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Barclays、Claudeを銀行全体へ 開発者の50%が年内に使う

読了 約5分
キーボードの上に置かれたスマートフォンにChatGPT・Gemini・Copilot・Claude・Perplexityのアイコンが並ぶ画面。Barclays、Claudeを銀行全体へ 開発者の50%が年内に使う
この記事の要点

英Barclaysが、Anthropicとの協業を広げて銀行全体にClaudeを入れる。Claude Codeは2026年末までに開発者の50%、2027年には過半の技術者が使う見込みだ。行員向けの検索は1.6万人超が使い、100万回を超えた。導入の順番は日本企業も写せる。

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開発AIを社員の半数に配る目標は妥当?

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50%年内にClaude Codeを使う開発者
100万回超社内検索の利用

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Barclays、Claude Codeを開発者の50%へ 2027年は過半に広げる

Barclaysは2026年末までに、開発者の50%がClaude Codeを使う見込みだと示した。2027年には、ソフトウェア技術者の過半まで広げる。Anthropicが公式ブログで、両社の協業を広げると発表した。

Barclaysは英国の総合銀行だ。Claudeを銀行全体に入れて、ソフトウェア開発を速める。古い仕組みの作り直しと、業務の効率化にも使う。

規制の厳しい大きな組織でAIを入れるには、技術と統制の両方が要るという。両社は責任を持って確実に使い、顧客への素早い対応のような成果につなげるとしている。

Anthropicのバークレイズ導入発表
Anthropicのバークレイズ導入発表 / 出典:anthropic.com / 制作:AInformation
これまでの流れ
  1. 2025年Claudeで動く行員向けの社内検索が始まる
  2. 2026年末開発者の50%がClaude Codeを使う見込み
  3. 2027年ソフト技術者の過半に広げる見込み

行員向け検索は1.6万人が使う Claudeで100万回を超えた

先に動いていたのは、行員が答えを探すための社内検索だ。「Colleague Knowledge Assistant」と呼ぶ仕組みで、英国のリテール顧客2,000万人超に対応する行員を支える。2025年から動いている。

中身はClaudeを使った検索拡張生成の仕組みだ。1万6,000人を超える行員が使い、検索は100万回を超えた。情報に早くたどり着けるので、顧客への対応も早くなったという。

市場部門ではメールの仕分けに使う

投資銀行側のGlobal Marketsでは、顧客からの問い合わせ処理にClaudeを使う。届いたメールを分類し、足りない情報を補い、最適な処理の経路を決める。業務担当がすぐ動けるように、優先度と必要な情報をそろえる狙いだ。

Claude Codeは年内に開発者の50%へ。Claude。50%。2026年末にClaude Codeを使う開発者の割合。Barclaysの見込み・Anthropic発表。2027年にはソフト技術者の過半へ。AInformation編集部が作ったイラスト図解(実アイコン大+数字1つ)
Claude Codeは年内に開発者の50%へ / 制作:AInformation

共同COOの2人が語る狙い 定型の仕事を減らして難題に回す

グループ共同COOのアン・マリー・ダーリン氏は、技術の値打ちは顧客と同僚への効果で決まると話す。Claudeの導入は、AIを入れること以上に仕事の進め方を変えることだという。定型の作業に使う時間を減らし、行員の力を複雑な問題に向ける。

もう1人の共同COOのクレイグ・ブライト氏は、開発とサイバーセキュリティがAIで作り変えられていると語った。作る・試す・守る・動かすの各工程に、自分で動くAIを組み込んでいく方向だ。古い基盤の作り直しとソフトの品質向上にClaudeを使う。

BarclaysがClaudeを広げた順番。社内検索で使う。2025年から行員1.6万人超が利用。メールを仕分ける。問い合わせを分類して経路を決める。開発者へ広げる。年内に開発者の50%が使う見込み。検索で慣れてから開発へ広げた。AInformation編集部が作ったイラスト図解(横並びの手順コマ)
BarclaysがClaudeを広げた順番 / 制作:AInformation

日本の銀行と大企業が写せる点 検索から始めて開発へ広げる

Barclaysの順番は、まず行員の検索で使い始め、実績を積んでから開発へ広げる形だ。社内文書を探す用途は、誤った答えが出ても人が確かめやすい。日本で同じ規模の導入を考えるなら、この順番を写すとよさそうだ。

もう1つ写せるのは、開発者の何割が使うかを数字で決めた点だ。年内に50%という目標があると、配る範囲と教える人数を逆算できる。

AInformation調べでは、プログラミング・開発に使えるAIツール70本のうち、日本円で払えるのは9本だけだ。料金が分かった49本の月額の中央は3,153円だった。Claude Codeのような開発AIを数百人に配るなら、ドル建てか円建てかで毎月の請求の読みやすさが変わる。

まずは自社の開発部門で、何人が既にAIを使っているかを数えるところから始めたい。

AInformation調べプログラミングや開発に使うAIツールはいくらで使えるか

ツール 月あたり 無料
GeminiGoogle AI プラン最安 725円/月Google AI Plus ○
GrokX Premium 980円/月プレミアム ×
STUDIO 1,290円/月Mini ○
ChatGPT 1,400円/月Go ○
Codex 1,400円/月Go ○
Hostinger Website Builder 1,499円/月Premium ×
ロリポップ!AIホームページ 1,540円/月1ヵ月 ×
Microsoft Copilot 2,130円/月Microsoft 365 Personal ○

2026年10月28日時点でAInformationが調べたもの。金額はそのツールを使える一番安い有料プランの月あたり。プログラミングや開発に使うAIツール69本のうち、日本円で払えるのは9本、無料で試せるのは50本。表に出したのは画面が日本語のもの。外貨は1ドル157.63円で換算

この記事に出てくることば
検索拡張生成
社内文書などを検索し、見つけた中身をもとにAIが答えを作る仕組み。Barclaysの行員向け検索はこの形でClaudeを使う
藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

企業の導入を手伝っていると、いきなり開発AIを全員に配って止まる例をよく見る。Barclaysは2025年から社内検索で1.6万人に慣れてもらい、そのあと開発者へ広げている。この順番なら、どのデータをAIに渡してよいかの線引きを先に固められる。日本の銀行や大企業の情報システム部門は、開発者に配る前に、どのリポジトリと顧客データをClaude Codeに読ませるかを決めておかないと、配る段階で法務の確認に止まる可能性がある。

よくある質問
BarclaysはClaude Codeをどこまで広げる?
2026年末までに開発者の50%が使う見込みだ。2027年にはソフトウェア技術者の過半まで広げるとしている。用途はソフトウェア開発を速めることと古い仕組みの作り直しだ。Anthropicの公式ブログで発表された。
Barclaysの行員向けの社内検索はどれくらい使われている?
1万6,000人を超える行員が使い、検索は100万回を超えた。Colleague Knowledge Assistantという名前で、2025年から動いている。英国のリテール顧客2,000万人超に対応する行員が、答えを早く探すために使う。Claudeを使った検索拡張生成の仕組みだ。
開発向けのAIツールは日本円で払える?
AInformationが調べた開発向けAIツール70本のうち、日本円で払えるのは9本だけだった。料金が分かった49本の月額の中央は3,153円だ。社内の開発者にまとめて配るなら、支払いの通貨も先に確かめておきたい。

この記事の出典

補助資料

  • [1]AnthropicAnthropic・補助的な二次資料・確認 2026-11-01この記事の元にした報道

出典の最終確認日:2026年11月1日

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