| 計画的リリースの会社へ配り始める日 | 11月19日 |
|---|---|
| 新しい分析に要る回答の数(質問は3問以上) | 12件 |
| 会社で使えるBusiness Standardの月額(年契約・税別) | 1,600円 |
- Googleフォームの回答をGeminiが分析する機能は計画的リリースの会社へ2026年11月19日から順に届く
- Geminiの分析を使う条件は回答12件以上と質問3問以上で、テストの設定をオンにしたフォームでは使えない
- 無料のGoogleアカウントと月800円のBusiness Starterは対象外で、会社は月1,600円のBusiness Standardから
- いまでも回答の表をChatGPTやClaudeに貼れば集計できる。12件の研修アンケートでは6項目とも手で数えた正解と合った
- 新機能の条件を2つのAIに聞くと、11月19日の日付とテストの設定の条件はどちらも出てこなかった
- 11月19日までに担当者と管理者がやっておく4つのこと
Googleフォームの回答をGeminiが読んで傾向をまとめる機能が、2026年11月19日から計画的リリースの会社へ順に配られます。Googleの公式ブログ「Google Workspace Updates」によると、即時リリースの会社にはすでに11月2日から配り始めています。どちらも画面に出るまで最大15日かかると書かれているので、計画的リリースの会社では12月の頭までに出そろう見込みです。
ただし誰でも使えるわけではありません。公式ヘルプが挙げる条件は回答12件以上と質問3問以上です。テストの設定をオンにしたフォームでは動きません。無料のGoogleアカウントと月800円のBusiness Starterも対象に入っていません。
AInformationは2026年11月6日に公式の発表文とヘルプの原文を読み、条件を1つずつ並べました。同じ日に架空の研修アンケート12件をChatGPTとClaudeに貼って集計させ、手で数えた正解と突き合わせています。年末の社内アンケートや研修の振り返りを控えた人に向けて、今日からできるやり方を先に書きます。新機能の条件とプラン別の値段はそのあとの章で表にしました。
Googleフォームの分析をAIに任せるなら表とプロンプト4つでいい
Googleフォームの集計をAIに任せるいちばん早いやり方は、回答を表の形でコピーしてチャットのAIに貼ることです。Geminiの新機能がまだ届いていない会社でも今日から試せます。無料のGoogleアカウントの人も同じです。
AInformationが2026年11月6日に試したところ、12件の回答を貼ってから答えが返るまでChatGPTは50.7秒でした。Claudeは33.2秒です。平均や件数の数字は2つとも正解と合っています。くわしい結果は次の章に書きます。
手順は3つでいい
1つ目は回答を表にすることです。1行が1人分になるようにして、列は番号・数字で答える質問・選んで答える質問・自由記述の順にそろえます。フォームの回答をスプレッドシートで開いておくと、そのままコピーしやすくなります。
2つ目は名前やメールアドレスの列を消すことです。集計に要らない列は貼る前に落とします。社員番号や部署名も同じ扱いです。部署ごとの集計がしたいときだけ部署の列を残します。
3つ目は下のプロンプトを貼り、そのすぐ後ろに表を付けて送ることです。AInformationの試験ではCSVの形で1行目に列の名前を書き、2行目から回答を並べました。
集計を頼むプロンプト
平均・人数・項目ごとの件数・自由記述のまとめを一度に頼む文です。最後の2行が大事です。計算の中身を書かせると検算できます。件数の合計を回答数と比べさせると数え漏れに気づけます。
以下は社内アンケートの回答です。1行が1人分です。次の4つを出してください。
1. 満足度の平均(小数第2位まで)と、計算に使った合計と人数
2. 満足度4以上の人数
3. 「役立った内容」ごとの件数と、件数の合計が回答数と同じかどうか
4. 自由記述の主な意見を3つ。不満や不安の声を必ず1つ以上入れ、どの番号の回答から取ったかを書く
(ここに回答の表を貼る)
自由記述だけを深く読むプロンプト
自由記述が多いアンケートでは、テーマ分けを別に頼みます。Geminiのフォームの機能も自由記述をテーマに分けて件数と割合を出すので、それと同じ形を手で作る文です。1つの回答を1つのテーマにだけ入れさせると、割合の合計が100%を超えません。
以下はアンケートの自由記述です。1行が1人分です。
1. 回答を3〜5個のテーマに分けてください。1つの回答は1つのテーマにだけ入れます
2. テーマごとに件数と割合を出してください(割合は小数第1位まで)
3. テーマごとに代表的な回答を原文のまま1つ引用してください
4. 最後に、件数の合計が回答数と同じかを確かめてください
(ここに自由記述を貼る)
次にやることを出させるプロンプト
Googleの発表では、新機能は回答をまとめたうえで次にやることを提案します。これも貼るやり方で近いものが出せます。数字の集計が終わったあと、同じチャットで続けて送るのがコツです。
いまの集計結果をもとに、次の研修で直すことを3つ挙げてください。それぞれ根拠になった回答の番号と来月までにできる具体的な手順を1行で書いてください。回答に書かれていないことを書くときは、文の頭に(推測)と付けること。
結果を確かめるプロンプト
AIの集計は合うことが多いですが、行が多いと数え漏れが起きることがあります。答えが出たら別のチャットを開いて、同じ表と下の文を送ります。2回の答えが合えば安心です。
以下の表の「満足度」の列の合計と、行の数だけを答えてください。説明は要りません。
(ここに同じ表を貼る)

社外の人の回答や個人が分かる回答を貼るときは、会社の決まりを先に確かめてください。ChatGPTに業務の情報を入れるときの確認点はChatGPTの情報漏洩対策の確認12項目にまとめています。
研修アンケート12件の集計はChatGPTもClaudeも6項目とも正解と合った
貼るやり方で数字がずれないかを確かめました。結果は、ChatGPTもClaudeも6項目すべてで手で数えた正解と同じでした。Geminiの分析が動く最小の条件と同じ12件・3問の形で試しています。
どう試したか
2026年11月6日に、架空の社内AI研修のアンケートを12件作りました。質問は満足度の5段階・役立った内容・自由記述の3つです。満足度は1から5までが全部入るようにして、役立った内容は議事録・メール・資料作成・データ集計の4つに散らしました。
正解は先に手で数えました。満足度の平均は3.67で、4以上をつけた人は8人です。役立った内容は議事録が4件で、メール3件・資料作成3件・データ集計2件と続きます。この6つの数字を物差しにして、2つのAIの答えと1つずつ突き合わせています。
2つのAIには同じ文を送りました。頼んだのは満足度の平均(小数第2位まで)・4以上の人数・役立った内容ごとの件数・自由記述の主な意見3つです。1つのAIにつき1回ずつ送り、返ってきた最初の答えを数えました。
研修アンケート12件の集計を正解と比べた結果
| 項目 | 手で数えた正解 | ChatGPT | Claude |
|---|---|---|---|
| 満足度の平均 | 3.67 | 3.67 | 3.67 |
| 満足度4以上 | 8人 | 8名 | 8名 |
| 議事録 | 4件 | 4件 | 4件 |
| メール | 3件 | 3件 | 3件 |
| 資料作成 | 3件 | 3件 | 3件 |
| データ集計 | 2件 | 2件 | 2件 |
| 答えが返るまで | ― | 50.7秒 | 33.2秒 |
| 答えの字数 | ― | 821字 | 449字 |
数字は2つとも1か所もずれなかった
ChatGPTは50.7秒で821字を返しました。平均3.67と4以上8名に加えて、満足度の分布も1点が1名・2点が1名・3点が2名・4点が5名・5点が3名と出しています。役立った内容の件数には割合の表も付きました。
Claudeは33.2秒で449字を返しました。平均の横に合計44を12名で割ったことを書いていて、計算の中身がその場で分かります。役立った内容の件数も4件・3件・3件・2件で正解と同じです。
12件ほどの表なら、2つのAIとも数字を取り違えませんでした。答えが返るのはClaudeのほうが早く、長く書くのはChatGPTです。グラフや表まで欲しいならChatGPT、数字だけ素早く欲しいならClaudeが合っていました。
不満の声も2つとも拾った
自由記述のまとめで見たのは、少数の不満の声を落とさないかです。12件の中には「操作が早くてついていけなかった」「情報漏れが心配で使えない」という声が1件ずつ入っています。
ChatGPTは3つの意見を「実務での時間短縮や効率化を評価する声」「研修の進行速度や説明の難易度に改善要望」「自社業務への応用と情報管理への関心」と分けました。ついていけなかった声は2つ目に、情報漏れの心配は3つ目に入っています。
Claudeは「時短・即戦力を実感」「進行ペース・時間配分への不満」「実務適用とフォロー体制への要望」の3つでした。こちらも2つの声が両方入っています。最後に進行ペースの調整と情報管理のフォローが直すところだと添えていました。
12件の試験で言えることと言えないこと
今回は1つのAIにつき1回ずつ試しただけです。12件で合ったからといって、200件の表でも同じように合うとは言えません。回答が増えるほど、前の章の検算のプロンプトで合計を確かめる手間が効いてきます。
また、試したのは2つのAIのチャット画面です。Googleフォームに入るGeminiの分析は、まだ編集部の環境で試せていません。新機能と貼るやり方の答えが同じになるかは、届いてから確かめる必要があります。
Geminiの分析は11月19日から計画的リリースの会社に届く
Googleフォームに入る新しい分析は、即時リリースの会社へ2026年11月2日から配られています。計画的リリースの会社へは11月19日から順に届く予定です。どちらも最大15日かけて画面に出していくと公式の発表文に書かれています。
新機能は何をしてくれるのか
Googleの発表文によると、Geminiは回答を分析するときにPythonのコードを書いて動かします。そのうえで大事な点をまとめ、次にやることを提案します。これまでのフォームの要約は自由記述を読むものでした。新機能は数字で答えた質問も合わせて読むところが違います。
使う場所はWorkspaceのアプリの横に出るサイドパネルのGeminiです。公式の発表文には、サイドパネルのGeminiを使うにはスマート機能とパーソナライズの設定をオンにしておく必要があると書かれています。
届く日は会社の設定で2週間以上ずれる
同じ会社の中でも人によって画面に出る日が違うことがあります。最大15日かけて順に配るからです。隣の席の人に出ていて自分に出ていなくても、設定の間違いとは限りません。
即時リリースと計画的リリースのどちらかで、配り始めの日は2週間以上ずれます。自分の会社がどちらかは、Google Workspaceの管理者に聞くのが早いです。即時リリースの会社ならすでに11月2日から配られています。

フォームのGeminiはこれで3つ目の機能になる
Googleフォームには、これまでにもGeminiの機能が段階的に入ってきました。自由記述の回答をテーマに分けて件数と割合で見せる機能は、即時リリースに2026年2月24日から配られました。計画的リリースには3月8日からです。
フォームそのものをGeminiに作らせる機能も、2026年4月1日に新たに21の言語へ広がりました。日本語もこのとき使えるようになっています。今回の分析は、作る・要約する・テーマに分けるに続く機能です。AInformationでは新機能の発表をGoogle、フォームの回答をGeminiが分析 12件未満では使えないのニュースで伝えています。
回答12件と質問3問がそろわないとGeminiの分析は動かない
新しい分析を使うには、回答12件以上と質問3問以上が要ります。Googleの日本語のヘルプに「フォームには 12 件以上の回答と 3 件以上の質問が必要です」とはっきり書かれています。テストの設定をオンにしたフォームでも使えません。
3つの機能で件数の線が違う

ややこしいのは、フォームのGeminiの機能ごとに件数の線が違うことです。同じヘルプの中で、自由記述の要約は回答が3〜200件のときに出ると書かれています。テーマ分けは8〜200件のときにいちばん効くとあります。新しい分析は12件以上です。
つまり回答が10件のフォームでは、要約は出ても新しい分析は使えません。7件なら要約は出ますが、テーマ分けはいちばん効く範囲から外れます。回答が少ない部署のアンケートほど、どの機能が使えるかを先に見ておく必要があります。

テストの設定をオンにしたフォームは対象外
研修の理解度テストのように、正解を決めて点数を付けるフォームでは分析が使えません。研修のあとに理解度テストと満足度のアンケートを1つのフォームにまとめている場合は、その形のままでは新機能が使えないことになります。
分析を使いたいなら、点数を付けるテストと満足度のアンケートを2つのフォームに分けておくのが確実です。11月19日を待つ間に、年末に使うフォームの作りを見直しておくと間に合います。
200件を超えるアンケートは公式の記載が分かれる
要約とテーマ分けには200件までという記載があります。一方で新しい分析そのものに上限があるかは、AInformationが確かめた範囲では公表されていません。全社アンケートのように数百件集まるフォームでどう動くかは、届いてから確かめる必要があります。
無料のアカウントとBusiness Starterの月800円では使えない
新しい分析が使えるのは有料の一部のプランだけです。公式の発表文の対象には、無料のGoogleアカウントと月800円のBusiness Starterが入っていません。会社ならBusiness Standardの月1,600円から、個人ならGoogle AI Proの月2,900円からになります。
Googleフォームの新しい分析が使えるプラン
| プラン | 月額 | 新しい分析 |
|---|---|---|
| 無料のGoogleアカウント | 0円 | ×(対象外) |
| Business Starter | 800円 | ×(対象外) |
| Business Standard | 1,600円 | ○ |
| Business Plus | 2,500円 | ○ |
| Google AI Plus(個人) | 1,450円 | 公式に記載なし |
| Google AI Pro(個人) | 2,900円 | ○ |
会社はBusiness Standardの月1,600円から
公式の発表文が挙げる対象は、Business StandardとPlus・Enterprise StandardとPlus・Education Plusなどです。個人向けのGoogle AI ProとUltraも対象に入っています。Google Workspaceの料金ページでは、年契約で税別の月額がBusiness Starter 800円・Standard 1,600円・Plus 2,500円です。
料金ページでも、ドキュメントやスプレッドシートのGeminiはStandardからになっています。Business Starterを使っている会社がフォームの分析を使うには、Standardへ上げることになります。アンケートを作る担当者だけ上げられるかは、契約の形によるので管理者に確かめてください。
個人はGoogle AI Proの月2,900円から
Workspaceを使っていない個人や小さなお店なら、個人向けのGoogle AI Proが入り口です。Google Oneのプランのページでは月2,900円です。その1つ下のGoogle AI Plusは月1,450円ですが、新機能の発表文の対象にPlusの名前はありません。Plusで使えるかは公表されていない、というのが今の正確なところです。
Microsoft FormsのCopilotもライセンスが要る
Microsoft Formsを使っている会社も事情は似ています。Microsoftのよくある質問のページには、FormsでCopilotの機能を使うにはMicrosoft Copilotのライセンスが要ると書かれています。どちらのフォームでも、AIの分析はお金を足して使う機能です。
データ分析AI82本の料金の中央値は3,462円でGeminiの入り口より高い
フォームの集計のためだけに払うなら、どこからが得かを数字で比べました。AInformationのAIツールDB508本(2026年11月2日更新)のうち、データ分析の用途に入るのは82本です。料金の中央値は月3,462円で、0円で使えるのは26本でした。
同じDBの508本全体の料金の中央値は月2,380円です。データ分析の用途は全体より高めの値段が付いています。Business Standardの月1,600円とGoogle AI Proの月2,900円は、どちらもデータ分析AIの中央値より安い入り口になります。
年に数回のアンケートなら貼るやり方で足りる
アンケートの集計をAIに頼むのが年に数回くらいなら、新しく払う必要はあまりありません。1つ目の章のやり方で、12件の表は2つのAIとも正解と合いました。名前の列を消して貼る手間は1回数分です。
反対に毎週のように回答が入るフォームや、部署ごとに何本も回すアンケートがあるなら話が変わります。フォームの画面の中で分析が済めば、貼る手間と貼り間違いが減るからです。すでにBusiness Standard以上の会社なら、追加のお金をかけずに11月19日から順に使えるようになります。
専用のデータ分析AIを選ぶのはどんなときか
データ分析AIの82本の多くは、フォームだけでなく売上の表や問い合わせの記録もまとめて読むための道具です。中央値の月3,462円を払う理由があるのは、アンケート以外の表も毎日読ませたいときです。フォームの集計だけが目的なら、まずBusiness StandardかGoogle AI Proに入っているかを確かめてください。
求人2,692件のうちGoogle Workspaceの名前は211件に出る
仕事の場でGoogle Workspaceがどれくらい使われているかを、AInformationの求人DBで数えました。2026年11月6日に更新したAI関連の求人2,692件(756社)のうち、使うツールとしてGoogle Workspaceの名前が出るのは211件です。
Geminiは390件でChatGPTの396件と並ぶ
同じ求人のうちGeminiの名前が出るのは390件でした。ChatGPTは396件で、ほぼ同じ数です。いちばん多いのはClaudeの743件で、Notionは338件でした。
AIの仕事を募集する会社では、ChatGPTとGeminiが同じくらい当たり前に名前を挙げられています。Workspaceで仕事を回している会社なら、フォームの分析もGeminiでそのまま済ませたい場面が増えるはずです。
担当者が先に知っておくと得をする
求人に名前が出るのは、入社した人がすぐ使う道具だからです。アンケートを集める人事や研修の担当者がフォームの新機能の条件を先に知っていれば、年末のアンケートの作り方から変えられます。11月19日に画面が変わってから調べるより、2週間早く動けます。
ChatGPTとClaudeに条件を聞くと11月19日はどちらも答えなかった
新機能の条件をAIに聞いて済ませる人も多いはずです。そこで2026年11月6日に、ChatGPTとClaudeに同じ質問を送りました。無料のアカウントでは使えないことは2つとも正しく答えています。一方で11月19日の日付と、テストの設定では使えない条件はどちらも出てきませんでした。
聞いた文と見た6つの点
送った文は「Googleフォームのアンケート結果をGeminiに分析してもらう機能があると聞きました。無料のGoogleアカウントでも使えますか?回答が10件しか集まっていなくても使えますか?」です。
答えでは6つの点を見ました。無料では使えないこと・回答12件以上・質問3問以上・テストの設定では使えないこと・11月19日の日付・スマート機能の設定です。どれも公式の発表文かヘルプに書かれている条件です。

新機能の条件を2つのAIが言えたか
| 見た点 | ChatGPT | Claude |
|---|---|---|
| 無料のアカウントでは使えない | ○ | ○ |
| 回答12件以上 | ○ | △ 別の機能の条件として書いた |
| 質問3問以上 | ○ | △ 別の機能の条件として書いた |
| テストの設定では使えない | × | × |
| 11月19日から計画的リリース | × | × |
| スマート機能の設定がオン | × | × |
ChatGPTは12件の線を正しく言えた
ChatGPTは56.5秒で973字を返しました。無料のGoogleアカウントでは使えないと最初に言い切っています。フォームの機能を3つに分けて、要約は3〜200件・テーマ分けは8〜200件・新しい分析は12件以上と質問3問以上と並べました。この3つの線は公式ヘルプと同じです。
10件のアンケートは表をCSVで出して無料のGeminiに渡せば分析できる、という案も添えていました。これは1つ目の章の貼るやり方と同じ考えです。ただし配る日は「段階的に進んでいる」とだけ書いていて、11月19日の日付はありませんでした。
Claudeは12件の線を別の機能の条件として書いた
Claudeは48.2秒で1,188字を返しました。無料では使えないという結論は正しいです。ただし表の中で、12件以上・質問3問以上をテーマごとの割合を出す機能の条件として書いていました。公式ヘルプでは、テーマ分けは8〜200件でいちばん効くとされています。12件の線は新しい分析のほうの条件です。
さらに、これらの機能は英語の画面だけの対応だと書いていました。公式のWorkspaceの対応言語の一覧では、フォームの回答の要約に日本語が入っています。出典にはGoogleのヘルプのほかに、国内外のニュースサイト2本を挙げていました。
AIに聞くなら公式のページも一緒に開く
2つの結果から言えるのは、配る日のような新しい事実はAIの答えから落ちやすいことです。条件の数字も、どの機能の話かが入れ替わることがあります。AIに聞いたあとは、答えに出てきた条件をGoogleの公式ヘルプで1つずつ確かめてください。AInformationが持つキーワードプランナーの控えにも、「googleフォーム 分析」や「google フォーム gemini」の数字はまだ残っていません。まだ調べる人が少ない今は、AIの答えを確かめられる日本語のページも少ない状態です。
日本語の回答で動くかなど5つはまだ公表されていない
公式の発表文とヘルプを読んでも分からなかったことがあります。先回りで準備するなら、分からない部分も知っておくと判断を誤りません。
日本語の回答で新しい分析が動くか
公式の対応言語の一覧で日本語が入っているのは、自由記述の要約(Automated text summaries)です。新しい分析の機能の名前は一覧に載っていません。日本語の回答をきちんと読むかは、届いてから確かめる必要があります。

Google AI Plusで使えるか
月1,450円のGoogle AI Plusは、発表文の対象に名前がありません。使えるとも使えないとも書かれていないので、Plusに入っている人は画面に出るかを自分で見るしかありません。
利用回数の枠と結果の保存
分析を1回動かすとGeminiの利用回数の枠をどれだけ使うかは書かれていません。分析の結果を保存したり、スプレッドシートへ書き出したりできるかも公表されていません。報告書に結果を貼りたい人は、画面を撮っておくなど別の手を考えておくと安心です。
200件を超えたフォームでの動き
前の章で書いたとおり、200件までの記載があるのは要約とテーマ分けです。新しい分析が200件を超えたフォームで動くかは確かめられませんでした。
11月19日までにやっておく4つのこと
新機能が届く前の今のうちに、4つのことを済ませておくと年末のアンケートで慌てずに済みます。どれも今日から動けることです。
1. 自分のプランとリリースの種類を確かめる
まず自分のアカウントがBusiness Standard以上か、Google AI Pro以上かを確かめます。会社のアカウントなら、即時リリースか計画的リリースかもGoogle Workspaceの管理者に聞いておきます。計画的リリースなら11月19日から、遅くとも15日以内に画面に出る見込みです。
2. 管理者はスマート機能の設定を確かめる
サイドパネルのGeminiは、スマート機能とパーソナライズの設定がオフだと使えません。会社で一律にオフにしている場合は、フォームの分析も使えないことになります。オンにしてよいかを社内の決まりと照らして決めておきます。
3. 年末のアンケートを12件・3問の形にそろえる
回答が12件に届かない小さな部署のアンケートは、新しい分析が使えません。いくつかの部署をまとめて1つのフォームにすると12件を超えやすくなります。質問も3問以上にして、点数を付けるテストとは別のフォームに分けておきます。
4. 届くまでは貼るやり方で集計する
11月19日を待つ必要はありません。1つ目の章のプロンプトを使えば、今日の時点で同じような集計ができます。12件の研修アンケートでは、ChatGPTもClaudeも6項目とも手で数えた正解と合いました。名前の列を消してから貼ることと、検算のプロンプトで合計を確かめることだけは忘れないでください。
新機能が届いたら同じアンケートをフォームのGeminiにも分析させて、答えを比べてみてください。どちらを使い続けるかが決めやすくなります。Geminiを無料でどこまで使えるかはジェミニの初心者向けの使い方とプロンプト30本にまとめています。
※記事の事実とは分けて、筆者の考えを書いています。
分析・考察研修の現場では、アンケートの集計に担当者が毎回時間を取られています。フォームの中でGeminiが分析してくれるのは便利ですが、12件と3問の線やテストの設定のように引っかかる条件が多いです。届くのを待つより、名前を消して表をAIに貼るやり方を今日から始めるほうが早いと私は考えます。新機能が届いたら同じアンケートで答えを比べ、続けるほうを決めればいいです。AIに条件を聞いたときは、答えをそのまま信じず公式のヘルプで確かめてください。
- Googleフォームの分析はいつから使えますか?
- 会社のリリースの種類で変わります。即時リリースの会社には2026年11月2日から、計画的リリースの会社には11月19日から順に配られます。どちらも画面に出るまで最大15日かかると公式の発表文に書かれています。自分の会社がどちらかはGoogle Workspaceの管理者に聞くのが早いです。
- 無料のGoogleアカウントでGeminiの分析は使えますか?
- 使えません。公式の発表文の対象は、Business StandardとPlus・Enterprise StandardとPlus・Education Plus・個人向けのGoogle AI ProとUltraなどです。無料のアカウントと月800円のBusiness Starterは入っていません。無料のままなら回答の表をChatGPTやClaudeに貼るやり方で集計できます。
- 回答が10件しかなくてもGeminiの分析は使えますか?
- 新しい分析は使えません。公式ヘルプには回答12件以上と質問3問以上が要ると書かれています。自由記述の要約は回答3〜200件で出るので、10件なら要約は見られます。テーマ分けは8〜200件でいちばん効くとされています。
- Google AI Plusでフォームの分析は使えますか?
- 公表されていません。月1,450円のGoogle AI Plusは、新機能の発表文の対象に名前がありません。使えるとも使えないとも書かれていないので、Plusの人は画面に出るかを自分で確かめる必要があります。確実なのは月2,900円のGoogle AI Proからです。
