日本版ハッカソンは定員250人 応募は10月26日まで
AnthropicとAIコミュニティのCerebral ValleyがBuilt with Claude: Japan 2026の開催を発表した。Claude Codeを使って作品を作る日本在住者向けのオンラインハッカソンだ。参加は選考制で定員は250人になる。
開催は11月2日12時から11月10日14時まで(日本時間)。応募は10月26日23時59分に締め切る。Anthropicは日本全国からオンラインで参加できるハッカソンは今回が初めてとしている。
国内では2025年9月にKERNEL by DEEPCOREの主催で「Claude Hackathon 2025 in Tokyo」が開かれていた。東京の会場とZoomを組み合わせた形だった。今回はAnthropic自身が主催に立ち、期間も規模も大きくなる。

- 10/26日本版の応募を締め切る
- 11/2日本版を開始(11月10日まで)
参加者1人に約9.5万円分 賞品800万円分は現金でない
選考を通った参加者は1人あたり2つを受け取る。Claudeの有料プラン「Max 5x」と500ドル分のClaude APIクレジットだ。Max 5xは月100ドルでProの5倍の利用量がある。
2つを合わせると600ドル分になる。10月13日の為替(1ドル158.12円・欧州中央銀行の参照値)で直すと約9万4,872円だ。ただしMax 5xを何か月分もらえるのかは告知に書かれていない。
入賞者への賞品は総額5万ドル(約800万円)分のAPIクレジットになる。現金ではない。APIクレジットがどこまでもつかは使うモデルのAPI単価で変わるので、金額だけで得を測らないほうがよい。審査員は近日発表とされ、10月14日時点では名前が出ていない。
過去の回と日本版の違い
| 項目 | 過去3回 | 日本版 |
|---|---|---|
| 定員 | 500人 | 250人(選考あり) |
| 賞品総額 | 10万ドル分 | 5万ドル分(約800万円) |
| 参加者の特典 | APIクレジット500ドル分(Opus 4.6・4.7の回) | Max 5x+APIクレジット500ドル分 |
| 参加の条件 | 記載なし | 日本在住・チーム2人まで |
過去3回より定員と賞品は半分 Max 5xが新しく付く
「Built with」はAnthropicがCerebral Valleyと開いてきたオンラインハッカソンの続きものだ。2026年2月の「Built with Opus 4.6」が第1回で、日本版は4回目にあたる。
これまでの3回はどれも定員500人で賞品総額10万ドル分だった。日本版は定員も賞品も半分になる。その代わり参加者特典にMax 5xが加わった。Opus 4.6とOpus 4.7の回で配られたのは500ドル分のAPIクレジットだけだった。
第1回の入賞者5人のうち4人はプロの開発者ではなかった。弁護士や医師や音楽家だったとAnthropicは説明している。Claude Codeでできることが広がり、コードを書かない人にも入賞の目がある大会になっている。
告知が挙げた出発点は2つ
1つは受け継がれてきた技や日々の仕事の不便など、本人がいちばんよく知る領域から生まれるもの。もう1つは一部の人にしか届かなかったものを誰もが使えるようにする取り組みだ。高齢化や人手不足といった日本の課題が例に挙がっている。

会社員が出るなら業務データと副業規定を先に見る
狙われているのは現場の不便を知っている人だ。経理や総務や営業事務のように、毎日同じ手作業を回している担当者がいちばん題材を持っている可能性がある。
一方で題材が会社の仕事なら、実際の業務データをClaude Codeに読ませないほうがよい。作ったものはAnthropicが世界に紹介するとしているので、社外に出る前提で中身を作っておきたい。勤め先の就業規則で社外の大会への参加や作品の扱いに決まりがないかも確かめておくと安心だ。
応募はCerebral Valleyから チームは全員の選考が要る
応募はCerebral Valleyのイベントページから行う。先にCerebral Valleyのアカウントを作る必要がある。
- 日本に住んでいるか(完全オンラインで日本在住が条件)
- チームは2人までに収まるか
- チームで出るなら2人とも応募して選考を通る必要がある
- 締切は日本時間10月26日23時59分(米国太平洋時間では同日午前7時59分)
開催の9日間で動くものを1つ仕上げる大会なので、応募の前に作りたいものを1文で言える状態にしておくと選考でも本番でも迷わずに済む。
- Max 5x
- Claudeの有料プランの1つ。月100ドルでProの5倍の利用量がある。今回は参加者全員に配られる
第1回の入賞者の多くが開発者でなかったという話は、企業のAI導入でも同じことが起きている。社内で使われ続ける道具を作るのは、情報システム部門より毎日その作業をしている担当者のほうが多い。ただ会社員が出るときは、業務の題材を使いつつ実データは入れない線引きを本人が決めることになる。作品が世界に紹介される前提なら、上司に一言伝えてから応募するほうが後でもめずに済みそうだ。
- Built with Claude: Japanは誰でも参加できる?
- 日本在住で選考を通った250人だけが参加できる。完全オンラインの開催で、チームは2人までだ。チームで出る場合も全員が個別に応募して選考を通る必要がある。応募はCerebral Valleyのイベントページから行い、先にCerebral Valleyのアカウントを作る。締切は日本時間10月26日23時59分だ。
- 参加するといくら分もらえる?
- 1人あたり月100ドルのMax 5xと500ドル分のClaude APIクレジットを受け取る。合計600ドル分で、10月13日の1ドル158.12円で直すと約9万4,872円になる。ただしMax 5xを何か月分もらえるかは告知に書かれていない。
- 入賞の賞品は現金でもらえる?
- 現金ではない。入賞者への賞品は総額5万ドル(約800万円)分のClaude APIクレジットだ。過去3回の賞品総額は10万ドル分だったので日本版は半分になる。審査員は近日発表とされ、10月14日時点では名前が出ていない。
- プログラミングの経験がなくても出られる?
- 出られる。告知はベテランのエンジニアも初めてコードに触れる人も対象にしている。第1回の入賞者5人のうち4人はプロの開発者でなく、弁護士や医師や音楽家だった。日々の仕事の不便や受け継がれてきた技が題材の例に挙がっている。
この記事の出典
補助資料
- [1]テクノエッジこの記事の元にした報道
出典の最終確認日:2026年10月14日
