Copilot資格はAB-730とAB-900とAB-731の3本で、どれも日本から12,180円で日本語でも受けられます。ただしAB-730は10月20日に英語版の範囲が変わり、日本語版は約8週間遅れます。10月29日にAI求人2,731件を数えると、3本の名前を挙げる求人は0件でした。
- Copilot資格のAB-730・AB-900・AB-731のうち、自分の立場でどれを受けるかの分かれ道
- 3本とも日本からの受験料は12,180円で、45分・700点で合格・日本語で受けられること
- AB-730の英語版は10月20日に範囲が変わり、日本語版は約8週間遅れて追いつくこと
- MS-900とAI-900はもう受けられず、MS-102も11月30日に終わること
- AI求人2,731件でAB系3本の名前を挙げる求人は0件で、Copilot案件30件の月額の中央値は80万円だったこと
- 申し込む前にきょうからできる準備と、勉強に使える指示文2つ
Microsoftが「Copilot」の名前を入れて問う資格は、いま3本あります。AB-730(AI Business Professional)とAB-900(Copilotとエージェント管理の基礎)、AB-731(AI変革リーダー)です。3本とも日本から受けると受験料は12,180円で、試験は45分です。日本語でも受けられます。
急いで知っておきたいのは日付です。AB-730は2026年10月20日に英語版の試験範囲が変わりました。Copilot Coworkを含むエージェントの章が新しくでき、エージェントを作る項目は消えています。日本語などに訳した試験は、英語版の更新から約8週間後に更新されると公式が書いています。つまり12月中ごろまでは、日本語で受けると前の範囲で出題される見込みです。日本語版が切り替わる日そのものは公表されていません。
ほかにも日付が並んでいます。古い入門のMS-900は2026年3月31日に終わり、AI-900は6月30日に終わりました。Microsoft 365の管理者の上位資格MS-102も11月30日に終わります。11月17〜20日にはサンフランシスコでMicrosoft Igniteが開かれ、会場では資格試験を無料で受けられる枠があります。
では取ると仕事に効くのでしょうか。AInformationは2026年10月29日に、自社のDBで資格73本とAI求人2,731件を突き合わせました。副業とフリーランスの案件1,492件も同じ日に数えています。3本の資格名を挙げる求人は0件でした。一方でCopilotを名指しするフリーランス案件は30件あり、月額の分かる25件の中央値は80万円です。この記事では公式の文と自社の数字だけを使って、どれをいつ受けるかを決められるようにします。
Copilot資格はAB-730とAB-900とAB-731から立場で1本を選ぶ
自分の立場で1本に絞る
Copilot資格の選び方は、自分がCopilotに対してどの立場にいるかで決まります。公式の学習ガイドを読むと、3本は狙っている人がはっきり分かれていました。
- AB-730:Microsoft 365 Copilotを毎日の仕事で使うビジネス職の人
- AB-900:会社のMicrosoft 365とCopilotを管理する人。いちばん大きい章はデータ保護とガバナンスで35〜40%
- AB-731:AIの導入を決める立場の人。コードを書くことは求められず、生成AIの事業での価値が35〜40%
迷ったら、まず会社のCopilotの設定を触る立場かどうかを考えます。触るならAB-900です。触らないなら、次に導入するかどうかを決める立場かで分けます。決めるならAB-731で、使う側ならAB-730になります。

申し込む前に確かめる3つ
どれを受けるか決めたら、申し込む前に3つを確かめます。1つ目は試験範囲の基準日です。各試験の英語の学習ガイドの頭には「Skills measured as of」という日付があります。10月29日に確かめると、AB-730は10月20日でAB-900は10月14日、AB-731は7月22日でした。
2つ目は受ける言語です。日本語で受けるなら、英語版の更新から約8週間遅れることを頭に入れておきます。3つ目は受験料です。12,180円は税を含まない額で、予告なく変わると試験ページに書かれています。
勉強に使える指示文
試験範囲は英語の学習ガイドがいちばん新しいので、AIに日本語で読ませると早く進みます。下の文は、学習ガイドの本文を貼って使います。CopilotでもChatGPTでもClaudeでも同じです。
次の文はMicrosoftの資格試験〔AB-730〕の公式の学習ガイドです。
①章ごとに出題の割合と問われる作業を日本語の表にしてください
②「Removed」や「Added」と書かれた項目があれば、前の範囲から消えたものと増えたものを別に書き出してください
③私はMicrosoft 365 Copilotを〔週に何回・どのアプリで〕使っています。この使い方ではまだ触っていなさそうな作業を5つ挙げてください
学習ガイドに書かれていないことは足さないでください。分からない所は分からないと書いてください。〔ここに学習ガイドの本文を貼る〕
③の欄に自分の使い方を書くと、試験で問われるのにまだ触っていない機能が分かります。そこだけ実際のCopilotで試しておけば、45分の試験で迷う問題が減ります。
Copilot資格の受験料は3本とも12,180円で米国は99ドルだ
受験料と時間と合格点を並べる
AInformationの資格DBは2026年10月29日時点でAI関連の資格73本を載せていて、Microsoftの資格はそのうち10本です。CopilotをうたうAB系の3本は、受験料12,180円と試験時間45分がそろっていました。合格はどれも700点以上です。
Copilot資格3本の受験料と範囲の基準日
| 試験 | 向いている人 | 受験料(日本) | 時間・合格点 | 範囲の基準日 |
|---|---|---|---|---|
| AB-730 AI Business Professional | Copilotを仕事で使う人 | 12,180円 | 45分・700点 | 2026年10月20日(英語版) |
| AB-900 Copilotとエージェント管理の基礎 | Microsoft 365とCopilotを管理する人 | 12,180円 | 45分・700点 | 2026年10月14日 |
| AB-731 AI変革リーダー | AIの導入を決める立場の人 | 12,180円 | 45分・700点 | 2026年7月22日 |
受験料の12,180円は、Microsoftが公開している料金の表で確かめました。3本の試験ページは、料金の区分がAI-900と同じになっています。その区分の受験料は日本が12,180円で、米国が99ドルです。試験ページには、受験料は試験を受ける国や地域で決まると書かれています。税は含まず、予告なく変わるとも断っています。
G検定や生成AI資格の相場と比べる
同じDBで比べると、日本でいちばん受けられているAI資格のG検定は13,200円でした。受験料が分かる60本の中央値は11,000円です。G検定や生成AIパスポートのような生成AI資格と並べると、Copilot資格の12,180円は高くも安くもない位置にあります。
ただし国の教育訓練給付で費用の一部が戻る講座は、Microsoftの10本ではどれも見つかりませんでした。学生割引はインドと中国を除くほとんどの国で受けられます。ただ日本での割引の額は、公式ページに書かれていません。
日本語を含む13の言語で受けられる
AB-730の日本語の認定ページには、試験が13の言語で受けられると書かれています。英語と日本語のほか、韓国語や簡体中国語も入っています。試験には監督官がつき、受からなくても24時間後に受け直せる決まりです。
AB-730は10月20日に範囲が変わり日本語版は約8週間遅れる
新しくできた章と消えた項目
AB-730の英語の学習ガイドを10月29日に開くと、範囲の基準日は2026年10月20日になっていました。新しくできたのは「エージェントで成果を出す(Copilot Coworkを含む)」の章です。出題の割合は20〜25%と書かれています。
反対に「Microsoft 365 Copilotのエージェントを作って管理する」項目には、Removedの印が付いていました。前の範囲で勉強していた人は、エージェントを作る手順を覚えていても点にならないおそれがあります。代わりに問われるのは、エージェントやCoworkを使って仕事の成果を出すことです。

日本語で受けると前の範囲になる期間
同じ学習ガイドには「ほかの言語に訳した試験は、英語版の更新から約8週間後に更新される」とあります。10月20日から8週間を数えると12月中ごろです。それまでに日本語で受ける人は、Coworkの章が入る前の範囲で出題される見込みになります。
日本語版がいつ切り替わるかの日付は、10月29日の時点で公式に出ていません。「約8週間」とだけ書かれていて、前後する可能性もあります。新しい範囲で確実に受けたいなら、英語で受ける道があります。日本語で受けたいなら、日本語の認定ページの範囲の日付が変わるのを待つのが安全です。
英語で受けるときの30分の延長
学習ガイドには、自分の言語で試験が出ていない場合に30分の延長を申し込めるとも書かれています。ただしAB-730は日本語版がある試験です。日本語を話す人が英語で受けるときにこの延長が付くかどうかは、公式の文からは読み取れませんでした。申し込みの画面で確かめてから選んでください。
Copilot Coworkが日本の会社のアカウントで使えるかは、今回は公式で確かめていません。試験に出る機能を実際に触れるかどうかは、会社の管理者に聞くのが早道です。
AB-900はデータ保護とガバナンスが35〜40%でいちばん重い
Copilotを管理する人の試験
AB-900は「Copilotとエージェント管理の基礎」という名前のとおり、会社のMicrosoft 365とCopilotを管理する人に向けた試験です。学習ガイドの範囲は2026年10月14日時点のもので、AB-730より少し早く更新されていました。
いちばん大きい章は「Microsoft 365とCopilotのデータ保護とガバナンスの作業を理解する」で、出題の割合は35〜40%です。Copilotは社内のファイルやメールを読んで答えます。誰に何を見せるかの設定が、試験の中心に置かれているのはそのためです。
月額ライセンスと従量課金の違いも出る
AB-900の範囲には、Copilotの月額ライセンスと従量課金(pay-as-you-go)を比べる項目も入っています。会社でCopilotを何人に配るかを決める場面で、そのまま使う知識です。管理者でなくても、Copilotの費用を社内で説明する立場の人には役に立ちます。
AB-900は基礎(Fundamentals)の区分の資格です。公式の更新のページには、基礎の資格は期限が無いと書かれています。一度受かれば、毎年の更新の手間はかかりません。
AB-730とAB-731の期限は書かれていない
一方でAB-730とAB-731は、認定ページに有効期限の記載が見当たりませんでした。基礎の区分として期限が無いのか、毎年の更新が要るのかは10月29日の時点で分かっていません。アソシエイトなどの資格は毎年の更新が要る決まりです。無料のオンライン評価に受かれば1年延びます。
AB-731はコードを書かない意思決定者向けで7月22日の範囲のままだ
いちばん大きい章は生成AIの事業での価値
AB-731(AI変革リーダー)は、学習ガイドに「事業の意思決定者向け」と書かれた試験です。コードを書くことは求められません。範囲の基準日は2026年7月22日で、3本の中ではいちばん古いままでした。
いちばん大きい章は「生成AIの事業での価値を見極める」で、出題の割合は35〜40%です。どの仕事にAIを入れると得になるかを判断できるかが問われます。部長や経営に近い人が、Copilotを全社に入れるかを決める前に受ける試験と考えると分かりやすいです。
範囲が変わっていない今は日本語でも受けやすい
AB-731は7月22日から範囲が変わっていません。日本語で受けても、英語版とのずれを気にしなくてよい時期です。ただし11月のIgniteのあとに範囲が変わるかどうかは分かりません。新しいCopilotの資格が発表されるかどうかも、10月29日の時点では公表されていません。
AB-731を急いで取る理由が無いなら、11月の発表を見てから申し込めば十分です。会社で導入を決める期限が近い人は、範囲が安定している今のうちに受ける手もあります。
MS-900とAI-900はもう受けられずMS-102も11月30日に終わる
古い入門の試験は2026年に終わった
Copilot資格を調べると、古い記事ではMS-900やAI-900が入口として勧められています。どちらももう受けられません。Microsoftの終了した試験の一覧では、Microsoft 365の基礎のMS-900は2026年3月31日に終わっていました。Azure AIの基礎のAI-900とAI-102は、6月30日に終わっています。
終わった試験とこれから終わる試験
| 試験 | 終わる日 | いまの状態 |
|---|---|---|
| MS-900(Microsoft 365の基礎) | 2026年3月31日 | 受けられない |
| AI-900(Azure AIの基礎) | 2026年6月30日 | 受けられない |
| AI-102 | 2026年6月30日 | 受けられない |
| MS-102(Microsoft 365の管理者の上位資格) | 2026年11月30日 | この日のあとは取れず更新もできない |
まだ受けられる試験にも期限が来ています。Microsoft 365の管理者の上位資格に使うMS-102は、11月30日に終わる予定です。認定ページには、この日のあとは取ることも更新することもできないと書かれています。MS-102の後を継ぐ試験は、認定ページに記載がありませんでした。

Azureの基礎はAI-901が受けられる
AInformationの資格DBには、Azure AIの基礎としてAI-901が載っています。受験料はAB系と同じ12,180円で、基礎の区分なので期限はありません。CopilotではなくAzureでAIを使う人のための試験です。Microsoft 365のCopilotを使う人が、まず受けるものではありません。

AI求人2,731件でAB系3本の名前を挙げる求人は0件だった
求人票に出る資格名を数えた
AInformationのAI求人DBは、2026年10月29日時点で773社の求人2,731件を載せています。求人票の本文に出てくる資格名とツール名を数えました。AB-730とAB-900とAB-731の名前を挙げる求人は、3本とも0件です。

Microsoftの資格はほかも同じでした。10本のうち求人に名前が出たのは、Azure AIの基礎のAI-901の2件だけです。クラウドの他社ではAWS AI Practitionerが2件で、GoogleのGenerative AI Leaderも2件でした。どのクラウドの資格も、求人ではほとんど名前を挙げられていません。
そもそも資格名を書かない求人が多い
資格名が出る求人そのものが少ない点も見ておきます。2,731件のうち2,376件は、資格名を1つも書いていませんでした。名前が出る資格で多いのは、プロジェクトマネージャの250件とG検定の53件です。E資格も48件ありました。求人の多くは、資格よりも何ができるかを書いています。
Copilotというツール名は17件に出ている
資格名の代わりに出ているのがツール名です。MicrosoftのCopilot(Microsoft CopilotかMicrosoft 365 Copilot)を名指しする求人は、重なりを除いて17件ありました。開発者向けのGitHub Copilotは255件です。求人を出す会社が探しているのは資格を持つ人ではなく、Copilotを使える人だと分かります。
Copilotを会社でどう配ったかの例は、京都府庁がCopilot Chatを7000人に配った件の記事でも追っています。
Copilot案件30件は月額の中央値が80万円で資格名は0件だ
フリーランス案件1,492件から数えた
副業とフリーランスでも同じことを数えました。AInformationの副業DBは、6つのサイトから募集中の案件1,492件を集めています(10月29日の朝に確認)。このうちCopilotを名指しする案件は30件でした。GitHub Copilotに触れる案件は入れていません。
Copilotを名指しするフリーランス案件
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 集めた案件 | 1,492件 |
| Copilotを名指しする案件(GitHub Copilotは除く) | 30件 |
| 月額が分かる案件 | 25件 |
| 月額の中央値 | 80万円 |
| いちばん低い月額 | 37.4万円 |
| いちばん高い月額 | 175万円 |
| レバテックフリーランスの案件 | 21件 |
| タイトルと説明文に資格名が出る案件 | 0件 |
月額が分かる25件の中央値は80万円でした。いちばん低いのが37.4万円で、いちばん高いのが175万円です。30件のうち21件は、レバテックフリーランスの案件でした。中身はCopilot Studioでエージェントを作る仕事と、会社へのCopilotの導入と定着を支える仕事が中心です。Microsoft 365 Copilotの使い方を教える講師の仕事もありました。
タイトルと一覧の説明文に、資格名や「認定」の語が出る案件は0件でした。求められているのは「Copilot Studioの構築経験」や「Microsoft365 Copilotの実務での利用経験」のような実務の経験です。資格を持っていても、それだけで案件に通るわけではありません。ほかの案件の相場はAI副業の早見表で見られます。
資格が効くのは説明する場面
それでもCopilot資格に意味が無いわけではありません。案件の多くは導入や定着を支える仕事で、相手の会社にCopilotの何を知っているかを説明する場面があります。AB-900のデータ保護の章やAB-731の事業での価値の章は、その説明にそのまま使える中身です。
資格を入口にして、自分で作ったエージェントや社内で広めた例を一緒に見せるのが現実的な使い方になります。Copilotでファイルを読ませる操作に慣れていない人は、Copilotのファイルアップロードのやり方の記事から試すと早いです。
ClaudeはAB-730を165ドルと答え終わったAI-900を挙げた
ChatGPTとClaudeに同じ質問を投げた
AIに聞いたら正しい答えが返るのかも試しました。2026年10月29日の夜に、ChatGPTとClaudeへ同じ質問を投げています。ChatGPTは2つの質問とも答えが取れませんでした。Claudeは1問目が途中で止まりました。2問目の「AB-730やAB-900を取ると日本の求人や案件で有利になるか」には、93.3秒で答えが返っています。
Claudeの答えで合っていたこと
Claudeの結論は「AIエンジニア系の求人や案件ではほぼ効かない。求人票に名指しで求められる段階にはまだ至っていない」でした。AInformationの求人2,731件で3本の名前が0件だったことと、向きは合っています。AB-730とAB-900がAIを作る側ではなく使う側の資格だという説明も、公式の学習ガイドとそろっていました。
Claudeの答えと公式の情報を並べた
| Claudeの答え | 公式の情報 | 合っているか |
|---|---|---|
| AB-730の費用は165ドル | 米国99ドル・日本12,180円 | × |
| AB-900の費用は約99ドル | 米国99ドル | ○ |
| AI開発ならAI-900やAI-102 | 2026年6月30日に終了 | × |
| AB系はAIを使う側の資格 | AB-731はコードを書かないと明記 | ○ |
| 求人票で名指しされる段階ではない | 求人2,731件で0件(AInformation調べ) | ○ |
公式と食い違っていたこと
食い違いは2つありました。1つ目は受験料です。ClaudeはAB-730を165ドルと答えましたが、公式の料金の表では米国が99ドルで日本が12,180円でした。AB-900は約99ドルと答えていて、こちらは米国の額と合っています。
2つ目は終わった試験です。ClaudeはAI開発に進むなら関係する試験として、AI-900とAI-102を挙げました。どちらも2026年6月30日に終わっています。Claudeはウェブを検索してから答えていて、出典には公式のページのほかに海外のまとめ記事も並んでいました。古いまとめ記事の数字を拾うと、こうしたずれが起きます。AIに資格の相談をするときは、受験料と試験の番号を公式の料金の表と終了した試験の一覧で見直してください。
copilot 資格の検索は月320回で前年より129%増えた
どれくらいの人が調べているか
Copilot資格を調べる人は、まだ多くありません。Googleのキーワードプランナーで10月29日に測ると、「copilot 資格」の月間検索数は320回でした。ただ前年比は+129%です。2025年10月の210回から、2026年4〜6月には毎月480回まで増えていました。9月は390回です。

「microsoft ai 資格」も月170回と小さいものの、前年比は+91%でした。2025年10月の140回から、2026年4月と6月には260回まで増えています。Microsoftは3本の受験者数も合格率も公表していないので、何人が受けているかは分かりません。
Microsoftの資格を調べる語の月間検索数
| 検索語 | 月間検索数 | 前年比 | 2025年10月 | 2026年9月 |
|---|---|---|---|---|
| copilot 資格 | 320回 | +129% | 210回 | 390回 |
| microsoft ai 資格 | 170回 | +91% | 140回 | 210回 |
Microsoft Igniteは11月17〜20日
11月17〜20日にはサンフランシスコのMoscone CenterでMicrosoft Igniteが開かれます。公式サイトには、会場で資格試験を無料で受けられる枠を予約できると書かれています。ここで新しいCopilotの資格が発表されるかどうかは、10月29日の時点で分かっていません。
検索が増えるのは、発表や範囲の変更が出たあとです。その前に自分が受ける1本を決めておくと、範囲が変わっても慌てずに済みます。

Copilot資格を受ける前に10月29日からやっておく4つ
きょうから動ける順番
- 立場で1本に絞る:設定を触るならAB-900/導入を決めるならAB-731/使う側ならAB-730
- 英語の学習ガイドの基準日を見る:AB-730は10月20日/AB-900は10月14日/AB-731は7月22日
- 受ける言語と時期を決める:AB-730を日本語で受けるなら、12月中ごろまでは前の範囲の見込み
- Copilotで実際に触った例を残す:求人と案件が見ているのは資格名より使った経験
4つ目がいちばん大事です。求人2,731件でも案件30件でも、資格名は0件でした。試験の勉強で触った機能をそのまま仕事で使い、何をどれだけ早くできたかをメモに残しておきます。それが面接や案件の応募でそのまま使える材料です。
練習問題を作らせる指示文
勉強の仕上げには、学習ガイドから練習問題を作らせると効きます。下の文の〔〕の中を受ける試験の番号に替えて、学習ガイドの本文を貼ってください。
あなたはMicrosoftの資格試験〔AB-900〕の出題者です。次の学習ガイドの範囲だけを使って、4択の練習問題を10問作ってください。
①章ごとの出題の割合に合わせて問題数を振り分ける
②各問に正解と、学習ガイドのどの項目から出したかを書く
③学習ガイドに無い機能名や数字は使わない
私が間違えた問題の番号を伝えたら、その項目を短く説明してください。〔ここに学習ガイドの本文を貼る〕
10月29日の時点で公表されていないこと
最後に、公式で確かめられなかったことを並べます。どれも分かれば、受ける時期の決め方が変わります。
- 日本語版のAB-730が10月20日の新しい範囲に切り替わる日
- AB-730とAB-731に有効期限があるか
- 3本の合格率と受験者数
- 日本での学生割引の金額
- MS-102の後を継ぐ試験
- 11月のIgniteで新しいCopilotの資格が発表されるか
- Copilot Coworkが日本の会社のアカウントで使えるか
研修の現場で「Copilotの資格を取れば評価されますか」とよく聞かれます。数えてみると、求人も案件も資格名はほぼ書いていませんでした。見られているのはCopilotで何を作り、社内に広めたかです。私は資格を勉強の地図として使うのがいいと考えています。AB-730なら学習ガイドの章をそのまま自分の仕事に当てはめ、触ったことのない機能を試す。日本語版の範囲が12月中ごろまで古いままになる見込みなので、急がない人はそこを待ってから受けても損はありません。
- Copilotの資格はどれを受ければいいですか?
- Copilotを使う側ならAB-730、会社のCopilotを管理する側ならAB-900、導入を決める立場ならAB-731です。3本ともMicrosoftの公式の資格で、日本から受けると受験料は12,180円です。試験は45分で700点以上で合格し、日本語でも受けられます。迷ったら、まず会社のCopilotの設定を触る立場かどうかで分けてください。
- AB-730は日本語で受けても英語と同じ範囲ですか?
- 2026年10月29日の時点では違う見込みです。英語版は10月20日に範囲が変わり、Copilot Coworkを含むエージェントの章が入りました。公式の学習ガイドには、訳した試験は英語版の更新から約8週間後に更新されるとあります。12月中ごろまでは日本語で受けると前の範囲で出題される見込みですが、切り替わる日は公表されていません。
- MS-900やAI-900はまだ受けられますか?
- 受けられません。Microsoftの終了した試験の一覧では、MS-900は2026年3月31日に終わり、AI-900とAI-102は6月30日に終わっています。Microsoft 365の管理者の上位資格に使うMS-102も11月30日に終わり、そのあとは取ることも更新することもできません。古い記事やAIの答えに出てくる番号は、受ける前に一覧で確かめてください。
- Copilot資格を取ると転職や副業で有利になりますか?
- 資格名だけで有利になる場面は今のところ少ないです。AInformationが10月29日にAI求人2,731件を数えると、AB系3本の名前を挙げる求人は0件でした。一方でCopilotを名指しするフリーランス案件は30件あり、月額の分かる25件の中央値は80万円です。求められているのはCopilot Studioの構築や導入の実務経験でした。
