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ChatGPTに写真を送る方法とそのまま使えるプロンプト4つ

読了 約18分
暗いレシートの6品目を20.6秒で全部読めた。ChatGPTに写真を送る方法とプロンプト4つ
この記事の要点

ChatGPTに写真を送る方法は、入力欄の+から画像を選んで質問を1文添えるだけです。2026年10月10日に暗く傾いたレシートや手ブレの写真など4種類を送ると、金額と合計は4つとも合っていました。手ブレの写真では品名を1つ読み違えています。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AInformationは、AIツールの料金や求人、資格を自分で調べて数えているAIのデータメディアです。個人のAI選びにも、企業のAI導入にも使える数字を出しています。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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ChatGPTに写真を送る方法は、入力欄の+から画像を選んで質問を1文添えるだけです。2026年10月10日に暗く傾いたレシートや手ブレの写真など4種類を送ると、金額と合計は4つとも合っていました。手ブレの写真では品名を1つ読み違えています。

20.6秒12度傾けて暗くしたレシートの6品目を全部正しく読むまで
32.8秒売上表の画像から総合計558,900千円を出して検算するまで
14.3秒2枚のレシートを見比べて「無い。」と正しく答えるまで
この記事で分かること
  • ChatGPTに写真を送る方法は入力欄の+から画像を選んで質問を1文添えるだけで、2枚まとめて送ることもできた
  • 12度傾けて明るさ55%に暗くしたレシートは、20.6秒で6品目と合計1,758円を全部正しく読んだ
  • 手ブレを足した写真では金額は全部合ったが、「洗剤」を「浅漬」と読み違えてそこに「自信なし」と付けた
  • くっきりした写真と粗い写真の2枚を見比べさせると、14.3秒で「無い。」の3文字だけが返りこれは正解だった
  • 12か月×5商品の売上表の画像からは32.8秒で総合計558,900千円を出し、合計列との検算も合っていた
  • 同じ文で試せるプロンプト4つと、写真が送れないときに見る公式の決まりを載せた

ChatGPTに写真を送る方法は+から画像を選んで質問を添えるだけだった

ChatGPTに写真を送るときは、入力欄の左にある+を押して画像を選びます。あとはいつもどおり質問を書いて送るだけです。AInformation編集部は2026年10月10日に、パソコンのブラウザで開いたChatGPTの有料プランでこの手順を4回くり返しました。画面のモデル表示は4回とも「Medium」のままで、モデルは切り替えていません。

  1. 新しい会話を開く。前の写真と比べて答えるのを避けるため、今回は課題ごとに新しい会話にしました。
  2. 入力欄の+を押して、送りたい写真を選ぶ。入力欄の上に写真の小さな見本が出たら添付できています。
  3. 写真について聞きたいことを書く。今回は表の形と合計まで頼み、読めない所の書き方も指定しました。
  4. 送信ボタンを押して待つ。今回の4回は答えが出るまで14.3秒から32.8秒でした。
ChatGPTにレシート画像を添付して質問を送ろうとしている入力画面
ChatGPTの入力欄に暗く傾けたレシートの写真を1枚添付したところ AInformation編集部が2026年10月10日にChatGPTを操作した画面

上の画面は1つ目の課題で、暗く傾けたレシートの写真を添付したところです。写真は入力欄の上に角の丸い見本として並びます。その下の「ChatGPT に聞く」の欄に質問を書けば準備は終わりです。入力欄の右下には「Medium」の表示とマイクと送信のボタンが並んでいます。写真を送るために特別なモードへ切り替える操作はありませんでした。

公式ヘルプは、+から「Add photos & files」を選ぶ方法を案内しています。画像を入力欄へドラッグする方法と、コピーした画像を貼り付ける方法も同じ所に書かれています。

OpenAIのChatGPT Image Inputs FAQ。入力欄の+からAdd photos & filesを選ぶ方法と、画像をドラッグするか貼り付ける方法が英語で書かれている
公式ヘルプの画像の添付方法。+のほかドラッグと貼り付けでも送れる 出典:help.openai.com(2026年10月10日時点の画面)

ドラッグと貼り付けは今回は試していません。編集部が使ったのは+から選ぶ方法だけです。公式ヘルプにはスマホのアプリでも使えるとありますが、この検証はパソコンのブラウザで行いました。スマホで撮った写真をそのまま送る流れは、この記事では確かめていないことになります。

ChatGPTに写真を読ませるプロンプトはそのまま使える4つを用意した

今回送った文を4つとも載せます。どれも実際にChatGPTへ送った文そのままです。写真は検証のために作った架空の店のレシートと、架空の会社「株式会社サンプル商事」の売上表です。自分の写真に置き換えれば同じ文で試せます。

①レシートの写真を表にするプロンプト

品目と値段を表にさせて、小計・消費税・合計まで聞く文です。経費の入力や家計簿の下書きに向いています。

この写真のレシートを読んで、品目と値段を表にして全部書き出してください。小計・消費税・合計も教えてください。

②読めない所を推測で埋めさせないプロンプト

①の文の後ろに、読めない字は「読めない」「自信なし」と書くよう足しました。写真がぼやけているときに、それらしい数字で埋められるのを防ぐための一文です。

この写真のレシートを読んで、品目と値段を表にして全部書き出してください。小計・消費税・合計も教えてください。ぼやけて読めない字や自信のない数字は、推測で埋めずに「読めない」「自信なし」と書いてください。

③2枚の写真を見比べるプロンプト

同じメッセージに写真を2枚添付して送る文です。店名や日付など見比べる所を名指しして、違いが無いときの答え方も決めています。

2枚の写真は同じレシートですか。店名・日付・品目・値段・合計を見比べて、違うところがあれば全部挙げてください。違うところが無ければ「無い」と答えてください。

④表の画像から合計を出して検算するプロンプト

表のスクリーンショットから合計を出させて、表の中の合計列と突き合わせる文です。AIの足し算を、表に元からある数字で確かめさせる狙いがあります。

この表の画像を読んで、商品Aから商品Eまでの年間合計(千円)をそれぞれ出して、5商品を足した総合計も出してください。そのあと、表の右端の「合計」の列の12か月分を足した数字と、総合計が一致するかも確かめてください。

4つとも課題ごとに新しい会話で1回ずつ送りました。レシートの写真は、元の画像をわざと読みにくく加工しています。机の上で斜めに撮った写真や、手が揺れた写真を想定した崩し方です。

こんな検証をしました。写真4種類をChatGPTに1回ずつ送った。対象。ChatGPTの有料プラン。材料。架空のレシート写真と売上表の画像。方法。新しい会話で1回ずつ送り答えと照合。金額と合計は4つとも正しかった。手ブレの写真で品名を1つ読み違えた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「こんな検証をしました」の場面)
写真4種類をChatGPTに1回ずつ送った

結論はChatGPTが4つの写真で金額と合計を1つも作らなかった

先に結論です。ChatGPTに4種類の写真を送ったところ、金額と合計の数字は4つとも答えと合っていました。暗く12度傾けたレシートは、20.6秒で6品目と合計1,758円を全部正しく書き出しています。

暗く傾いたレシートも全部読めた。ChatGPT。20.6秒。12度傾けて暗くしたレシートを読むまで。10月10日・ChatGPT有料プラン。6品目と合計1,758円が正解。AInformation編集部が作ったイラスト図解(実アイコン大+数字1つ)
暗く傾いたレシートも全部読めた

間違えたのは1か所だけです。傾きと暗さに手ブレのぼかしを重ねた写真で、6品目の「洗剤 詰め替え」を「浅漬」と読みました。ただしChatGPTはその品名に「後半の文字は自信なし」と自分で書き添えています。値段の498円は合っていました。

2枚のレシートを見比べる課題では、14.3秒で「無い。」とだけ返しました。くっきりした写真と粗く暗い写真でしたが、中身は同じなのでこれは正解です。12か月×5商品の売上表の画像からは、32.8秒で総合計558,900千円を出しました。表の右端の合計列とも一致すると確かめています。

どれも各1回ずつの結果です。同じ写真を何度送っても同じ答えになるかは、この検証では確かめていません。公式ヘルプは、回転した文字や日本語の文字は読み違えることがあると書いています。それでも今回の4回では、数字を作って埋めた答えは1つもありませんでした。

明るくまっすぐな画像を4つのAIで読み比べた結果は、AIの画像読み取り精度の比較記事にまとめています。今回はChatGPTだけにしぼり、実際の撮り方に近い崩れた写真で試しました。

暗く12度傾いたレシートは20.6秒で6品目とも正しく読めた

1つ目はプロンプト①を使いました。レシートの写真を12度傾けて、明るさを55%に落とした写真です。送ってから20.6秒で587字の答えが返りました。

ChatGPTにレシート画像の品目・金額を読み取らせ、購入品目一覧と金額まとめの表が表示された画面
傾いた暗いレシートを読んだ答え。6品目の値段と小計・消費税・合計の表 AInformation編集部が2026年10月10日にChatGPTを操作した画面

品目と値段の組み合わせは6つとも合っていた

答えの表は「牛乳 1000ml ¥268」から「洗剤 詰め替え ¥498」まで6行でした。品目と値段の組み合わせは6つとも答えと一致しています。傾いた写真は値段の行が隣の品目へずれて見えやすいのですが、牛乳の横に食パンの198円を並べるようなずれは出ていません。

金額のまとめも小計1,628円・消費税130円・合計1,758円で、どれも正解でした。答えの最後には「品目6点の金額を合算すると1,628円」と、自分で足し算を確かめた一文も付いています。表の見出しは「金額(税込前)」で、小計に消費税を足すこのレシートの形と合っていました。読み取った数字をそのまま信じず、合計と照らす動きを自分からしていたことになります。

頼んでいない店名や時刻まで書き出した

聞いたのは品目と値段と合計だけでした。それでもChatGPTは、店名・所在地・購入日・時刻・レジ番号まで表にしています。店名の「サンプルマート 本店」と購入日の2026年9月10日は、材料の答えと合っていました。時刻の18:42やレジ番号の03は答え合わせの材料に無いので、編集部では照らしていません。

本物のレシートを送ると、店の住所や買った時刻もそのまま書き出される可能性があります。社内の資料に貼るときは、要らない行を消してから使うのが安全です。

OpenAIのChatGPT Image Inputs FAQの注意書き。日本語や韓国語などの文字は英語ほど得意でないことと、回転した文字や画像を読み違えることがあると英語で書かれている
公式ヘルプの注意書き。回転した文字や日本語の文字は読み違えることがある 出典:help.openai.com(2026年10月10日時点の画面)

公式ヘルプの注意書きには、回転した文字や上下さかさまの画像を読み違えることがあると書かれています。今回の12度の傾きでは読み違えは出ませんでした。もっと大きく傾けた写真や上下さかさまの写真は試していません。

手ブレの写真では「洗剤」を「浅漬」と読み違えたが自信なしと書いた

2つ目はプロンプト②です。1つ目の写真にさらに手ブレのようなぼかしをかけて、新しい会話で送りました。17.3秒で514字の答えが返っています。

ChatGPTにレシート写真を読み取らせ品目と金額の一覧表を作らせた画面
手ブレのレシートを読んだ答え。6品目を浅漬と書き自信なしと添えた AInformation編集部が2026年10月10日にChatGPTを操作した画面

金額は6つとも合い品名だけ1つ外れた

値段は6品目とも正しく、小計1,628円と合計1,758円も合っていました。間違えたのは6品目の品名だけです。正しくは「洗剤 詰め替え」ですが、答えの表には「浅漬(後半の文字は自信なし)」と書かれていました。

読み違えた所には、ChatGPTが自分で印を付けていました。答えの後半には「読み取りに自信がない箇所」という見出しがあり、6番目の品目の文字がぼやけていると説明しています。「自信なし」と付けたのは1か所で、そこは実際に間違っていました。逆に、印の無い所で間違えた品名や値段はありません。

表の見出しの「税込」は写真と合っていない

細かい所では、表の見出しが「金額(税込)」になっていました。このレシートは小計に消費税を足して合計を出す形なので、品目の値段は税を含まない額です。1つ目の答えでは同じ列を「金額(税込前)」と書いていました。手ブレの写真の回だけ、見出しの言葉が変わったことになります。

1つ目の文には「推測で埋めないで」の一文を入れていません。2つ目で印が付いたのがこの一文のおかげかどうかは、この検証では分かりません。確かめるには同じ写真で一文の有り無しを試す必要があり、今回はそこまでやっていません。それでも、読めない所を正直に書かせたいときに入れておいて損のない一文です。

2枚の写真を一度に送ると14.3秒で「無い。」の3文字が返った

3つ目はプロンプト③です。写真を2枚同時に送れるかと、2枚をきちんと見比べられるかを試しました。1枚はくっきりした元のレシートです。もう1枚は幅を4分の1に縮めてから戻して、明るさを80%に落とした粗い写真にしました。

ChatGPTに2枚のレシート画像を添付し質問文を入力しようとしている画面
ChatGPTの入力欄にくっきりした写真と粗い写真の2枚を並べて添付したところ AInformation編集部が2026年10月10日にChatGPTを操作した画面

+から1枚ずつ2回選ぶと、入力欄の上に2枚の見本が横に並びました。この状態で質問を書いて送れば、2枚を1つのメッセージでまとめて渡せます。見本を見ると、右の1枚は灰色がかって文字の輪郭もにじんでいました。

ChatGPTにレシート2枚の写真を比べさせ、違いは無いと答えが表示された画面
2枚は同じレシートかを聞いた画面。答えは無い。の3文字だけだった AInformation編集部が2026年10月10日にChatGPTを操作した画面

答えは正解だが理由は1文字も書かなかった

送ってから14.3秒で返ってきたのは「無い。」の3文字だけでした。2枚の中身は同じレシートなので、違いは無いという答えは正解です。粗い写真の数字を読み違えて、ありもしない違いを作ることはありませんでした。

ただし、どこを見比べたのかや画質が違うことには触れていません。質問で「違いが無ければ無いと答えて」と決めたので、その言葉どおりに答えたと読めます。見比べた中身も知りたいときは、「見比べた項目とそれぞれの値も書いて」と足すとよさそうです。この足し方は今回は試していません。

2枚まとめて送る使い方は、見積書の新旧や直す前と後の書類を見比べるときに使えます。今回は中身が同じ2枚だったので、本当に違いがある2枚を渡したときに全部拾えるかは確かめていません。

答えの下の画面には、いつもの「ChatGPT は間違えることがあります」という注意書きが出ていました。上限や残り回数の表示はありません。

12か月×5商品の表の画像は32.8秒で総合計558,900千円が合った

4つ目はプロンプト④です。架空の会社の2025年の売上表をスクリーンショットにして送りました。表は1月から12月までの12行に、商品Aから商品Eの5列と右端の合計の列が並ぶ形です。

ChatGPTに画像の表を読み取らせ商品別の年間売上を集計し2つの合計を照合した画面
売上表の画像から5商品の年間合計と総合計を出し合計列と照合した答え AInformation編集部が2026年10月10日にChatGPTを操作した画面

5商品の年間合計は全部合っていた

32.8秒で476字の答えが返りました。商品Aは146,400千円で、商品Bは140,600千円でした。どちらも正解です。商品Cの82,800千円と商品Dの88,000千円、商品Eの101,100千円も合っていました。5商品を足した総合計は558,900千円で、これも答えと一致しています。

答えには商品名のあとに「タンブラー」「エコバッグ」のような品名も書かれていました。表の見出しの細かい文字まで読み取れていたことになります。

合計列との検算も一致した

表の右端の合計列を12か月分足した数も558,900千円で、総合計と一致しました。ChatGPTは2つの合計を並べた表を作り、差額を0と書いています。総合計を「5億5,890万円」と言い直した一文も付いていました。

答えの最後には、各月についても合計列が「すべて一致しており」とありました。編集部が答えと照らしたのは5商品の年間合計と総合計で、月ごとの一致までは突き合わせていません。月ごとの数字は答えに出ていないので、そこまで本当に確かめたかは画面からは分かりません。

この使い方が役に立つのは、表をExcelのファイルではなく画像で受け取ったときです。会議の資料に貼られた表や、チャットで送られてきたスクリーンショットがそれに当たります。表を打ち直さずに合計の当たりをつけられます。ただし今回の表はくっきりした画面のスクリーンショットでした。紙の表を斜めから撮った写真では試していません。

4つの結果を並べると秒数は14.3秒から32.8秒だった

4つの課題の結果を表にまとめます。秒数は送信してから答えが出るまで、文字数は答えの文字数です。

ChatGPTに4種類の写真を送った結果

課題 写真の状態 かかった秒 答えの文字数 答え合わせ
①レシートを表に 12度傾き・明るさ55% 20.6秒 587字 ○ 6品目と合計1,758円が正解
②読めない所を書かせる 傾き+暗さ+手ブレ 17.3秒 514字 △ 金額は全部正解・品名1つ誤り(自信なしと明記)
③2枚を見比べる くっきり+低解像度 14.3秒 3字 ○ 違いは無いと正しく答えた
④表から合計と検算 12か月×5商品の表 32.8秒 476字 ○ 5商品と総合計558,900千円が正解
データ:AInformation調べ(2026年10月10日・ChatGPT有料プラン・画面のモデル表示Medium・各1回) / 制作:AInformation

いちばん速かったのは2枚を見比べた課題で、14.3秒でした。いちばん時間がかかったのは売上表の課題で、32.8秒です。レシートは暗く傾けた写真で20.6秒、手ブレを足した写真で17.3秒でした。読みにくい写真のほうが速く返った理由は、1回ずつの結果からは分かりません。

答えが出るまでの秒数

①傾いた暗いレシート 20.6秒
②手ブレのレシート 17.3秒
③2枚の見比べ 14.3秒
④売上表の合計 32.8秒
データ:AInformation調べ(2026年10月10日・ChatGPT有料プラン・各1回) / 制作:AInformation

文字数は1つ目が587字で2つ目が514字、売上表が476字でした。3つ目は「無い。」の3字です。答えの長さは写真の難しさより、質問で何を頼んだかで変わっていました。1つ目は頼んでいない店名まで書いたので長くなり、3つ目は答え方を決めたので短くなっています。

答え合わせでは、金額と合計は4つとも正解でした。外れたのは手ブレの写真の品名1つだけで、そこには自信なしの印が付いていました。上限や残り回数の表示は4回とも画面に出ていません。

ChatGPTに写真が送れないときは形式と枚数とプランを見る

今回の検証では、写真が送れない状態には当たっていません。そのうえで、送れないときに確かめたい決まりを公式ヘルプから拾います。

送れる画像の形式は3つ

公式ヘルプが挙げている画像の形式は、PNG・JPEG・動かないGIFの3つです。動くGIFは対象に入っていません。手元の写真が別の形式なら、まず形式を確かめてください。

何枚まで送れるかは決まっていない

OpenAIのChatGPT Image Inputs FAQ。一度に送れる画像の数は画像の大きさと文の量で変わり、うまくいかないときは数か大きさを減らすよう英語で書かれている
公式ヘルプの一度に送れる枚数の説明。決まった枚数は書かれていない 出典:help.openai.com(2026年10月10日時点の画面)

一度に何枚まで送れるかについて、公式ヘルプは決まった枚数を書いていません。画像の大きさや一緒に送る文の量で変わるとしています。うまく送れないときは、枚数を減らすか画像を小さくするよう案内があります。今回は2枚まとめて送れることを確かめました。3枚以上は試していません。

無料のプランでも使える

公式ヘルプでは、画像入力は無料と有料のどちらのプランでも使えるとしています。ただし、プランごとの使用上限とアカウントの設定によるという条件付きです。今回は有料プランだけで試したので、無料のプランでどこまで送れるかは確かめていません。

写真が学習に使われるかは設定で確かめる

写真を送るのが危ないかどうかは、送る中身と設定しだいです。公式ヘルプは、画像も含めて内容の扱いは製品ごとに今までと同じだと説明しています。学習に使われる仕組みと選べる設定は別のページで案内していて、ChatGPT Enterpriseでは内容を学習に使わないとも書かれています。今回は架空のレシートだけを送りました。顔写真や住所の写ったレシートを送る前に、設定を一度見ておくと安心です。

写真の読み取りの使いどころはレシートの下書きと表の検算だった

4回の結果から、ChatGPTの画像入力が役に立つ場面は2つにしぼれます。1つは、レシートや伝票の写真から表の下書きを作る使い方です。暗く傾いた写真でも、金額と合計は全部合っていました。

ChatGPTの画像入力でできたこと。ChatGPT。有料プラン。できた。暗く傾いたレシートを表にする。2枚を見比べて同じと答える。表の画像から合計を検算する。気をつける。手ブレで品名を読み違えた。見比べた理由は書かなかった。金額は合っても品名は自分で見る。AInformation編集部が作ったイラスト図解(1本のできる/できない)
ChatGPTの画像入力でできたこと

もう1つは表の画像の検算です。12か月×5商品の売上表から5商品の合計と総合計を出して、表の合計列との一致まで確かめました。人が電卓で足す前に、合っているかの当たりをつける使い方に向いています。

気をつけたいのは品名です。手ブレの写真では、金額が合っていても品名を1つ読み違えました。経費の科目を品名で決める仕事なら、品名は必ず元の写真と見比べてください。プロンプト②のように自信のない所を書かせておくと、見る所をしぼれます。

反対に、まだ任せきれないのは写真だけで仕事を終わらせる使い方です。今回は答えを材料の正解と1つずつ照らしたので、品名の読み違いに気づけました。正解の分からない本物のレシートでは、同じ読み違いを見落とすかもしれません。

答えの短さにも注意がいります。2枚を見比べた答えは「無い。」の3文字で、どこを見たかは分かりませんでした。結果だけでなく根拠も残したい仕事なら、見比べた項目を書くよう文に足しておきます。公式ヘルプは日本語の文字は英語ほど得意でないと書いているので、大事な数字は人の目でも確かめる前提で使ってください。

崩し方を変えたレシートでChatGPTを試した前の検証は、レシートを4段階に崩して照合した記事で読めます。

関連する記事とツール

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

今回の結果で大事なのは、読めない所でChatGPTが数字を作らなかったことです。手ブレの写真でも金額は全部合い、読み違えた品名には自分で自信なしと書きました。経費や伝票の下書きには使えます。ただし品名は外れることがあるので、科目を品名で決める仕事では人が元の写真と見比べてください。2枚を見比べた答えは「無い。」の3文字だけでした。社内で記録を残すなら、見比べた項目も書かせる一文を足すことをすすめます。

よくある質問
ChatGPTに写真を送る方法は?
入力欄の左にある+を押して写真を選び、質問を書いて送ります。公式ヘルプでは、画像を入力欄へドラッグする方法とコピーした画像を貼り付ける方法も案内しています。AInformation編集部は2026年10月10日にパソコンのブラウザで+から選ぶ方法を試し、4回とも送れました。ドラッグと貼り付けは試していません。
ChatGPTに写真は何枚まで送れますか?
公式ヘルプには決まった枚数は書かれていません。画像の大きさや一緒に送る文の量で変わるとしていて、うまく送れないときは枚数を減らすか画像を小さくするよう案内しています。今回の検証では2枚を1つのメッセージにまとめて送れました。3枚以上は試していません。
暗い写真や傾いた写真でもChatGPTは読めますか?
今回の検証では読めました。12度傾けて明るさを55%に落としたレシートは、20.6秒で6品目の値段と合計1,758円を全部正しく書き出しています。ただし手ブレのぼかしを足すと、金額は合ったまま品名を1つ読み違えました。公式ヘルプも回転した文字は読み違えることがあると書いているので、大事な所は元の写真と見比べてください。
ChatGPTに写真が送れないときはどうすればいいですか?
まず画像の形式を確かめます。公式ヘルプが挙げている形式はPNG・JPEG・動かないGIFの3つです。複数枚で失敗するときは、枚数を減らすか画像を小さくするよう公式ヘルプが案内しています。今回の検証では送れない状態には当たっていないので、エラーの出方は確かめていません。
ChatGPTに写真を送るのは危なくないですか?
送る中身と設定しだいです。公式ヘルプは、画像も含めた内容の扱いと学習に使われる仕組みを別のページで案内していて、ChatGPT Enterpriseでは内容を学習に使わないとしています。今回の検証では、頼んでいない店名や住所まで答えに書き出されました。顔写真や住所の写った写真を送る前に、設定と写る範囲を確かめてください。
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