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カスタムGPTの廃止は12月11日だが移行を押すと元のGPTは削除できなくなる

読了 約16分
スマートフォンのアプリストアにOpenAIのChatGPTアプリのダウンロードページが表示されている画面
この記事の要点

カスタムGPT(GPTs)は2026年12月11日に止まります。AInformation編集部が自分のアカウントでテスト用のGPTを1本作り、移行まで実際に押しました。移行は25秒で終わりますが、押した瞬間に元のGPTは削除できなくなります。同じ質問を3回送ったら1回だけ答えの形が崩れました。

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藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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カスタムGPT(GPTs)は2026年12月11日に止まります。AInformation編集部が自分のアカウントでテスト用のGPTを1本作り、移行まで実際に押しました。移行は25秒で終わりますが、押した瞬間に元のGPTは削除できなくなります。同じ質問を3回送ったら1回だけ答えの形が崩れました。

78日カスタムGPTが止まるまでの残り(9月24日時点)
3本編集部のGPT20本のうち移行ボタンが出なかった数
25秒移行を押してから終わるまで(編集部の実測)
この記事で分かること
  • カスタムGPT(GPTs)は2026年12月11日に止まる。この記事を書いた9月24日から78日後
  • 移行のやり方は3手順。マイGPTを開いて「プラグインに移行」を押すだけで25秒で終わる
  • 編集部のマイGPT20本のうち3本は移行ボタンが出なかった。原因は下書きのまま公開していないこと
  • 移行すると元のGPTは読み取り専用になり作成者でも削除できなくなる。取り消しはできない
  • 同じ文章を3回ずつ送ったら、プラグインだけ1回、指示した形が全部崩れた。毎回ではないのが厄介
  • 他人が作ったGPTを使っているだけの人は移行できない。作る側の案内を待つしかない

ChatGPTを開いたら「12月11日までにGPTをプラグインに移行してください」というお知らせが出た人は多いと思います。OpenAIは2026年9月11日にカスタムGPT(GPTs)を終わらせると発表しました。止まるのは12月11日です。

この記事では手順の説明で終わらせず、AInformation編集部が実際に自分のアカウントでテスト用のGPTを1本作って移行まで押しました。押す前と後で何が変わったか、同じ質問を何回も送って答えの形が変わらないかまで確かめています。調べたのは2026年9月24日です。

カスタムGPTの提供終了まで。12月11日にカスタムGPTが止まる。78日。9月24日から数えた残り日数。2026年9月24日時点・AInformation調べ。まだ押していない…。移行を押さないと手元に残らない。AInformation編集部が作ったイラスト図解(数字1つのヒーロー+人物)
12月11日にカスタムGPTが止まる

カスタムGPTをプラグインに移行するやり方

手順は3つだけです。編集部が実際にやったときは押してから25秒で終わりました。

マイGPTを開いて移行を押すまでの3手順(AInformation編集部が実際に操作・2026年9月24日)

手順1:マイGPTの一覧を開く

ChatGPTの左のメニューから「探索」を開くか、ブラウザで chatgpt.com/gpts/mine を開きます。自分が作ったGPTが並びます。画面の上に「12月11日までにGPTをプラグインに移行してください」の帯が出ています。

ChatGPTのマイGPT画面の上部に「12月11日までにGPTをプラグインに移行してください」と表示されている画面
マイGPTの一覧の上に出ている案内(出典:chatgpt.com・2026年9月24日時点の画面)

手順2:移したいGPTの「プラグインに移行」を押す

各GPTの右に「プラグインに移行」のボタンが出ています。押すと確認の画面が開きます。ここで3つの事前チェックが走ります。編集部のテスト用GPTでは次のように出ました。

  • 指示とファイル:問題は見つかりませんでした
  • アプリとアクション:問題は見つかりませんでした
  • アクセスと共有:非公開のプラグイン

カスタムアクションを付けているGPTは、ここの2番目に警告が出ます。アクションは移行されないからです。詳しくは後の章で書きます。

移行の確認ダイアログ。3項目の検査結果と「プラグインに移行」「後で移行」のボタンが表示されている画面
移行の確認画面。指示とファイル・アプリとアクション・アクセスと共有の3項目が先に検査される

手順3:確認の画面で「プラグインに移行」をもう一度押す

確認の画面には「移行後は元のGPTを編集できなくなります」と書いてあります。押す前にこの一文を読んでください。押すと一覧の表示が「移行中…」に変わり、25秒たたないうちに完了の画面へ切り替わりました。

できあがったプラグインには元のGPTの名前と説明がそのまま入っていました。指示は「スキル」という部品になって1つ登録されます。編集部のテストでは開発者の欄に本人の名前、カテゴリーは「Other」、バージョンは「0.1.1」と入っていました。

「プラグインの移行が完了しました」と表示され、スキルと開発者・カテゴリー・バージョンが並んでいる画面
移行が終わった画面。指示がスキルとして1つ登録された(編集部のテスト用GPT)

カスタムGPTはいつまで使えるのか

公式のFAQに出ている日程をまとめます。Enterprise向けの日程は具体的に書いてありますが、個人のプラン(Free・Go・Plus・Pro)の日程は「アカウントに表示される通知に従ってください」としか書かれていません。

カスタムGPTの提供終了までの日程

日付 何が起きるか 対象
2026年9月11日 管理者へ通知が届いた(発表) Enterprise
2026年9月22日 移行の機能とバナーが出る目標日 Enterprise
2026年10月26日 カスタムGPTの新規作成が終わる予定 Enterprise
2026年12月11日 カスタムGPTが止まり一覧から消える 全プラン
未公表 個人プランの細かい日程は通知に従う Free・Go・Plus・Pro
データ:OpenAI公式FAQ(2026年9月24日時点)をAInformation編集部が整理 / 制作:AInformation

注意したいのは、自分のプランではなくそのGPTが作られた場所で日程が決まる点です。公式FAQにはこう書いてあります。

複数のアカウントまたはワークスペースを使用している場合は、その GPT がどこで作成されたかを確認してください。別のアカウントから使用している場合でも、その GPT には作成元のアカウントまたはワークスペースのスケジュールと権限が適用されます。

会社のEnterpriseで作られたGPTを個人のPlusから使っている場合は、Enterprise側の日程で止まります。

移行ボタンが出ないGPTがある

ここが今回いちばん大きな発見でした。編集部のマイGPTは20本あります。このうち「プラグインに移行」のボタンが出ていたのは17本で、残りの3本にはボタンそのものがありませんでした。

最初は反映の遅れかと思いましたが違いました。一覧のリンクを調べると2種類あります。

一覧の表示で自分が何をすべきか決まる。一覧での表示。やること。プラグインに移行。押せば移る。25秒で終わる。ボタンが出ない。先に公開。下書きのまま・自分だけで可。プラグインを開く。移行ずみ。答えが変わらないか試す。他人が作ったGPT。待つ。作った人しか移行できない。移行ボタンが無い=下書きのまま。AInformation編集部が作ったイラスト図解(状況→目安の早見表)
一覧の表示で自分が何をすべきか決まる

公式FAQには「GPT は公開済みである必要があります。下書きを直接移行することはできません」と書いてあります。作ったけれど最後の保存を押していないGPTが、この3本でした。作った本人は使えているので気づきません。

確かめるために、編集部でテスト用のGPTを新しく1本作って試しました。名前と説明と指示を入れて保存した直後は、やはり移行ボタンが出ません。そのあと共有の設定を開いて「保存する」を押したら、その場で移行ボタンが出ました(17本から18本に増えました)。下書きかどうかが原因だとはっきりしました。

自分のGPTが下書きかどうかを見分ける方法

マイGPTの一覧で、GPTの名前にマウスを乗せてリンクの行き先を見ます。

  • /g/g- で始まる … 公開済み。移行できる
  • /gpts/editor/g- で始まる … 下書きのまま。先に公開しないと移行できない

下書きのGPTは、編集画面を開いて右上の「作成する」を押し、出てきた画面で「保存する」を押せば公開済みになります。一般公開する必要はありません。「自分だけ」のままで移行できます。

2026年9月24日時点では一般公開そのものができない

テスト用のGPTを作ったときに気づいたことがもう1つあります。共有の設定を開くと、選べるのは「自分だけ」の1つだけでした。画面にはこう出ています。

GPT を一般公開で共有できなくなりました。

以前は「自分だけ」「リンクを受け取った人」「GPT Store(一般公開)」の3つから選べました。いまは残り2つが消えています。編集部のアカウントはPlusです。すでに「リンクを受け取った人」で共有ずみのGPTはそのまま残っていました。新しく共有範囲を広げることができない状態です。

GPTを共有するダイアログ。「自分だけ」だけが選択でき、一般公開できない旨の警告が出ている画面
共有の設定。選べるのは「自分だけ」の1つで、一般公開は選べなくなっていた

プラグインを終わらせてGPTsにしたのに、なぜまた戻るのか

今回の話を分かりにくくしているのは、移行先の名前が2年前に一度終わった機能と同じ「プラグイン」だからです。順番に並べると一周しています。

プラグインからGPTsへ、そしてまたプラグインへ

時期 できごと
2023年3月 ChatGPTにプラグイン(ベータ)が付く
2023年11月6日 GPTsが発表される
2024年1月11日 GPT Storeが開く
2024年4月9日 プラグイン(ベータ)が終わる。移行先はGPTs
2026年9月11日 GPTsを終わらせると発表
2026年12月11日 GPTsが止まる。移行先はプラグイン
データ:OpenAIの発表をもとにAInformation編集部が整理(2026年9月24日時点) / 制作:AInformation
  • 2023年3月:ChatGPTにプラグイン(ベータ)が付く。外部サービスとつなぐ仕組み
  • 2023年11月6日:GPTsが発表される。コードを書かずに自分用のChatGPTを作れる
  • 2024年1月11日:GPT Storeが開く
  • 2024年3月19日:プラグインを使った新しい会話の作成が止まる
  • 2024年4月9日:プラグイン(ベータ)が終わる。案内された移行先はGPTs
  • 2026年9月11日:そのGPTsを終わらせると発表される
  • 2026年12月11日:GPTsが止まる。移行先の名前はプラグイン

ただし戻るといっても、2023年のプラグインとは中身が違います。いまのプラグインは3つの部品をまとめて持てる入れ物です。

  • スキル:くり返し使う指示。GPTsの「指示」がここへ入る
  • 参照ファイル:読ませておく資料。GPTsの「ナレッジ」がここへ入る
  • アプリ:つないでおく外部サービス。GPTsの「接続済みアプリ」がここへ入る

2023年のプラグインは外部サービスとつなぐだけの仕組みでした。いまのプラグインは指示と資料も一緒に持てるので、GPTsでできたことをだいたい引き受けられる形になっています。それでも引き受けられなかったのが、この記事で何度か出てきたカスタムアクションです。

2024年のときより準備期間は長い

2024年にプラグインが終わったときは、新しい会話を作れなくなった3月19日から終了の4月9日まで21日でした。今回はEnterpriseの新規作成停止が10月26日、停止が12月11日で46日あります。日数だけ見れば倍以上の余裕があります。

ただし2024年のときは「使えなくなるだけ」でした。今回は自分で移行を押さないと消えるという違いがあります。放っておくと手元に残らないので、性質はまったく別です。

移行すると何が引き継がれて何が消えるか

公式FAQに書いてある内容を、編集部が実際に移行した結果と突き合わせて整理します。

移行で引き継がれるものと引き継がれないもの

GPTsの中身 どうなるか
指示(Instructions) プラグインのスキルになる
ナレッジファイル 参照ファイルへコピーされる
接続済みアプリ アプリとして追加される
カスタムアクション 引き継がれない。作り直しが要る
会話の履歴 引き継がれない
選んでいたモデル 引き継がれない
共有の設定 引き継がれない。非公開で作られる
データ:OpenAI公式FAQ(2026年9月24日時点) / 制作:AInformation

編集部のテスト用GPTは指示だけのシンプルなものでした。移行後の画面を見ると「スキル」の欄にGPTと同じ名前の部品が1つ登録されていて、指示がそこへ入ったことが分かります。

カスタムアクションを使っているGPTは作り直しが要る

外部のサービスとつないでいるGPT(カスタムアクション)は、移行しても機能が動きません。公式FAQの書き方はこうです。

GPT のカスタムアクションは、移行ワークフローでは引き継がれません。代替手段を設定するまで、それらに依存する機能はプラグインで動作しません。

作り直すには、同じことができるアプリが用意されているか確認するか、自前のMCPサーバーを立てることになります。公式も「再構築した連携機能が、元のアクションのすべての機能を提供するとは限りません」と書いています。ここだけは時間がかかるので、心当たりのある人は12月11日まで待たずに手を付けたほうがいいです。

会話の履歴は移らない

GPTで話した内容はプラグインへは移りません。元のGPTは12月11日まで残るので、残したいやりとりがあるなら、その間にコピーしておく必要があります。

移行すると元のGPTは削除もできなくなる

移行は取り消せません。編集部がテスト用GPTを移行したあと、元のGPTの編集画面を開いたらこう出ました。

この GPT はプラグインに移行されました。引き続きチャットに利用できます。構成と共有設定は読み取り専用で、この GPT は削除できません。

移行後のGPT編集画面。読み取り専用で削除できない旨の案内が出て、入力欄が灰色になっている画面
移行後の元のGPT。読み取り専用になり削除もできない(右上は「複製する」に変わった)

名前も説明も指示も見えますが、全部が灰色の読み取り専用になります。右上のボタンは「作成する」から「複製する」に変わりました。整理のつもりで消すこともできません。

マイGPTの一覧での見え方も変わります。移行前は「プラグインに移行」だったボタンが、移行後は「プラグインを開く」になりました。一覧を見れば、どれが移行ずみでどれが手つかずか分かります。

移行ずみのGPTを開くと英語の案内が出る

移行したGPTのページを開くと、いつものチャット欄の代わりに案内が出ました。日本語の画面なのに中身は英語のままです。

AInformation移行テストBOT is now a plugin
AInformation移行テストBOT is now available as a plugin. You can keep using this GPT until 12月11日.

移行ずみGPTのページ。英語の案内とUse plugin・Keep using GPTの2つのボタンが表示されている画面
移行ずみのGPTを開くと出る案内。日本語の画面だが文章は英語のままだった

ボタンは2つで「Use plugin(プラグインを使う)」と「Keep using GPT(GPTを使い続ける)」です。後者を押すと今までどおりGPTとして使えます。日付の「12月11日」だけ日本語になっていて、文章は英語のままでした。日本語化が追いついていない画面がまだ残っています。

移行したら同じように動くのか

ここがいちばん知りたいところだと思います。公式FAQには「移行されたプラグインは、元の GPT と異なる応答をする場合があります」と書いてあります。実際どうなのかを編集部で試しました。

試し方

テスト用のGPTには、わざと守りやすい指示を3つ入れておきました。

  • 必ず3行の箇条書きで要約する
  • 1行は40文字以内にする
  • 要約の最後に必ず「(AInformation移行テストBOT)」と書く

この指示のまま移行して、元のGPTと移行後のプラグインへまったく同じ文章を3回ずつ送りました。送ったのはOpenAIの発表をまとめた5文です。GPT側は3回目のうち1回がログイン切れで測れなかったので、実際に比べられたのはGPTが2回とプラグインが3回です。

こんな検証をしました。AInformation編集部が実際に試したこと。対象。編集部が作ったテスト用GPT1本。方法。同じ文章を移行の前後へ3回ずつ送る。時点。2026年9月24日。プラグインだけ3回に1回形が崩れた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「こんな検証をしました」の場面)
AInformation編集部が実際に試したこと

結果:プラグインは3回に1回だけ形が崩れた

元のGPTは測れた2回とも3つの指示を守りました。中黒の箇条書きが3行、1行は最長20字ほど、最後に「(AInformation移行テストBOT)」が入っています。

ChatGPTの画面。3行の箇条書きで要約され、最後に括弧つきの決まり文句が書かれている答え
移行前のGPTの答え。3行の箇条書きと末尾の決まり文句がどちらも入っている(測れた2回とも同じ)

移行後のプラグインは、3回のうち2回は同じように守りました。ただし1回だけ3つとも崩れました。箇条書きにならず続けた文章になり、1文が60字を超え、末尾の決まり文句もありません。中身そのものは合っていますが、指示した形にはなっていません。

ChatGPTの画面。プラグインが呼ばれ、箇条書きではない続けた文章で要約が返っている答え
移行後のプラグインの答え(3回のうち崩れた1回)。同じ指示なのに箇条書きにならず決まり文句も無い

同じ文章を3回ずつ送った結果

回 移行前のGPT 移行後のプラグイン
1回目 3つとも守った 3つとも崩れた
2回目 ログイン切れで測れず 3つとも守った
3回目 3つとも守った 3つとも守った
データ:AInformation編集部が実測(2026年9月24日) / 制作:AInformation

毎回崩れるわけではない、というのがかえって厄介です。移行した直後に1回だけ試してうまくいっても、それで大丈夫とは言えません。

プラグインは指示を「スキル」という部品として持ちます。GPTのときのように毎回必ず読まれるわけではなく、質問の中身に合いそうなときに呼ばれる作りです。公式もこう書いています。

インストール済みスキルの説明がリクエストに一致する場合、ChatGPT が関連するスキルを自動的に使用することもあります。自動選択はタスクと利用可能な機能によって異なり、リクエストのたびにプラグインが必ず実行されるわけではありません。

形を決めて使っていたGPT(議事録の型・返信文の型・チェックリストの型)ほど、崩れたときに気づきにくくなります。移行したあとは何回か続けて同じ質問を投げて、毎回同じ形で返ってくるかを見てください。

同じ指示で送った結果の違い。移行前。カスタムGPT。移行後。プラグイン。メリット。測れた2回とも形を守った。12月11日のあとも使える。デメリット。12月11日に止まる。3回に1回は指示した形が崩れた。毎回ではないので何回か試す。AInformation編集部が作ったイラスト図解(2タイプのメリット・デメリット)
同じ指示で送った結果の違い

他人が作ったGPTを使っているだけの人は何をするか

使っているだけの人は移行できません。権限がないからです。できるのは作った人とワークスペースの管理者だけです。

公式FAQの書き方はこうです。

元の GPT にアクセスできても、代替プラグインへのアクセス権が自動的に付与されるわけではありません。切り替える前に、代替プラグインを利用できるか確認してください。

移行しても共有の設定は引き継がれません。作った人が移行しても、いま使っている人が自動でプラグインを使えるようになるわけではない、ということです。仕事で使っているGPTがあるなら、作った人に「移行したら教えてほしい」と先に言っておくのが確実です。

12月11日を過ぎると、移行されなかったGPTは止まってGPTの一覧からも消えます。毎日使っているGPTが他人のものなら、代わりになるツールをいまのうちに探しておくほうが安全です。

12月11日までにやること

編集部が実際に手を動かして分かった順に並べます。

移行を押す前に確かめること。押す前に確かめましたか。移行ボタンが出ないGPTがある。カスタムアクションは移らない。いつもの質問の答えを控える。共有していた人へ連絡する。押したら戻せない。元のGPTは読み取り専用になり削除もできない。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「こんなことしていませんか」のチェック場面)
移行を押す前に確かめること
  1. マイGPTを開いて本数を数える。編集部は20本ありました。使っていないものが混ざっているはずです
  2. 移行ボタンが出ていないGPTを探す。下書きのままです。残したいなら先に公開する(「自分だけ」でよい)
  3. カスタムアクションを使っているGPTを分ける。ここだけ作り直しが要るので時間を取る
  4. いつも使っている質問を1つ決めて、移行前の答えを控えておく。移行後に見比べるためです
  5. 移行して、控えた質問で見比べる。形が崩れていたら指示を書き直す
  6. 共有していたGPTは、使っている人へ連絡する。自動では移りません

4番目を飛ばす人が多いと思いますが、移行は取り消せないので、比べる材料は先に取っておいたほうがいいです。

まとめ

カスタムGPTは2026年12月11日に止まります。移行そのものは25秒で終わる簡単な作業です。ただし押した瞬間に元のGPTは読み取り専用になり、削除もできなくなります。

編集部が実際に試して分かったのは、移行は手続きであって引っ越しではないということです。同じ指示を入れていても、3回に1回は答えの形が崩れました。移行ボタンが出ないGPTもありました。手順どおり押して終わりにせず、いつも使っている質問を何回か通してから本番で使ってください。

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

手順の記事は競合が9本出ていたが、どれも公式FAQの読み解きで、実際に移行を押した記事は無かった。編集部で使い捨てのGPTを1本作って移行まで通したところ、マイGPT20本のうち3本は移行ボタンが出ないこと、押すと元のGPTが削除できなくなること、同じ質問を3回送ると1回だけ答えの形が崩れることが分かった。毎回崩れないぶん気づきにくい。

よくある質問
カスタムGPTはいつまで使えるか
2026年12月11日までです。公式FAQに提供終了予定日として書かれています。ただし個人プラン(Free・Go・Plus・Pro)の細かい日程は公表されていないので、アカウントに出る通知に従ってくださいと案内されています(2026年9月24日時点)。
移行しないとどうなるか
12月11日にカスタムGPTが止まり、GPTの一覧からも消えます。移行は自動では行われないので、作った本人が押す必要があります。
移行を取り消せるか
取り消せません。編集部が試したところ、移行した瞬間に元のGPTは読み取り専用になり、作成者でも削除できなくなりました。画面にも「構成と共有設定は読み取り専用で、この GPT は削除できません」と表示されます。
移行ボタンが出ないのはなぜか
そのGPTが下書きのままだからです。公式FAQに「GPT は公開済みである必要があります」と書かれています。編集部でも20本のうち3本にボタンが出ませんでした。編集画面で保存し直せば公開済みになり、その場でボタンが出ます。一般公開する必要はありません。

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