、Anthropicの公式ヘルプ(support.claude.com)のエラーの記事を日本語版と英語版の両方で読みました。そのうえで編集部のClaudeのアカウントを使い、上限を超える操作をわざと7通り試しています。この記事の表と結果は、その日に確かめたものです。
3つの分け方
- 自分で直せる:添付の数が多い・メッセージが長すぎる・ログインできない。減らすか分けるか、ブラウザの設定を直せば片づきます
- 待つしかない:5時間制限・週間制限・容量制約。表示に時刻や曜日が入っていれば上限です
- 障害:Claude全体が止まっている状態です。status.claude.comに出ます
迷ったら下の図の2つの問いで分けてください。表示に時刻か曜日が入っているかと、添付や貼り付けを付けて送ったかの2つです。

最初の1分でやる3つの手順
- 表示の文をコピーして、下の早見表で同じ文を探す
- status.claude.comを開いて、claude.aiの行が緑かを確かめる
- 添付と貼り付けを減らし、新しい会話で送り直す
3つ目の新しい会話は、公式ヘルプが長さ制限のエラーの直し方として挙げている方法です。それまでの会話を引き継ぎたいときは、次の頼み方で要点をまとめてから移ると手戻りがありません。
ここまでの会話の要点を、新しい会話にそのまま貼れる形で10行以内にまとめてください。決まったこと・まだ決まっていないこと・次にやることの3つに分けてください。
長い資料を1回で渡して止まったときは、分けて渡します。公式ヘルプも「コンテンツを小さなチャンクに分割し、個別に処理する」ことを最初に挙げています。
これから資料を3回に分けて送ります。全部送り終わるまでは要約も回答もせず、「受け取りました」とだけ返してください。3回目のあとに「以上です」と書くので、そこで全体を読んで答えてください。
エラーの文の意味をClaudeに聞くときは、公式ヘルプに載っているかどうかを先に答えさせます。この記事の後半で書くとおり、AIは公式に無い直し方や古い表示の名前を混ぜて答えるためです。
Claudeで次の表示が出ました。
表示:(ここに英語の文をそのまま貼る)
この表示がAnthropicの公式ヘルプ(support.claude.com)に載っているかを先に答えてください。載っていれば記事の名前と直し方を、載っていなければ「載っていない」と書いてください。推測で直し方を足さないでください。
Claudeのエラー表示12個の早見表は英語の原文から引ける
Claudeで出るエラー表示を12個集め、英語の原文・日本語の画面の文・原因・直し方・編集部で試した結果を2つの表にまとめました。英語の画面で使っている人も日本語の画面で使っている人も、出た文で引けるようにしています。
集め方は3つです。公式ヘルプ『Claudeのエラーメッセージのトラブルシューティング』の日本語版と英語版、それに『Uploading files to Claude』の英語版から8個を写しました。編集部の画面で実際に出た1個を足しました。公式ヘルプには無いもののClaude本人が答えの中で挙げた3個も、載っていないと分かる形で入れています。
日本語の文は公式ヘルプの日本語版の書き方です。[時刻]のような角かっこの所は、画面では実際の時刻や曜日に置き換わります。長い文は頭だけを載せ、続きを「…」で省きました。
エラー早見表①上限・長さ・ファイル
| 表示(英語の原文) | 日本語の画面 | 原因 | 直し方 | 編集部で試した結果 |
|---|---|---|---|---|
| 5-hour limit reached – resets [time] | 5時間制限に達しました – [時刻]にリセット | 5時間の枠を使い切った | 表示の時刻まで待つ | 試していない |
| You've reached your weekly limit. It resets [day] at [time]. | 週間制限に達しました。[曜日]の[時刻]にリセットされます。 | 週の枠を使い切った | 表示の曜日と時刻まで待つ | 試していない |
| Approaching session limit / Approaching weekly limit | セッション制限に近づいています/週間制限に近づいています | 枠の残りが少ない(警告) | 急ぎの作業を先に済ませる | 試していない |
| Now using credits. Your plan limit resets [day] at [time] | 現在クレジットを使用しています。… | 上限を超えて従量課金に切り替わった | 止まっていない。支出上限を確かめる | 試していない |
| Your message will exceed the length limit for this chat. … | メッセージがこのチャットの長さ制限を超えます。… | 1回に渡す量が多すぎる | 分けて渡す・新しい会話にする | 約324万字でも出なかった |
| Uploaded file is too large | (英語版の記事で確認) | PDFが1,000ページを超えた | 1,000ページ以下に分ける | 1,001ページでも出なかった |
エラー早見表②添付・ログイン・混雑ほか
| 表示(英語の原文) | 日本語の画面 | 原因 | 直し方 | 編集部で試した結果 |
|---|---|---|---|---|
| (日本語の画面で確認) | メッセージに添付できるファイルは最大20個です。添付ファイルの数を減らしてください。 | 21個以上を一度に添付した | 20個以下に減らす | 21個で出て20個で消えた(効いた) |
| There was an error logging you in | ログイン中にエラーが発生しました | VPN・拡張機能・キャッシュなど | VPNを切る→拡張機能を止める→キャッシュを消す | 試していない |
| Due to unexpected capacity constraints, Claude is unable to respond to your message. … | 予期しない容量制約により、Claudeはメッセージに応答できません。… | 全体の混雑(障害ではない) | 数分おいて送り直す | こちらから起こせない |
| Something went wrong | 公式ヘルプに無い | Claudeの答えでは障害や拡張機能など | 障害ページ→送り直し→新しい会話 | 試しの中では出ず |
| Claude will return soon | 公式ヘルプに無い | Claudeの答えではサーバーの過負荷 | 数分待って送り直す | 試しの中では出ず |
| Internal server error | 公式ヘルプに無い | Claudeの答えではサーバー側の問題 | 時間をおいて送り直す | 試しの中では出ず |
表の右端を見ると分かるとおり、12個のうち編集部で起こせたのは添付の数の1個だけでした。5時間制限と週間制限は、起こすと編集部の毎日の作業が止まるので試していません。容量制約と障害は、こちらから起こせない種類のエラーです。
試せたのに起きなかったのが、長さ制限と「Uploaded file is too large」の2個です。どちらも公式ヘルプに書かれた上限を超える操作をしたのに、エラーは出ずにClaudeが答えを返しました。このずれは次の見出しから順に書きます。
編集部のClaudeでエラーを7通り起こすと出たのは1回だけだった
編集部は2026年10月16日の7時台に、業務で使っている有料のClaudeのアカウントで7つの操作を試しました。画面の右下に出ていたモデルの名前はOpus 4.8です。どれも公式ヘルプの上限を超えるか、対応表に無いファイルを渡す操作です。

試した7つの操作と結果
- テキストファイル21個を一度に添付した → エラーが出た
- 白紙1,001ページのPDFを添付してページ数を聞いた → エラーは出ず「1001」と返った
- 約324万字(6万行)の文章を入力欄に貼り付けて要約を頼んだ → エラーは出ず3行の要約が返った
- 同じ約324万字をtxtファイル(8,160,000バイト)にして添付した → エラーは出なかった
- 9,000×9,000ピクセルの画像を添付して色を聞いた → エラーは出ず「白です」と返った
- 公式の対応表に無いZIPファイルを添付した → エラーは出ずZIPの札で付いた
- 中身が0バイトの空のファイルを添付した → エラーは出なかった
7つのうちエラーが出たのは1つ目だけです。公式ヘルプでは、チャットに添付できる画像の上限は8,000×8,000ピクセルでPDFは1,000ページまでです。2つ目と5つ目はその上限を超えていますが、止まらずに通りました。
公式ヘルプにある1ファイル500MBの上限も確かめる予定でした。510MBのファイルを作って渡そうとしたところ、編集部の操作の道具が50MBを超えるファイルを渡せず試せませんでした。ここは結果が無いので、表には載せていません。
上限を超えても通った理由は公式に書かれていない
上限を超えても通る理由は、公式ヘルプのどこにも書かれていません。この調べでは分かりません。ただ、Claudeが答える前の画面には「pages1001.pdf を読み取りました」や「Pasted_text.txt を読み取りました」という行が出ていました。ファイルを丸ごと会話に読み込むのではなく、Claudeが手元で開いて中を調べる動きをしていたことは画面から分かります。
公式ヘルプの数字を少し超えたくらいでは、止まらないことがあるということです。ただし今回の材料は白紙のPDFと同じ文のくり返しで、仕事の資料とは中身が違います。エラーの文が出たら、そこで公式ヘルプの直し方に切り替えてください。
添付21個で「最大20個です」のエラーが出て20個に減らすと消えた
7通りの中で唯一エラーが出たのは、テキストファイル21個を一度に添付したときです。21個を一度に添付すると1つも付かず、画面の右下に黄色い枠で次の文が出ました。
メッセージに添付できるファイルは最大20個です。添付ファイルの数を減らしてください。

直し方は表示のとおりで、数を減らすことです。同じ日に20個に減らして添付すると黄色い表示は出ず、20個のファイルの札が並びました。そのまま「添付したファイルは何個ありますか」と聞くと、Claudeは「20」と答えています。表示に書かれた直し方は効きました。
公式の英語版は「1つのチャットに20個まで」と書く
公式ヘルプ『Uploading files to Claude』の英語版は、チャットへの添付を「Up to 20 files per chat」と書いています。画面の文は「メッセージに添付できる」なので、言い方が少し違います。編集部は1回のメッセージで20個を超えたときの表示しか確かめていません。同じ会話の2通目でさらに足したときの動きは、この調べでは分かりません。
21個以上を渡したいときは、2通に分けて送るのが手堅い方法です。上で紹介した「3回に分けて送ります」の頼み方を、2回に書き換えればそのまま使えます。ファイルの名前に通し番号を付けておくと、Claudeに「何番から何番」と指示しやすくなります。
1,001ページのPDFでもClaudeは「Uploaded file is too large」を出さなかった
公式ヘルプの英語版は、チャットに添付するPDFの上限を1,000ページと書いています。1,000ページを超えるPDFを添付しようとすると「Uploaded file is too large」のエラーが出る、とも書かれています。
編集部は白紙のページを1,001枚つないだPDF(約100KB)を作って添付しました。エラーは出ずに添付でき、「このPDFは何ページありますか」と聞くとClaudeは「1001」と答えています。上限を1ページ超えても、編集部のアカウントでは止まりませんでした。

白紙のPDFだから通った可能性もある
今回のPDFは文字も絵も無い白紙で、大きさは約100KBしかありません。文字がぎっしり入った1,001ページのPDFでも同じように通るかは、この調べでは分かりません。仕事の資料で「Uploaded file is too large」が出たときは、公式ヘルプのとおり1,000ページ以下に分けて渡してください。
チャットの添付の上限は4つの数字で覚える
公式ヘルプの英語版に書かれたチャットの添付の上限は次の4つです。2026年10月16日に読んだ内容です。
- 1ファイルの大きさ:500MBまで
- 1つのチャットのファイル数:20個まで
- 画像の大きさ:8,000×8,000ピクセルまで
- PDFのページ数:1,000ページまで
100ページ以下のPDFは、文字に加えて図やグラフも読みます。101ページから1,000ページまでは文字だけを読み、図は読みません。図の多い資料は100ページ以下に分けたほうが読み落としが減ります。
よく見かける「30MBまで」は、プロジェクトに入れるファイルの上限です。公式ヘルプはプロジェクトのファイルを1ファイル30MBまでとしていて、チャットの500MBとは別の数字です。プロジェクトでだけ大きいファイルが入らないときは、この差を疑ってください。
約324万字を貼り付けても長さ制限のエラーは出なかった
長さ制限のエラーは、公式ヘルプの日本語版では「メッセージがこのチャットの長さ制限を超えます。ファイルを少なくするか、ファイルサイズを小さくするか、新しい会話を開始してください。」と書かれています。英語の原文は「Your message will exceed the length limit for this chat.」で始まります。
編集部は同じ1行を6万行くり返した約324万字の文章を作り、入力欄に貼り付けました。貼り付けた文は入力欄に入らず、自動で「Pasted text.txt」というファイルの札に変わりました。そのまま「この文章を3行で要約してください」と送ると、Claudeはファイルを読み取って3行の要約を返しています。要約には、同じ文が約6万行くり返されているだけだと中身どおりのことが書かれていました。

公式も「めったに出ない」と書いている
公式ヘルプによると、コード実行が有効な有料プランでは長い会話を自動で要約します。そのため長さ制限のエラーはめったに出ないと書かれています。編集部の結果はこの説明と合っていました。出るのは、とても大きな最初のメッセージを送るときのようなまれな場合だとされています。
それでも出たときの直し方として、公式ヘルプは次の4つを挙げています。
- 内容を小さく分けて別々に渡す
- 要点を要約するか抜き出してから渡す
- 関係の深い部分をClaudeに先に探させる
- 新しい会話を始める
編集部ではエラーが出なかったので、この4つが効くかは確かめられていません。表では「出なかった」と書いています。
ZIPと空のファイルも止まらなかった
公式ヘルプの対応表に載っている文書の形式は、PDF・DOCX・CSV・TXT・HTML・ODT・RTF・EPUB・JSON・XLSXの10種類です。画像はJPEG・PNG・GIF・WebPの4種類です。ZIPは表にありませんが、添付するとZIPの札が付いてエラーは出ませんでした。中身が0バイトの空のファイルもそのまま付きました。
「対応していない形式です」のようなエラーを再現しようとしたのに、起こせなかったということです。ZIPの中身までClaudeが読めるかは、今回は試していません。
5時間制限と週間制限のエラーは表示の時刻まで待つ
公式ヘルプによると、Claudeのプランには5時間のセッション制限と週間制限があります。一部のプランには、Fableだけにかかる週間制限も別にあります。
上限が近づくと「セッション制限に近づいています」か「週間制限に近づいています」の警告が出ます。使った割合が分かるときは「週間制限の X% を使用しました」のように割合で出ます。上限に達すると「5時間制限に達しました – [時刻]にリセット」か「週間制限に達しました。[曜日]の[時刻]にリセットされます。」に変わります。
直し方は、表示された時刻まで待つことです。表示に時刻が入っているので、ほかのエラーと見分けやすいのが特徴です。

使用クレジットを有効にしていると止まらずに課金が続く
有料プランで使用クレジットを有効にしている人は、上限に達しても作業が止まりません。従量課金に切り替わり、月の支出上限に届くか残高がなくなるまで動き続けます。このとき出る表示は「現在クレジットを使用しています。ご利用のプラン制限は[曜日]の[時刻]にリセットされます」です。
公式ヘルプは、切り替わる瞬間に上限が近い警告が残って切れたように見えることがあると注意しています。止まったと思って何度も送ると、そのぶんもクレジットで払うことになります。表示が「現在クレジットを使用しています」に変わったら、止まっていないと考えてください。
上限の表示はClaude本人の答えでは古い名前だった
2026年10月16日にClaudeへエラーの種類を聞くと、上限の表示を「Message limit reached」と答えました。いまの公式ヘルプにこの文は無く、英語の原文は「5-hour limit reached – resets [time]」です。英語の画面で表示を探すときは、公式の文で探してください。
上限に何度も当たる人は、プランを上げるかどうかを決める必要があります。AInformationのAIツールナビ(499本・10月12日に公式の料金ページで確認)では、Claudeの有料の入口は円にして月3,482円です。支払いはドル建てで、日本円では払えません。日本でClaudeがどれだけ使われているかはAnthropicが発表した日本の利用の数字にまとめています。
Claude・ChatGPT・Geminiの公式の状態ページの障害の記録を、日本時間に直して毎日ためています。直近1年で公式が記録したのは Claude 428件・ChatGPT 355件・Gemini 41件です。Claude の記録の66%は日本時間の18時〜翌6時に始まっています。
「容量制約」のエラーはstatus.claude.comに出ないので数分おいて送り直す
混雑で止まったときの表示は、公式ヘルプの日本語版では「予期しない容量制約により、Claudeはメッセージに応答できません。しばらくしてからもう一度お試しください。」です。英語の原文は「Due to unexpected capacity constraints, Claude is unable to respond to your message.」で始まります。
公式ヘルプはこれを障害ではないと書いています。全体の利用が多いときの通常の負荷の調整なので、ステータスページには出ません。直し方は数分おいて送り直すことです。
Claudeが全員かほとんどの人に使えなくなる障害は、status.claude.comに出ます。2026年10月16日の7時35分に編集部が開いたときは、claude.ai・Claude Console・Claude API・Claude Code・Claude Cowork・Claude for Governmentの6項目がすべて稼働中でした。
同じページには直近90日の稼働率も出ています。編集部が開いたときはclaude.aiが99.54%で、Claude Codeが99.52%でした。日ごとの棒には赤や橙の日がいくつも並んでいて、障害はめずらしいものではありません。

障害ページが緑なら自分の側か混雑を疑う
status.claude.comが緑のままエラーが続くときは、障害ではありません。容量制約か、自分の側の問題です。容量制約なら数分で直るので、まず数分待って送り直します。それでも同じなら、上の早見表で自分の側で直せるエラーかを確かめてください。
ここはAIに聞くと外しやすい所です。2026年10月16日にClaudeとGeminiへ聞いたところ、どちらも混雑や過負荷のエラーで障害ページを見るよう答えました。公式ヘルプのとおりなら、混雑はそのページに出ません。障害ページを何度開き直しても、混雑かどうかは分からないということです。
「ログイン中にエラーが発生しました」は公式の4つを上から試す
ログインの画面で「ログイン中にエラーが発生しました」と出たときの直し方は、公式ヘルプに4つ載っています。英語の原文は「There was an error logging you in」です。
- VPNを使わずにClaudeを開く
- ブラウザの拡張機能を止める
- ブラウザのキャッシュとCookieを消す
- それでも出るならステータスページで障害を見る
編集部はこのエラーを試していません。編集部のアカウントは毎日の記事づくりで使っていて、ログアウトするとほかの作業が止まるためです。
公式の順番は、手軽なものから並んでいます。VPNを切るのは設定を1つ変えるだけです。キャッシュとCookieは消し方によってほかのサイトからもログアウトされるので、最後のほうに回すと手間が少なくなります。
Claude本人はログインし直すことを最初の手当てに挙げていました。ただ、ログインそのものが失敗しているときには使えません。ログインの画面で止まったら、公式の4つから始めてください。なおClaude Codeのエラーは別の一覧(code.claude.com/docs/ja/errors)にまとまっていて、この記事では扱っていません。
Something went wrongとClaude will return soonは公式ヘルプの一覧に無い
検索でよく見る「Something went wrong」と「Claude will return soon」は、公式ヘルプのエラーの記事に載っていません。日本語版と英語版の両方を2026年10月16日に読んで確かめました。「Internal server error」も同じく載っていません。
Claude本人は、Something went wrongを原因が1つではない汎用のエラーだと答えました。挙げた原因は障害・セッション切れ・キャッシュやCookie・拡張機能・会話や添付の重さの5つです。Claude will return soonはサーバーの過負荷か一時的な停止で、Internal server errorはサーバー側の問題だと答えています。
ただしこれはClaudeの答えで、公式の説明ではありません。Claudeが答えの最後に挙げた出典は5本で、TechRadar・BleepingComputer・GitHubの報告などでした。Anthropicの公式ヘルプは1本も入っていません。
公式に無いエラーで編集部が勧める順番
公式に載っていないエラーでも、公式ヘルプのほかの直し方は使えます。編集部は次の順番で試すことを勧めます。
- status.claude.comで障害が出ていないか見る
- 数分待って同じ文を送り直す
- 新しい会話を開いて送り直す
- ブラウザの拡張機能を止めてキャッシュとCookieを消す
- VPNを使っているなら切る
1つ目と2つ目は、障害と容量制約の直し方です。3つ目は長さ制限の直し方として、4つ目と5つ目はログインエラーの直し方として公式ヘルプに載っています。どれも公式の記事に書かれた手順です。
5つ全部を試しても同じ表示が続くときは、表示の文と出た時刻を控えてください。Anthropicのサポートへ問い合わせるときに、どのエラーかを伝える材料になります。
ClaudeとGeminiに直し方を聞くと公式と合ったのはどちらも10個中8個だった
2026年10月16日に、同じ質問をClaudeとGeminiに投げました。質問は「Claudeで『Something went wrong』や『Claude will return soon』などのエラーが出ます。出るエラーの種類と、それぞれの原因と直し方を全部教えてください」です。Claudeは49.2秒で2,099字の答えを返しました。Geminiは29.1秒で2,746字です。Geminiの画面に出ていたモデルの表示はFlashでした。
答えに挙がった直し方を、公式ヘルプのエラーの記事にある直し方10個と1つずつ照らしました。結果は下の表のとおりです。
公式の直し方10個にAIの答えを当てた結果
| 公式ヘルプの直し方 | Claude | Gemini |
|---|---|---|
| 表示の時刻まで待つ | ○ | ○ |
| 使用クレジットで続ける | × | × |
| 内容を分けて渡す | ○ | × |
| 要点をまとめてから渡す | × | ○ |
| 新しい会話を始める | ○ | ○ |
| VPNを切る | ○ | ○ |
| 拡張機能を止める | ○ | ○ |
| キャッシュとCookieを消す | ○ | ○ |
| ステータスページを見る | ○ | ○ |
| 数分後に送り直す | ○ | ○ |
合ったのはClaudeもGeminiも10個中8個で、数では差がつきませんでした。2つとも使用クレジットには触れていません。Claudeは要点を抜き出して渡す方法を挙げず、Geminiは内容を分けて渡す方法を挙げませんでした。

いまの公式と食い違う所が多かったのはGeminiだった
差が出たのは、いまの公式と食い違う所の数です。Claudeの食い違いは2か所でGeminiは4か所でした。
- Claude:上限の表示を「Message limit reached」と答えた(いまの公式は「5-hour limit reached」)
- Claude:過負荷のときにstatus.claude.comで復旧を確かめるよう答えた(公式は混雑はステータスページに出ないと書く)
- Gemini:上限の表示を「You are out of free messages」「Rate limit reached」と答えた
- Gemini:長さの表示を「This conversation is too long」と答えた(いまの公式は「Your message will exceed the length limit for this chat.」)
- Gemini:Capacity errorで障害ページを見るよう答えた(公式は混雑はステータスページに出ないと書く)
- Gemini:軽いモデルへの切り替え先に「Claude 3.5 Haiku」を挙げた(編集部の画面に出ていたのはOpus 4.8)
古い名前の表示で検索しても、いまの画面の文とは合いません。食い違いがClaudeの倍あったので、この質問で負けたのはGeminiです。Geminiは障害ページの住所もstatus.anthropic.comと古い書き方で答えました。いまはstatus.claude.comへ転送されるので、開くことはできます。
ただしClaudeも外しています。PDFの上限を聞いた別の質問では、Claudeは21.5秒で751字を返しました。5つの答えのうち4つは公式ヘルプと合っています。合わなかったのは「ファイル数に制限はありません」の1つです。これはプロジェクトの説明で、チャットでは20個までです。編集部の画面でも21個でエラーが出ています。
ChatGPTの答えは取れなかった
ChatGPTにも同じ質問を投げる予定でした。7時20分と7時23分にChatGPTへ質問を送ろうとしたときは、編集部のブラウザが途中で閉じて答えが返ってこなかったのです。7時30分すぎからは別の作業が同じアカウントを使っていて、この記事を書き終えるまでに送れませんでした。ChatGPTが勝ったか負けたかは、この調べでは分かりません。
2つのAIの答えに共通していたのは、公式ヘルプを出典にしていないことです。エラーの直し方をAIに聞いたら、最後に公式ヘルプの文と照らす手間をかけてください。上で紹介した「公式ヘルプに載っているかを先に答えさせる」頼み方を使うと、その手間が減ります。
エラーの記事は「よくあるエラー10選」のように並べて終わるものが多いのですが、実際に起こそうとすると公式の上限を超えても通ることのほうが多くて驚きました。いまのClaudeはファイルを手元で開いて読むので、書かれた上限より先まで動きます。だからこそ表示が出たときは、その文を公式ヘルプの文と照らすのがいちばんの近道です。AIに聞くと古い表示の名前で答えが返るので、最後は公式で確かめてください。
- Claudeで「Something went wrong」と出たらどうすればいいですか?
- まずstatus.claude.comで障害が出ていないかを見てください。この表示はAnthropicの公式ヘルプのエラー一覧に載っておらず、原因は公式には説明されていません。障害が無ければ数分待って送り直し、それでも出るなら新しい会話で送り直します。ブラウザの拡張機能を止めてキャッシュとCookieを消すのも、公式ヘルプにログインエラーの直し方として載っている手順です。
- Claudeに一度に添付できるファイルは何個までですか?
- 20個までです。2026年10月16日に編集部のアカウントで21個を一度に添付すると、「メッセージに添付できるファイルは最大20個です」と表示されて1つも付きませんでした。20個に減らすと表示は出ず、Claudeは添付が20個あると答えています。公式ヘルプの英語版も1つのチャットに20個までと書いています。
- ClaudeでPDFは何ページまで読めますか?
- 公式ヘルプでは1,000ページまでです。100ページ以下なら図やグラフも読み、101ページから1,000ページまでは文字だけを読みます。1ファイルの大きさは500MBまでです。編集部が白紙1,001ページのPDFを渡したときはエラーにならず、Claudeは1001ページと答えました。中身のある資料では止まるかもしれないので、1,000ページ以下に分けて渡すのが確実です。
- 「容量制約」のエラーは障害ですか?
- 障害ではありません。公式ヘルプによると、全体の利用が多いときの通常の負荷の調整です。そのためstatus.claude.comには出ません。直し方は数分おいて送り直すことです。2026年10月16日に聞いたClaudeとGeminiはどちらも障害ページを見るよう答えていて、ここは公式と合いませんでした。
