ChatGPTのGPTsは一覧から選ぶだけで使えますが、2026年12月11日に廃止されます。GPTの「Data Analyst」と普通の会話に同じ売上表で6問を聞くと、どちらも10項目すべて正解でした。グラフは普通の会話が29秒で描き、Data Analystは48.4秒で画像の札だけでした。
- ChatGPTのGPTsは一覧から選んで会話を始めるだけで使えます。2026年10月2日に一覧を開くと、いちばん上に「12月11日までに GPT をプラグインに移行してください」の案内が出ていました
- 同じ売上表で6問を聞くと、普通の会話は48.3秒で147字の答えを返しました。GPTの「Data Analyst」は46.5秒で159字です。どちらも10項目すべて正解でした
- 折れ線グラフを頼むと、普通の会話は29秒でグラフを会話の中に描きました。Data Analystは48.4秒で画像ファイルの札を1つ付けただけで、絵は画面に出ていません
- 表を付けた会話の続きで8月の売上を聞くと、21.4秒で「15600」と正しく答えました。新しい会話で同じ文を送ると、23.6秒で「確認できません。」と返っています
- GPTの会話でもパワーをInstantに下げられました。Instantは39.1秒で137字の答えを返し、10項目すべて正解でした
- 公式の移行FAQでは、カスタムGPTは2026年12月11日に廃止されます。作成画面は個人のChatGPT Plusでも開きましたが、公式は個人のアカウントでは新しいGPTを作れないと書いています
結論:Data Analystも普通の会話も10項目すべて正解しグラフだけ出方が違った
ChatGPTのGPTsは、指示や知識を足して作られたChatGPTです。一覧の画面は「指示や追加の知識、さまざまなスキルを自由に組み合わせたカスタム版 ChatGPT」と説明しています。日本語の画面では「GPT」と表示され、公式の移行FAQでは「カスタムGPT」とも呼ばれます。使う側は一覧から1つ選んで会話を始め、あとは普通の会話と同じように文を送るだけです。
AInformation編集部は2026年10月2日にChatGPT Plusのアカウントで、ChatGPTが作った公式のGPT「Data Analyst」を試しました。比べる相手はGPTを使わない普通の会話です。自作の売上表と同じ文を両方に送り、答えの正しさと秒数とグラフの出方を見ています。送信は全部で7回でした。
売上表を読んで答える6問では差が出ませんでした。普通の会話は48.3秒で147字、Data Analystは46.5秒で159字の答えを返しています。正解は10項目あり、どちらも10項目すべて合っていました。前の日に同じ文で測ったときも、2つとも全部正解です。
違いが出たのはグラフです。同じ文で折れ線グラフを頼むと、普通の会話は29秒で5本の線のグラフを会話の中に描きました。Data Analystは48.4秒で答えましたが、付いたのは画像ファイルの札が1つだけです。グラフの絵は画面に出ていません。

GPTsには期限もあります。公式の移行FAQによると、カスタムGPTは2026年12月11日に廃止されます。この日の一覧の画面にも、12月11日までにプラグインへ移行するよう求める案内が出ていました。今回の頼みごとは、普通の会話でも正しさは同じです。グラフは普通の会話のほうが、その場で画面に出ました。
ChatGPTでGPTsを使う手順は4つで入力欄は普通の会話と同じだ
GPTの一覧からData Analystを開き、売上表を付けてグラフを頼むまでを解説動画に録りました。
- GPTの一覧を開く。ブラウザで https://chatgpt.com/gpts を開くとGPTの一覧が出ます。今回はこのアドレスを直接開きました。
- 使うGPTを選んで「チャットを開始」を押す。Data Analystは一覧の「ChatGPT 作成」の欄にあります。押すと説明の画面が開くので、下の「チャットを開始」を押します。
- 入力欄の左の+からファイルを付ける。+を押すと「写真やファイルを追加」が出ます。付けたファイルは入力欄の上に小さく表示されます。
- 文を打って送る。答えは普通の会話と同じく、送った文の下に出ます。続けて聞くときは同じ会話の中で送ります。

上の画面が、2026年10月2日に開いたGPTの一覧です。いちばん上の枠には「12月11日までに GPT をプラグインに移行してください」とあり、右に「GPT を移行」のボタンが付いていました。枠の中には、未移行のGPTは12月11日を過ぎると利用できなくなるとも書かれています。
一覧でData Analystを押すと、説明の画面が開きます。作成者は「ChatGPT」で、機能の欄には「Code Interpreter とデータ分析」とありました。その下には「GPT は12月11日に廃止されます」という案内が出ます。この説明の画面は、解説動画の最初の場面に写っています。

会話の画面には、名前の下に「作成者: ChatGPT」と英語の説明文が出ます。説明文は「Drop in any files and I can help analyze and visualize your data.」です。ファイルを入れれば分析して図にするのを手伝う、という意味になります。入力欄の左下には「Data Analyst」の札が付き、右にはパワーの段の「中程度」が出ています。検証ではGPTのアドレス(https://chatgpt.com/g/g-HMNcP6w7d-data-analyst)を直接開いて送りました。

ファイルを付けると、入力欄の上に表の小さな絵と「uriage_2025」で始まるファイル名が出ます。下の「Data Analyst」の札は付いたままでした。送った売上表は、AInformation編集部が作った架空の会社のCSVです。2025年1〜12月の12行に、5つの商品と合計の列が並んでいます。
6問の集計は普通の会話が48.3秒でData Analystが46.5秒だった
最初に比べたのは、売上表を読んで答える6問です。普通の会話とData Analystのそれぞれで新しい会話を開き、同じ売上表を付けて次の文を送りました。2つの間で変えたのは、GPTを使うかどうかだけです。パワーはどちらも既定の中程度のままにしています。普通の会話の入力欄では、この段が英語で「Medium」と出ていました。
添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)を読んで、次の6つに答えてください。答えは①〜⑥の番号を付けて、数字と商品名だけを短く書いてください。
①12か月の売上の合計
②5つの商品それぞれの年間売上
③合計がいちばん多い月と、その月の合計
④四半期(1〜3月・4〜6月・7〜9月・10〜12月)のうち合計がいちばん多い四半期と、その合計
⑤12月の売上÷1月の売上がいちばん大きい商品と、その値(小数第2位まで)
⑥下期(7〜12月)の合計÷上期(1〜6月)の合計がいちばん大きい商品と、その値(小数第2位まで)
正解は10項目です。②は5つの商品を1つずつ数えて5項目になり、③から⑥は名前と数字の両方が合って1項目と数えます。①の正解は558,900千円です。③は12月の49,800千円で、④は7〜9月の144,100千円になります。⑤はエコバッグの1.32で、⑥は冷感タオルの1.56が正解です。
普通の会話は48.3秒で147字の答えを返し10項目すべて正解した

普通の会話の答えは48.3秒で返り、147字でした。①から⑥まで番号つきで1行ずつ並び、10項目すべてが正解です。どの数字にも「千円」が付いていました。商品名は「タンブラー」「エコバッグ」のように、表の名前のかっこの中だけを書いています。
画面を見ると、答えの上に考えた時間や「分析済み」の表示はありません。送った売上表は、吹き出しの上に表の形で出ていました。
Data Analystは46.5秒で159字の答えを返しこちらも10項目すべて正解した

Data Analystの答えは46.5秒で返り、159字でした。こちらも10項目すべて正解です。書き方は少し違い、商品名を「商品A(タンブラー)」のように表のとおり書いていました。数字に単位は付いていません。
答えの上には「24s考えました」の表示が出て、その下に「分析済み」が5行並んでいます。普通の会話の画面には無かった表示です。英語が混ざったり、頼んでいない表やグラフが足されたりはしていません。
前の日の2026年10月1日にも、同じ文と同じファイルで測っています。このときは普通の会話が29.6秒で136字、Data Analystが42.9秒で130字の答えでした。2つとも10項目すべて正解です。速かったのは前の日が普通の会話で、2026年10月2日はData Analystでした。2日分の秒数を棒で並べると次のようになります。
| 会話とパワー | 測った日 | 秒数 | 秒数の棒 | 正解 |
|---|---|---|---|---|
| 普通の会話・中程度 | 10月1日 | 29.6秒 | 10/10項目 | |
| 普通の会話・中程度 | 10月2日 | 48.3秒 | 10/10項目 | |
| Data Analyst・中程度 | 10月1日 | 42.9秒 | 10/10項目 | |
| Data Analyst・中程度 | 10月2日 | 46.5秒 | 10/10項目 | |
| Data Analyst・Instant | 10月1日 | 28.2秒 | 10/10項目 | |
| Data Analyst・Instant | 10月2日 | 39.1秒 | 10/10項目 |
秒数は日によって入れ替わり、正しさは2日とも同じでした。
グラフは普通の会話が29秒で描きData Analystは48.4秒で画像の札だけ返した
次は折れ線グラフです。普通の会話とData Analystのどちらも新しい会話を開き、同じ売上表を付けて同じ文を送りました。Data Analystの説明文には「visualize your data」とあります。説明のとおりに図を見せてくれるかを確かめる回です。
添付した売上表(2025年1〜12月の月別売上・金額の単位は千円)をもとに、5つの商品の1〜12月の売上の動きを1枚の折れ線グラフにしてください。グラフの題は「2025年 商品別の月別売上(千円)」にして、凡例には表の商品名(例:商品A(タンブラー))をそのまま日本語で入れてください。
普通の会話は29秒で会話の中に折れ線グラフを描いた

普通の会話は29秒で答えました。答えは「添付の売上表をもとに、5商品の1〜12月の売上推移を1枚の折れ線グラフにしました。」の1文で始まります。そのすぐ下にグラフが描かれていました。ファイルの札は付かず、右側のプレビューも開いていません。
線は5本でした。題の「2025年 商品別の月別売上(千円)」と凡例の5つの商品名は、6か所とも日本語で正しく読めます。□のような文字化けは1つもありません。題の下には「2025年1〜12月の商品別売上推移」という小見出しも付いていました。
線の形も表と合っていました。冷感タオルは8月の15,600がいちばん高い山になり、タンブラーは3月と12月だけ13,200に上がっています。保温ボトルの谷は、6月の値を並べた吹き出しに隠れて画面では見えません。答えの文に入っていた値では、7月と8月がどちらも3,400でした。
答えの文字数は1,420字です。記録した答えの文には、グラフの目盛りや月ごとの値も文字で入っていました。その値を表と突き合わせると、12か月の5商品すべてが同じです。
Data Analystは48.4秒で画像ファイルの札を1つ付けた

Data Analystの答えは48.4秒で返りました。答えの文は「指定どおり、5商品の1〜12月の売上推移を1枚の折れ線グラフにまとめました。」で始まる58字です。その下に「2025年_商品別の月別売上_折れ線グラフ.png」という札が1つ付き、種類は「画像」と出ていました。
グラフの絵は会話の中に出ていません。答えの上には「12s考えました」と「分析済み」が3行出ていました。右側のプレビューも開いていません。線の数や題の日本語は、画面では数えられませんでした。答えの文は「タイトルと凡例は日本語表記のままです。」と書いています。ただ札を開く操作は今回の手順に入れていないので、本当にそうなっているかは確かめていません。
同じ日に同じ文で解説動画を録った回は、札がエクセルとプレビューの画像の2つになりました。右側には表のプレビューが開いています。前の日に6問の会話の続きで少し違う文を送った回は、保存先の場所を書いた1行だけが39.6秒で返りました。どの回も、会話の中にグラフの絵は出ていません。
続きの質問は同じ会話なら21.4秒で答え新しい会話では確認できないと返した
GPTが前の会話の中身を覚えているかも試しました。送ったのは次の1文で、ファイルは付けていません。
さっきの売上表で、2025年8月の商品C(冷感タオル)の売上はいくらでしたか。数字だけ答えてください。
表を付けた会話の続きなら21.4秒で15600と答えた

1回目は、6問を聞いたData Analystの会話の続きで送りました。答えは21.4秒で返り、「15600」の5字だけです。正解は15,600千円なので合っています。この答えの上には「分析済み」の表示は出ていませんでした。前の日の同じ手順でも、18.1秒で「15600」と答えて正解しています。
新しい会話では23.6秒で確認できませんと返した

2回目は、Data Analystを開き直した新しい会話で同じ文を送りました。この会話には表を付けていません。表を付けたのは、この日のそれまでのData Analystの会話だけです。答えは23.6秒で返り、「確認できません。」の8字でした。
数字は1つも書いておらず、ファイルを付けてほしいという頼みもありませんでした。前の日の同じ手順でも、返ったのは「不明」の2字です(23.4秒)。2日とも、前の会話で付けた表は使われていません。

公式ページの「GPTs in ChatGPT」は、GPTは保存されたメモリやカスタム指示や前の会話を使わないと書いています。会話は毎回まっさらから始まるという説明です。今回の結果はこの説明と合っていました。表について続けて聞くときは、表を付けた会話の中で聞いてください。
GPTの会話でもパワーはInstantに下げられ39.1秒で10項目すべて正解した
普通の会話の入力欄には、考える深さを選ぶパワーのボタンがあります。GPTの会話でも同じボタンが使えるかを確かめました。

Data Analystを新しく開いてボタンを押すと、段をInstantに下げられました。上の画面のとおり、入力欄には「Data Analyst」の札と「Instant」が並んでいます。GPTを使っていても、パワーの段は自分で選べます。
この状態で、6問の文と売上表を1字も変えずに送りました。中程度のData Analystの回から変えたのはパワーの段だけです。

Instantの答えは39.1秒で返り、137字でした。10項目すべて正解です。中程度のData Analystは46.5秒で159字だったので、この回はInstantのほうが早く短い答えを返しています。商品名は「タンブラー」のように短く書き、数字に単位は付けていません。
答えの上には「12s考えました」の表示と「分析済み」が2行出ていました。Instantにしても、考えた時間の表示は出ています。前の日の同じ手順では、Instantは28.2秒で153字の答えを返して10項目すべて正解でした。前の日はInstantだけが数字に「千円」を付けましたが、2026年10月2日に「千円」を付けたのは普通の会話です。単位の付け方は回ごとに変わりました。
7回の送信を並べると差が出たのはグラフと新しい会話の2つだった
2026年10月2日に送った7回を1つの表にまとめます。秒数は送ってから答えが出終わるまでの時間です。
| 頼んだこと | 送った場所 | パワー | 秒数 | 字数 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6問の集計 | 普通の会話 | 中程度 | 48.3秒 | 147字 | 10/10項目正解 |
| 6問の集計 | Data Analyst | 中程度 | 46.5秒 | 159字 | 10/10項目正解 |
| 6問の集計 | Data Analyst | Instant | 39.1秒 | 137字 | 10/10項目正解 |
| 折れ線グラフ | 普通の会話 | 中程度 | 29秒 | 1,420字 | 会話の中にグラフ・題と凡例は6/6か所が日本語 |
| 折れ線グラフ | Data Analyst | 中程度 | 48.4秒 | 58字 | 画像ファイルの札が1つ・絵は画面に出ず |
| 続きの質問 | Data Analyst(同じ会話) | 中程度 | 21.4秒 | 5字 | 「15600」で正解 |
| 続きの質問 | Data Analyst(新しい会話) | 中程度 | 23.6秒 | 8字 | 「確認できません。」 |
6問は3回とも10項目すべて正解で、間違えた項目は1つもありません。GPTを使うかどうかでもパワーの段でも、正しさは変わりませんでした。差が出たのはグラフの見せ方と、新しい会話での続きの質問の2つです。
表の字数は、答えの長さそのものではない点に気をつけてください。グラフの行の1,420字には、グラフの目盛りや月ごとの値の文字が入っています。続きの質問の5字と8字は、答えが数字か短い1文だけだったためです。いちばん短かったのは続きの質問の21.4秒で、いちばん長かったのはData Analystのグラフの48.4秒でした。
秒数は、GPTを使った回のほうが短いこともあれば長いこともありました。前の日と比べると、同じ条件でも速い側が入れ替わっています。速さを理由にGPTを選ぶほどの差は、この検証では見えませんでした。
実測から言えるGPTsの使い方は3つある
表の集計だけなら普通の会話で足りる
6問の集計は、普通の会話もData Analystも10項目すべて正解でした。前の日も同じで、2日続けて差は出ていません。売上表のCSVを付けて集計を頼むだけなら、GPTを探して開かなくても普通の会話で足ります。GPTsは2026年12月11日に廃止されるので、これから頼み方を覚えるなら普通の会話で覚えるほうが長く使えます。
グラフをすぐ見たいときは普通の会話で頼む
同じ文で頼んだグラフは、普通の会話だけが会話の中に描きました。Data Analystはファイルの札を付ける形で返し、その場では絵が見られません。線の形をすぐ確かめたいときは、普通の会話で頼むほうが早く済みます。Data Analystの札の中身は今回開いていないので、ファイルで受け取る使い方に向くかはまだ分かりません。
続きの質問は表を付けた会話の中で聞く
Data Analystは、新しい会話では前の会話で付けた表を使いませんでした。同じ会話の中なら、表を付け直さなくても21.4秒で正しい値を答えています。GPTで表を扱うときは、1つの会話の中で質問を続けてください。会話を分けるなら、そのたびにファイルを付け直します。
公式はカスタムGPTを2026年12月11日に廃止し個人では新しく作れないと書く
突き合わせたのは、OpenAIのヘルプにある2つのページです。どちらも2026年10月2日の検証の直前に読み直しました。1つ目の「GPTs in ChatGPT」はGPTの使い方の説明です。2つ目の「Custom GPT retirement and migration FAQ」は、廃止と移行についての質問集になっています。
移行FAQによると、カスタムGPTは2026年12月11日に廃止されます。延期が承認されたEnterpriseだけは2027年2月11日です。新しいカスタムGPTの作成は、2026年10月26日(予定)に終わるとされています。廃止日を過ぎると、GPTとGPTのページには入れなくなります。GPTとの今までの会話は、廃止のあとも見られるそうです。

「GPTs in ChatGPT」は、個人のアカウント(Free・Go・Plus・Pro)では新しいGPTを作ることも公開することもできないと書いています。すでにあるGPTは使えるとあり、今回Data Analystを使えたのもこの説明のとおりです。WebではGPTを@で呼び出せるとも書かれていますが、iOSとAndroidのアプリではできないとあります。GPTが使っていたモデルが終わったときは、近い今のモデルへ自動で切り替わるそうです。

作成画面(https://chatgpt.com/gpts/editor)は、個人のChatGPT Plusでも開きました。左上に「新しい GPT」と「下書き」が出て、タブは「作成する」と「構成」の2つです。構成のタブには名前・説明・指示・会話のきっかけ・知識・推奨モデルの欄が並びます。右上の「作成する」ボタンは押していないので、保存できるかは確かめていません。
この画面には注意書きもありました。指示の欄の下には、指示の一部または全部がGPTとの会話に含まれる場合があると書かれています。知識の欄にも、アップロードしたファイルの一部または全部が会話に表示される場合があるとありました。GPTに入れた指示やファイルは、使う人の画面に出ることがあるということです。
気をつけること:送ったのは1回ずつでグラフのファイルは開いていない
今回の数字は、AInformation編集部が2026年10月2日にChatGPT Plusのアカウントで測ったものです。送信は7回で、普通の会話が2回とData Analystが5回でした。どの文も1回ずつしか送っていません。同じ文でも、送るたびに秒数や書き方は変わります。前の日と比べただけでも、6問の秒数は速い側が入れ替わりました。
Data Analystが付けた画像ファイルは開いていません。グラフの線の数や題の日本語が正しいかは、ファイルの中を見ないと分かりません。答えの文は日本語で書いたと言っていますが、画面では確かめられていない点に気をつけてください。
使った材料は、AInformation編集部が作った架空の会社の売上表です。12行の小さな表なので、行の多い表や複数のシートがあるエクセルでは結果が変わるかもしれません。この連載の2本目では、同じ売上表をエクセルで送ると答えが空のまま返った回がありました。今回はCSVだけで試しています。
GPTsそのものも期限つきです。2026年12月11日を過ぎると、Data Analystを含むGPTのページには入れなくなります。自分でGPTを作った人は、移行するかどうかを早めに決めてください。移行FAQによると、移行したあとの元のGPTは廃止日まで使えますが読み取り専用になります。カスタムアクションは移行されず、GPTで選んでいたモデルも引き継がれません。
確かめきれていないことも残っています。
- Data Analystの画像ファイルを開いたときのグラフの中身
- パワーを高にしたときの正しさと秒数
- 普通の会話の中で@を打ってGPTを呼んだときの答え
- 作成画面で「作成する」を押して保存できるか
- ChatGPT以外が作ったGPTの答え方
関連する記事とツール
前の回では、ChatGPTの画像生成で日本語の文字がどこまで正しく描けるかを試しました。今回のData Analystも画像のファイルを作りましたが、こちらは会話の中に絵が出ていません。GPTの移行そのものは、2026年9月24日の特集で編集部のテスト用GPTを実際に移行して試しています。自分のGPTを持っている人は、移行を押す前にそちらも読んでください。
同じ売上表を4つの形式で送った試しは、この連載の2本目で扱いました。エクセルのファイルを作らせる頼み方と、パワーの段の違いもそれぞれ別の回で測っています。ほかのAIと料金や日本語対応を比べたいときは、AIツールデータベースの個別ページから探せます。
- ChatGPTの画像生成の使い方は?日本語は42字も119字も1字も違わずに描けた
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- ChatGPTのGPTsはいつまで使えますか?
- 公式の移行FAQでは、カスタムGPTは2026年12月11日に廃止されます。延期が承認されたEnterpriseだけは2027年2月11日です。廃止日を過ぎるとGPTとGPTのページには入れなくなりますが、今までの会話は見られるとされています。2026年10月2日にGPTの一覧を開くと、12月11日までにプラグインへ移行するよう求める案内が出ていました。
- GPTを使うと普通の会話より正確に答えますか?
- 今回の6問では正しさに差はありませんでした。同じ売上表と同じ文を送ると、普通の会話は48.3秒で答えました。GPTのData Analystは46.5秒で、どちらも10項目すべて正解です。前の日も2つとも全部正解でしたが、このときは普通の会話のほうが速い29.6秒でした。秒数は日によって入れ替わり、GPTを使う利点はこの検証では見えていません。
- Data Analystにグラフを頼むとどう返ってきますか?
- 今回は画像ファイルの札が付くだけで、グラフの絵は会話の中に出ませんでした。2026年10月2日に折れ線グラフを頼むと、Data Analystは48.4秒で「折れ線グラフ.png」の札を1つ付けて答えています。同じ文を送った普通の会話は、29秒でグラフを会話の中に描きました。札を開いた中身は確かめていないので、グラフの出来はこの検証では分かりません。
- GPTは前の会話の内容を覚えていますか?
- 新しい会話では覚えていませんでした。表を付けた会話の続きで8月の売上を聞くと、Data Analystは21.4秒で「15600」と正しく答えています。開き直した新しい会話で同じ文を送ると、23.6秒で「確認できません。」と返りました。公式ページも、GPTは保存されたメモリやカスタム指示や前の会話を使わないと書いています。
- 個人のChatGPT Plusでも新しいGPTを作れますか?
- 公式ページは、個人のアカウント(Free・Go・Plus・Pro)では新しいGPTを作ることも公開することもできないと書いています。今回は個人のChatGPT Plusで作成画面を開くところまではできましたが、「作成する」は押していません。保存できるかはこの検証では確かめていません。移行FAQは、新しいカスタムGPTの作成が2026年10月26日(予定)に終わるとしています。
