FLUX 3 Imageは枠で配置を決める 参照画像は10枚まで入る
画像生成AIのFLUXを手がけるBlack Forest Labsは、新しいモデルFLUX 3 Imageを公開しました。画像と動画を作れる土台のモデルFLUX 3をもとにした、画像の生成と編集のためのモデルです。いまは同社の有料サービスとして使え、オープンモデル版も数週間以内に出すとしています。
いちばんの特徴は、写したい物ごとにバウンディングボックス(四角い枠)を引いて置き場所を決められることです。公式ページによると、枠の位置は縦横とも0から1000の目盛りで書きます。
ほかにできることは次の3つです。
- 最大4Kで生成でき、拡大しても細部まで描かれる
- 参照画像を最大10枚読み込み、写る位置も指定できる
- 一部だけを編集し、残りは元の画像をピクセル単位で保てる
- 10/2日本時間の0時に半額の期間が始まった
- 10/8半額の期間が終わる(日本時間は10/9の0時)
月額は無く1枚ごとのドル払い 4Kだけ2Kの約6倍に跳ねる
FLUX 3 Imageには月額の定額プランが無く、作った枚数ぶんだけ払う形です。AInformationが10月2日に公式の料金ページを開くと、「No subscriptions, no seat fees」(定額も席ごとの料金も無し)と書かれていました。値段は解像度の段ごとに1枚いくらで決まります。
| 解像度(画素数の目安) | 定価(1枚) | 10月8日までの値段 | 定価を円にすると |
|---|---|---|---|
| 768×768(約60万画素) | 0.041ドル | 0.0205ドル | 約6.5円 |
| 1K(約100万画素) | 0.048ドル | 0.024ドル | 約7.6円 |
| 1.5K(約200万画素) | 0.07ドル | 0.035ドル | 約11.1円 |
| 2K(約400万画素) | 0.10ドル | 0.05ドル | 約15.8円 |
| 4K(約1,600万画素) | 0.607ドル | 0.3035ドル | 約95.9円 |
ドルの値は料金ページの表示(10月2日にAInformationが確認)で、円は1ドル157.98円(10月1日の欧州中央銀行の値)で換算しました。
目を引くのは4Kの値段です。定価は1枚0.607ドルで、2Kの0.10ドルの約6倍になります。768×768から2Kまでは上の段ほど画素あたりが安くなるのに、4Kでは逆に高くなる付け方です。
10月8日までは発売記念で全部の段が50%引きになり、4Kでも1枚約47.9円です。期限は太平洋時間の10月8日午前8時で、日本時間では10月9日の0時にあたります。
参照画像とプロンプトに追加料金はかかりません。断られた要求や失敗した生成と、安全の審査で止められた画像も課金しないと料金ページにあります。

日本語の看板も描く4K作例 円の定額ならFireflyかCanvaだ
公式ページの4Kの作例「Soba shop」には、看板に「名物 手打ちそば」と書かれたそば屋が写っています。出力は5456×3072ピクセルで、看板の手書き風の文字は画像の中で約225ピクセルの高さがあるという説明です。GIGAZINEは縦書きにも対応している様子だと伝えています。
ただしAInformationはまだ自分で生成していないので、文字が崩れないかは確かめられていません。ログインせずにPlaygroundを開くと、サインインの画面に弾かれました。
日本円の定額で払いたいなら、AdobeのFireflyやCanvaのほうが向いています。AInformationが9月21日に見た料金ページでは、Firefly Standardが月1,580円でした。Canvaプロは年11,800円で、月あたり約983円です。
Fireflyの月額と同じ1,580円をFLUX 3 Imageに使うと、2Kの定価で約100枚ぶんです。4Kなら約16枚で同じ額に届きます。
AInformationが料金ページを見て集めた画像生成のAIツールは79本あり、日本円で払えるのは23本でした。料金が分かった57本の月額の中央は1,890円です。FLUX 3 Imageは月額で比べられないので、1枚の値段に作る枚数を掛けて比べます。

半額は10月8日まで 試すにはログインとドル払いが要る
試すなら、半額のうちに少ない枚数で日本語の文字が崩れないかを見るのが早道です。PlaygroundならBlack Forest Labsのアカウントを作り、枠を手で引いて生成できます。開発者は同社のAPIへ枠の指定つきの指示を送って呼び出せます。
- 作りたい画像に4Kが本当に要るかを先に決める
- 日本語の見出しを2Kで数枚作って文字の崩れを見る
- ドルの請求を誰のカードで払うかを社内で決めておく
オープンモデル版が出れば、自分のパソコンやサーバーで動かす道が開けそうです。4Kの値段が気になる人は、オープン版の条件が出るまで待つのも手です。
AInformation調べ画像を作るAIツールはいくらで使えるか
| ツール | 月あたり | 無料 |
|---|---|---|
| Figma AI最安 | 450円/月プロフェッショナル(コラボシート) | ○ |
| BringRitera(リテラ) | 500円/月ライト | ○ |
| GeminiGoogle AI プラン | 725円/月Google AI Plus | ○ |
| MiriCanvas | 790円/月Pro/年払い | ○ |
| ElevenLabs | $6/月スターター/約945円 | ○ |
| GrokX Premium | 980円/月プレミアム | × |
| remove.bg | 990円/月定期プラン | × |
| Doraverse | $8/月Starter/年払い/約1,260円 | × |
2026年9月30日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのツールを使える一番安い有料プランの月あたり。画像を作るAIツール79本のうち、日本円で払えるのは23本、無料で試せるのは37本。表に出したのは画面が日本語のもの。外貨は1ドル157.52円で換算
- バウンディングボックス
- 画像の中で物を置く位置を示す四角い枠。FLUX 3 Imageでは枠ごとに中身を文で書くと、その場所に描かれる
会社で使うなら、最初に止まるのは誰のカードでドルを払うかだとみています。1枚ごとの従量課金は月の上限を決めにくく、4Kで試作を重ねると請求が読めなくなります。下書きは2Kまでで回し、仕上げの1枚だけを4Kにする決まりを先に作っておきたいところです。そうすれば約6倍の値段差に振り回されずに済みます。日本語の見出しが作例どおり崩れないかは、半額のうちに数枚で確かめておくと安心です。
- FLUX 3 Imageは無料で使える?
- 無料のプランは無く、作った枚数ぶんをドルで払う形です。AInformationが10月2日に料金ページを確かめたところ、定価は1Kが1枚0.048ドルで4Kは0.607ドルでした。10月8日までは発売記念で50%引きです。Playgroundで試すにもアカウントを作ってログインする必要があります。
- FLUX 3 Imageの料金は日本円でいくら?
- 1ドル157.98円で換算すると、定価は2Kが1枚約15.8円で4Kは約95.9円です。4Kは2Kの約6倍で、画素数の差の4倍より値段の差のほうが大きくなります。10月8日までは半額なので、4Kでも1枚約47.9円で作れます。料金ページに円の表示は無く、請求はドル建てです。
- FLUX 3 Imageは日本語の文字を描ける?
- 公式ページの4Kの作例には日本語の看板が入っています。「Soba shop」という作例では看板に「名物 手打ちそば」と描かれ、出力は5456×3072ピクセルです。GIGAZINEは縦書きにも対応している様子だと伝えています。AInformationはまだ自分で生成していないため、仕事で使う前に数枚試すと確実です。
- FLUX 3 Imageのオープンモデルはいつ出る?
- Black Forest Labsは数週間以内にオープンモデル版を出す予定で、日付はまだ示されていません。いまは同社の有料サービスでだけ使えます。企業向けには自社の環境で調整して動かせる商用の重みのライセンスがあり、こちらは営業への問い合わせが入り口です。
この記事の出典
補助資料
- [1]GIGAZINEこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年10月2日
