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AIでなくなる仕事とは?会社員が今すぐ身につけるべきスキル5選

更新 2026/9/2 読了 約11分

広告を載せており、そこから申し込みがあると紹介料を受け取ることがあります。

AIInformation のロゴが入った青い背景に、「AIでなくなる仕事とは?」と日本語のテキストが表示されている。右側には建設作業員、事務職、営業職、コールセンター職、倉庫作業員など様々な職種の男女の写真が複数配置されている。
この記事の要点

日本企業のAI導入率は2023年時点で18.0%にとどまりますが今後5年で急速に進むと予測されています。この記事ではAIに奪われやすい仕事・奪われにくい仕事を具体的な職種で比較し、問題解決力やAIリテラシーなど今から身につけるべき5つのスキルを紹介しています。

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「AIの発展で仕事はなくならない?」
「今の仕事を続けていて大丈夫?」

近年のAI技術の急速な発展により、このような不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

そのような方に向けて、本記事では「AIが仕事に与える影響」や「AI時代を生き抜くために人間が必要なスキル」について解説します。ぜひ最後までお読みください。

藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AIの総合情報サイト「AInformation」は、AIに関する情報やサービスを解説・紹介するWebメディア。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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AIが仕事を奪うって本当?会社員が知るべき現実

近年、AIによる失業の可能性が話題になっていますが、実際の状況はどうなのでしょうか。ここでは、3つの観点から会社員が知っておくべきAIと仕事の関係を解説します。

それぞれ順に見ていきます。

① 日本企業のAI導入率はまだ低い

日本企業のAI導入率はまだ低い
引用:NRIセキュア「企業における情報セキュリティ実態調査2023」

NRIセキュアの調査によると、2023年時点での日本企業のAI導入率は18.0%にとどまっています。これはアメリカの73.5%、オーストラリアの66.2%と比べても低い水準です。

日本企業のAI導入率が低い背景には、AI人材の不足や導入コストの高さが大きく影響しています。また、既存システムとの互換性の問題や経営層のデジタルリテラシーの不足も、導入が進まない要因です。

しかし、深刻化する人手不足や生産性向上の必要性から、今後5年でAI導入は急速に進むと予測されています。企業がAIを導入する際には、必然的にAIを使いこなせる人材も必要となるでしょう。

② AIが得意なこと・苦手なこと

AIの特性を理解することは、将来の仕事を考えるうえで重要です。AIは大量のデータを高速で処理し、パターンを見つけ出すのが得意です。また、定められたルールにしたがって処理をおこなう反復作業や、複雑な数値計算も正確にこなせます。

一方で、AIには苦手分野も存在します。例えば、新しいアイデアを考えることや感情をともなうコミュニケーション、状況に応じた柔軟な判断などは現在のAI技術では十分に対応できません。

AIが苦手な「人間らしい」仕事は、今後も人間が担っていく必要があります。AIは便利な道具として私たちを助けてくれますが、すべてのことができるわけではありません。

③ AIの導入で生まれる仕事の変化

AIの導入により単純な事務作業やデータ入力、定型的な分析業務などは、自動化されていくでしょう。しかし、仕事が「なくなる」のではなく、「変化する」ととらえるべきです。

実際に、AIの普及にともない新しい職種も生まれています。AIエンジニア・データサイエンティスト・AIコンサルタントなど、今までなかった専門職が次々と登場しています。

また、既存の職種でもAIを活用して業務の質を向上させる動きが広がっています。

AIに奪われやすい仕事・奪われにくい仕事

次に、どのような仕事がAIの影響を受けやすいのか3つの観点から解説します。

それぞれ具体的な職種とともに見ていきましょう。

① AIに奪われる可能性が高い仕事

近年、AIによる業務の自動化が急速に進んでいます。特にデータを入力する作業や、商品の在庫管理のような業務は、AIによる代替が加速しています。これらの仕事は手順が明確で反復的な作業が多く、AIが効果を発揮する分野です。

AIに奪われる可能性が高い仕事をまとめました。

職業AIで置き換えられる業務
一般事務職書類作成の自動化、データ入力の自動処理、スケジュール管理の自動化
製造業作業員製品の組み立て、品質検査、包装作業の自動化
銀行窓口業務ATM、オンラインバンキング、AI chatbotによる問い合わせ対応
コールセンターオペレーターAIチャットボットによる24時間自動応対、音声認識による自動応答
レジ係セルフレジ、完全無人店舗システムによる決済処理
倉庫作業員自動搬送ロボット、在庫管理の自動化、ピッキングロボット

このように、定型業務を中心とする職種では、すでにAIやロボットによる自動化が進んでおり、今後さらにAI化の傾向は加速すると予測されています。

② AIに奪われにくい仕事

一方で、人間らしい判断や感性が求められる職種は、AIの苦手分野です。特に対人サービスや創造性が必要な分野に関して、AIは簡単に真似できません。

AIが今後発達しても奪われにくい仕事をまとめました。

職業人間に求められる能力
医師・看護師総合的な診断判断、患者との信頼関係構築、緊急時の柔軟な対応
介護職個別ケアの提供、感情的サポート、状況に応じた臨機応変な対応
営業職顧客との関係構築、ニーズの深掘り、創造的な提案力
カウンセラー深い共感力、心理分析、個別化されたアドバイス提供
教師個々の生徒に合わせた指導、モチベーション管理、創造的な教育方法の開発
クリエイターオリジナルなアイデア創出、芸術的感性、トレンド予測

AIに奪われにくい仕事に共通するのは、「相手の気持ちを察する力」や「新しいものを生み出す力」が必要とされる点です。AIはツールとして活用されますが、最終的な判断や重要な意思決定は人間が担う形で進化していくでしょう。

③ AIの普及で新たに生まれる仕事

AIの発展は、私たちから仕事を奪うだけでなく、新たな職業を生み出しています。特にAI技術の開発・運用・企業へのAI導入支援など、専門性の高い職種への需要が高まっています。

AIの普及で新たに生まれる仕事をまとめました。

職業主な業務内容
AIエンジニアAI開発、機械学習モデルの構築、システム実装
データサイエンティストデータ分析、予測モデル構築、ビジネス課題解決
AIコンサルタントAI導入戦略立案、業務改善提案、変革管理
AI倫理専門家AIの倫理的使用の監督、ガイドライン策定、リスク評価
DX推進担当デジタル化戦略の立案、組織変革推進、技術導入支援

これらの新しい職種の特徴は、技術的な専門知識だけでなく、ビジネスセンスやコミュニケーション能力など、複合的なスキルが求められる点です。AIが発達した時代の新しい仕事は、「機械のよさ」と「人間のよさ」を上手に組み合わせて活かせる人が活躍できるでしょう。

AI時代を生き抜くために必要なスキル5選

AIの進化にともない、私たち人間に求められるスキルも変化しています。ここでは、AI時代を生き抜くために会社員が今から身につけるべき5つのスキルを解説します。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

① 問題解決力を鍛える

問題解決力を鍛える

AI時代において、問題解決力はますます重要になっています。AIはデータに基づく分析は得意ですが、本質的な課題を見抜き、創造的な解決策を導き出すのは人間の役割です。

例えば、お店の売上が減ってきたときデータの分析はAIでできますが、具体的な改善策を考え、検証するのは人間の問題解決力が必要不可欠です。

問題解決力を高めるためには、日々の業務のなかで「なぜ」を問い続けるのが大切です。単に与えられた仕事をこなすのではなく、業務の目的や背景を理解し、よりよい方法を考える習慣をつければ問題解決力は着実に鍛えられるでしょう。

② データリテラシーを磨く

 データリテラシーを磨く

AI時代に必要なのは、データを正しく読み解き、解釈し、活用する能力です。例えば、営業部門であれば顧客データから効果的な販売戦略を立てたり、人事部門では従業員の業務データから適切な人材配置を考えたりできます。

データを活用する力を身につけるには、Excelのような基本的なデータ分析ツールの使い方を覚えることから始めましょう。売上推移のグラフを作ったり、顧客属性を分析したりする練習を重ねれば、徐々にデータを読み解く感覚が身についてきます。

AIが出力した分析結果を正しく理解し、効果的に活用できるスキルを磨きましょう。

③ コミュニケーション力を高める

 コミュニケーション力を高める

AIが発達しても、「人と人とのつながり」を作る力は、これまで以上に大切になっています。

例えば、新商品を開発するときを考えてみましょう。企画部門は市場のニーズを調べ、開発部門は技術的な実現可能性を検討し、営業部門は販売戦略を立てる必要があります。

それぞれの部門が持つ専門知識をうまく組み合わせるには、「相手の考えを理解する力」と「自分の意見をわかりやすく伝える力」が欠かせません。

相手の立場に立って考え、適切な方法でメッセージを伝えるコミュニケーション力は、AIには代替できない重要なスキルでしょう。

④ 創造性を活かしたアイデア発想力を鍛える

 創造性を活かしたアイデア発想力を鍛える

AIは既存のデータやパターンに基づいて処理をおこないますが、まったく新しい価値を生み出すのは人間のほうが得意です。アイデア発想力は、ビジネスにおいて重要な差別化要素になってきています。

例えば、AIが市場データを分析しておすすめ商品を提案できても、その商品をどうおもしろいストーリーに仕立てて伝えるかといった発想は人間の役割です。

普段から創造性を磨き、新しい価値を生み出す努力をすれば、AIと協力しながらさらに価値のある成果を生み出せるようになります。

⑤ AIリテラシーを身につける

AIリテラシーを身につける

AIそのものを理解し活用する力も大切です。AIの基本的な仕組みを理解し、業務に活用できるスキルを身に着ければ、AIを味方につけられます。

ChatGPTなどの生成AI・RPAによる業務自動化ツールなど、実際に使えるAIツールは増えています。まずは、身近なツールから使いこなしAIリテラシーを高めていきましょう。

まとめ|AI時代に必要な準備を今から始めよう

本記事では、「AIが仕事に与える影響」や「AI時代を生き抜くために人間が必要なスキル」について解説しました。重要なのは、以下のような人間にしかできない能力を高めていくことです。

  • 本質的な課題を見抜く問題解決力
  • データを正しく理解し活用するデータリテラシー
  • 人との関係性を築くコミュニケーション力
  • 新しい価値を生み出す創造性
  • AIを理解し活用するAIリテラシー

これらのスキルを身につけることで、AI時代でも価値のある人材として活躍できるでしょう。ぜひこの記事を参考に、AI時代に必要なスキルを今から身に着けていきましょう。

AInformation調べ相談や調べものに使うAIツールはいくらで使えるか

ツール月あたり無料
GeminiGoogle AI プラン最安725円/月Google AI Plus
Google WorkspaceGemini800円/月Business Starter/年払い×
GrokX Premium980円/月プレミアム×
Slack(AI)1,050円/月プロ
Dropbox Dash1,200円/月Plus×
ChatGPT1,400円/月Go
Mapify1,599円/月Basic

2026年9月1日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのツールを使える一番安い有料プランの月あたり。相談や調べものに使うAIツール69本のうち、日本円で払えるのは13本、無料で試せるのは18本。表に出したのは画面が日本語のもの。外貨は1ドル159.76円で換算

よくある質問
AIに奪われやすい仕事と奪われにくい仕事の違いは何か
「反復的・定型的な作業かどうか」が主な境界線です。一般事務のデータ入力や倉庫のピッキング作業は手順が明確で反復的なため、AIによる代替が加速しています。一方で、感情が絡む対人サービスや創造性が必要な分野はAIの苦手分野です。医師や介護職が担う「相手の気持ちを察する力」、クリエイターが持つ「新しいものを生み出す力」は現在のAI技術では十分に対応できません。同じ職種でも定型的な部分は自動化が進み、判断や感情が絡む部分は人間が担い続ける形へ変化していきます。
AIに代替されやすい仕事をしている人は今すぐ転職すべきか
転職より先に、まずスキルを磨くことを優先したほうがいいです。仕事は「なくなる」のではなく「変化する」と考えるのが適切で、AIが普及するほど「AIを使いこなせる人材」への需要は逆に高まります。問題解決力・データリテラシー・コミュニケーション力・アイデア発想力・AIリテラシーの5つを今から身につけることが大切です。AIを活用して業務の質を上げる動きはすでに広がっており、同じ職種のままでもスキルを磨けば市場価値を高められます。
日本のAI導入率はまだ低いのに今からスキルを磨く必要があるのか
今後5年でAI導入が急速に進むと予測されているため、導入率が低い今のうちから備えておく必要があります。2023年時点の日本のAI導入率は18.0%にとどまっています。ただし深刻化する人手不足と生産性向上の必要性から、今後5年で急速に進むと予測されています。AI導入が進んだとき、使いこなせる人材とそうでない人材では業務の成果に大きな差が生まれます。まだ余裕のある今のうちからデータリテラシーやAIリテラシーを磨いておけば、急速な変化にも対応しやすくなります。
AIで新たに生まれる仕事は技術系の知識がない人でも目指せるか
技術系の知識がなくても目指せる新しい職種はあります。AIコンサルタントやDX推進担当はAI技術そのものを開発する仕事ではなく、ビジネスセンスやコミュニケーション能力など複合的なスキルが求められます。AIが発達した時代の仕事は「機械のよさ」と「人間のよさ」を上手に組み合わせられる人が活躍できる設計です。一方でAIエンジニアやデータサイエンティストは専門知識が前提になるため、まず自分がどちらを目指すのかを見極めてから動くことをおすすめします。
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