AI資格のおすすめを、編集部が数えた数字で選びます。AI資格67本の受験料を比べ、AI求人2,616件の本文で資格名がどう書かれているかも1件ずつ数えました。名前がいちばん多く出たのはG検定の53件です。それでもG検定がないと応募できない求人は0件でした。
- AI資格は67本。受験料を円で出している50本の中央値は8,000円で、1万円以下が30本ある
- AI求人2,616件のうち資格名が出てくるのは151件(5.8%)。いちばん多いG検定でも53件だった
- 必須の欄に資格名を書いた求人は19件。うち14件は「相当の知識」でよいという書き方だった
- 資格がないと応募できない求人は2件だけで、どちらもAIの資格ではなかった
- 合格率を出しているのは67本中35本。海外のIT企業の22本は1本も出していない
- Generative AI TestやAI-102など5本はもう受けられない。AI-102の名前は8件の求人に残っていた
AInformation編集部が2026年10月4日にAI求人2,616件の本文を読むと、AI資格67本のどれかの名前が出てくる求人は151件(5.8%)でした。名前がいちばん多かったのはG検定の53件です。
ただしG検定を持っていないと応募できない求人は1件もありませんでした。必須の欄にG検定が出てきた求人は3件あります。そのうち2件は「G検定相当」の知識を求める書き方で、残りの1件は「G検定」「DS検定」「AIに関する業務経験が1年以上」のどれかを満たせばよい書き方です。
この記事ではAIに関係する資格67本の受験料と合格率に、求人での書かれ方を重ねて目的別のおすすめを選びます。67本はAInformationのAI資格ナビに載せている資格です。受験料と合格率は、10月4日に運営団体の公式ページを開いて確かめ直しました。求人はAI求人ナビが企業の採用ページから集めた2,616件(769社)で、10月4日に掲載されていたものです。

AI資格のおすすめは?目的別の5本
先に結論を書きます。迷ったら最初の1本はG検定です。AIそのものを問う資格の中で、求人に名前が出た数がいちばん多い資格でした(53件)。運営するJDLA(日本ディープラーニング協会)が9月24日に発表した2026年第5回の合格率は76.97%で、14,908名が受験して11,475名が合格しています。受験料は13,200円で、学生は5,500円です。
G検定は自宅からオンラインで受けられます。10月4日に公式ページを開くと、次のオンライン試験は11月6日と7日でした。試験時間は100分で、出題数は145問程度です。個人の申し込みは10月29日まで受け付けています。会場で受ける回は2027年1月15日から17日で、こちらは120分です。

AIを作る側の仕事を目指すならE資格です。求人では39件と、AIの資格ではG検定に次いで多く名前が出ました。2026年第2回の合格率は67.04%で、1,062名中712名が合格しています。ただし受験料は33,000円で、試験日の前2年以内にJDLA認定プログラムを終えていることが受験の条件です。プログラムの受講料は受験料とは別にかかります。
データ分析の仕事なら統計検定2級が候補です。必須の欄に「統計検定2級レベル」と、知識の目安として書く求人が4件ありました。受験料は7,000円(学生5,000円)で、テストセンターで好きな日に受けられます。2025年のCBT方式の合格率は46.1%でした。
生成AIを仕事で安全に使うための1本なら、GUGAの生成AIパスポートです。情報漏えいや著作権など生成AIのリスクに重点を置いた試験で、2026年8月試験の合格率は81.21%でした。32,877名が受験して26,699名が合格しています。受験料は11,000円で、学生は5,500円です。ただし求人に名前が出たのは3件だけでした。

ITの土台から固めたいなら、国家試験のITパスポートです。受験料は7,500円で、テストセンターでほぼ毎日受けられます。令和8年8月の合格率は47.0%でした。求人では9件に名前が出ていて、うち3件は「ITパスポート相当」のように知識の目安として必須の欄に書かれていました。
安さで選ぶなら、サーティファイのAI検定が4,900円で有料の資格ではいちばん安い資格です。67本のうち受験料が0円なのは生成AIリテラシー検定の1本だけでした。2,200円で受けられたJDLAのGenerative AI Testは、2025年6月7日の回を最後に試験が終了しています。
目的別のおすすめAI資格5本
| 目的 | おすすめ | 受験料 | 合格率 | 求人に名前 |
|---|---|---|---|---|
| まず1本・AIを仕事で使う | G検定 | 13,200円 | 76.97% | 53件 |
| AIを作る・実装する | E資格 | 33,000円 | 67.04% | 39件 |
| データ分析 | 統計検定2級 | 7,000円 | 46.1% | 17件 |
| 生成AIを安全に使う | 生成AIパスポート | 11,000円 | 81.21% | 3件 |
| ITの土台から固める | ITパスポート | 7,500円 | 47.0% | 9件 |

5本のどれも、資格だけで応募の条件がそろう求人はほとんどありません。この点はあとの「AI資格は意味ない?」の章でくわしく書きます。
AI資格は何種類ある?67本の内わけ
AI資格ナビには67本の資格を載せています。AIそのものを問う検定のほかに、AIの仕事に近い国家試験・統計の検定・クラウド企業の認定も入れました。運営する団体は21あります。
中身で分けると、海外のIT企業の認定が22本でいちばん多い結果でした。続くのは統計・データ分析の検定とIPA(情報処理推進機構)の国家試験の13本ずつで、AIを問う国内の検定は10本です。Pythonや画像処理などそのほかの資格は9本でした。
AI資格67本の内わけ
| まとまり | 本数 | 主な資格 | 合格率を公開 |
|---|---|---|---|
| 海外のIT企業の認定 | 22本 | AWS・Microsoft・Google Cloudなど | 0本 |
| 統計・データ分析の検定 | 13本 | 統計検定・DS検定 | 11本 |
| 国家試験(IPA) | 13本 | ITパスポート・基本情報技術者 | 13本 |
| AIを問う国内の検定 | 10本 | G検定・E資格・生成AIパスポート | 4本 |
| そのほか | 9本 | Python3エンジニア認定・画像処理・Excel | 7本 |
難しさはAI資格ナビで4段階に分けています。入門16本・基礎15本・応用19本・専門17本です。受験資格に制限がない資格は60本ありました。残りの7本はE資格の認定プログラムのような条件か、経験の推奨が書かれています。
試験日の決まり方にも差があります。テストセンターなどで好きな日に受けられる資格は47本でした。自宅からオンラインで受けられる資格は32本です。
生成AIの資格は6本
名前に「生成AI」か「Generative AI」が入る資格は6本ありました。生成AIパスポート・生成AIアドバイザー(1級と2級)・生成AIリテラシー検定・Google CloudのGenerative AI Leader・NVIDIAの生成AIとLLMの認定です。
検索の数ではこの中で生成AIパスポートが目立ちます。キーワードプランナーで2025年9月から2026年8月までの月平均を測ると、「生成AIパスポート 難易度」だけで3,600回ありました。前の年より184%増えています。「生成AI 資格」も月3,600回検索されています。
2026年に試験が終わった5本
10月4日に載せていた72本の公式ページを開き直すと、5本はすでに試験が終わっていました。AI資格ナビの一覧からは外しています。
JDLAのGenerative AI Testは、2025年6月7日の回で試験が終了しました。公式ページには「試験終了に伴い、次回試験の開催はございません。」と出ていました。最後の回の合格率は78.29%で、1,677名中1,313名が合格しています。

AWSの機械学習の専門認定(Machine Learning – Specialty)は、2026年3月31日が最終受験日でした。取った人の認定は取得日から3年間有効のままです。

Microsoftの3本も終わっています。AI-102(Azure AIエンジニア)は6月30日・DP-100(Azureデータサイエンティスト)は6月1日・MS-900(Microsoft 365の基礎)は3月31日です。日付はMicrosoftの「廃止された試験」の一覧で確かめました。10月4日の時点でも日本語の認定のページは「廃止されます」のままで、英語のページは「retired」に変わっていました。

AI-102は試験が終わったあとも、8件の求人に名前が残っていました。AWSの機械学習の専門認定も4件です。求人票の資格の欄は、試験が終わっても書き直されないことがあります。Microsoftは同じ分野の新しい認定として、AI-103・AI-300・AB-900を出しています。
2026年10月までに試験が終わったAI資格5本
| 資格 | 試験が終わった日 | 求人に残る名前 | 近い資格 |
|---|---|---|---|
| AI-102(Azure AIエンジニア) | 2026年6月30日 | 8件 | AI-103 |
| DP-100(Azureデータサイエンティスト) | 2026年6月1日 | 0件 | AI-300 |
| MS-900(Microsoft 365の基礎) | 2026年3月31日 | 0件 | AB-900 |
| AWS ML Specialty | 2026年3月31日 | 4件 | AWS ML Engineer |
| Generative AI Test(JDLA) | 2025年6月7日 | 1件 | G検定・生成AIパスポート |
受験料はいくら?中央値は8,000円
受験料を円で出している50本の真ん中の値(中央値)は8,000円でした。いちばん安いのは0円の生成AIリテラシー検定で、有料ではAI検定の4,900円です。いちばん高いのはE資格とAI実装検定S級の33,000円でした。
価格帯で見ると、5,001円から10,000円までが27本でいちばん多い層です。10,000円以下は合わせて30本ありました。20,000円を超えるのはE資格とAI実装検定S級の2本だけです。
AI資格の受験料の価格帯(円で出している50本)
| 価格帯 | 本数 | 主な資格 |
|---|---|---|
| 0円 | 1本 | 生成AIリテラシー検定 |
| 1〜5,000円 | 2本 | AI検定(4,900円)・統計検定4級(5,000円) |
| 5,001〜10,000円 | 27本 | IPAの13本(7,500円)・統計検定2級(7,000円) |
| 10,001〜20,000円 | 18本 | G検定(13,200円)・AWSの5本(15,000〜20,000円) |
| 20,001円以上 | 2本 | E資格・AI実装検定S級(33,000円) |
難しさの段階ごとの中央値は、入門8,150円・基礎9,350円・応用13,200円・専門7,500円です。専門が安く見えるのは、どの区分も7,500円のIPAの高度試験が9本入っているからです。
円の金額を出していない17本
円の受験料が見つからなかった17本は、どれも海外のIT企業の認定でした。Microsoftの5本は公式ページに金額を出さず、試験を受ける国ごとの価格を申し込みの画面で確かめる仕組みです。CertNexusの1本も公式ページに金額の記載がありませんでした。Google Cloud・NVIDIA・Databricks・ISACAの11本はドルの金額だけです。
海外の企業でもAWSの5本は円の価格表を出していました。AI PractitionerとCloud Practitionerは15,000円で、Associateの3本は20,000円です。
海外のIT企業の認定は期限にも気をつけたい資格です。有効期限か更新の決まりがある資格は20本で、そのうち18本が海外のIT企業の認定でした。AWSとGoogle Cloudは2〜3年で、MicrosoftのPL-300とDP-700は1年ごとの更新です。国内では情報処理安全確保支援士が登録の更新に講習を求め、生成AIリテラシー検定は6か月ごとの更新を予定しています。生成AIパスポートは期限がないものの、シラバスが変わるたびに更新テストがあります。
学割で半額以下になる資格
学生料金がある資格は22本ありました。下がり幅が大きいのはG検定(13,200円から5,500円)とE資格(33,000円から22,000円)です。生成AIパスポートとDS検定はどちらも11,000円が5,500円になります。統計検定2級は7,000円が5,000円でした。
AI資格は意味ない?求人2,616件で数えた
「AI資格は意味ない」という声を、求人の本文で確かめました。キーワードプランナーで測ると「AI 資格 意味ない」は月平均210回の検索で、直近の3か月は320回・320回・390回と増えています。
対象はAI求人ナビの2,616件です。769社が自社の採用ページに出している求人のうち、AIに関係する仕事を集めています。10月4日に掲載されていた求人で、掲載日が分かる求人は2025年4月から2026年10月までにわたります。
数え方は次のとおりです。67本の正式名と略称に、求人でよく使われる別の書き方を足して本文と照らし合わせました。「DS検定」「情報処理安全確保支援士」などです。職種名と同じ綴りになる試験名は、前後に「試験」「資格」「取得」などがあるときだけ数えています。たとえば職種の「プロジェクトマネージャー」とIPAの「プロジェクトマネージャ試験」は別物として扱いました。そのうえで当たった箇所を編集部が1件ずつ読み、必須の欄・歓迎の欄・会社の支援(受験料の負担や資格手当)に分けています。

資格名が出てくる求人は151件(5.8%)で、82社の求人でした。残りの2,465件には67本のどの名前も出てきません。
151件の書かれ方を分けました。いちばん多いのは歓迎の欄だけに書いた求人で、100件ありました。会社が受験料を出す・資格手当を払うといった支援の欄だけに書いた求人が32件で、必須の欄に書いた求人が19件です。割合にすると歓迎だけが66%・支援だけが21%・必須が13%でした。

資格名の書かれ方3つと書き方の例
| 書かれ方 | 求人 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 歓迎の欄だけ | 100件 | 歓迎スキルに「統計検定2級レベル以上」 |
| 会社の支援だけ | 32件 | 資格手当に「ITパスポート:月額5,000円」 |
| 必須の欄 | 19件 | 「AIの基礎知識(G検定相当、または同等の知識・経験)」 |
必須の19件も中身を読むと、資格そのものを求めていない書き方がほとんどでした。14件は「統計検定2級レベル」「基本情報技術者試験レベルのIT知識」のように、知識の目安として資格名を出しています。3件は資格か経験のどちらかを満たせばよい書き方でした。
資格を持っていないと応募できない求人は2件だけでした。1件は「基本情報技術者などのIT資格」を求める求人で、もう1件はサーバー・ネットワーク・セキュリティ系の資格を求める求人です。どちらもAIの資格ではありません。
必須の欄に資格名を書いた19件の中身
| 書き方 | 求人 | 例 |
|---|---|---|
| 相当の知識でよい | 14件 | 「統計検定2級レベル」「基本情報技術者試験レベルのIT知識」 |
| 資格か経験のどちらか | 3件 | 「以下3つのうち、いずれかの資格、もしくは、経験を有している方」 |
| 資格が要る | 2件 | 「基本情報技術者などのIT資格」・サーバやネットワークの資格 |
AIの仕事では、資格だけで応募の条件がそろう場面はほとんどないということです。一方で歓迎の欄に100件・会社の支援に32件と、名前は出てきます。資格は「持っていると話が早い知識の目安」として扱われているというのが、数えて分かったことです。
会社の支援の書き方には、受験費用の全額負担のほかに「ITパスポート:月額5,000円」のような資格手当もありました。入社したあとに会社の負担で取れる資格もあるので、応募の前に全部を自腹でそろえなくても困りません。
求人に名前が出るAI資格の順位
151件の求人で名前が出た数を資格ごとに数えました。1位はG検定の53件で、2位はE資格の39件です。3位以下はITストラテジスト(28件)・情報処理安全確保支援士(24件)・プロジェクトマネージャ(23件)と、IPAの高度試験が続きます。
まとまりでも比べました。国家試験(IPA)の名前が出た求人は95件で、AIを問う国内の検定の62件より多い結果でした。AIの仕事でも、ITの基礎や上流の工程の力を示す国家試験のほうが求人ではよく使われています。統計・データ分析の検定は37件でした。海外のIT企業の認定は22本ありますが、名前が出た求人は7件にとどまります。
AIを問う国内の検定の62件は、ほとんどがG検定とE資格です。この2つのどちらかが出る求人が60件ありました。生成AIパスポートは「生成AIパスポート 難易度」だけで月3,600回検索されている資格ですが、求人に名前が出たのは3件でした。
まとまり別に見た求人に名前が出た件数
| まとまり | 資格の数 | 名前が出た求人 |
|---|---|---|
| 国家試験(IPA) | 13本 | 95件 |
| AIを問う国内の検定 | 10本 | 62件 |
| 統計・データ分析の検定 | 13本 | 37件 |
| 海外のIT企業の認定 | 22本 | 7件 |
| そのほか | 9本 | 2件 |
クラウドの認定ではAWSのSolutions Architect(SAA)が3件でいちばん多い結果でした。試験が終わったAI-102を入れると8件になり、こちらのほうが多くなります。データの検定ではDS検定が8件で、級を書かずに「統計検定」とだけ書いた求人が15件ありました。
難易度は合格率で比べられる?
難易度を比べるときに合格率を見る人は多いはずです。ところが67本のうち、運営団体が合格率を出しているのは35本でした。国内の45本は編集部が10月4日に公式ページと発表資料を1本ずつ開いて確かめています。
まとまりで見ると差がはっきりします。IPAの国家試験は13本すべてで合格率が出ていて、統計・データ分析の検定も13本中11本が出しています。海外のIT企業の認定22本は1本も出していません。AIを問う国内の検定は10本中4本だけでした。
主なAI資格の合格率(運営団体の発表)
| 資格 | 合格率 | 回 | 受験者 |
|---|---|---|---|
| AI検定 | 82.3% | 2025年度の平均 | 公表なし |
| 生成AIパスポート | 81.21% | 2026年8月試験 | 32,877名 |
| G検定 | 76.97% | 2026年第5回 | 14,908名 |
| E資格 | 67.04% | 2026年第2回 | 1,062名 |
| DS検定 | 約49% | 第13回(2026年6月) | 約2,220名 |
| ITパスポート | 47.0% | 令和8年8月 | 20,637名 |
| 統計検定2級 | 46.1% | 2025年(CBT) | 公表なし |
| 基本情報技術者 | 41.7% | 令和8年8月 | 11,257名 |
| 統計検定準1級 | 34.7% | 2025年(CBT) | 公表なし |
| 応用情報技術者 | 24.5% | 令和7年度秋期 | 44,005名 |
公式ページを探しても合格率が出てこなかった国内の資格は9本です。生成AIアドバイザー(1級と2級)・AI実装検定(S級とA級とB級)・Python3エンジニア認定データ分析実践試験・CBASの2本・生成AIリテラシー検定でした。生成AIリテラシー検定は協会のメディアの記事に「約80%」とありますが、時期も人数も書かれていないので数えていません。MOSは「合格率は公開しておりません」と明記しています。
合格率は回ごとに動きます。G検定は2026年第4回が83.1%(9,241名中7,677名)で、第5回は76.97%でした。DS検定は第13回が約49%で、統計検定1級は統計数理18.0%と統計応用18.6%の科目ごとの発表です。資格ごとの推移はG検定などの個別ページに載せています。
安く受ける方法は?学割・給付金・無料
受験料を抑える方法は3つあります。学割と会社員が使える教育訓練給付と、無料の資格です。
教育訓練給付は、国が指定した講座を受けると受講料の一部が支給される制度です。編集部は2026年9月5日に、厚生労働省の「厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム」で資格名を1つずつ検索しました。通学だけでなく通信とeラーニングの講座も入れて数えています。
67本のうち対象の講座が出てきたのは22本で、検索に使った14語ごとに数えると82講座でした。E資格は9講座・G検定は2講座・ITパスポートは6講座・基本情報技術者は10講座です。「AWS」で引くと10講座、「Python3エンジニア認定」で引くと5講座が出ました。生成AIパスポートとDS検定と統計検定は、資格名で引いても対象の講座が出てこなかった資格です。
教育訓練給付の対象講座の数(検索に使った言葉ごと)
| 検索に使った言葉 | 対象の講座 | 当てはまる資格 |
|---|---|---|
| MOS | 23講座 | MOS Excel エキスパート |
| 基本情報技術者 | 10講座 | 基本情報技術者 |
| AWS | 10講座 | AWSの5本 |
| E資格 | 9講座 | E資格 |
| VBAエキスパート | 7講座 | VBA ベーシック・スタンダード |
| ITパスポート | 6講座 | ITパスポート |
| Python3エンジニア認定 | 5講座 | Python3の4本 |
| G検定 | 2講座 | G検定 |
| 生成AIパスポート | 0講座 | 生成AIパスポート |
| データサイエンティスト検定 | 0講座 | DS検定 |
| 統計検定 | 0講座 | 統計検定の9本 |
AWSの5本のように同じ言葉で引いた資格は、出てくる講座が同じなので1回だけ数えています。資格ごとに足すと144講座になりますが、同じ講座を何度も数えた数です。
E資格は受験の前に認定プログラムを受ける必要がある資格です。給付金の対象になっている対策講座を選べば、受講料の負担を減らせます。講座ごとに対象かどうかが違うので、申し込む前に検索システムで講座名を確かめてください。
受験料0円で受けられるのは生成AIリテラシー検定です。自宅からオンラインで受けられ、試験時間は30分でした。67本のうち無料はこの1本だけです。
AIの国家資格はある?
67本のうち国家試験は13本で、すべてIPAが運営する試験です。情報処理技術者試験の12区分と、情報処理安全確保支援士試験が入ります。名前にAIが入る国家試験は、67本の中に1本もありません。「AI 資格 国家資格」は月1,000回検索されていて、前の年より69%増えています。
それでも求人では国家試験の名前がよく出ます。95件の求人に13本のどれかの名前があり、ITパスポートは9件・基本情報技術者は18件・応用情報技術者は17件でした。基本情報技術者は必須の欄に「基本情報技術者試験レベルのIT知識」のように書く求人が5件あります。AIの仕事でもITの基礎の目安として使われていました。
受験料は13本とも7,500円です。ITパスポートと基本情報技術者と情報セキュリティマネジメントは、テストセンターで1年を通して受けられます。応用情報技術者と高度試験と情報処理安全確保支援士は2026年度からCBT方式になり、前期と後期の決まった期間の中から日を選びます。
AI資格ナビで条件を絞って選ぶ
67本はAI資格ナビで、目的・難しさ・受験料・受け方から絞り込めます。下のリンクは、絞り込んだ状態で一覧を開きます。
- 求人に名前が出る順に並べる
- はじめての1本(入門の16本)
- AIを仕事で使う人向けの13本
- AIを作る・実装する人向けの18本
- 受験料10,000円までの30本
- 教育訓練給付の対象講座がある22本
- 合格率が公開されている35本
資格ごとのくわしいページもあります。G検定・E資格・生成AIパスポート・AI検定・ITパスポートは、受験料と試験の中身を1ページにまとめました。試験が終わったGenerative AI TestとAI-102も、終わった日と代わりに受ける資格の案内を残しています。
求人の側から探すなら、AI求人ナビで2,616件を年収・勤務地・リモートの可否で比べられます。資格を取る前に狙う仕事の求人を見ておくと、どの資格に時間とお金を使うかを決めやすくなります。
- AI資格のおすすめは?
- 迷ったらG検定です。AIの資格の中で求人に名前が出た数がいちばん多く、AI求人2,616件中53件でした。JDLAが出した2026年第5回の合格率は76.97%で、受験料は13,200円(学生5,500円)です。AIを作る側ならE資格、データ分析なら統計検定2級が候補です。
- AI資格は意味ないですか?
- 資格だけで応募の条件がそろう求人はほとんどありません。AI求人2,616件のうち、資格がないと応募できない求人は2件でした。一方で歓迎の欄に100件・会社の受験料負担や資格手当に32件と、名前は出てきます。知識の目安としては使われています。
- AI資格の受験料はいくらですか?
- 受験料を円で出している50本の中央値は8,000円です。10,000円以下が30本あり、20,000円を超えるのはE資格とAI実装検定S級(どちらも33,000円)の2本でした。
- 無料で受けられるAI資格はありますか?
- AI資格ナビの67本のうち、受験料0円は生成AIリテラシー検定の1本です。有料でいちばん安いのはサーティファイのAI検定(4,900円)でした。
