ChatGPTアプリの保存量が60%減る Codexと共通の最適化
OpenAIのTibo氏は10月13日(米国時間)、ChatGPTとCodexのデスクトップアプリで状態データをディスクに保存する方法を最適化したとXで明かした。ディスク上の保存量は60%減る見込みだという。最適化はすでに配信したとしている。
同氏は今回の変更を「小さなリリース」と呼んだ。使い込んだ人からディスクの空きが足りなくなるという声が多く届いていたため、その対応だと説明している。
- 9/29DevDay 2026でChatGPT Spaceを発表
- 10/13Tibo氏が保存量を60%減らす最適化をXで公表
- 10/14新しい版26.1007.71326を配信
- 10/15編集部のMacで保存データ2.56GBを確認
60%がどの版から効くかは不明 Web版の人には関係が薄い
効くのは、ChatGPTやCodexのデスクトップアプリを長く使っている人だ。Web版だけで使っている人には関係が薄い。
一方で発表は短く、分からないことが多い。60%がどの版から効くのかは書かれていない。すでにたまった分まで小さくなるのか、WindowsとMacのどちらも対象なのかも示していない。
ChatGPT Spaceの使い方も改めて紹介した
OpenAIは9月29日のDevDay 2026で発表したChatGPT Spaceの使い方も紹介した。チームとChatGPTが一緒に書き進める共同作業の場で、Pro・Business・Enterpriseのプランで使える。Web版とデスクトップアプリのどちらからも開ける。
ドキュメントの中でChatGPTやdotsをタグ付けすると、直しや次の作業を頼める。つないだツールの情報から、ページを最新に保たせることもできる。

編集部のMacで測った 保存データは2.56GBあった
AInformationは10月15日21時台に、編集部のMacでChatGPTアプリが使っている容量を数えた。保存データは2.56GBあり、アプリ本体と合わせると4.29GBだった。いちばん大きいのは会話の記録で、155件で1.08GBを占めた。
| 置き場所 | 容量 | 中身 |
|---|---|---|
| アプリ本体(アプリケーションフォルダ) | 1.73GB | 版は26.1007.30912 |
| ホームの.codex | 2.29GB | 8,222ファイル |
| うち会話の記録(sessions) | 1.08GB | 155件 |
| うちスレッド履歴のデータベース | 0.38GB | 1ファイル |
| うちプラグイン | 0.35GB | 1,471ファイル |
| ライブラリのApplication Support内のCodex | 0.27GB | 1,010ファイル |
AInformation独自検証(10月15日21時台・Apple シリコンのMac・macOS 26.3)。ファイルの大きさを合計し、Finderと同じ1GB=10億バイトで計算した。6月末から使ってきた状態で、最新版への更新はしていない。
会話の記録のうち0.94GBは8月の80件だった。8月7日に長く回した2件だけで281.7MBあり、1件で151.6MBの記録もあった。数件の長い作業が容量の大半を占めている。
最新版は入っておらず60%は確かめられなかった
このMacのアプリは26.1007.30912のままだった。OpenAIの更新の配信情報を見ると、そのあと10月13日13時49分に26.1007.41230が出ている。10月14日9時50分には26.1007.71326が出た(どちらも日本時間)。
自動更新はオンでも、アプリが最後に更新を確かめたのは10月12日だった。どの版に60%の最適化が入ったのかは、配信情報にも投稿にも出てこなかった。作業用のMacなので更新はせず、保存量が本当に減るかはまだ確かめられていない。
同じMacに入っているClaudeのアプリ本体は0.68GBだった。本体の大きさはClaudeのほうが1.05GB小さい。ChatGPTのアプリはCodexと1本にまとまっており、更新の配信先もCodexの名前になっていた。
最新版は10月14日の26.1007.71326 まず更新を確かめる
容量が気になる人は、まずアプリを最新版に上げておきたい。ChatGPTのメニューにある「更新を確認…」から最新版を入れられる。編集部の版から最新版への差分は21.1MBで、更新そのものは軽い。
- ChatGPTのメニューの「更新を確認…」を押し、26.1007.71326になっているか見る
- Finderでホームを開き、Command+Shift+ピリオドで隠しフォルダの.codexを出す
- sessionsの中で大きい記録がどの月に固まっているかを見る
- 消す前に、その会話をあとで読み返すことがないかを確かめる
記録のファイルを手で消すと、その会話はアプリから読み返せなくなるおそれがある。最新版で保存量がどこまで減るかを見てから、残す期間を決めても遅くない。たまった記録の扱いをOpenAIが示すかどうかが、次の焦点になる。
- ChatGPT Space
- チームとChatGPTが一緒に書き進める共同作業の場。同僚を招いて編集やコメントができ、dotsに作業も頼める
社員にCodexを配っている会社では、開発担当のMacだけ空き容量が急に減るという相談が出やすい。今回の測定でも、容量の大半は8月に長く回した数件の記録だった。保存の仕方が軽くなっても、記録を何日残すかを決めている会社はまだ少ないとみている。情報システム部門は最新版への更新を配るときに、会話の記録を消してよいかの線も一緒に決めておきたい。現場が空きを作ろうと勝手に消し、あとで経緯を追えなくなる事故を防げそうだ。
- ChatGPTアプリの容量はMacのどこで見られる?
- Macではホームの隠しフォルダ「.codex」と、ライブラリのApplication Support内の「Codex」にデータがたまる。Finderでホームを開いてCommand+Shift+ピリオドを押すと.codexが見える。AInformationが10月15日に編集部のMacで測ると、2か所で2.56GBあった。いちばん大きいのは会話の記録のsessionsで、155件で1.08GBだった。
- 60%の削減はどうすれば効く?
- まずアプリを最新版に上げる。OpenAIは10月13日(米国時間)に最適化を配信したと明かしたが、どの版から効くかは示していない。10月15日時点の最新版は10月14日に出た26.1007.71326で、ChatGPTのメニューの「更新を確認…」から入れられる。すでにたまった記録まで小さくなるかも書かれていない。
- ChatGPT Spaceはどのプランで使える?
- ChatGPT SpaceはPro・Business・Enterpriseのプランで使える。Web版とデスクトップアプリのどちらからも開ける。OpenAIが9月29日のDevDay 2026で発表した共同作業の場で、同僚を招いて一緒に編集したりコメントを残したりできる。ドキュメントの中でChatGPTやdotsをタグ付けすると、直しや次の作業を頼める。
この記事の出典
補助資料
- [1]PC Watchこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年10月15日
