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Claudeの画像生成プロンプト10本!本人は「画像目的ならGemini」と答えた

読了 約22分
Claudeの公式アイコンと画像生成プロンプト10本の見出しを入れたアイキャッチ
この記事の要点

Claudeは写真のような画像は作れませんが、SVGのコードで絵や図を描けます。2026年9月26日にお月見のうさぎを頼むと、68.9秒で31個の部品でできた絵が返りました。そのまま貼れるプロンプト10本と作れない絵の○×表、Geminiとの月額の差をまとめます。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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Claudeは写真のような画像は作れませんが、SVGのコードで絵や図を描けます。2026年9月26日にお月見のうさぎを頼むと、68.9秒で31個の部品でできた絵が返りました。そのまま貼れるプロンプト10本と作れない絵の○×表、Geminiとの月額の差をまとめます。

68.9秒うさぎのSVGが返るまで
10本そのまま貼れる画像生成プロンプト
725円画像も作れるGeminiの最安の月額
この記事で分かること
  • Claudeで画像を作るやり方は、SVGやMermaidのコードで絵を描かせること
  • そのまま貼れるClaudeの画像生成プロンプト10本(うさぎの絵が68.9秒で返った実例つき)
  • Claudeで作れる絵と作れない絵の○×表。写真のような画像は作れない
  • Claude自身に画像ならどのAIに払うべきかを聞くと、いちばん向いていないのはClaudeと答えた
  • 画像のために払う月額はClaude Proが3,463円で、GeminiのGoogle AI Plusは725円
  • 画像を作れるAI77本のうち37本は無料で始められる

Claudeで画像生成するにはSVGのコードで描かせる

Claudeで画像を作りたいときは「SVGで描いて」と頼みます。Claudeは写真のような画像を直接は作れません。そのかわりに、円や四角をどこに置くかを書いた設計図(SVGのコード)を書いて絵を組み立てます。

2026年9月26日の朝、AInformationはブラウザでClaudeを開いて次の文をそのまま送りました。返ってきたのは2,205字の答えで、送ってから答えが出そろうまで68.9秒でした。

実際に送った文

お月見をするうさぎのイラストを、シンプルなSVGで描いてください。アーティファクトは使わずに、SVGのコードをこのチャットの本文にそのまま書いてください

後半の「アーティファクトは使わずに」は、コードを本文に出させるためにAInformationが足した一文です。記事に載せる都合で入れたので、ふだん使うときは消してかまいません。

68.9秒で返ってきた絵

返ってきたコードを1文字も変えずにファイルへ保存し、ブラウザで開いた画面が下の絵です。

Claudeが返したSVGのコードを書き換えずにブラウザで表示した画面。紺色の夜空に満月と星、白いうさぎ、三方に積んだお団子6個、すすき2本が描かれている
Claudeが68.9秒で返したSVGをそのままブラウザで開いた画面

紺色の夜空に満月と星が浮かび、白いうさぎがすすきとお団子のあいだに座っています。お団子は三方の上に6個積んであり、満月には薄い色の丸が2つ置かれています。

コードを数えると、部品は円18個・楕円7個・四角4個・線2本の合わせて31個でした。使われた色は13色です。うさぎの体は楕円1つで、頭は円1つです。耳は楕円を2枚ずつ重ね、内側だけをピンクに塗っています。

資料の表紙やSNSの挿し絵に使うなら、この程度の絵で足りる場面は多くあります。SVGは拡大してもぼやけないので、大きく印刷しても線が崩れません。

コードを絵にして見る手順

コードで返ってきたときは、次の3つの手順で絵として見られます。

  1. Claudeの答えから、<svg で始まって </svg> で終わる部分をコピーする
  2. メモ帳などに貼り、名前の最後を「.svg」にして保存する
  3. 保存したファイルをChromeなどのブラウザの画面へドラッグする

AInformationも、この手順で上の絵を開きました。画像のファイルとして使いたいときは、ブラウザに出た絵をスクリーンショットで切り取るのがいちばん手軽です。

コードの中身は、たとえば夜空と月の部分がこうなっています。夜空は四角を1つ置いて紺色に塗り、月は円を1つ置いて薄い黄色に塗っているだけです。

<rect width="400" height="300" fill="#1b2a4a"/>
<circle cx="300" cy="80" r="45" fill="#fff3c4"/>

夜空の色を変えたいときは、#1b2a4a のような色の番号を書き換えるだけで済みます。AIにもう一度頼まなくても自分の手で直せるのが、SVGで描かせるいちばんの利点です。

Claudeでイラストとアイコンを描くプロンプト4本

ここからは、Claudeにそのまま貼れる画像生成プロンプトを10本並べます。①から④は絵を描くための文です。[ ]の中を自分の用途に書き換えて使ってください。

①は上のうさぎで実際に試した文をもとにしています。②と⑨は、Claudeが自分の答えの中で例に挙げた頼み方を下敷きにしました。残りは、Claudeが挙げた作り方に合わせてAInformationが条件を足して組んだものです。

① SVGのイラスト

[お月見をするうさぎ]のイラストを、シンプルなSVGで描いてください。SVGのコードは省略せずに最後まで書いてください

うさぎで試した文から、コードを本文に出させるための一文を外した形です。題材を入れ替えるだけで使えます。今回の結果は31個の部品でできた平たい絵でした。向きや表情までこだわりたいときは、あとの章で紹介する足し方を使います。

② アイコン

社内資料に使う[ノートパソコンを持った人物]のアイコンをSVGで作ってください。正方形にして線の太さはそろえ、色は[紺]と白の2色だけにしてください。文字は入れず、SVGのコードだけを返してください

Claudeは最初の答えで「研修資料用に、スマホを持つ人物のフラットなアイコンをSVGで作って」という例を挙げていました。そこに色の数と線の太さの条件を足しています。同じ会話の中で「同じ決まりで[電話]のアイコンも」と続けると、並べて使えるアイコンを増やせます。

③ ロゴ案

[カフェ「ツキノワ」]のロゴ案をSVGで3つ作ってください。形は[月と湯気]の組み合わせで、色は2色までです。文字は英字の[TSUKINOWA]だけにします。3案は別々のコードで書き、どこが違うかを1行ずつ添えてください

ロゴ案の段階では、日本語の文字は入れないほうが無難です。SVGの文字は、開いたパソコンに入っている書体で表示されます。作った人と見た人で字の形が変わることがあるためです。なお、今回は日本語の文字入りロゴは試していません。

④ HTMLの動く絵

[夜空で星がゆっくり瞬く]アニメーションを、HTMLとCSSだけで作ってください。1つのHTMLファイルにまとめ、JavaScriptは使わないでください。ブラウザで開くだけで動く形にしてください

SVGと同じように、返ってきたコードを「.html」で保存してブラウザで開くと動きます。サイトの1枚目や発表資料の表紙に、少しだけ動きを付けたいときに向いています。この④は今回は試していません。

Claudeで図解とグラフを作るプロンプト4本

⑤から⑧は、資料に入れる図とグラフのための文です。Claudeは最初の答えで、図解やチャートなら「十分作れます」と書いていました。仕事の資料づくりでは、絵よりもこちらの出番のほうが多くなります。

⑤ 図解

次の流れを、SVGで横長の図解1枚にしてください。四角と矢印だけで組み、色は3色までとします。流れ:[問い合わせが来る → AIが返信の下書きを作る → 担当者が確かめる → 送る]。それぞれの四角の下に、ひとことの説明を付けてください

流れを矢印でつないで書いておくと、四角の数と順番をそのまま図に移してもらえます。段階が6つを超えるときは、2枚に分けて頼むほうが1つの四角に入る文字を大きく取れます。

⑥ フローチャート

[新人の経費精算]の流れを、Mermaidのフローチャートで書いてください。分かれ道は[領収書があるか]と[金額が1万円を超えるか]の2つです。コードだけを返し、最後に図の読み方を2行で書いてください

Mermaidは、文字で書いた図の設計図を絵に変える書き方です。Claudeは最初の答えで「修正も文章指示だけで済みます」と説明していました。分かれ道を足したいときも「[上長の承認がいるか]を足して」と頼み直せばよく、図を最初から描き直す必要はありません。

⑦ グラフ

次の表の数字で棒グラフを作ってください。Pythonのmatplotlibで作図し、PNGで保存するコードにします。日本語の項目名が文字化けしないよう、日本語の書体を指定する行も入れてください。[ここに表を貼る]

Claudeは最初の答えで「Pythonで作図してPNGとして書き出すことも可能です」と答えていました。書体の指定を入れておかないと、グラフの項目名が四角い記号に化けることがあります。数字はClaudeに打ち直させずに、表のまま貼るのが安全です。

⑧ スライド1枚

研修の表紙になるスライドを1枚、HTMLで作ってください。横長の16:9で、タイトルは[AIで資料を作る3つの手順]です。手順を3つの四角で横に並べ、色は白地に紺の1色だけにしてください。影と角丸は使わないでください

HTMLのスライドなら、ブラウザで開いて全画面にするだけで発表に使えます。Claudeは最初の答えで、PowerPointの中に図形で図解を作るやり方も挙げていました。そちらは今回は試していません。

写真風の画像が要るときにClaudeへ頼むプロンプト2本

写真のような画像が要るときは、Claudeに絵を描かせません。ほかの画像生成AIへ渡す指示文をClaudeに書かせます。Claude自身が最初の答えの最後で「Claudeに画像生成用のプロンプトを作らせると品質が上がります」と勧めていたやり方です。

⑨ ほかの画像AIへ渡す指示文

会社のブログの見出し画像を画像生成AIで作りたいと考えています。内容は[在宅勤務の机まわりを整えるコツ]です。ChatGPTとGeminiの画像生成にそのまま貼れる指示文を、日本語と英語で3案ずつ作ってください。仕上がりは写真のようにします。人の顔は写さず、画像の中に文字は入れない条件にしてください

Claudeが答えの中で挙げた例は、Midjourney用の英語の指示文を3案作らせるものでした。それをChatGPTとGeminiにも使える形へ広げたのが⑨です。顔と文字を外す条件を先に入れておくと、あとで使えない絵が出にくくなります。どの案がよかったかを伝えれば、次の3案をその方向へ寄せてもらえます。

⑩ 写真の雰囲気を言葉にする

添付した写真の雰囲気を、画像生成AIに渡せる文にしてください。光の向き・色味・時間帯・構図・写した距離をそれぞれ1行で書き、最後に全部をまとめた英語の指示文を1つ付けてください

Claudeは画像を作れませんが、画像を読むことはできます。AInformationが9月25日に出したClaudeに画像を送って読ませた検証では、13.9秒で中身を読み取りました。気に入った写真の雰囲気を言葉にしてもらえば、その文を画像AIへ渡して近い絵を作れます。

10本をどう使い分けるかは、作りたい絵で決まります。下の早見表のように、写真風の画像だけはClaudeの外で作るのが近道です。

作りたい絵ごとの頼み先。作りたいもの。頼み方。アイコンや簡単な絵。SVGで描かせる。68.9秒で返った。図解やフローチャート。Mermaidで描かせる。文章の指示で直せる。数字のグラフ。Pythonで作図。PNGで書き出せる。写真のような画像。画像AIへ回す。指示文はClaudeが書く。写真風だけはClaudeの外で作る。AInformation編集部が作ったイラスト図解(状況→目安の早見表)
作りたい絵ごとの頼み先

Claudeに画像を作れるか聞くと24.3秒で6つの方法が返った

そもそもClaude自身は、画像づくりで何ができると考えているのか。9月26日の朝にClaudeへ次の文を送りました。これが、この記事で実際に投げた2本目のプロンプトです。

Claudeで画像を生成できますか?できない場合、Claudeで絵や図を作る方法を具体的に教えてください

答えは24.3秒で返り、長さは1,027字でした。最初の1文は「Claude自体は写真風・イラスト風の画像(ラスター画像)を生成できません」です。続けて、コードを書いて描くことはできると説明して次の6つの方法を挙げました。

  1. チャットの中にそのまま図解を表示する(フローチャート・構成図・比較図)
  2. SVGでイラストやアイコンを描く(拡大しても劣化しない)
  3. 数字を渡してグラフにする(Pythonで作図してPNGで書き出せる)
  4. Mermaidで図を作る(フローチャート・ガントチャートなど)
  5. 「Claude Design」でチラシや画面の見本を作る
  6. PowerPointの中に図形で図解を作る

6つのうち、この記事で実際に試したのは2つ目のSVGだけです。5つ目のClaude Designと6つ目のPowerPointは、Claudeがそう答えたという段階で止まっています。使えるプランや細かい手順は、この調べでは分かりません。

この朝にClaudeへ投げた3本の結果を、下の表にまとめました。いちばん時間がかかったのはSVGのうさぎで、質問に答えるだけの2本の倍以上かかっています。

9月26日の朝にClaudeへ投げた3本の実測

Claudeに送った文 答えが出るまで 答えの長さ 返ってきたもの
画像を生成できるか 24.3秒 1,027字 写真風は作れない・6つの方法
うさぎをSVGで描いて 68.9秒 2,205字 31個の部品でできたSVG
画像ならどれに課金すべきか 30.4秒 876字 Geminiを推しClaudeを最下位に
(ChatGPTに同じ質問) ― ― 入力欄が出ず答えを取れなかった
データ:AInformation調べ(2026年9月26日7時台にブラウザで実測) / 制作:AInformation

写真やリアルなイラストについて、Claudeは答えの最後で「Midjourney、Adobe Firefly、ChatGPT(画像生成)などの画像生成AIを使ってください」と書いていました。自分で作ろうとせず、ほかのAIへはっきり回しています。Anthropicの公式ヘルプにも「Claudeは画像を生成できますか?」という項目が用意されています。

Claudeの答えをまとめると、Claudeに頼めるのはコードで描ける絵と図までです。ここを取り違えて写真風の画像を待っても、Claudeからは出てきません。

Claudeで作れる絵と作れない絵。Claude。コードで描く。できる。SVGでイラストとアイコン。Mermaidで図解とフロー。Pythonでグラフを作図。チャット内に図解を表示。できない。写真のような画像。リアルな絵柄のイラスト。写真風は画像AIへ渡す文を作らせる。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
Claudeで作れる絵と作れない絵

Claudeで出なかった絵と崩れた所は4つ

うさぎのSVGはきれいに描けていましたが、頼んだとおりに出なかった所もあります。Claudeの答えと今回の実測をあわせると、出なかったもの・崩れたものは次の4つです。

写真のような画像は出ない

いちばん大きいのはこれです。Claude自身が「写真風・イラスト風の画像(ラスター画像)を生成できません」と答えています。答えのとおりなら、写真のような人物や風景や商品の画像はClaudeからは出てきません。

リアルな絵柄のイラストも出ない

写真だけでなく、絵の具で描いたような細かいイラストも同じです。Claudeは答えの最後で、写真やリアルなイラストが必要な場合はほかの画像生成AIを使うように書いていました。SVGで描けるのは、円や線を組み合わせた平たい絵までと考えてください。

「見上げている」ポーズが絵に出なかった

うさぎのSVGには、Claudeが「夜空の満月を、うさぎがお団子とすすきの横で見上げている構図です」という説明を添えていました。ところが開いてみると、うさぎの顔はまっすぐ横を向いています。目は頭の真ん中の高さにあり、顔の先にあるのは右上の月ではなく右隣のお団子です。

説明の文と絵が食い違ったのは、今回の実測でいちばん期待外れだった点です。ポーズや視線は、説明に書いてあっても絵に出ていないことがあります。説明の文だけで判断せず、開いて自分の目で確かめる手間は省けません。

足と鼻と口が描かれていない

31個の部品の中に、うさぎの足と鼻と口はありませんでした。顔にあるのは黒い目1つとピンクの頬1つだけです。頼んだのが「シンプルなSVG」なので、省かれたこと自体はおかしくありません。細かいところまで要るときは、足や表情も文の中で指定する必要があります。

ここまでの実測とClaudeの答えから、Claudeで作れる絵と作れない絵を表にまとめました。△は2通りあります。作れるとClaudeが答えたのに今回は確かめられなかったものと、頼んでも絵に出なかったものです。

Claudeで作れる絵と作れない絵の○×表

作りたいもの Claudeで 作り方と根拠
シンプルなイラスト ○ SVG(うさぎは68.9秒で返った)
アイコン・ロゴ案 ○ SVG(Claudeの答え)
図解・フローチャート ○ チャット内の図やMermaid(Claudeの答え)
数字のグラフ ○ Pythonで作図してPNG(Claudeの答え)
動く絵・スライド1枚 ○ HTMLとCSSのコード(今回は未検証)
チラシ・画面の見本 △ Claude Design(Claudeの答え・未検証)
細かいポーズや視線 △ 「見上げている」は絵に出なかった
写真のような画像 × Claude自身が「生成できません」と回答
リアルな絵柄のイラスト × 画像AIへ渡す指示文を作らせる
データ:AInformation調べ(2026年9月26日の実測とClaudeの答えから) / 制作:AInformation

うまく出ないときにClaudeへ足す指示5つ

SVGで思った絵が出ないときは、頼む文に次の5つを足します。どれも今回のうさぎで足りなかった所から考えたもので、足したあとの結果まではまだ試していません。

向きと視線を角度で書く

「見上げている」の一言では、今回のように顔が横を向いたままでした。「頭を右上へ20度ほど傾け、目は月のほうへ向けて」のように、向きと角度まで書きます。

ほしい部品を名指しする

足や鼻や口のように、ほしい部品を並べて書くのがコツです。「前足を2本、鼻は小さな三角、口はYの字の線で」と書けば、Claudeが省く余地が減ります。

色の数を先に決める

今回は色を指定しなかったので、13色が使われていました。「色は5色まで」のように先に決めておくと、何枚か作ったときに見た目をそろえやすくなります。

直すときは部品の場所を指す

全部を描き直させると、気に入っていた所まで変わってしまうかもしれません。「うさぎの頭の円だけ、少し上へずらして」のように、直したい部品を指して頼みます。色だけなら、コードの色の番号を自分で書き換えるのがいちばん早い方法です。

最後に絵を開いて確かめる

Claudeの説明の文は、絵の中身と合っていないことがあります。返ってきたら必ずブラウザで開き、頼んだものがそろっているかを目で見てください。

Claudeの画像づくりで避けたい4つ。写真風をClaudeに頼む。画像のためだけにPro契約。ポーズを一言で済ます。説明だけ読んで開かない。図とアイコンはSVGで頼む。返ってきたら必ず開いて確かめる。AInformation編集部が作ったイラスト図解(やってはいけない×の並び)
Claudeの画像づくりで避けたい4つ

画像づくりでClaude・ChatGPT・Geminiのどれが負けるか

画像を作るのが目的なら、3つの中でいちばん向いていないのはClaudeです。これはAInformationの見立てではなく、Claude自身の答えです。

9月26日の朝にClaudeへ「画像を作るのが目的なら、Claude・ChatGPT・Geminiのどれに課金すべきですか。それぞれの月額を日本円で書き、いちばん向いていないものを1つ名指ししてください」と送りました。Claudeはウェブを検索したうえで、30.4秒で876字の答えを返しました。

答えの最初は「画像目的ならGemini(Google AI Pro)がおすすめです。いちばん向いていないのはClaudeです」でした。作った会社のAIが、自分を名指しで最下位に置いたことになります。理由は「写真やイラストを生成する画像生成モデルを持っていないため」でした。次点はChatGPTで、会話や資料づくりもまとめてこなしたい人向けとしています。

ChatGPTにも同じ質問を送ろうとしたが答えを取れなかった

同じ朝、ChatGPTにも「Claudeで画像を生成できますか?」と同じ質問を送る予定でした。ところがChatGPTの画面に入力欄が出ず、答えを取ることができなかったのです。ログインが切れていたか、読み込みが遅かったとみられます。ChatGPTがClaudeの画像機能を正しく知っているかどうかは、この調べでは分かりません。

Claudeが答えた料金は4つのうち1つが食い違った

Claudeが答えた月額を、AInformationのAIツールデータベースの記録と突き合わせました。データベースは各社の公式の料金ページを直接見て集めたもので、最新の更新は2026年9月21日です。

Claudeが答えた月額とAInformationの記録

プラン Claudeの答え AInformationの記録 合っていたか
Gemini(Google AI Plus) 月1,200円 月725円 × 475円高く答えた
Gemini(Google AI Pro) 月2,900円 月2,900円 ○
ChatGPT Plus 月3,000円 月3,000円 ○
Claude Pro 月約3,480円(税込みの目安) 月22ドル(3,463円) ○ ほぼ合う
データ:AInformation調べ(AIツールデータベース・2026年9月16日〜21日に公式ページで確認) / 制作:AInformation

合っていたのは、GeminiのGoogle AI Proの2,900円とChatGPT Plusの3,000円です。Claude Proは消費税10%込みで1ドル158円として約3,480円と答え、記録の22ドルとほぼ合っていました。9月26日の為替は1ドル158.69円なので、古いレートのまま止まってもいません。

食い違ったのはGeminiのGoogle AI Plusです。Claudeは月1,200円と答えましたが、AInformationが公式のGoogle AIプランのページで確かめた額は月725円でした。Claudeが答えの中でこの額の出どころとして示していたのは、Googleの公式ではない解説サイトでした。料金をAIに聞いたときは、出てきた額を公式のページで確かめる手間が要ります。

GoogleのGoogle AIプランのページの画面。Google AI Plusなどのプランが日本円の月額で並んでいる
Google公式のGoogle AIプランのページ。Plusは日本円の月額で出る 出典:one.google.com(2026年9月26日時点の画面)

3つのAIを画像づくりの項目で並べると

写真風の画像・日本語の文字・直しやすさ・図解とグラフ・月額の5つの項目で、3つのAIを並べました。○×は今回の実測とClaudeの答え、AInformationのデータベースから付けています。ChatGPTとGeminiには今回は画像を作らせていないので、確かめていない所は「未確認」としました。

画像づくりでClaude・ChatGPT・Geminiを比べる

項目 Claude ChatGPT Gemini 根拠
写真のような画像 × 作れない ○ 作れる ○ 作れる Claudeの答え
日本語の文字入り画像 △ SVGなら文字で入る 未確認 ○ 強いと推された Claudeの答え
あとから自分で直せるか ○ コードを書き換える 未確認 未確認 今回の実測
図解・グラフ ○ MermaidやPython 未確認 未確認 Claudeの答え
日本円で払える最安の月額 × ドル建て3,463円 ○ 1,400円 ○ 725円 AIツールDB
画像目的の順位 3位・向いていない 2位・次点 1位・おすすめ Claudeの答え
データ:AInformation調べ(2026年9月26日の実測・Claudeの答え・AIツールデータベース) / 制作:AInformation

Claudeが負けるのは、写真風の画像と日本円で払える安さの2つでした。逆にClaudeのほうが強い所も2つあります。コードで返るのであとから自分で直せる点と、図解やグラフをそのまま作れる点です。絵を描かせる相手としてではなく図を組み立てる相手としてなら、Claudeを外す理由はありません。

画像を作るならClaudeかGeminiか。Claude。Gemini。写真風の画像。× 作れない。○ 作れる。最安の月額。3,463円(Pro)。725円(Plus)。日本円払い。× ドル建て。○ 円で払える。Claude自身も画像ならGeminiと答えた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(2本の対決(実アイコン大+◎△))
画像を作るならClaudeかGeminiか

Claude Proは月3,463円で画像AI77本の中央値より1,574円高い

画像のためにClaudeへ払うと、毎月いくら多くかかるのか。AInformationのAIツールデータベースで、画像を作れるAI77本の料金と並べました。

Claude Proの月額は22ドルで、日本円では払えません。ドル建てなので、日本円の額は為替で毎月変わります。データベースを更新した9月21日の1ドル157.4円では3,463円でした。9月26日の1ドル158.69円で計算し直すと、約3,491円になります。

画像を作れる77本の月額の中央値は1,889円です。Claude Proはこれより1,574円高くなります。日本円で払えるGeminiのGoogle AI Plusは月725円なので、差は2,738円です。1年続けると差は3万円を超えます。

画像のために払う月額を並べる

Claude Pro(ドル建て) 3,463円
ChatGPT Plus 3,000円
Gemini(Google AI Pro) 2,900円
画像AI77本の中央値 1,889円
円で払える画像AI22本の中央値 1,375円
Gemini(Google AI Plus) 725円
データ:AInformation調べ(AIツールデータベース・2026年9月21日時点・1ドル157.4円で換算) / 制作:AInformation

Claude Proを年払いにすると220ドルで、月あたりに直すと約18ドルまで下がります。それでも、画像を作るためだけに払う額としては77本の中央値より高いままです。月725円のGoogle AI Plusでどこまで頼めるかは、月725円のGeminiで店への電話を頼めるか試した記事でも確かめています。

日本円で払える画像AIは22本

77本のうち、日本円で払えるのは22本(29%)でした。日本円で払えるものに絞ると月額の中央値は1,375円で、ドルで払うものの中央値は2,359円です。ドル建てのClaudeは、円安に動くほど請求額が増える側に入ります。

Claude Proが割高に見えるのは、画像のためだけに払った場合です。文章やコードや資料づくりにもClaudeを使っているなら、話は別です。画像のために払い足す額として比べるなら、ClaudeよりGeminiや画像AIのほうが安く済みます。

Claudeの公式料金ページの画面。FreeやProなどのプランの月額がドルで並んでいる
Claude公式の料金ページ。Proの月額はドルで表示される 出典:anthropic.com(2026年9月26日時点の画面)

無料で画像を作るなら画像AI77本のうち37本から選べる

お金をかけずに画像を作りたいなら、選べる相手はかなり多くあります。画像を作れる77本のうち、37本(48%)は料金ページに0円のプランがありました。AIツール全体の493本で見ても、無料で始められるのは47.5%です。

画像・動画・音楽・音声のどれかを作る160本に広げると、無料で始められるのは83本です。有料のプランしかない43本の月額の中央値は2,204円でした。

Claudeにも無料のプランがあります。AInformationは9月16日に、公式の料金ページで0円のプランがあることを確かめました。SVGのコードはただの文字なので、無料プランでも頼み方は変わりません。ただし無料プランで何回まで頼めるかや、今回と同じ速さで返るかは試していません。

写真風の画像を無料で作りたいなら、Claudeに⑨の指示文を書かせて無料の画像AIへ渡すのがいちばん安く済みます。指示文を書くだけなら、Claudeの無料プランでも頼めます。図解とアイコンはClaudeのSVGで作り、写真風は画像AIに任せる分け方がお金のかからない使い方です。

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

Claudeは画像を作るAIではなく、図を組み立てるコードを書くAIだと割り切ると迷いません。うさぎのSVGは部品31個の平たい絵でしたが、資料の挿し絵なら十分使えます。一方で「見上げている」と説明しながら顔は横を向いたままでした。説明の文をうのみにせず、開いて確かめる一手間は省けません。写真風の画像が要るなら、Claudeに指示文を書かせて画像AIへ渡すのがいちばん安く済みます。画像のためだけにClaude Proへ払うのはおすすめしません。

よくある質問
Claudeで画像生成はできますか?
写真のような画像は作れません。2026年9月26日にClaude自身へ聞くと「写真風・イラスト風の画像(ラスター画像)を生成できません」と答えました。代わりにSVGやMermaidやPythonのコードで、イラスト・図解・グラフを描けます。お月見のうさぎをSVGで頼んだところ、68.9秒で31個の部品でできた絵が返ってきました。
Claudeが返したSVGはどうやって画像にしますか?
コードをメモ帳などに貼り、名前の最後を「.svg」にして保存します。そのファイルをブラウザで開けば絵として表示されます。AInformationもこの手順で開きました。画像のファイルが要るときは、ブラウザに出た絵をスクリーンショットで切り取るのが手軽です。
画像を作るためにClaude Proへ課金すべきですか?
画像のためだけならおすすめしません。Claude自身も「いちばん向いていないのはClaude」と答えました。Claude Proは月22ドルで、9月21日の為替で3,463円です。画像も作れるGeminiのGoogle AI Plusは日本円で月725円でした。
写真のような画像が必要なときはどうすればいいですか?
ChatGPTやGeminiなどの画像生成AIを使い、渡す指示文をClaudeに書かせます。Claude自身も答えの中でこのやり方を勧めていました。記事の⑨のプロンプトを使うと、日本語と英語の指示文を3案ずつ作れます。顔や文字を入れない条件も一緒に書いておきます。
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