| 無料で判定できる1日の枚数 | 4枚 |
|---|---|
| 自社試験での判定精度 | 99.96% |
Pangram AI Detection 右クリックでAI画像を判定
Pangramのブラウザ拡張機能「Pangram AI Detection」で、画像がAIで作られたかを判定できるようになった。中で動くのは、11月4日に発表された判定モデル「Pangram Image 1.0」だ。
使い方は、画像を右クリックして「Check image for AI」を押すだけだ。Chrome版とFirefox版がある。使うにはアカウントを作るか、GoogleかAppleのアカウントでサインインする。
Pangramは自社の試験で99.96%の精度が出たとしている。12種類の画像生成AIで作った1,200枚を見分けた数字だ。Pangramはもともと文章のAI判定も手がけていて、料金ページには文章の単価も並ぶ。

- 11/4PangramがPangram Image 1.0を発表
- 11/8GIGAZINEが拡張機能で4枚を判定した
ChatGPTの画像は目印で断定 目印の無い画像は中身で見る
判定のしかたは2通りある。ChatGPTで作った画像には、AIで作ったことを示すC2PAという目印が埋め込まれている。Pangramはこの目印を見つけると、AIの画像だと言い切る。
目印の無い画像は、画像そのものをモデルで調べて「AIっぽさ」を出す。どこがAIらしいかは、色分けの図(ヒートマップ)で示す。GIGAZINEが試した4枚の結果は次のとおりだ。
- ChatGPTで作った画像は「AI Detected」。C2PAの目印から断定した
- Qwen Image 2.1で作った画像はAIっぽさが「High」。ヒートマップは全体が赤かった
- カメラで撮った写真は「Likely NO AI」。ヒートマップは全体が緑だった
- 写真にQwen Image 2.1でゆで卵を足すと「AI Detected」になった
4枚とも正しく見分けたが、GIGAZINEは結果が100%正しい保証は無いとしている。参考の1つとして使うよう勧めている。

無料は1日4枚まで 月20ドルで月100回になる
無料のままだと、判定できる画像は1日4枚までだ。登録の途中で有料プランの7日間無料体験を勧められるが、「stay free」を押せば無料で続けられる。
AInformationが11月8日に料金ページを開くと、有料プランは3つあった。円は1ドル158.33円(欧州中央銀行・11月6日)で直した。
| プラン | 月額 | 円にすると | 画像の判定 |
|---|---|---|---|
| Individual | 20ドル | 約3,167円 | 月100回 |
| Team(2席) | 40ドル | 約6,333円 | Individualの中身に管理画面が付く |
| Professional | 65ドル | 約10,292円 | Individualの5倍 |
開発者向けのAPIもある。Image 1.0は1枚0.25ドル(約40円)で、速い版のImage Flash 1.0は1枚0.05ドル(約8円)だ。動画は1秒0.05ドルで判定できる。

SynthIDは4社の透かしだけ まず無料の4枚で試す
同じような判定はGoogleのSynthID Detectorでもできる。AInformationが10月8日に開いたときは、NVIDIA・OpenAI・Google・Kakaoの4社の透かしだけが対象だった。判定にはログインも要った。
Pangramは目印の無い画像も中身で判定する。透かしを入れない画像生成AIの画像まで見たいなら、Pangramのほうが範囲は広い。仕事で使うなら次の順で試すとよさそうだ。
- 取引先や応募者から届いた写真のうち、気になる1枚だけを無料枠で調べる
- 「AI Detected」は目印による断定か、AIっぽさの度合いかを分けて読む
- 判定だけで決めず、画像の出どころも別に確かめる
1日4枚で足りない部署が出てきたら、そこで初めて月20ドルのIndividualを考えれば十分だ。
- C2PA
- 画像などに埋め込む出どころの目印。ChatGPTで作った画像には、AIで作ったことを示す情報として入っている
※記事の事実とは分けて、筆者の考えを書いています。
分析・考察会社で使うときに困るのは、判定の結果を誰がどう扱うかだ。採用や取引の場面で「AI Detected」が出たとき、それだけで相手を疑ってよいのかを決めておかないと現場が迷う。
目印で断定した結果と、AIっぽさの度合いで出た結果は重みが違う。広報や人事が使うなら、後者は出どころを確かめる合図にとどめる決まりを先に作っておきたい。
- Pangram AI Detectionは無料で使える?
- 無料で使えるが、判定できる画像は1日4枚までだ。登録の途中で有料プランの7日間無料体験を勧められても、stay freeを押せば無料のまま続けられる。月100回まで判定したいなら、月20ドル(約3,167円)のIndividualが要る。円は1ドル158.33円で直した。
- Pangramの判定結果はどこまで信用できる?
- ChatGPTの画像のようにC2PAの目印がある画像は、目印をもとに断定する。目印の無い画像は中身を調べてAIっぽさの度合いで出す。Pangramは自社の試験で99.96%の精度としているが、GIGAZINEは100%正しい保証は無いので参考の1つにするよう勧めている。
- GoogleのSynthID Detectorとの違いは?
- 見る範囲が違う。AInformationが10月8日に開いたSynthID Detectorは、NVIDIA・OpenAI・Google・Kakaoの4社の透かしだけが対象だった。Pangramは透かしの無い画像も中身で判定するので、透かしを入れない画像生成AIの画像まで調べられる。
【この記事の出典】
- GIGAZINE(この記事の元にした報道)補助資料・2026年11月8日に確認
