Gemini Sparkは、頼んだ仕事を裏で進めるGoogleのAIエージェントです。AInformation編集部はGoogle AI Proのアカウントで8種類の仕事を頼み、かかった時間と止まった依頼を表にしました。Gmailなどをつながずに使うと、どこで止まるかも分かります。
- Gemini Sparkに8種類の仕事を頼むと、最後まで届いたのは4本。答えか確認は早いもので32秒、遅いもので2分19秒で出た
- 止まった2本はGmailと連絡先への接続を求めた。同じ文で3回頼むと3回とも止まった
- Webを見る依頼は「クラウドのブラウザを使ってよいか」を聞いてくる。カートに入れる手前では確認を求めて止まった
- 会社のGoogleアカウントでは使えない。会社向けには10月8日に発表されたGemini agentがある
- 使えるのはGoogle AI Pro(月2,900円)とUltra。ChatGPT・Claude・Copilotで裏で動く機能が使えるいちばん安いプランと並べた
- 連絡先やGmailを使わずに済む頼み方を、コピーできる形で4つ載せた
AInformation編集部は2026年10月11日に、Google AI Proの個人アカウントでGemini Sparkに8種類の仕事を頼みました。最後まで答えが届いたのは8本中4本でした。2本は途中まで進み、2本はGmailや連絡先への接続を求めて止まりました。止まった2本は同じ文で3回ずつ頼み直し、3回とも止まることを確かめています。
この記事は使い方の手順より先に、実際に頼んだ結果を表で示します。そのあとに会社向けのGemini agentとの違いと、日本で使える条件を書きます。料金と始め方はその後ろです。
Gemini Sparkとは?Geminiとの違いは頼まなくても動くこと
Gemini Sparkは、Geminiアプリの中で動くAIエージェントです。ふつうのGeminiは質問に答えたら止まります。Sparkは頼んだ仕事を「タスク」として受け取り、調べものやWebの操作を何段階も自分で進めます。毎朝8時のように時刻を決めて、同じ仕事を繰り返させることもできます。
Googleは2026年5月19日の発表で、SparkはGemini 3.5とAntigravityの仕組みで動くと書いています。クラウドで動くので、ノートPCを閉じてもスマホをロックしても裏で仕事を続けるという説明です。お金を払う操作やメールを送る操作の前には、先に本人へ確認するように作られています。
Sparkの画面は3つの柱でできています。公式ヘルプはこの3つを「何」「いつ」「どのように」に当たると説明しています。
- タスク:頼んだ仕事の1件ずつ。一覧に並び、進み具合や「入力待機中」が出る
- スケジュール:毎日8時頃のように、決まった時刻にタスクを動かす設定
- スキル:くり返し使う指示を保存したもの。「/」で呼び出せる
Gemini Sparkの使い方は?8本頼んだ結果と止まった依頼
8本のうち、最後まで答えが届いたのは4本でした。Gmailやドライブをつながない状態でも、調べもの・添付した表の集計・ニュースの要約・中古品の比較は最後まで進みました。受信トレイの整理と、宛先を探す必要のあるメールの下書きは止まりました。

8本の中身と測り方
頼んだのはGoogleが公式に例として挙げる4本と、日本の仕事の場面を想定した4本です。公式の例はSparkのホーム画面に出る提案の3つと、公式サイトの「Browse it, book it, buy it」(探して予約して買う)から取りました。日本の場面の4本では、架空の会社「みどり商会」の経費の一覧と会議メモを作って添えています。
使ったのはAInformation編集部の個人のGoogle AI Proのアカウントです。本物のメールや取引先の資料を読ませないため、Google Workspace(Gmail・ドキュメント・ドライブ・Keep)の連携はオフのまま頼みました。時間は依頼を送った瞬間から、答えか確認の画面が出るまでを8秒おきに見て測っています。
Gemini Sparkに頼んだ8本の結果(1回目)
| 依頼 | かかった時間 | 確認・接続 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 引用元つきの調べもの(公式の例) | 58秒 | 0回 | できた |
| 受信トレイの整理(公式の例) | 1分25秒 | 接続1回 | 止まった |
| ニュースの要約(公式の例) | 1分20秒 | 0回 | できた |
| ホテルを探して予約の手前まで(公式の例) | 57秒 | 0回 | 一部だけ |
| 経費の表の集計(添付) | 49秒 | 0回 | できた |
| 3社の料金ページを比べる | 1分21秒 | 許可1回 | 一部だけ |
| 会議メモからメールの下書き(添付) | 32秒 | 接続1回 | 止まった |
| 中古品を探してカートの手前まで | 2分19秒 | 許可1回・確認1回 | できた |
答えの中身は合っていたか
調べものの1本目は、2026年度の最低賃金で引き上げ額が大きかった都道府県の上位5つを表にする依頼です。Sparkは同率を含む6県を挙げ、改定後の時給・引き上げ額・発効日を引用元つきで並べました。編集部が厚生労働省の一覧と1項目ずつ照らすと、27項目すべてが合っていました。1位は佐賀県の1,095円で、引き上げ額は65円です。
経費の集計では40件の申請を部署ごとに足し、社内の決まりに反していそうな申請も探させました。部署ごとの合計(営業部57,290円・総務部53,130円・開発部120,580円・全体231,000円)は正解と同じでした。交際費が1人5,000円を超えた4件と、領収書なしで3万円を超えた1件も見つけています。同じ内容の二重申請1組も正しく挙げました。答えは送ってから49秒で出ました。
止まった2本はGmailと連絡先への接続を求めた
受信トレイの整理は、3回頼んで3回とも止まりました。画面には「この拡張機能を有効にするには、Gmail に接続する必要があります。」と出て、「キャンセル」と「接続」のボタンが並びます。2回目と3回目は、送ってから25秒ほどでこの画面になりました。
会議メモからやることを抜き出し、出席者に送るメールの下書きを作る依頼も3回とも止まりました。メールは送らないように書いても止まり、2回は連絡先(Contacts)への接続を求めました。残りの1回はGmailです。宛先を探そうとして、連絡先を読みに行ったと考えられます。

そこで依頼の最後に「宛先は空欄のままでかまいません。連絡先やGmailは使わず、メールは送らないでください」と足しました。すると40秒で、やること5件の表とメールの本文が出ました。5件の担当者と期限は、すべて会議メモのとおりです。ただし次回の会議の場所を「会議室B(予定)」と書いていて、これはメモに無い補いでした。
ホテル探しは同じ文でも3回で結果が割れた
「梅田駅の近くで1泊2万円以内のホテルを予約サイトで3つ探し、予約の直前まで進めて止まって」という依頼は、3回で結果がばらばらでした。1回目は57秒でホテルグランヴィア大阪など3軒の料金の目安と評価を並べましたが、予約サイトは開いていません。2回目はGoogle Keep、3回目はGmailへの接続を求めて止まりました。
同じ文で3回頼んだ結果
| 依頼 | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
|---|---|---|---|
| 受信トレイの整理 | 1分25秒で止まった(Gmail) | 24秒で止まった(Gmail) | 25秒で止まった(Gmail) |
| 会議メモからメールの下書き | 32秒で止まった(連絡先) | 24秒で止まった(連絡先) | 25秒で止まった(Gmail) |
| ホテルを探して予約の手前まで | 57秒で3軒の表 | 2分1秒で止まった(Keep) | 24秒で止まった(Gmail) |
| 3社の料金ページを比べる | 許可のあと表 | 1分46秒で表 | 2分58秒で表 |
どちらの依頼も、Sparkは頼まれていないアプリの接続を求めることがありました。連携をオフで使うと決めている人は、依頼文に「Gmailや連絡先は使わないで」と書いておくと止まりにくくなります。
Webを見る依頼は「クラウドのブラウザを使ってよいか」を聞いてくる
料金ページを開いて比べる依頼と中古品を探す依頼では、作業の途中で確認の画面が出ました。「ジェミニ スパークにリモートブラウザの使用を許可して、ウェブサイトを操作できるようにしますか?」という文と、「許可しない」「許可する」のボタンです。その下には、これから開くURLと手順が英語で書かれた計画も表示されます。

公式ヘルプには、Sparkは購入・メッセージの送信・データの変更・フォームの送信・「Googleでログイン」の前に確認を求めると書かれています。ブラウザを使う仕事を始める前にも確認が出ます。中古品の依頼では、この許可とカートに入れる前の確認の計2回でした。料金ページの依頼で許可を求められたのは3回中1回目だけです。
料金ページは円ではなくドルで読んでいた
ChatGPT・Claude・Copilotの公式の料金ページを開いて日本の個人向けプランの月額を円で比べる依頼は、3回とも表ができました。ただしChatGPTの円の月額を2つとも正しく書けたのは3回中1回でした。1回目の思考の記録には「日本語版の価格ページに誘導され、料金が米ドルで表示されることを認識しました」とあります。同じ日に日本から開くと、ChatGPTの料金ページは円で表示されました。
Sparkが書いた月額と同じ日の公式の料金ページ
| プラン | Sparkの答え | 公式の料金ページ | 合った回数 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT Go | 3回で3通り | 1,400円 | 3回中1回 |
| ChatGPT Plus | 20ドルなど | 3,000円 | 3回中1回 |
| Claude Pro | 20ドル(3回とも) | 22ドル(税込) | 3回中0回 |
| Microsoft 365 Personal | 2,130円(3回とも) | 2,130円 | 3回中3回 |
| Microsoft 365 Premium | 3,200円(3回とも) | 3,200円 | 3回中3回 |
Claude Proは3回とも月20ドルと書きました。同じ日に日本から開いたClaudeの料金ページは、日本の消費税を含めた月22ドルです。Copilotの2,130円と3,200円は3回とも正しく、日本マイクロソフトのページが円で出していたためと考えられます。料金の調べものをSparkに任せるときは、出てきた数字を公式ページで見直すのが安全です。
カートの手前ではきちんと止まった
中古のMacBook Air(M2・メモリ16GB)を3つのサイトで探し、いちばん安い1台をカートに入れる直前で止まるように頼みました。許可を押してから56秒で、じゃんぱら・イオシス・ソフマップの3社から5台を安い順に並べた表が出ました。最後に「カートに追加する直前の段階で停止しております」と書き、続けてよいかを聞いてきました。いちばん安い1台は、じゃんぱらの96,980円です。

気になる点も1つありました。許可を押す前の思考の記録に「カート追加寸前まで操作できました」と出ていたのです。実際にはまだブラウザを開く前で、許可を待っていました。思考の途中の文だけを見て、操作が終わったと受け取らないほうが安全です。
17本の依頼を送るあいだに、使用量の画面の5時間ごとの枠は0%から20%に増えました。1週間の枠は2%から3%です。Proの使用量の画面には「AI Ultra なら使用量が 5 倍に」と出ています。
Gemini SparkとGemini agentの違いは?会社のアカウントでは使えない
Sparkは個人向けで、会社や学校のGoogleアカウントでは使えません。公式ヘルプの「必要なもの」には「現時点では、この機能を仕事用または学校用の Google アカウントで利用することはできません」とあります。Workspaceのブログは5月21日に、会社向けにもGeminiアプリの中でプレビュー版を出す予定だと書きました。10月11日の時点で、開始日は公式に出ていません。

会社向けには、Google Cloudが2026年10月8日にGemini agentを発表しました。「仕事のための汎用エージェント」という位置づけです。何時間も何日もかかる仕事をノートPCを閉じたあとも進め、Web・スマホ・Windows・Mac・Slackなどから呼び出せると説明されています。GoogleのGeminiに加えて、AnthropicのClaudeのモデルも使い分けるとしています。
Gemini SparkとGemini agentの違い(2026年10月11日時点)
| 項目 | Gemini Spark | Gemini agent |
|---|---|---|
| 向けている人 | 個人のGoogleアカウント | Gemini Enterpriseを使う会社 |
| 会社のアカウント | 使えない | 会社向け |
| 料金 | 月2,900円から(Google AI Pro) | 料金の欄なし(営業に問い合わせ) |
| 発表と提供 | 2026年5月発表・日本でも提供中 | 2026年10月8日発表・一部は先行提供 |
| 使える場所 | Web・スマホのアプリ・Mac版 | Web・スマホ・Windows・Mac・Slackなど |
料金ははっきりしません。Gemini Enterpriseの製品ページには料金の欄が無く、ボタンは「Contact sales」(営業に問い合わせる)だけです。ページには「このページの機能のすべてが今すぐ使えるわけではない」という注記もあります。AInformation編集部は9月28日に同じページで1人月21ドルからの表示を控えていましたが、10月9日には料金の欄が消えていました。

Gemini Sparkは日本でいつから使える?対象はProとUltra
日本ではGoogle AI ProとUltraの人が使えます。公式の新機能のページによると、Sparkは2026年5月19日に米国で始まりました。7月14日にUltraの人を対象に日本を含む地域へ広がり、7月29日の日本のブログは「今後数週間以内」にProの人へ順に届けると書いています。
Gemini Sparkが日本で使えるまで
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 2026年5月19日 | 米国で提供開始を発表(Google I/O) |
| 2026年6月17日 | 提供地域を広げる(日本はまだ対象外) |
| 2026年6月30日 | Mac版のGeminiアプリでも使える |
| 2026年7月14日 | Ultraの人に日本を含む地域で提供 |
| 2026年7月29日 | 日本のProの人へ「今後数週間以内」に提供と発表 |
Proの開始日は公式に書かれていません。編集部のProのアカウントには、10月11日の時点で「3週間前」と表示される最初のタスクが残っていました。少なくとも9月中にはProで開けたことになります。

使える場所は、Geminiのスマホのアプリ・Mac版のGeminiアプリ・Webのgemini.google.comの3つです。欧州経済領域・ナイジェリア・スイス・英国では使えません。年齢は18歳以上で、Geminiのアクティビティの保存がオンになっていることも条件です。
Gemini Sparkの料金は月いくら?4社の裏で動く機能の円額
Sparkを使ういちばん安い方法は、Google AI Proの月2,900円です。Ultraは月14,500円と月32,000円の2つがあります。月725円のGoogle AI Plusと無料版では、Sparkは使えません。
値上げの記録も確かめました。AInformation編集部のAI料金の記録では、9月16日から10月7日までの4回でGoogle AIの円の月額は変わっていません。Googleが5月19日に下げたのは米ドルの料金で、Ultraの最上位を月250ドルから月200ドルにしています。
裏で仕事を進める機能は、ほかの3社にもあります。それぞれが使えるいちばん安い個人向けのプランを、10月11日に各社の公式の料金ページで確かめて並べました。月払いの定価です。
裏で仕事を進める機能が使えるいちばん安い個人向けプラン
| サービス | 機能 | プラン | 月額 |
|---|---|---|---|
| Gemini | Gemini Spark | Google AI Pro | 2,900円 |
| ChatGPT | ワーク(Webとスマホ) | Plus | 3,000円 |
| Claude | タスクの委託とスケジュール | Pro | 22ドル(税込) |
| Copilot | Copilot Cowork(プレビュー) | Microsoft 365 Premium | 3,200円 |
ChatGPTの「ワーク」は、無料版と月1,400円のGoでもデスクトップのアプリで回数を限って使えます。Webとスマホで使えるのはPlusからです。Claudeは料金ページが円の表示ではなく、月22ドルに日本の消費税10%が含まれています。CopilotのCoworkはプレビューの段階で、Microsoft 365 PremiumかProの機能です。PersonalとFamilyでは使えなくなったと書かれています。
ChatGPT・Claude・Copilotの料金は、AInformationのAI料金比較(/ai-price)とAIツールナビ(/ai-tools)でも毎週見直しています。
Gemini Sparkの始め方とスケジュールの作り方
Proのアカウントでgemini.google.comを開くと、左上に「Spark に切り替える」のボタンがあります。押すとSparkのホームに切り替わり、「タスクについて説明してください」の入力欄と最近のタスクの一覧が出ます。チャットからSparkまでは1回押すだけでした。


左の列には、ToDoリスト・スケジュール・スキル・アプリ連携の4つが並びます。アプリ連携の画面でGoogle Workspaceのスイッチを入れると、GmailやドライブをSparkが読めるようになります。編集部はこのスイッチをオフのまま使いました。

スケジュールは、依頼文に時刻を書くだけで作れました。「毎朝8時に、生成AIの国内外のニュースを5本選んで要約して」と送ると、33秒で「毎日(8:00頃)」のスケジュールができています。スケジュールの画面には、実行するタイミングとSparkが書き起こした4つの手順の指示が保存されていました。

画面の下には「スケジュールはおおよその時間に実行され、ピーク時間には使用量が多くなります」と書かれています。編集部は10月12日から3日間、このスケジュールが何時に動いたかを記録します。結果はこの記事に書き足します。
Gemini Sparkのプロンプト例は?連携オフでも止まらなかった頼み方
編集部が実際に送って最後まで答えが返った依頼文を4つ載せます。どれもGmailや連絡先をつながずに動きました。ボタンでコピーして、【】の中を自分の内容に変えて使えます。
【2026年度の最低賃金の改定】について、【引き上げ額が大きかった都道府県の上位5つ】を調べて、【改定後の時給・引き上げ額・発効日】を引用元つきの表にまとめてください。
58秒で同率を含む6県の表が返りました。厚生労働省の一覧と照らすと27項目すべてが合っていました。
添付したのは【9月の経費一覧】です。【部署ごと】の合計と全体の合計を出してください。あわせて、【交際費は1人5,000円まで・領収書なしは3万円まで】という社内規程に反していそうな申請と、同じ内容の二重申請を見つけて、申請番号つきで一覧にしてください。
CSVを添えて送ると49秒で返りました。合計・違反5件・二重申請1組がすべて正解でした。
添付した会議メモから、やること・担当者・期限を抜き出して表にしてください。そのあと、出席者全員に送る「会議のまとめと次回の案内」のメールの下書きを、この画面に本文だけ書いてください。宛先は空欄のままでかまいません。連絡先やGmailは使わず、メールは送らないでください。
最後の2文が無いと3回とも接続を求めて止まりました。足すと40秒で表と本文が返りました。
【中古の MacBook Air(M2・メモリ16GB)】を、【日本の中古販売サイト3つ】で探して、価格の安い順に5台を表にしてください。いちばん安い1台はカートに入れる直前まで進めて、カートに入れる前に止まって私に確認してください。
クラウドのブラウザの許可を1回押すと、56秒で表が返りました。最後は「カートに追加する直前の段階で停止しております」と書いて確認を求めました。
Gemini Sparkが使えない・表示されないときに確かめること
Sparkのボタンが出ないときや依頼が止まるときは、次の6つを確かめます。上の4つは公式ヘルプの条件、下の2つは編集部が実際に止まった場面です。

Gemini Sparkが使えない・止まるときに確かめる6つ
| こんなとき | わけ | やること |
|---|---|---|
| 会社のアカウントでボタンが出ない | 仕事用と学校用は対象外(公式) | 個人のアカウントで使う |
| 無料版やPlusでボタンが出ない | 対象はProとUltra(公式) | Pro以上にする |
| 条件を満たしても出ない | アクティビティの保存がオフ(公式) | 保存をオンにする |
| 海外や年齢で使えない | 18歳以上・欧州や英国などは対象外(公式) | 条件を確かめる |
| 「接続する必要があります」で止まる | Gmailや連絡先を読みに行った(編集部で確認) | 依頼文に使わないと書く |
| 一覧に「入力待機中」と出たまま | 許可や確認の返事を待っている(編集部で確認) | タスクを開いて答える |
Gemini Sparkの制限と安全性は?確認が入る操作とデータの消し方
一度に動かせるタスクは15個までです。使える量は1日の依頼の数と中身の重さで決まり、上限に近づくと通知が届きます。実行中のタスクが15個あると、スケジュールも動きません。
安全のための仕組みとして、公式ヘルプは次のものを挙げています。メッセージの送信・データの変更・購入・Webのフォームの送信・「Googleでログイン」の前には確認を求めます。パスワードや支払いの情報を入れる場面では、本人がブラウザを「自分で操作する」よう求めることがあります。チャットの「回答を停止」を押せば、いつでも止められます。

ヘルプは注意点も書いています。ログインの情報や支払いの情報は、タスクの画面へ直接書き込まないこと。メールや文書に仕込まれた指示でAIが操られる「プロンプトインジェクション」の例も挙げ、機密性の高いタスクは見守るよう求めています。共有のドキュメントやスプレッドシートを編集するときは、Sparkが出した編集案を本人が承認します。一方でGoogle ToDoリストの非公開のタスクには、確認なしでまとめて操作できるとも書かれています。
Sparkが使ったデータは、設定から消せます。Webでは画面下の設定から「Gemini Spark の設定」を開きます。「リモート ブラウザ データの削除」でCookieなどの閲覧データを、「リモートコード実行データの削除」でSparkがクラウドのパソコンに保存したファイルを消せます。

同じ画面の「Gemini Spark をオフにする」を押すと、この2つのデータが消えてスケジュールが止まります。ただしタスクとスケジュールそのものは消えず、もう一度オンにすると止まっていたものが動き出します。ヘルプには「デバイスがオフになっている場合は、スケジュールは実行されません」という一文もあり、発表の「ノートPCを閉じても動く」とは書き方が違います。
まとめ:Gemini Sparkは連携オフでも調べものと集計は任せられる
Google AI Proの個人アカウントでGemini Sparkに8種類の仕事を頼むと、最後まで届いたのは4本でした。調べもの・添付した表の集計・ニュースの要約・中古品の比較は、Gmailやドライブをつながずに進みます。受信トレイの整理と宛先を探すメールの下書きは、接続を求めて止まりました。

連携をオフで使うなら、依頼文に「連絡先やGmailは使わない」と書くと止まりにくくなります。Sparkのブラウザはドルの表示を読むことがあるので、料金の数字は公式ページで見直してください。会社のアカウントでは使えないため、仕事で使うならGemini agentの提供の状況を待つことになります。
- Gemini Sparkは無料で使えますか?
- 使えません。Google AI Pro(月2,900円)かGoogle AI Ultra(月14,500円から)の契約が必要です。月725円のGoogle AI Plusでも対象外です。
- 会社のGoogleアカウントでGemini Sparkは使えますか?
- 2026年10月11日の時点では使えません。公式ヘルプは仕事用と学校用のアカウントを対象外としています。会社向けには10月8日に発表されたGemini agentがあります。
- GmailをつながないとGemini Sparkは使えませんか?
- 調べものや添付した表の集計はつながずに使えました。受信トレイの整理や宛先を探すメールの下書きは、接続を求めて止まりました。依頼文に「連絡先やGmailは使わない」と書くと止まりにくくなります。
- Gemini Sparkは勝手に買い物をしますか?
- 購入の前には確認を求めるように作られています。編集部が中古品をカートに入れる直前まで頼んだところ、「カートに追加する直前の段階で停止しております」と書いて確認を求めました。
