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画像生成AIを3つ比較!写真風に強いのはGeminiだった

更新 2026/9/30 読了 約20分
Geminiは3問とも指示どおりに描いた。Claudeは写真を作らずイラストを返した
この記事の要点

画像生成AIは、作りたい画像を日本語の文で頼むだけで使えます。GeminiとClaudeとMicrosoft Copilotに同じ3問を頼むと、3問とも指示どおりだったのはGeminiでした。Claudeは写真は作れないと答え、60.7秒でPNGとSVGのイラストを返しています。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AInformationは、AIツールの料金や求人、資格を自分で調べて数えているAIのデータメディアです。個人のAI選びにも、企業のAI導入にも使える数字を出しています。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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画像生成AIは、作りたい画像を日本語の文で頼むだけで使えます。GeminiとClaudeとMicrosoft Copilotに同じ3問を頼むと、3問とも指示どおりだったのはGeminiでした。Claudeは写真は作れないと答え、60.7秒でPNGとSVGのイラストを返しています。

60.7秒Claudeが写真風のリンゴを頼まれてPNGとSVGのイラストを返すまで
45.2秒Microsoft Copilotが白い背景のリンゴの画像を返すまで
126.2秒Claudeが同じ人物の4コマをイラストで描き終えるまで
この記事で分かること
  • 画像生成でGeminiとClaudeとCopilotに出た違いと、用途別の選び方
  • 画像生成をGemini・Claude・Microsoft Copilotに同じ3問で頼むと、3問とも指示どおりの画像を返したのはGeminiだった
  • Claudeは「写真そのものを生成することはできません」と答え、60.7秒でPNGとSVGのリンゴのイラストを返した
  • 「AI検証ラボ」の文字は3つのAIとも1字も違わずに入り、Claudeはフォントで描いて45.0秒でPNGを返した
  • 同じ人物の4コマはGeminiが写真風で番号と場面名までそろえ、Claudeは126.2秒かけてイラストで描いた
  • Microsoft Copilotはリンゴを45.2秒・バナーを57.6秒で返し、答えの文は7字と6字だけだった
  • 写真風の画像や同じ人物の続き物はGemini、文字とサイズを決めたいバナーはClaudeが向いていた

画像生成AIの使い方は3つとも頼む文を送るだけでGeminiは先に「画像」を選んだ

画像生成のやり方は、作りたい画像を日本語の文で頼むだけです。AInformation編集部が試した3つのAIでも、特別な設定はほとんど要りませんでした。違いは送る前の1手で、Geminiは入力欄の左の「+」から「画像を作成」を選んでから送っています。選ぶと入力欄に「画像」の札が付き、その下に「アスペクト比」のボタンが出ました。

Claudeは画像の切り替えを使わずに、ふつうの新しい会話へそのまま送りました。Microsoft Copilotも同じく、ふつうの会話の欄に送っています。Copilotには公式の「作成」の入り口がありますが、今回は編集部の操作の都合でそこを使っていません。それでも3つとも、文を送るだけで画像が返ってきました。

ChatGPTは今回の比較に入っていません。公式ヘルプでは、会話でそのまま頼むか「More」から「Images」を選んで頼む手順です。ここからは編集部が実際に送った3つの文を、易しい順にそのまま載せます。コピーすれば同じ文で試せます。

写真風の1枚を頼むプロンプト

1問目は易しい課題です。物の数と背景と形の3つを1文に入れました。

白い背景に赤いリンゴが1つだけある写真風の画像を、正方形で作ってください。

「赤いリンゴ」を作りたい物に替えれば、商品の仮の写真やアイコンの下絵にも使えます。「1つだけ」「白い背景」「正方形」と書いておくと、返ってきた画像が指示どおりかを見比べやすくなります。

日本語の文字を入れたバナーのプロンプト

2問目は中くらいの課題で、画像の中に日本語の文字を入れてもらいます。画像の中の文字は1字でも違うとそのままでは使えないので、答え合わせでは1字ずつ見ました。

「AI検証ラボ」という日本語の文字を中央に大きく入れた、青を基調にした横長(16:9)のバナー画像を作ってください。文字はゴシック体で、誤字がないようにしてください。

「AI検証ラボ」の所は自分の入れたい言葉に替えます。「青」を会社の色にすれば、ブログやセミナーの告知に使う見出しの画像になります。縦横の比は「横長(16:9)」のように数字で書きました。

同じ人物の4コマを頼むプロンプト

3問目は難しい課題です。同じ人物を4つの場面に出して、見た目がそろうかを見ます。

同じ人物(30代の女性・白いシャツ・黒縁メガネ)が、①ノートパソコンを開く ②コーヒーを飲む ③電話をかける ④窓の外を見る、の4つの場面に出てくる4コマの画像を1枚に作ってください。各コマに①〜④の番号を入れてください。

人物の年代と服と小物は括弧の中に並べました。マニュアルの説明図や社内報の4コマに使うなら、①〜④の場面を自分の手順に置き換えてください。

3問の比較の結論はGeminiが指示どおりでClaudeは写真を作らなかった

画面で答え合わせをすると、3問とも指示どおりの画像を返したのはGeminiでした。リンゴは写真のような1個が白い背景に写り、4コマは4つとも同じ女性で番号と場面の名前まで入っています。Claudeは写真を作らずに、自分で絵を組み立てて返しました。Microsoft Copilotは写真風の画像を返しましたが、条件の一部が外れた問いがありました。

Claudeは1問目で「なお、私は写真そのものを生成することはできません。」と断りを入れています。そのうえで60.7秒でPNGとSVGの2つのファイルを作り、リアル寄りのイラストに仕上げたと答えました。2問目のバナーは45.0秒で1920×1080のPNGを返し、文字はフォントで描いたと説明しています。3問目の4コマは126.2秒(約2分)かかり、フラットなイラストのタッチでした。

Claudeは60.7秒でリンゴの絵を返した。Claude。60.7秒。写真風のリンゴを頼んでPNGとSVGが返るまで。2026年9月27日・Claude Max。写真そのものは作れないと本人が答えた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(実アイコン大+数字1つ)
Claudeは60.7秒でリンゴの絵を返した

Microsoft Copilotは1問目のリンゴを45.2秒で、2問目のバナーを57.6秒で返しました。答えの文は「生成しました。」の7字と「こちらです。」の6字だけです。Copilotの画面にはアカウントの表示が写り込んだので、この記事には載せていません。中身は編集部が画面で確かめて、ほかの2つと同じ条件で採点しました。

試したのは2026年9月27日の午後で、どれもパソコンのブラウザからWeb版を使っています。GeminiはGoogle AI Proの契約で、画面のモデル表示は「Flash 拡張」でした。ClaudeはClaude Maxの契約で、モデル表示は「Opus 5.5 中」です。Microsoft CopilotはMicrosoft 365 Personalの契約で使いました。課題ごとに新しい会話を開いて、1問を1回ずつ送っています。

秒数は、送ってから答えが出終わるまでを編集部の仕組みで自動で測りました。Geminiの3問とCopilotの4コマは、編集部の計測の都合で秒数が取れていません。ChatGPTも今回は編集部の操作の都合で試せていないので、比較には入れていません。

検証は3つのAIに同じ3問を新しい会話で送り画面で4つの条件を採点した

手順はどのAIでも3つです。操作はすべてAInformation編集部のパソコンのブラウザで行い、答えが出た画面をそのまま撮りました。採点は、課題ごとに決めておいた4つの条件を画面で1つずつ確かめる形です。

こんな検証をしました。3つのAIに同じ3問を1回ずつ送った。対象。Gemini・Claude・Copilot。方法。新しい会話で1問ずつ送り画面で採点。時点。2026年9月27日の午後。3問とも指示どおりだったのはGemini。秒数は送ってから答えが出るまでを測った。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「こんな検証をしました」の場面)
3つのAIに同じ3問を1回ずつ送った
  1. Geminiは「+」から「画像を作成」を選んで送る。入力欄に「画像」の札が付いた状態で1問目を送ると、葉の付いた赤いリンゴの写真風の画像が出ました。画像の下の入力欄には、モデル表示の「Flash 拡張」と「アスペクト比」のボタンが並んでいます。
Geminiの画像生成機能で、赤いりんご一つを写した画像が生成されて表示されている画面
Geminiに白い背景のリンゴを頼んだ画面。葉の付いたリンゴが1つ出た AInformation編集部が2026年9月27日にGeminiを操作した画面
  1. Claudeは新しい会話にそのまま送る。1問目は60.7秒で答えが出て、画面の右にSVGの下見が開きました。答えの上には「2個のコマンドを実行しました」という表示も出ています。PNGとSVGは、それぞれのダウンロードのボタンから保存できる形でした。
Claudeに白背景の赤いリンゴ画像の生成を頼み、PNGとSVG形式の画像が回答として表示された画面
Claudeにリンゴを頼んだ画面。PNGとSVGが並び右にSVGの下見が開いた AInformation編集部が2026年9月27日にClaudeを操作した画面
  1. Microsoft Copilotはふつうの会話の欄に送る。公式ヘルプでは、画像やバナーは画面の左の「Create(作成)」から作る手順になっています。この機能には対象のMicrosoft 365の契約が要り、PersonalやFamilyでは使える量に上限が付くことがあると書かれています。
Microsoftのサポートページ。Copilotの作成機能には対象のMicrosoft 365の契約が要り、PersonalやFamilyでは使える量に上限があると英語で書かれている
Microsoft公式ヘルプにある「作成」に要る契約と上限の説明 出典:support.microsoft.com(2026年9月27日時点の画面)

採点の条件は、1問目が「リンゴが1個・白い背景・正方形・余計な文字や物が無い」の4つです。頼んだ文にある「写真風」になっているかも、あわせて見ました。2問目は「文字が正しく読める・16:9・青が基調・ゴシック体」で、文字は1字でも違えば不正解にしました。3問目は「4コマ・①〜④の番号・服装とメガネが同じ・場面が指示どおり」の4つです。画像のピクセル数は、AIが答えの文に書いたときだけ数字で確かめています。

白い背景のリンゴはGeminiが写真風で返しClaudeは60.7秒でイラストにした

1問目で条件を外さなかったのはGeminiでした。赤いリンゴが1つだけ写り、茎と葉が1枚付いています。背景は白に近い明るい色で、余計な文字や物はありません。画面では下の端が入力欄に少し隠れていますが、見えている範囲は正方形に近い形でした。Geminiはピクセル数を書いていないので、数字では確かめていません。

Claudeは60.7秒で答え、答えの文は398字でした。最初の1文は「1024×1024の正方形で作成しました(PNGとSVGの両方があります)。」です。正方形と白い背景は条件どおりでした。一方で写真風という頼み方には応えず、「グラデーションと影で立体感を出したリアル寄りのイラスト」にしたと答えています。

気になったのは、画面の右に開いたSVGの下見です。茎と葉と影は描かれていますが、赤い実の部分は白いままで見えませんでした。PNGのほうは今回開いていないので、同じように実が欠けているかは確かめていません。下見で実が出なかった理由も、この検証では分かりません。

答えの最後には、実写の質感が要るときの案内もありました。「画像生成AI(Midjourney、Adobe Fireflyなど)かストックフォトを使ってください」という1文です。写真が要るならほかの道具を使うよう、Claude自身が勧めたことになります。ClaudeにSVGで絵を描かせるときの頼み方は、Claudeの画像生成プロンプト10本の記事にまとめました。

Claudeに画像を頼むとできたこと。Claude。Claude Max。できた。PNGとSVGのファイルを作る。文字をフォントで入れる。4コマをキャンバスに描く。できなかった。写真そのものは作らない。4コマ目が窓の外を見ていない。写真が要るならClaude自身もほかを勧めた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
Claudeに画像を頼むとできたこと

Microsoft Copilotは45.2秒で画像を返し、秒数を測れたClaudeの60.7秒より早い答えでした。リンゴは写真風の1個で、余計な文字もありません。ただし背景は上が白く、下へ行くほど灰色になっていました。答えの文は「生成しました。」の7字で、画像の説明は付いていません。

「AI検証ラボ」の日本語は3つとも1字も違わずClaudeは45.0秒でフォントで描いた

2問目の「AI検証ラボ」という文字は、3つのAIとも1字も違わずに入りました。「検証」や「ラボ」の形が崩れた画像もありません。差が出たのは文字の入れ方と、頼んでいない飾りの多さです。

Geminiのバナーは、青い背景の真ん中に白い太字で「AI検証ラボ」と入っています。文字は縁取りと光の付いたゴシック体でした。背景には回路のような線と虫眼鏡や脳の形の飾りが描かれ、飾りの中には小さな「AI」の字もいくつか入っています。画面では横長に出ましたが、16:9かどうかはピクセル数が出ていないので確かめていません。

Geminiに「AI検証ラボ」の文字入り青基調バナー画像の生成を頼み、完成画像が表示された画面
Geminiに「AI検証ラボ」のバナーを頼んだ画面 AInformation編集部が2026年9月27日にGeminiを操作した画面

Claudeは45.0秒で答え、答えの文は498字でした。答えには「1920×1080(16:9)のPNGを作成しました」とあります。文字は「画像生成ではなくフォント(Noto Sans CJK JP Bold)で直接描画」したので、誤字や崩れは無いという説明です。背景は濃い紺から青へのグラデーションで、方眼と目盛りのリングを薄く重ねたと書いていました。

ClaudeにAI検証ラボの青いバナー画像作成を依頼し、生成された画像が右側に表示されている画面
Claudeにバナーを頼んだ画面。右に1920×1080のPNGの下見が出た AInformation編集部が2026年9月27日にClaudeを操作した画面

Claudeは続けて、色の調整やSNS用のサイズ(1200×628など)への書き出しにも応じると添えています。大きさを数字で答えたのは、3つの中でClaudeだけでした。バナーのように貼る場所の大きさが決まっているときは、この答え方だと使う前に大きさが分かります。

Microsoft Copilotは57.6秒で画像を返しました。「AI検証ラボ」は大きく正しく入り、背景は青い地球と夜の街並みの写真風です。ただし頼んでいない英語の小さな文字が左上と右下に入りました。左下には「検証で、未来をもっと面白く。」という日本語の一文も足されています。答えの文は「こちらです。」の6字でした。

同じ人物の4コマはGeminiが番号までそろえClaudeは126.2秒かけて描いた

3問目の4コマで4つの条件を満たしたのはGeminiでした。1枚の中に4つのコマが並び、各コマの左上に①〜④の番号が入っています。番号の横には「ノートパソコンを開く」のような場面の名前もあり、頼んでいないのに正しい日本語で書かれていました。人物はボブの髪で白いシャツに黒縁メガネの女性で、4コマとも同じ見た目です。④のコマでは窓辺に立ち、外のビルのほうを向いていました。

Geminiに同じ人物が4つの場面を演じる4コマ画像の生成を依頼し、生成結果が表示された画面
Geminiに同じ人物の4コマを頼んだ画面。番号と場面の名前が入った AInformation編集部が2026年9月27日にGeminiを操作した画面

Claudeは126.2秒(約2分)かけて、Claude Designのキャンバスに4コマを描きました。答えの文は514字で、「同じ女性(ボブヘア・黒縁メガネ・白シャツ)を2×2のレイアウトで描いています」とあります。番号は各コマの左上に入り、下には場面の名前が添えてありました。PNGやPDFへの書き出しはキャンバスからできるという案内も付いています。

Claudeに4コマ漫画の作成を依頼し、白シャツの女性が働く一日を描いたイラストが表示された画面
Claudeに4コマを頼んだ画面。Claude Designのキャンバスに2×2で描いた AInformation編集部が2026年9月27日にClaudeを操作した画面

ただしClaudeの4コマには気になる点が2つありました。1つ目は④の「窓の外を見る」で、女性は窓の横で正面を向いて立っていて外を見ていません。2つ目は③のコマで、「お世話になっております」という吹き出しが③の番号の丸に少し重なっていました。④の場面が指示とずれたので、3問目は△にしています。

Microsoft Copilotも写真風の4コマを返し、4コマとも白いシャツと黒縁メガネの同じ女性でした。1コマ目ではノートパソコンのふたに手をかけていて、場面の4つも指示どおりです。一方で会話の画面に出た画像では、はっきり読めた番号は④だけでした。①〜③は枠の端で切れて見えています。元の画像ファイルは開いていないため、画像そのものに①〜③が入っているかはこの検証では確かめていません。

採点表ではGeminiが正しさで勝ち秒数はClaudeとCopilotが1問ずつ速かった

正しさで選ぶならGeminiで、速さはClaudeとMicrosoft Copilotの引き分けです。3問の結果を1つの表にまとめました。○は条件どおり、△は条件の一部が外れたものです。×は今回試せていないAIの欄に付けました。

画像生成の3問の採点表

項目 ChatGPT Gemini Claude Microsoft Copilot
リンゴ(易)の秒数 ×(試せず) 測れず 60.7秒 45.2秒
バナー(中)の秒数 ×(試せず) 測れず 45.0秒 57.6秒
4コマ(難)の秒数 ×(試せず) 測れず 126.2秒 測れず
リンゴ(易)の出来 ×(試せず) ○ △ 写真風でなくイラスト △ 背景の下が灰色
バナー(中)の出来 ×(試せず) ○ ○ ○ 頼んでいない文字あり
4コマ(難)の出来 ×(試せず) ○ △ ④が外を見ていない △ 番号が切れて見えた
写真風の画像 ×(試せず) ○ イラストで返した ○
大きさの答え ×(試せず) 書かれず 1024×1024と1920×1080 書かれず
日本語の自然さ ×(試せず) ○ 画像の中の場面名も正しい ○ 作り方まで普段の言葉 ○ 1文だけ
上限の表示 ×(試せず) 出ていない 週の利用上限の帯 出ていない
データ:AInformation調べ(2026年9月27日・Google AI Pro/Claude Max/Microsoft 365 Personal・Web版) / 制作:AInformation

正しさでは、Geminiが3問とも○でした。Claudeは2問目のバナーだけが○で、写真風にしなかった1問目と④の場面がずれた3問目は△です。Microsoft Copilotも2問目だけが○でした。背景の下が灰色になった1問目と、番号が切れて見えた3問目を△にしています。

速さは秒数を測れた範囲で比べました。1問目のリンゴはCopilotの45.2秒が、Claudeの60.7秒より早い結果です。2問目のバナーは逆で、Claudeの45.0秒がCopilotの57.6秒より早く返りました。3問目の4コマで測れたのはClaudeの126.2秒だけなので、この問いの速さは比べていません。

答えの文字数は大きく分かれました。Claudeは398字・498字・514字で、どの問いでも作った画像の大きさや作り方を説明しています。Copilotは7字と6字で、画像だけを渡す答え方です。Geminiは2問目と3問目の画面で画像の下に説明の文が見当たらず、文字数は測れていません。

答えの文の文字数

Claude リンゴ 398字
Claude バナー 498字
Claude 4コマ 514字
Microsoft Copilot リンゴ 7字
Microsoft Copilot バナー 6字
データ:AInformation調べ(2026年9月27日・Web版) / 制作:AInformation

日本語はどれも自然でした。Claudeは「背景は濃紺から青へのグラデーションに」のように、作り方まで普段の言葉で書いています。Geminiは画像の中に入れた場面の名前が、4つとも正しい日本語でした。Copilotの「生成しました。」も自然ですが、短すぎて何を作ったかは画像を見るまで分かりません。

用途別のおすすめは写真風ならGeminiで文字とサイズを決めたいならClaudeだ

写真風の画像や同じ人物の続き物を作るなら、Geminiを選びます。今回の3問で条件を外さなかったのはGeminiだけで、4コマの人物もそろっていました。文字とサイズを外したくないバナーならClaudeです。Microsoft 365を契約していてAIの契約を増やしたくない人は、Microsoft Copilotでも写真風の画像と正しい文字のバナーが返りました。

作りたい画像で選ぶ1本。写真風の人物や物を作りたい。Gemini。4コマの人物と番号がそろった。文字とサイズを外したくない。Claude。文字をフォントで描いた。WordやExcelも使う。Microsoft Copilot。契約の中でふつうの会話から作れた。4コマの番号と場面はGeminiがそろえた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(こんな人→このツール)
作りたい画像で選ぶ1本

写真風と4コマはGeminiが向いている

Googleの公式ヘルプは、画像を作るNano Banana 2の主な機能に「キャラクターの一貫性」と「テキスト レンダリングの改善」を挙げています。今回の4コマとバナーの結果は、この説明どおりでした。公式ヘルプによると、モデルがFlashかProのときはNano Banana 2で画像を作ります。

Geminiアプリのヘルプページ。キャラクターの一貫性やテキストレンダリングの改善など、Nano Banana 2の主な機能が並んでいる
Gemini公式ヘルプにあるNano Banana 2の主な機能の一覧 出典:support.google.com(2026年9月27日時点の画面)

文字入りのバナーはClaudeが確かめやすい

Claudeは画像生成AIのように絵を生み出すのではなく、文字をフォントで入れて画像を組み立てました。大きさは1920×1080のように数字で返ってくるので、使う前に確かめられます。写真のような質感は出ないため、図やバナーのように形がはっきりした画像に向いています。

速さ重視ならClaudeとCopilotは同点

秒数は1問ずつ勝ち負けが分かれたので、速さでは差が付きませんでした。リンゴとバナーの2問では、ClaudeもCopilotも60.7秒以内に画像が返っています。4コマのように込み入った頼みでは、Claudeは126.2秒(約2分)かかりました。

無料で試したいならChatGPTかGeminiから

今回試したのは有料の契約だけで、無料版の動きは確かめていません。公式の説明では、ChatGPTの画像生成はすべてのプランで使えます。Geminiの公式ヘルプは、有料プランならNano Banana Proで作り直せると書いています。無料プランでも画像を作れる前提の説明です。Microsoft Copilotの「作成」は対象のMicrosoft 365の契約が要ります。Claudeは写真やイラストを作らないと、公式ヘルプに書かれています。

画像生成の注意点はClaudeが写真を作らないことと残り回数の表示が出ないことだ

写真が要る場面でClaudeに頼んでも、写真風の画像にはなりません。Claudeの公式ヘルプには、画像生成の道具のようには写真やイラストを作らないと書かれています。代わりに図やグラフや動く図解を、HTMLとSVGで会話の中に作れるという説明です。今回の1問目の答えも、この説明どおりでした。

Claudeのヘルプページ。画像生成ツールのようには写真やイラストを作らず、図やグラフはHTMLとSVGで作ると英語で書かれている
Claude公式ヘルプの写真やイラストは作らないという説明 出典:support.claude.com(2026年9月27日時点の画面)

残り回数の表示にも気をつけてください。GeminiとMicrosoft Copilotは、3問を送ったあとも画面に残り回数の表示が出ていませんでした。Claudeの画面の下には、週の利用上限をどれだけ使ったかを知らせる帯が出ています。画像を作ったことで上限がどれだけ減ったかは、この検証では分かりません。

画像の大きさも使う前に確かめます。GeminiとCopilotは答えにピクセル数を書かなかったので、貼る場所に合うかは保存してから見る必要があります。Copilotのように頼んでいない文字が足されることもあるので、人に見せる前に画像の端まで目を通してください。

ChatGPTは今回比べられていません。OpenAIは2026年9月8日のリリースノートで「ChatGPT Images 2.5」を出し、公式ヘルプではすべてのプランで画像を作れるとしています。無料のChatGPTで手描きから画像を作れるようになった話は、0円のChatGPTでも手描きから画像を作れるという記事に書きました。

OpenAIのヘルプページ。ChatGPT Images 2.5の概要と、すべてのプランで使えるという説明が英語で書かれている
OpenAI公式ヘルプのImages in ChatGPTの概要と使えるプラン 出典:help.openai.com(2026年9月27日時点の画面)

Geminiで思った画像にならないときの原因と画風の指定は、Gemini画像生成ができない原因の記事にまとめています。

関連する記事とツール

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

写真風の画像や同じ人物を何コマも出す使い方なら、今はGeminiがいちばん手堅いと感じました。4コマの番号と場面の名前まで1回でそろったので、社内のマニュアルや研修資料の挿絵にそのまま使える出来です。一方でバナーのように文字とサイズが決まっているものは、フォントで組み立てるClaudeのほうが直す手間は少なく済みます。どのAIを使う場合も、人に出す前に文字と画像の端まで自分の目で確かめてください。

よくある質問
画像生成AIで写真風の画像を作るならどれがいい?
今回の検証ではGeminiがいちばん指示どおりでした。2026年9月27日に「白い背景に赤いリンゴが1つだけある写真風の画像」を頼むと、Geminiは葉の付いたリンゴ1個の写真風の画像を返しました。Microsoft Copilotも写真風でしたが背景の下が灰色になり、Claudeは写真を作らずにイラストで返しています。
Claudeで画像生成はできる?
写真やイラストを生み出す画像生成はしませんが、絵のファイルは作れます。今回リンゴを頼むと、Claudeは「写真そのものを生成することはできません」と断ったうえで、60.7秒でPNGとSVGのイラストを返しました。バナーは1920×1080のPNGで返り、文字はフォントで描いたと答えています。公式ヘルプも、写真やイラストは作らず図やグラフをHTMLとSVGで作ると説明しています。
画像の中に日本語の文字を正しく入れられるAIは?
今回試した3つのAIは、どれも「AI検証ラボ」を1字も違えずに入れました。Geminiは縁取りの付いたゴシック体で描き、Microsoft Copilotは57.6秒で返しています。Claudeは文字をフォントで直接描いたので誤字や崩れは無いと説明しました。ただしCopilotは頼んでいない英語の文字や日本語の一文も足したので、使う前に画像の端まで確かめてください。
同じ人物を何枚も続けて描かせるにはどのAIがいい?
4コマで試した範囲ではGeminiが向いていました。30代の女性・白いシャツ・黒縁メガネの人物を4つの場面に出すよう頼むと、Geminiは4コマとも同じ見た目で番号と場面の名前まで入れました。Claudeは126.2秒でイラストの4コマを描きましたが、④の窓の外を見る場面で女性が正面を向いていました。
無料で画像生成を試すならどのAIがいい?
公式の説明どおりなら、ChatGPTとGeminiが無料で試しやすい候補です。OpenAIの公式ヘルプはChatGPTの画像生成をすべてのプランで使えるとし、Geminiの公式ヘルプは有料プランならNano Banana Proで作り直せるとしています。Microsoft Copilotの作成機能は対象のMicrosoft 365の契約が要ります。今回はどれも有料の契約で試したので、無料版の出来は確かめていません。
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