CoeFontの料金は4プランです。有料のStandardは登録から6か月が月3,300円で、7か月目から月4,400円になります(税込み)。無料のFreeは非商用利用向けで、読み上げは月800文字までです。読み上げAI6本の早見表とClaudeに料金を聞いた結果も載せました。
- CoeFontの料金は4プランで、Freeは0円・Standardは月3,300円・Plusは月55,000円・Enterpriseは問い合わせ(額は税込み)
- Standardの3,300円は登録から6か月だけの特別価格で、7か月目から月4,400円に上がる
- Standardを1年続けた合計は46,200円で、3,300円×12か月の39,600円より6,600円多い
- 無料のFreeは「非商用利用向け」で、読み上げは月800文字・1プロジェクトまで
- 1文字あたりは音読さんのほうがCoeFontより約10倍安く、自分の声を0円から作れるのはCoeFontのほう
- Claudeに料金を聞くとStandardを3,300円とだけ答え、7か月目からの4,400円が抜けていた
CoeFontの料金は4プランで有料のStandardは月3,300円から始まる
CoeFontの料金プランは、Free・Standard・Plus・Enterpriseの4つです。0円で使えるのはFreeだけで、有料でいちばん安いStandardは月3,300円から始まります。
AInformationのAIツールデータベースは、2026年9月28日にCoeFontの公式の料金ページを開いて4プランの中身を控えました。StandardとPlusの額には「(税込)」と書かれていて、消費税はもう入っています。

下の表は、料金ページに並んでいた4プランを税込みの円と中身でまとめたものです。読み上げの文字数は、どれも1か月ごとの上限です。
CoeFontの4プランの料金と中身(税込み)
| プラン | 月額(税込み) | 毎月の読み上げ | CoeFont通訳 | ほかの中身 |
|---|---|---|---|---|
| Free(非商用利用向け) | 0円 | 800文字・1プロジェクト | 月20分 | Web録音から自分のAI音声を作れる |
| Standard(個人向け) | 登録から6か月は3,300円・7か月目から4,400円 | 80,000文字・プロジェクト無制限 | 月5時間 | Web録音から自分のAI音声を作れる |
| Plus(小規模組織向け) | 55,000円 | 1,000,000文字・プロジェクト無制限 | 月8時間 | 読み上げのAPI・5人まで・データは初めからAIの学習に使われない |
| Enterprise(大規模組織向け) | 問い合わせ | スケーラブル | スケーラブル | 既存の動画・音声から声を作れる(年間契約のみ・別料金)・人数無制限・SSO |
読み上げとCoeFont通訳が1つのプランに入っている
CoeFontの料金は、文字を声にする読み上げと話した言葉を訳すCoeFont通訳をまとめた形です。料金ページの見出しにも「CoeFont通訳とテキスト読み上げ(TTS)」と並べて書かれています。読み上げだけを使いたい人も、通訳の時間が付いたプランを選ぶことになります。
Standardなら、読み上げが月80,000文字でCoeFont通訳が月5時間です。Plusは読み上げが月1,000,000文字で、通訳は月8時間に増えます。Freeは読み上げが月800文字で、通訳は月20分でした。
Plusは5人まで使えて読み上げのAPIも付く
Plusは小規模組織向けのプランで、月55,000円です。5人まで組織で使えて、たくさんの音声をまとめて作るためのAPIも使えます。料金ページには「お客様のデータはデフォルトでAIトレーニングから除外されます」とも書かれていました。
Enterpriseは「お問い合わせ」で、料金ページに額が載っていません。読み上げの文字数も通訳の時間も「スケーラブル」とだけあり、上限の数字がありません。利用人数は無制限で、SSO(シングルサインオン)にも対応します。
CoeFontの料金と向いている使い方は、AIツールデータベースのCoeFontのページにもまとめています。
CoeFontのStandardは7か月目から月4,400円に上がる
料金ページでStandardの欄に大きく出ている額は「¥3,300/月※2」です。この3,300円は、登録してから6か月だけの特別価格でした。
※2の注記には、登録すると自動で「6ヶ月間特別価格 【月額利用料:合計 3,300円(税込)】」になると書かれています。その後は「利用料 【月額利用料:合計 4,400円(税込)】が発生し」とあり、7か月目からは月4,400円です。それまでより毎月1,100円多く払う形になります。


4,400円はページの下の注記にしか出てこない
AInformationが控えた料金ページの文字を上から読むと、4,400円が出てくるのはページの下にある注記の1か所だけでした。プランのカードにあるのは3,300円と「※2」の印です。カードの額だけを見て申し込むと、7か月目に請求が増えて驚くかもしれません。
AIツールデータベースでは、CoeFontの月額を4,400円で載せています。特別価格が終わったあとに払い続ける額のほうを基準にしているためです。ClaudeにCoeFontの料金を聞いたときも調べる途中で「情報源によってStandard月3,300円、または月4,400円からとあります」と迷っていました。どちらも公式の額で、違いは登録から何か月目かだけです。
特別価格がいつまでの企画かは料金ページに無い
この6か月の特別価格を、いつ申し込んだ人まで受けられるのかは料金ページに書かれていません。控えた文字には始まった日も終わる日もありませんでした。申し込む日によって条件が変わる可能性もあるので、登録の直前に注記をもう一度読んでおくと安心です。
年払いの額も料金ページにはありません。Standardの欄にあるのは月額だけで、AInformationの控えで確かめられたのは毎月払う形だけでした。年払いで安くする方法は、少なくとも料金ページからは見つかりませんでした。
CoeFontのStandardを1年続けると合計46,200円になる
Standardを1年続けたときに払う合計は46,200円です。最初の6か月が3,300円×6で19,800円、7か月目から12か月目が4,400円×6で26,400円になります。

月3,300円のまま1年続くと思って計算すると、3,300円×12か月で39,600円です。実際の46,200円とは6,600円の差が出ます。1年分の予算を組むときは、6か月目までと7か月目からの2つの額で見積もってください。
2年目からは毎月4,400円で年52,800円
特別価格は最初の6か月だけなので、2年目は12か月とも4,400円です。1年分で52,800円になり、1年目の46,200円より6,600円多くかかります。2年続けたときの合計は99,000円です。
動画の読み上げを毎月作る人なら、2年目以降の52,800円が毎年の基本の費用になります。最初の年の46,200円を基準にすると、2年目に予算が足りなくなるので気をつけてください。
解約するまで毎月の請求は止まらない
注記には「お客様が解約するまで、サブスクリプションは毎月自動更新されます」とあります。読み上げを使わない月があっても、解約の手続きをしない限り毎月の請求は続きます。
解約の手順や締め日は、AInformationが控えた料金ページには書かれていませんでした。使い残した文字数を翌月へ繰り越せるかどうかも、料金ページからは分かりません。動画を作る時期だけ使いたい人は、作り終えた月に自分で止めるつもりで申し込むと無駄が出ません。
CoeFontの無料プランは月800文字までで非商用利用向け
CoeFontのFreeは0円で、AI音声での読み上げを月800文字まで作れます。使えるプロジェクトは1つだけです。料金ページのFreeの欄には「非商用利用向け」と書かれています。
Freeでも、Web録音から自分のカスタムAI音声を作る機能は使えます。CoeFont通訳は月20分までです。メンバーは1人だけで、組織で分けて使う作りにはなっていません。
800文字を使ったあとは数種類の無料の声だけになる
料金ページの注記※1には「800文字以上を使用した後は、数種類の無料音声がお使いいただけます」とあります。800文字を超えたあとに使えるのは、数種類の無料の声に限られる書き方です。料金ページの見出しには「声優を含む10,000種類以上のAI音声」とあるので、選べる声の幅は大きく狭まります。
800文字のあとに何文字まで作れるのかは、料金ページに書かれていません。800文字が何分の音声になるかの目安も公式には出ていないので、この記事では分に直していません。Freeは短い原稿で声の出来を確かめる使い方に向いています。
Freeを仕事に使えるかは料金ページだけでは決められない
Freeの商用利用について、料金ページにある言葉は「非商用利用向け」の一文だけです。どこからが商用にあたるのかの線引きは書かれていません。利用規約は今回の控えに入っておらず、AInformationでは確かめていない部分です。
料金ページで「非商用利用向け」と断っているのはFreeだけで、Standard・Plus・Enterpriseの欄にこの断りはありません。仕事の納品物や収益化した動画に使うかもしれない人は、Freeのまま使い始める前に利用規約を読んでおくのが確実です。
CoeFontのクレジット表記とAI学習の扱いは料金ページで読み切れない
CoeFontで作った声を動画に使うとき、気になるのがクレジット表記です。料金ページの比較表の下には、「Voiced by coefont.cloud」の表記という1行があります。

ただ、この行がどのプランに付く決まりなのかは、AInformationが控えた料金ページの文字からは読み切れませんでした。控えた文字では、この行のそばにプランの名前も印も残っていないためです。クレジット表記が要るかどうかは、申し込む前に料金ページの比較表を画面で見て確かめてください。
比べる相手の音読さんは、ベーシック・バリュー・プレミアムの3プランすべてに「クレジット表記 不要」と書いています。表記の決まりがプランの欄に文字で出ている点では、音読さんのほうが分かりやすい作りです。
データがAIの学習に使われないと書かれているのはPlusから
料金ページで「お客様のデータはデフォルトでAIトレーニングから除外されます」と書かれているのは、PlusとEnterpriseの欄だけでした。FreeとStandardの欄には、この一文がありません。
FreeやStandardで入れた原稿や録音した声がAIの学習に使われるかどうかは、料金ページからは分かりません。社外に出せない原稿を読み上げさせる会社は、プライバシーポリシーと利用規約を先に読んでおくのが安全です。
100万文字を超えた分は1文字0.05円
料金ページの注記には「100万文字以降は1文字 0.05円」とも書かれています。100万文字はPlusの毎月の読み上げの枠と同じ数です。Standardの80,000文字を超えた分を1文字いくらで足せるのかは、料金ページに書かれていませんでした。
CoeFontなら自分の声のAI音声をFreeの0円から作れる
CoeFontのFree・Standard・Plusの欄には、どれも「Web録音からカスタムAI音声を作成」と書かれています。Webで自分の声を録音すれば、自分の声のAI音声を0円のFreeから作れる作りです。
ただし、すでにある動画や音声から声を作れるのはEnterpriseだけです。注記の※3には「Enterpriseプランの年間契約者のみ。また、別途料金がかかります。お問い合わせください。」とあります。昔の動画や配信の音声を渡して声を作りたい人は、個人向けのStandardではできません。
ElevenLabsは声の複製が月6ドルのスターターから
海外の読み上げAIのElevenLabsは、無料プランでは声を複製できません。2026年9月28日に控えた料金ページでは、商用ライセンスとインスタントボイスクローンが付くのは月6ドルのスターターからでした。

6ドルはツールデータベースの1ドル157.52円で直すと945円です。10月3日朝の為替は1ドル157.92円で、ほとんど動いていません。ElevenLabsの料金ページには、価格に税金が含まれていないとも書かれています。
0円で自分の声を作るところまで試せる点では、CoeFontのほうがElevenLabsより始めやすい作りです。一方で商用ライセンスという言葉を料金表に書いているのはElevenLabsのほうで、CoeFontの有料プランの欄に商用という言葉はありません。ElevenLabsの声の複製の細かい条件は、ElevenLabsのボイスクローンを調べた記事に詳しく書いています。
声を失うかもしれない人には無料で提供している
CoeFontの料金ページには、声帯の摘出手術やALSなどの病気で声を失う可能性がある人へサービスを無料で提供する案内も載っています。先に自分の声を録っておけば、声を失ったあとも文字の入力で自分の声のAI音声を使えるという説明です。申し込みの方法は、料金ページから専用のページへ案内されています。
CoeFontと読み上げAI6本の料金と無料と商用を早見表で比べる
CoeFontが高いのか安いのかは、ほかの読み上げAIと並べると分かります。AInformationのAIツールデータベースには、音声・ナレーションに使えるAIが47本入っています。そのうち無料のプランがあるのは25本(53%)で、日本円で払えるのは8本(17%)でした。
47本のうち額が出ているものの月額の中央値は3,465円です。日本円で払えるものだけなら中央値は1,450円で、ドル建てのものは3,858円でした。CoeFontのStandardの4,400円は、全体の中央値より高い側に入ります。
ツールデータベースで分類が音声のツールは19本あり、そのうち日本円で払えるのは音読さんとCoeFontの2本だけでした。ほかの17本はドル建てか、ツールデータベースに円の額が入っていないものです。
47本の中から、無料で作れる量か商用の条件が公式のページで読み取れた5本を選びました。CoeFontと合わせた6本の早見表がこちらです。額と条件は2026年9月28日に各社の公式ページで控えたものです。
読み上げAI6本の料金と無料と商用の早見表
| ツール | 有料の月額 | 無料で作れる量 | 商用利用とクレジット表記 | 自分の声を作れるか |
|---|---|---|---|---|
| CoeFont | Standardは6か月3,300円→4,400円・Plusは55,000円(税込み)・1年目の合計46,200円 | 月800文字・1プロジェクト(Free) | Freeは非商用利用向け・表記の決まりは料金ページで読み切れず | ○ FreeからWeb録音で作れる(既存の音声からはEnterpriseのみ) |
| 音読さん | ベーシック1,078円で20万字・バリュー2,178円で45万字・プレミアム3,278円で100万字(税込み) | 料金ページに無料の記載なし | ○ 商用利用OK・表記は3プランとも不要 | 料金ページに記載なし |
| ElevenLabs | スターター6ドル=945円(税別) | 月10kクレジット・プロジェクト3つ | スターターから商用ライセンス | ○ スターターからインスタントボイスクローン |
| VOICEVOX | 0円(パソコンに入れるソフト) | 文字数の上限の記載なし | ○ 商用・非商用問わず無料(キャラクターごとの規約に従う) | 公式サイトに記載なし |
| TTSMaker | 0円(Proの額は控えに無い) | 週20,000文字 | ○ 読み上げた音声ファイルを商用利用できる | 記載なし |
| Voicemaker | Starter 5ドル=788円 | 月25kクレジット・1回250文字まで | 有料プランから商用利用の権利 | △ Starterから5つまで |
音読さんは月1,078円で20万字を読み上げられる
日本円で払える読み上げ専用のAIで、CoeFontと並ぶのが音読さんです。ベーシックは月1,078円(税込み)で、毎月20万字を読み上げられます。バリューは月2,178円で45万字、プレミアムは月3,278円で100万字です。

料金ページには「商用利用OK」として、読み上げた音声ファイルを自分のサービスで使ってよいと書かれています。クレジット表記は3プランとも「不要」でした。料金ページに無料のプランは無く、ツールデータベースでも無料なしとしています。音読さんの料金ページには、自分の声を作る機能の記載もありませんでした。
ドル建ての2本は為替で請求が変わる
ElevenLabsとVoicemakerはドル建てです。ElevenLabsのスターターは月6ドルで、ツールデータベースの換算では945円になります。Voicemakerの有料でいちばん安いStarterは月5ドルで、換算すると788円です。

Voicemakerの無料は月25kクレジットで、1回に変換できるのは250文字までです。商用利用の権利は有料プランから付きます。料金表では、声の複製(Voice cloning)もStarterから5つまで使えると書かれていました。ドル建ての2本は、円安が進むほど請求額が上がる点に気をつけてください。
0円で商用に使える読み上げAIはVOICEVOXとTTSMakerの2本
6本のうち、0円のまま商用に使えると公式に書いているのはVOICEVOXとTTSMakerの2本です。VOICEVOXの公式サイトには「商用・非商用問わず無料」とあります。細かい条件は声のキャラクターごとの利用規約に従う決まりで、WindowsとMacとLinuxで動くソフトです。

TTSMakerは無料で週20,000文字まで読み上げられます。サイトには、読み上げた音声ファイルをダウンロードして商用利用できると書かれています。ツールデータベースでは登録なしで日本語の読み上げを作れるツールとして載せていて、ソフトを入れたくない人にはTTSMakerのほうが手軽です。

0円の2本には自分の声を作る機能の記載が無い
VOICEVOXとTTSMakerは、どちらもCoeFontのように自分の声を作る機能が控えたページに書かれていませんでした。控えたページで選べるのは、用意された声の一覧でした。VOICEVOXのクレジット表記の決まりはキャラクターごとの利用規約にあり、この記事では確かめていません。
0円で商用に使えるといっても、声のキャラクターの規約を読まずに使うのは危なっかしいところです。VOICEVOXで動画を作る人は、使う声のキャラクターの利用規約を1つずつ開いて表記の決まりを確かめてから公開してください。
1文字あたりは音読さんのほうがCoeFontより約10倍安い
月額は文字数の枠がばらばらなので、1文字あたりの値段にそろえて比べました。計算は税込みの月額を毎月の文字数で割っただけです。
CoeFontのStandardは、7か月目からの4,400円を80,000文字で割ると1文字0.055円です。音読さんのベーシックは1,078円を20万字で割って、1文字約0.0054円になりました。同じ1文字を読ませる値段は、音読さんのほうがCoeFontより約10倍安い計算です。どちらも毎月の枠を使い切ったときの値段で、使い残すほど1文字あたりは高くなります。
1万文字に直すと、CoeFontのStandardは550円で音読さんのベーシックは約54円です。最初の6か月の3,300円で計算しても、CoeFontは1文字約0.041円で音読さんより高いことは変わりません。
Plusに上げても1文字の値段は下がらない
CoeFontのPlusは月55,000円で1,000,000文字なので、1文字はStandardと同じ0.055円です。たくさん使う人向けのプランでも、1文字の値段は安くなりません。Plusで増えるのは5人で使える枠とAPIと、データがAIの学習に使われない約束です。
同じ100万字を毎月読ませるなら、音読さんのプレミアムは月3,278円です。CoeFontのPlusは月55,000円なので、文字数だけを買うなら音読さんのほうがずっと安く済みます。
StandardとPlusの間のプランが無い
CoeFontでは、Standardの次がいきなりPlusです。月4,400円から月55,000円へ、12.5倍に跳ねます。読み上げの枠は80,000文字から1,000,000文字へ増えますが、その間を選べるプランはありません。
毎月10万文字だけ読ませたい人は、Standardでは足りずPlusでは余ってしまいます。Standardの80,000文字を超えた分を足す方法は料金ページに書かれていないので、その場合の値段は問い合わせて確かめるしかありません。音読さんはベーシック・バリュー・プレミアムの3段で、20万字・45万字・100万字と細かく選べます。
声の種類と自分の声はCoeFontのほうが上
安さでは音読さんに負けるCoeFontですが、声優を含む10,000種類以上のAI音声をうたっています。読み上げの枠とは別にCoeFont通訳の時間も付きます。原稿を声にするだけなら音読さんのほうが安く、声の種類や自分の声を求めるならCoeFontのほうが向いている結果でした。
ClaudeにCoeFontの料金を聞くと4,400円が出てこなかった
料金はAIに聞けばすぐ分かる、と考える人もいると思います。AInformationは2026年10月3日の朝7時半から、ChatGPTとClaudeへ同じ質問を送りました。「CoeFontの料金プランを全部、日本円で教えてください。無料プランでは毎月何文字まで作れて、商用利用はできますか?」という質問です。
ChatGPTは、こちらの画面に入力欄が出ず質問を送れませんでした。Standardを1年続けた合計を聞く2問目も同じで、ChatGPTの答えは1つも取れていません。なので今回は、ChatGPTとClaudeのどちらのほうが公式に近いかを比べることはできませんでした。

Claudeはウェブを検索してから、61.9秒で859字の答えを返しました。公式の料金ページと10項目で照らした結果がこちらです。
ClaudeのCoeFontの料金の答えを公式と10項目で照らす
| 聞いたこと | 公式の料金ページ | Claudeの答え | 判定 |
|---|---|---|---|
| プランの数 | 4つ(Free・Standard・Plus・Enterprise) | 4つ | ○ |
| Freeの月額 | 0円 | 0円 | ○ |
| Freeで作れる文字数 | 月800文字 | 800文字 | ○ |
| Freeのプロジェクト数 | 1つ | 1つ | ○ |
| Freeの商用利用 | 非商用利用向け | 不可 | ○ |
| Standardの月額 | 6か月は3,300円・7か月目から4,400円 | 3,300円 | × 4,400円を答えなかった |
| Standardの文字数 | 月80,000文字 | 80,000文字 | ○ |
| Plusの月額 | 55,000円 | 55,000円 | ○ |
| Plusの文字数 | 月1,000,000文字 | 1,000,000文字 | ○ |
| Enterpriseの額 | お問い合わせ | 要問い合わせ | ○ |
10項目のうち9つは公式と合っていました。プランが4つあることや、Freeが月800文字で1プロジェクトまでであることは正確です。抜けていたのはStandardの額で、Claudeは3,300円とだけ答えました。7か月目から4,400円になることは、答えのどこにも書かれていません。
料金ページに無い条件も答えに混ざっていた
Claudeの答えには、AInformationが控えた料金ページに無い話も入っていました。Freeは「YouTubeに広告が付いた時点で条件を外れます」という説明や、Plusの追加ユーザーが1人5,500円という額です。どちらもAInformationが控えた公式の料金ページには無く、確かめられませんでした。YouTubeの説明は、比較サイトのaipicksを出典にしていました。Claude自身も、表の円の額は「日本語圏ソースの円価格です」と断っています。
安い5本を聞くとElevenLabsの額を間違えた
Claudeには「日本語の読み上げAIで、CoeFontより安く商用利用できるサービスを5つ教えてください」とも聞きました。63.4秒で1,948字が返り、挙がったのは音読さん・にじボイス・ElevenLabs・VOICEVOX・AivisSpeechの5本です。
Claudeが挙げたCoeFontより安い5本を公式とツールDBで照らす
| Claudeが挙げたツール | Claudeの答え | 公式ページ・ツールDBの控え | 判定 |
|---|---|---|---|
| 音読さん | ベーシック1,078円で月20万文字・商用可・有料はクレジット表記不要 | 1,078円(税込み)で20万字・商用利用OK・表記は不要 | ○ 合っていた |
| にじボイス | ベーシック980円(文字数は答えず)・スタート490円で5,000文字 | ツールDBに入っていない | △ 確かめられない |
| ElevenLabs | スターター5ドル(約750円)で月30,000文字・商用可 | スターターは6ドル=945円(税別)で30kクレジット | × 額を間違えた |
| VOICEVOX | 0円・商用可(キャラクターごとの規約に従う) | 商用・非商用問わず無料・キャラクターごとの規約 | ○ 合っていた |
| AivisSpeech | 0円・商用可(モデルごとの規約に従う) | ツールDBに入っていない | △ 確かめられない |
音読さんとVOICEVOXは、額も条件も公式と合っていました。音読さんの月1,078円で20万字と、有料ならクレジット表記が要らないことも正確です。間違えたのはElevenLabsで、スターターを5ドル(約750円)と答えました。公式の料金ページは6ドルで、ツールデータベースの換算では945円です。5ドルを750円としているので、Claudeは1ドル150円で計算していました。
にじボイスとAivisSpeechは、AInformationのツールデータベースに入っていないので確かめられていません。ツールデータベースにある無料で商用に使えるTTSMakerは、5本に入っていませんでした。
CoeFontの基準の額と超過の値段も外れていた
2問目でもClaudeは比べる基準のCoeFontをStandardの月3,300円としました。調べる途中では4,400円の数字も見ていたのに、答えでは触れていません。文字数も「月あたり数万文字程度」とぼかしていて、公式の80,000文字は出てきませんでした。
もう1つ気になったのは「超過分は1文字0.05円の従量」という説明です。料金ページの0.05円は「100万文字以降」の値段で、Standardの80,000文字を超えた分の値段としては書かれていません。料金の数字は合っていても、どのプランの話かを取り違えると請求の見込みがずれます。
CoeFontと音読さんとVOICEVOXの選び方は自分の声が要るかで決まる

ここまでの数字を並べると、読み上げAIの選び方は2つの質問でほぼ決まります。自分の声や声の種類にこだわるかと、商用に使うかです。
自分の声のAI音声を0円で試したいなら、CoeFontのFreeが入口になります。月800文字までで非商用利用向けなので、仕事に使う前の試しと割り切るのが合っています。Freeから上げるなら、CoeFontのStandardは最初の6か月が月3,300円で7か月目から月4,400円です。1年目の合計の46,200円で予算を組んでおけば、7か月目に慌てずに済みます。
原稿をたくさん声にするだけなら、音読さんのほうが安く済みます。月1,078円で20万字を読み上げられ、商用に使えてクレジット表記も要りません。0円のまま商用で使いたい人は、VOICEVOXかTTSMakerが候補です。声の複製を安く始めたい人には、商用ライセンスが付くElevenLabsのスターター(月6ドル)が入口です。
音声・ナレーションの47本は、AIツールデータベースの「やりたいこと」で音声・ナレーションを選ぶと一覧で見られます。音読さんの料金と向いている使い方は、AIツールデータベースの音読さんのページにまとめています。
読み上げAIの料金は、月額より1文字あたりで比べると差がはっきり見えます。CoeFontのStandardは1文字0.055円で、音読さんのベーシックの約10倍です。それでもCoeFontを選ぶ理由は、自分の声を作れることと声の種類の多さにあると思います。気をつけたいのは3,300円が最初の6か月だけという点です。会社で使うなら7か月目からの4,400円で年の予算を組んでおくと、あとで慌てずに済みます。
- CoeFontは無料でどこまで使えますか?
- 読み上げは月800文字までで、プロジェクトは1つです。2026年9月28日に控えた料金ページでは、Freeは「非商用利用向け」でCoeFont通訳は月20分まででした。Web録音から自分のAI音声を作る機能はFreeでも使えます。800文字を使ったあとは、数種類の無料音声が使えると注記にあります。
- CoeFontのStandardは毎月いくらですか?
- 登録から6か月は月3,300円で、7か月目から月4,400円です(どちらも税込み)。料金ページの注記には、解約するまで毎月自動更新されると書かれています。1年続けると合計46,200円で、2年目は1年で52,800円になります。料金ページに年払いの額はありませんでした。
- CoeFontのFreeで作った音声は商用に使えますか?
- 料金ページではFreeは「非商用利用向け」とされています。どこからが商用にあたるかの線引きは料金ページに書かれていません。利用規約はこの記事では確かめていないので、仕事の納品物や収益化した動画に使う人は申し込む前に規約を読んでください。
- CoeFontと音読さんはどちらが安いですか?
- 1文字あたりでは音読さんのほうが安いです。音読さんのベーシックは月1,078円(税込み)で20万字なので、1文字約0.0054円です。CoeFontのStandardは7か月目から月4,400円で80,000文字なので1文字0.055円になり、約10倍の差があります。自分の声を作れるのはCoeFontのほうです。
