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ChatGPTショッピングリサーチの使い方は英語でも45.4秒で3件とも円で出た

読了 約20分
ChatGPTショッピングリサーチの使い方は英語でも45.4秒で3件とも円で出た
この記事の要点

ChatGPTのショッピングリサーチは予算を1文足すだけで候補の価格帯が変わります。2026年11月1日に同じイヤホン探しを予算だけ変えて送ると、予算なしは最高42,800円でした。1万5千円以下では3件とも15,000円以下で、千円以下は見つからないと先に断りました。

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AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
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ChatGPTのショッピングリサーチは予算を1文足すだけで候補の価格帯が変わります。2026年11月1日に同じイヤホン探しを予算だけ変えて送ると、予算なしは最高42,800円でした。1万5千円以下では3件とも15,000円以下で、千円以下は見つからないと先に断りました。

42,800円予算を書かずに頼んだ回に出た一番高い候補の価格
15,000円予算を書いた回の3件の候補がすべて収まった上限
27.4秒同じ会話で2つに絞り価格と電池と重さを表で比べるまで
この記事で分かること
  • 予算を書かずにイヤホンを頼むと候補は14,990円から42,800円まで並び、AirPods Pro 3とソニーのWF-1000XM6が入った
  • 同じ文に「予算は1万5千円以下」を足すと、51.9秒で出た3件がすべて15,000円以下に収まった
  • 予算を5千円以下に下げても3,480円と3,780円のノイズキャンセリング付き2機種が出て、どちらも予算内だった
  • 千円以下にすると「見つかりませんでした」と先に断り、100円足せば買える1,100円のダイソーの1機種だけを示した
  • 同じ会話で「2つに絞って表で比べて」と頼むと27.4秒で表が出て、価格は前の答えの14,990円と7,990円にそろっていた
  • 写真つきの商品カードは7回とも出ず、答えはどれも価格つきの表と購入ページへのリンクだった

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ChatGPTのショッピングリサーチは予算を1文足すと候補が予算内に収まった

ChatGPTに買い物の下調べを頼むときは、予算を1文書くかどうかで出てくる商品の価格帯がはっきり変わります。AInformation編集部が2026年11月1日に有料プランのアカウントで試したところ、予算を書かない回の候補は最高42,800円でした。同じ文に「予算は1万5千円以下です。」を足すと、出てきた3件はすべて15,000円以下に収まっています。

検証で変えたのは予算の書き方だけです。探してもらう物は「通勤で使うノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホン」にそろえました。予算なし・1万5千円以下・5千円以下・千円以下の4通りを、毎回Workの新しいチャットから送っています。考える段は「中程度」で、画面の表示は「GPT-6.1 Sol 中」です。

ほかに3回送りました。1万5千円の回の続きで2つに絞る比較を頼んだ回と買う気の無い質問をした回、それに同じ中身を英語で頼んだ回です。送信は全部で7回になります。

いちばん大事な結果は、予算を書いた4回で予算を断りなく超えた候補が1件も無かったことです。5千円以下の回もノイズキャンセリングの無い商品を混ぜていません。千円以下の回は先に「見つかりませんでした」と書いてから、100円だけ予算を足す案を出しました。予算の上限をきちんと守らせたいなら、文に金額を入れるのがいちばんの近道でした。

一方で、写真と店名が並ぶ商品カードの形では1回も返ってきませんでした。答えはどれも商品名と価格と理由を並べた表と、購入ページへのリンクです。この記事では7回の送信を1回ずつ章に分けて見ていきます。送った文はそのまま載せているので、同じ文をコピーして試せます。

ChatGPTに同じイヤホン探しを予算なし・1万5千円・5千円・千円・英語の5通りで頼み、候補の価格の幅と頼んだ予算を横棒で比べた図
予算の書き方ごとに候補の一番安い価格と一番高い価格を並べた図(制作:AInformation)

ChatGPTショッピングリサーチの使い方は用途と予算を1文で送るだけだ

買い物の下調べに、特別なボタンやメニューは使っていません。ふつうのチャットの入力欄に、何に使うか・ほしい機能・予算を書いて送るだけです。最後に「買える商品で見せてください」と添えると、ChatGPTは購入ページを確かめたうえで候補を出してきました。

今回の検証で使った流れは次のとおりです。

  1. ChatGPTを開いて新しいチャットを始める
  2. 入力欄に使い道とほしい機能を書く。今回は「通勤で使うノイズキャンセリング付き」と書いた
  3. 同じ文に予算を1文で足す。「予算は1万5千円以下です。」のように上限の金額を入れる
  4. 最後に「おすすめを買える商品で見せてください。」と添えて送る
  5. 返ってきた表の価格が予算内かを見る。気になる商品はリンクから店のページを開き、送料と在庫を確かめる
  6. 候補を減らしたいときは、同じ会話で「2つに絞って表で比べて」と続けて頼む

手順3の予算の1文が、この記事でいちばん効いた部分です。そのまま使える文は次のとおりです。

通勤で使うノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンを探しています。予算は1万5千円以下です。おすすめを買える商品で見せてください。

この文を送ると、51.9秒で3件の候補が表になって返りました。表の左の列は商品名がそのまま購入ページへのリンクになっていて、押すとAnkerの公式ストアや販売店のページへ飛べます。答えの頭には「11月1日確認の税込価格です。価格・在庫は変動します。」と、価格を確かめた日の断りも付いていました。

買い物の下調べ(shopping research)の手順(AInformation編集部が2026年11月1日に操作した画面)
ChatGPTに予算1万5千円以下の通勤用ノイズキャンセリングイヤホンを頼み、Liberty 5とEarFun Air Pro 4とP40iの3件が価格つきの表で返った画面
予算1万5千円以下と書くと14,990円・9,990円・7,990円の3件が表で出た(AInformation編集部が2026年11月1日に操作した画面)

手順6の絞り込みは、続けて次の文を送りました。前の答えに出た候補から選ばせたいので、新しいチャットにせず同じ会話で頼むのがコツです。

いま出た候補から2つに絞って、電池の持ち、重さ、価格を表で比べてください。どちらが通勤向きかも一言でお願いします。

こちらは27.4秒で2列の比較表が出ました。価格と電池と重さが1枚の表にまとまります。

ChatGPTの同じ会話で候補を2つに絞って比べるよう頼み、Soundcore Liberty 5とP40iの価格・電池の持ち・重さが2列の表で返った画面
同じ会話で2つに絞るとLiberty 5とP40iの電池と重さと価格の表が出た(AInformation編集部が2026年11月1日に操作した画面)

予算を書かない回は最高42,800円のAirPods Pro 3まで並んだ

まず基準として、予算を書かずに頼みました。送った文は次のとおりです。

通勤で使うノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンを探しています。おすすめを買える商品で見せてください。

答えが出るまで51.4秒で、答えは591字でした。候補はAnker Soundcore Liberty 5の14,990円とApple AirPods Pro 3の42,800円、それにソニー WF-1000XM6の39,600円の3件です。3件のうち2件が3万円台と4万円台で、いわゆる上位モデルが並びました。

答えは書き出しで、価格・iPhone・音質のどれを重く見るかで3件を分けていました。予算が分からないぶん、スマホの種類や音質の好みで分けて選ばせる形になっていました。最後には「スマホの種類や予算が決まっていなければ、まずLiberty 5をおすすめします。」と、いちばん安い1件を推しています。

公式ヘルプには、予算を書かないと価格以外の点を重く見ることがあると書かれています。今回の答えもその書き方どおりで、機能や音質で選んだ結果として4万円台が入りました。予算が決まっていない人にとっては、価格帯の見当をつける材料になります。逆に1万円台で探している人がこの文で頼むと、半分以上が予算外の候補になります。

答えの最後には「3〜4万円台を選ぶなら店頭で試着すると選びやすいです。」という一言も付きました。耳への密着具合でノイズキャンセリングの効きが変わるという説明です。価格だけでなく買う前に何を確かめるとよいかまで添えてくる点は、どの回にも共通していました。

ChatGPTに予算を書かずに通勤用イヤホンを頼み、Liberty 5とAirPods Pro 3とソニー WF-1000XM6の3件が価格つきの表で返った画面
予算を書かないと42,800円のAirPods Pro 3と39,600円のソニーも並んだ(AInformation編集部が2026年11月1日に操作した画面)

予算1万5千円の回は3件とも15,000円以下で51.9秒かかった

次に、同じ文に「予算は1万5千円以下です。」だけを足して新しいチャットで送りました。答えが出るまで51.9秒で、答えは618字です。予算なしの回の51.4秒とほとんど変わりません。

候補はAnker Soundcore Liberty 5の14,990円とEarFun Air Pro 4の9,990円、それにAnker Soundcore P40iの7,990円の3件でした。3件とも15,000円以下に収まっていて、予算を超えた候補はありません。予算なしの回にいたAirPods Pro 3とWF-1000XM6は消え、Liberty 5だけが両方の回に残りました。

答えは予算の中でも段を分けています。Liberty 5は「ノイキャン重視の第一候補」です。EarFunは「1万円前後で機能をそろえたい方向け」で、P40iは「出費を抑えたい方向け」と書きました。上限ぎりぎりの1件と、その下の2件を並べる形です。

購入先の書き方もていねいでした。Liberty 5とP40iは公式ストアで「カートに入れる」を確かめ、EarFunはe☆イヤホンの販売ページで買えることを確かめたと書いています。答えの最後には断りも入りました。この順位は公式の仕様と価格から選んだもので、実機で遮音性能を比べた順位ではないという内容です。

本文に書いた価格と表の価格が食い違う商品は、この回にはありません。公式ヘルプは、最初に出る価格は最初に並んだ店の価格で最安とは限らないと書いています。今回の表もAnkerの公式ストアの価格なので、ほかの店で安く売っていないかは自分で確かめる必要があります。

ChatGPTに予算なし・予算1万5千円・英語で頼んだ3回の候補を並べ、Liberty 5とP40iだけが2つの回に出たことを示した図
予算なし・1万5千円・英語の3回でどの商品が出たかを並べた図(制作:AInformation)

2つに絞る比較は27.4秒で価格が前の答えと2件とも一致した

1万5千円の回の続きで、同じ会話のまま2つに絞る比較を頼みました。送った文は手順の章に載せたものと同じです。答えが出るまで27.4秒で、答えは315字でした。予算を書いて候補を探した回は51.9秒だったので、比べるだけの頼みはぐっと速く返ります。

選ばれたのはSoundcore Liberty 5とSoundcore P40iの2つです。どちらも直前の表にあった商品で、新しい商品を持ち出していません。表の価格はLiberty 5が14,990円でP40iが7,990円です。前の答えの価格と2件ともそろっていました。

頼んだ3項目も全部埋まっています。電池の持ちはノイズキャンセリングをオンにしてLiberty 5が最大8時間、P40iが最大10時間でした。ケースの充電込みでは最大32時間と最大50時間です。重さは片耳で約5.2gと約5g、ケース込みで約59gと約58gまで載っていました。

通勤向きかの一言は「静かさを重視するならLiberty 5、安さと充電の少なさならP40iがおすすめです。」でした。どちらか1つに決めず、何を重く見るかで分ける答え方です。表の下には断りも付いていました。価格は11月1日の公式ストアの表示で、電池の持ちはメーカーの公称値だという内容です。

この回で分かるのは、候補探しと比較を分けて頼むと待ち時間が短くなることです。最初から「2つに絞って表で比べて」まで1文に詰めるより、まず候補を出させてから絞るほうが比べる相手を自分で確かめられます。

ChatGPTに買い物の下調べを7回頼み、答えが出るまでの秒数を横棒で並べた図。比べるだけの回は27.4秒、説明だけの回は23.5秒だった
7回の送信で答えが出るまでの秒数(制作:AInformation)

予算5千円の回は3,480円と3,780円のANC付き2機種が出た

予算を5千円以下に下げて、新しいチャットで送りました。送った文は次のとおりです。

通勤で使うノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンを探しています。予算は5千円以下です。おすすめを買える商品で見せてください。

答えが出るまで46.0秒で、答えは437字でした。候補はXiaomi REDMI Buds 8 Liteの3,480円と、QCY T13 ANCの3,780円の2件です。どちらも5,000円以下で、どちらもノイズキャンセリング(ANC)付きでした。

5千円以下はノイズキャンセリング付きの商品が限られる価格帯です。外の音を取り込むだけの商品やノイズキャンセリングの無い商品が混ざるかを見ていましたが、そうした商品は入っていません。候補の数は1万5千円の回の3件から2件になりました。数を合わせるために条件の外れた商品を足すより、条件に合う2件で止めたことになります。

中身もそれぞれ書いてあります。REDMI Buds 8 Liteはハイブリッド式のANCで、再生は最大8時間でケース込みなら36時間です。10分の充電で最大2時間使えるとも書いていました。QCY T13 ANCはANCと外音取り込みがあり、再生は最大7時間でケース込みなら30時間です。

答えの最後は「私ならREDMI Buds 8 Liteを選びます。」で、理由として「QCYより300円安く」と書いています。1万5千円の回に出た商品はこの回には1件も出ていません。予算を下げると、別のメーカーの商品にまるごと入れ替わりました。

ChatGPTに予算5千円以下のノイズキャンセリング付きイヤホンを頼み、Xiaomi REDMI Buds 8 LiteとQCY T13 ANCの2件が表で返った画面
予算5千円以下ではREDMI Buds 8 Liteの3,480円とQCYの3,780円が出た(AInformation編集部が2026年11月1日に操作した画面)

予算千円の回は見つからないと先に断り1,100円の1機種だけ示した

最後に予算を千円以下まで下げました。送った文は次のとおりです。

通勤で使うノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンを探しています。予算は千円以下です。おすすめを買える商品で見せてください。

答えが出るまで51.4秒で、答えは371字でした。答えの1文目は、千円以下のノイズキャンセリング付きの商品は「今回確認した範囲では見つかりませんでした」という言い切りです。予算内の商品が無いことを、候補を並べる前にはっきり書いています。

そのうえで「予算を100円だけ追加できる場合」として、ダイソーのTWS009を1,100円で示しました。ANCをオンにして約3.5時間の再生で、外音取り込みにも対応しているとあります。公式の通販は在庫の確認にログインが要り、別に送料がかかるという注意も付きました。

答えの締めは「1,000円が厳密な上限なら、今回は購入を見送るのがおすすめです。」でした。条件を満たすと確かめられない商品をノイズキャンセリング付きとしてすすめるのは避けたい、とも書いています。予算を超えた商品を予算内のように見せることはしていません。

編集部が先に決めていた判定では、見つからないと正直に書いて予算を上げる案を分けて示せば○です。この回はその形どおりでした。無理な条件を出したときに近い商品を黙って並べず「無い」と言ってくれるのは、買い物の相談相手として安心できる点です。

ChatGPTに予算千円以下のノイズキャンセリング付きイヤホンを頼み、見つからなかったと答えたうえでダイソーのTWS009を1,100円で示した画面
千円以下では見つからないと先に断り100円足す案として1,100円を示した(AInformation編集部が2026年11月1日に操作した画面)

買う気の無い質問には23.5秒で3行の説明だけが返った

同じノイズキャンセリングの話題で、買う気の無い質問を新しいチャットで送りました。商品の候補がどこから出てくるのか、その境目を見るためです。

ノイズキャンセリングの仕組みを、中学生にも分かるように3行で説明してください。

答えが出るまで23.5秒で、答えは139字でした。7回の送信の中でいちばん速く、いちばん短い答えです。商品の表や購入ページへのリンクは1つも出ず、頼んだとおり3行の説明だけが返りました。

説明の中身は、マイクで周りの騒音を拾ってその音を打ち消す音を出す仕組みだというものです。2行目は「騒音の波の「山」に「谷」が重なるように音を出すと、聞こえる騒音が小さくなります。」でした。3行目では電車のゴーッという音には効くが人の声や突然の音は消しきれないことがある、と使う場面に引きつけています。

公式ヘルプは、質問から買い物の意図を読み取ったときに商品を出すと書いています。今回もその書き方どおりで、仕組みを聞いただけの質問では商品を押しつけてきませんでした。逆に言うと、商品を出してほしいときは「買える商品で見せて」のように買う気をはっきり書くほうが確実です。

ChatGPTにノイズキャンセリングの仕組みを中学生にも分かるように3行で頼み、商品の表やリンクを出さずに3行の説明だけが返った画面
仕組みを3行で聞くと商品は出ず説明の3行だけが返った(AInformation編集部が2026年11月1日に操作した画面)

英語で頼むと円の価格で日本の公式ストアの3件が出た

1万5千円の回と同じ中身を英語にして、新しいチャットで送りました。言語だけを変えると、出てくる店や価格の通貨が変わるかを見る回です。

I’m looking for wireless earbuds with noise cancelling for my commute. My budget is under 15,000 yen. Please show me products I can buy.

答えが出るまで45.4秒で、答えは909字でした。答えは英語で返り、7回の中でいちばん長い答えです。候補はSoundcore P42iの¥9,990とSoundcore P40iの¥7,990、それにJBL Wave Beam 2の¥8,030の3件でした。

価格は3件とも円で表示され、3件とも15,000円以下です。購入先の列はAnker JapanとJBL Japanで、日本の公式ストアが並びました。ドル表示や海外の店は混ざっていません。答えにも「These three are available from official Japanese stores, all under ¥15,000」とあります。

日本語で頼んだ1万5千円の回と重なったのはP40iの1件だけです。日本語の回の第一候補だったLiberty 5は出ず、代わりにP42iが第一候補になりました。答えの最後では「I’d pay the extra ¥2,000 for the P42i over the P40i」と、P40iとの価格の差まで書いています。

同じ予算でも、言語を変えると候補の顔ぶれが変わることになります。1回ずつの結果なので、言語のせいなのかたまたまなのかはこの検証では確かめていません。いくつか候補を見比べたいときは、同じ中身を言い方を変えて2回頼んでみるのも手です。

ChatGPTに英語で予算1万5千円以下のイヤホンを頼み、Soundcore P42iとP40iとJBL Wave Beam 2が円の価格とAnker JapanなどのBuy列つきの表で返った画面
英語で頼むと¥9,990のP42iなど3件が円の価格と日本の公式ストアで出た(AInformation編集部が2026年11月1日に操作した画面)

7回の結果を表にすると予算を断りなく超えた候補は1件も無かった

7回の送信の結果を1つの表にまとめます。候補探しの5回は、答えが出るまで45.4秒から51.9秒でした。比べるだけの回は27.4秒で、説明だけの回は23.5秒です。

頼み方 かかった秒 答えの字数 候補の数 予算内の数 判定
予算なし 51.4秒 591字 3件 (予算なし) 14,990円〜42,800円
予算1万5千円以下 51.9秒 618字 3件 3件 ○
同じ会話で2つに絞る 27.4秒 315字 2件 価格2件とも一致 ○
予算5千円以下 46.0秒 437字 2件 2件・ANC付き ○
予算千円以下 51.4秒 371字 1件 なし(1,100円と明記) ○
仕組みを3行で 23.5秒 139字 出ず ― ○
英語で1万5千円以下 45.4秒 909字 3件 3件・円表示 ○

表の判定は、編集部が検証の前に決めておいた基準で付けました。予算を書いた回は、候補がすべて予算内なら○です。千円の回は、見つからないと正直に書いて別の案を分けて示せば○としていました。この基準で見ると、予算を書いた4回はすべて○になります。

ただし、もう1つの基準だった「写真つきの商品カードが出るか」は7回とも出ませんでした。予算なしの回はカードが出れば○・文だけなら×と決めていたので、その面では×です。答えは表とリンクとしては十分に使えます。ただ商品の写真を見比べながら選ぶ使い方は、今回の画面ではできていません。

答えの字数は139字から909字まで開きました。日本語の候補探しは371字から618字で、英語の回だけ909字と長くなっています。英語は単語の間に空白が入るなど字の数え方が日本語と違います。そのため中身の量を比べる数字としては使っていません。

実測から言えるショッピングリサーチの使い方は3つある

予算は上限の金額で1文書く

今回いちばん効いたのは予算の1文です。予算を書かない回は42,800円の候補まで並びましたが、「1万5千円以下」と書いた回は3件とも15,000円以下に収まりました。「安めで」「お手頃なもの」のようなあいまいな言い方は今回は試していません。上限の金額を数字で書くのが確実です。

予算をどこまで下げても、ChatGPTは無理に候補を作りませんでした。5千円以下では2件に減らし、千円以下では「見つかりませんでした」と先に書いています。予算を書いても候補が少ないときは、その価格帯では商品が限られているという合図として受け取れます。

候補を出させてから同じ会話で絞る

候補探しは1回あたり45.4秒から51.9秒かかりました。一方で同じ会話で2つに絞って比べる頼みは27.4秒で返り、価格は前の答えと2件ともそろっていました。最初の1回で候補を広く出させ、続けて「2つに絞って表で」と頼む2段の流れが使いやすい形です。

比べる項目は自分で指定すると表がきちんと埋まります。今回は電池の持ち・重さ・価格の3つを指定し、ケース込みの数字まで載りました。自分にとって大事な項目を2つか3つ書いて頼むのがおすすめです。

買う気ははっきり書き価格は店で確かめる

仕組みを聞いただけの質問では、商品は1つも出ませんでした。商品を出してほしいときは「買える商品で見せてください」のように、買う気を文にはっきり書きます。今回の候補探しの5回は、この一文を入れてすべて表とリンクで返っています。

表の価格は、ChatGPTが確かめた時点の1つの店の価格です。答えにも「価格・在庫は購入時に再確認してください」と書かれていました。リンクから店のページを開き、送料と在庫とほかの店の価格を確かめてから買うのが安全です。

公式ヘルプの3つの仕様は今回の実測と合っていた

OpenAIのヘルプセンターで「Using shopping research in ChatGPT」の記事を開くと、2026年11月1日の時点では「Shopping with ChatGPT Search」の記事へ転送されました。転送先の記事の題は、買い物を検索の一部として扱う題になっています。今回の検証でも、特別なモードを選ばずふつうのチャットで頼んで候補が出ました。

このヘルプに書かれていることと、今回の実測を突き合わせます。

  • 予算を書くと価格を重く見る:予算を書いた4回は候補がすべて予算内か、予算内が無いと断ったうえでの案だった
  • 予算を書かないと価格以外の点を重く見ることがある:予算なしの回は42,800円のAirPods Pro 3と39,600円のWF-1000XM6が入った
  • 質問から買い物の意図を読み取ったときに商品を出す:仕組みを3行で聞いた回は、商品が1つも出なかった

ヘルプはもう1つ、最初に出る価格は最初に並んだ店の価格で最安とは限らないとも書いています。今回の表の価格はAnkerの公式ストアなど1つの店の価格でした。ほかの店と比べた最安の値段かどうかは、この検証では確かめていません。

使えるプランや1日に使える回数の上限は、この検証では確かめていません。今回の7回の送信では、上限に当たったという表示は1回も出ませんでした。

気をつけること:写真つきの商品カードは7回とも出なかった

いちばん気をつけたいのは答えの形です。編集部は検証の前に、画像と商品名と価格と店名が並ぶ商品カードが出るかを数えるつもりでした。ところが7回とも、カードの形では1回も返ってきませんでした。答えは表と文で、商品名のリンクから店のページへ飛ぶ形です。

画面の入力欄には「Work モードで作成」と表示されていました。カードが出なかった理由がこの表示と関係あるのかは、画面には出ていないので分かりません。この検証では確かめていない点です。ほかのモードやアカウントでは、写真つきのカードで返る可能性もあります。

2つ目は、1つの条件につき1回ずつしか送っていないことです。同じ文を何度か送れば、候補の顔ぶれが変わる可能性があります。英語の回で候補が入れ替わったように、1回の結果を正解と思い込まないほうが安全です。

3つ目は価格と在庫です。答えの価格は確かめた日の価格で、どの回も価格や在庫は変わると断っていました。千円の回では通販の在庫を見るのにログインが要り、送料が別にかかるとも書かれています。表の金額だけで決めず、店のページで支払う合計を確かめてください。

最後に、今回の候補は実機で聞き比べた順位ではありません。1万5千円の回の答え自体が、公式の仕様と価格から選んだ順位だと断っていました。ノイズキャンセリングの効きや着け心地は、店頭で試すか口コミと合わせて判断するのがおすすめです。

関連する記事とツール

よくある質問
ChatGPTのショッピングリサーチはどう使えばよいですか?
ふつうのチャットに使い道とほしい機能と予算を1文で書き、最後に「おすすめを買える商品で見せてください」と添えて送るだけです。AInformation編集部が2026年11月1日に試すと、予算1万5千円以下の文は51.9秒で3件の候補を表で返しました。商品名は購入ページへのリンクになっていて、価格と選んだ理由も並びます。
予算を書かないとどうなりますか?
予算を書かないと高い候補も混ざります。同じイヤホン探しを予算なしで頼んだ回は、14,990円のAnker Soundcore Liberty 5のほかに42,800円のAirPods Pro 3と39,600円のソニー WF-1000XM6が並びました。公式ヘルプも、予算を書かないと価格以外の点を重く見ることがあると書いています。
予算を低くしすぎるとどうなりますか?
条件に合う商品が無いときは無いと答えました。予算を千円以下にした回は、ノイズキャンセリング付きの商品は今回確認した範囲では見つからないと先に書いています。そのうえで100円足せば買える1,100円のダイソーの1機種を示し、1,000円が厳密な上限なら見送るのがおすすめとまとめました。
写真つきの商品カードは出ますか?
今回の7回の送信では1回も出ませんでした。答えはどれも商品名と価格と理由を並べた表と、購入ページへのリンクでした。入力欄には「Work モードで作成」と出ていましたが、カードが出なかった理由はこの検証では確かめていません。ほかのモードやアカウントでは出る可能性があります。
出てきた候補をさらに比べることはできますか?
できます。同じ会話で「いま出た候補から2つに絞って、電池の持ち、重さ、価格を表で比べてください」と送ると、27.4秒で2列の比較表が出ました。選ばれた2つは直前の表にあった商品で、価格も14,990円と7,990円で前の答えとそろっていました。比べる項目は自分で指定すると表がきちんと埋まります。

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