本文へ移動
NEWS
ChatGPT

OpenAI、ChatGPT音声を更新 月1,400円のGoは軽量版だ

読了 約6分
ChatGPT音声、日本語の声が2種類に。月1,400円のGoはQuipで軽量版
この記事の要点

OpenAIはChatGPTの音声対話のモデルをGPT-Live-1.1に上げました。日本語の声はHimariとRindōの2種類です。ただし無料版と月1,400円のGoは軽量版のQuipで、フル版はPlusとPro向けです。ビデオと画面共有には対応しません。

みんなの意見

Goの音声が軽量版なのは納得できますか?

まだ回答がありません。最初の1票をどうぞ

SHARE
2種類いま選べる日本語の声
1,400円軽量版になるGoの月額

ChatGPT音声がGPT-Live-1.1に 日本語の声は2つ

OpenAIは10月15日(現地時間)、ChatGPTの音声対話に使うリアルタイム音声モデルをGPT-Live-1.1に上げました。軽量版のGPT-Live-1.1 Quipも同時に出ています。同じ日からChatGPT Voice・Codex・dotsで順に切り替わり、APIは近日中に対応する予定です。

GPT-Liveは相手の声を聞きながら返事を作る音声モデルで、交互に話すターン制を取りません。2026年7月に最初の版が出て、今回の1.1は小さな更新という位置づけです。

変わった点は3つあります。いろいろな言語で訛りが自然になりました。Web検索などの最中に流れる短いひとことの種類が増え、「確認しています……」ばかり繰り返すことが減ったとしています。日本語・韓国語・フランス語などには新しい声が入り、いま選べる日本語の声は「Himari」(ひまり)と「Rindō」(りんどう)の2種類です。

ChatGPTの公式ページ
ChatGPTの公式ページ / 出典:openai.com / 制作:AInformation
これまでの流れ
  1. 2026年7月聞きながら話せるGPT-Liveの最初の版が出る
  2. 10/15GPT-Live-1.1とQuipを発表しChatGPTで展開

無料版とGoは軽量版のQuip フル版はPlusとProだけ

どちらのモデルで話すかはプラン次第です。Chatモードでは、無料版とGoがGPT-Live-1.1 Quipを使い、PlusとChatGPT ProがGPT-Live-1.1を使います。

プラン Chatモードで使う音声モデル
無料版 GPT-Live-1.1 Quip(軽量版)
Go GPT-Live-1.1 Quip(軽量版)
Plus GPT-Live-1.1
Pro GPT-Live-1.1

AInformation調べでは、ChatGPTのGoは月1,400円で日本円払いに対応しています。日本円で払えるチャットAI5件の有料プランは月725円から月3,200円なので、Goは中ほどの値段です。それでも今回の音声ではGoは無料版と同じ軽量版の扱いになります。

QuipとフルのGPT-Live-1.1で何がどれだけ違うのかは、発表では数字で示されていません。Goに入っている人が音声のためにPlusへ上げるかは、まず手元のQuipで話してみてから決めても遅くなさそうです。

ChatGPTの新しい音声でできること。ChatGPT。GPT-Live-1.1。できる。聞きながら返事をする。日本語の声を2種類から選ぶ。Codexとdotsでも同じ声。できない。ビデオと画面共有。APIからの利用(近日対応)。カメラを使うなら高度な音声モード。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
ChatGPTの新しい音声でできること / 制作:AInformation

ビデオと画面共有は使えない 高度な音声モードが残る理由

新しいGPT-Liveの音声は、ビデオと画面共有に対応していません。カメラで物を見せたいときや画面を見せて相談したいときは、これまでの「高度な音声モード」(Advanced)に切り替えます。

APIもまだ使えません。社内の電話窓口や受付にGPT-Live-1.1を組み込もうとしている会社は、近日中という対応を待つことになります。

電話の自動応対では、SpaceXがGrok Voiceでスターリンクの問い合わせを1日約20,000件受けていると発表したばかりです。ただSpaceXは何か国語に対応するかを取材に答えていません。日本語の声を名前まで出して選ばせている点では、ChatGPTのほうが日本の利用者には中身が見えやすくなっています。

プランごとの音声モデル

プラン Chatモードで使う音声モデル
無料版 GPT-Live-1.1 Quip
Go GPT-Live-1.1 Quip
Plus GPT-Live-1.1
Pro GPT-Live-1.1
データ:窓の杜(OpenAIの発表) / 制作:AInformation

声は設定の音声から選ぶ 日本語で試すなら3つ確かめる

声の切り替えは、ChatGPTの[設定]→[音声]の画面で[音声]を選べば済みます。日本語で使うなら、HimariとRindōを聞き比べてから決めるとよさそうです。

  • 自分のプランが無料版・GoならQuip、Plus・Proならフル版で話している
  • Web検索を頼んだときに待ちのひとことが毎回同じになっていないか
  • カメラや画面共有を使う用事は高度な音声モードに切り替える

CodexとChatGPTの音声で同じモデルが動くので、話しながらコードの相談をする使い方も同じ声でそろいます。APIが開いた段階で、電話や窓口の自動応対に使う会社の動きが次の焦点になりそうです。

AInformation調べチャット向けの主要AIサービスをいちばん安く使うといくらか

サービス 月あたり 無料
Gemini最安 725円/月Google AI Plus ○
GrokX Premium 980円/月プレミアム(これより安いプランはGrokの対象外) ×
ChatGPT 1,400円/月Go ○
Felo 1,750円/月年額プラン ○
Microsoft Copilot 3,200円/月有料プラン ○
Perplexity $17/月Pro/ドル建て ○
Claude $18/月Pro/ドル建て ○

2026年10月19日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのAIを使える一番安い有料プラン。調べた8件のうち月額のプランがある7件で、日本円の表示は5件

この記事に出てくることば
ターン制
相手が話し終えるのを待ってから返事を作るやり取りの形。GPT-Liveは聞きながら返事を作るので、この形を取らない
藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

会社でChatGPTのGoを配っている場合、音声だけは社員ごとに中身が違うことになりそうです。PlusやProを持つ一部の人がフル版の手応えで使い方を広めても、Goの人は軽量版で同じ体験にならない可能性があります。社内で音声の使い方を教える前に、誰がどのプランかを一覧にして、説明するときもプランを書き添えておきたいところです。電話の窓口に使う話はAPIが開いてからで、今はまだ試せる段階に入っていません。

よくある質問
ChatGPTの無料版でもGPT-Live-1.1は使える?
無料版で使えるのは軽量版のGPT-Live-1.1 Quipです。OpenAIの案内では、Chatモードの音声は無料版とGoがQuipを使い、PlusとProがフル版のGPT-Live-1.1を使います。月1,400円のGoに入っていても無料版と同じQuipになります。QuipとフルのGPT-Live-1.1の差は、発表では数字で示されていません。
ChatGPTの音声で日本語の声はどれを選べる?
いま選べる日本語の声はHimari(ひまり)とRindō(りんどう)の2種類です。10月15日の更新で日本語・韓国語・フランス語などに新しい声が加わりました。選ぶときはChatGPTの[設定]→[音声]の画面を開き、[音声]の項目から切り替えます。
GPT-Live-1.1でビデオや画面共有はできる?
できません。GPT-Live-1.1とQuipはビデオと画面共有に対応していません。カメラで物を見せながら話したいときや画面を見せて相談したいときは、これまでの高度な音声モード(Advanced)に切り替えます。APIからの利用もまだで、近日中に対応する予定です。

この記事の出典

補助資料

  • [1]窓の杜窓の杜・補助的な二次資料・確認 2026-10-19この記事の元にした報道

出典の最終確認日:2026年10月19日

次に読む記事

SHARE

広告を載せており、そこから申し込みがあると紹介料を受け取ることがあります。

よく読まれている定番ガイド60本
この記事に出てくるAIも、まとめて比べられます 507本のAIツールを、やりたいこと・料金・日本語対応で絞り込めるデータベースです。5日ごとに料金を取り直しています。 AIツールを探す

あわせて読みたいRELATED