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Difyの料金は月9,300円でもOpusの返事は250回で尽きる

読了 約24分
Opusだと返事は月250回で尽きる。Difyの料金と学割の落とし穴を公式で確かめた
この記事の要点

Difyの有料プランProfessionalは月59ドルで、1ドル157.63円なら約9,300円です。月5,000のクレジットはClaude Opus 4.7だと1回20ずつ減り、返事は250回で尽きます。学割は年額が0円になる代わりに、クレジットが200のまま毎月は戻りません。

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藤井俊太のアバター

AI導入コンサルタント

藤井俊太(Shunta Fujii)

AIのスペシャリストとして、最新のAI情報を常にキャッチ、アップデートしている。自らもAI導入コンサルタントとして活動し、主に生成AIを駆使した業務効率化、生産性向上、新規事業開発を行なっている。
AInformationは、AIツールの料金や求人、資格を自分で調べて数えているAIのデータメディアです。個人のAI選びにも、企業のAI導入にも使える数字を出しています。運営と記事の確認は藤井俊太が1人で行っています。藤井俊太のプロフィール

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Difyの有料プランProfessionalは月59ドルで、1ドル157.63円なら約9,300円です。月5,000のクレジットはClaude Opus 4.7だと1回20ずつ減り、返事は250回で尽きます。学割は年額が0円になる代わりに、クレジットが200のまま毎月は戻りません。

9,300円Dify Professionalの月払いを1ドル157.63円で直した額
250回月5,000クレジットでClaude Opus 4.7の返事がもらえる回数
200学割で使える使い切りのクレジット(毎月は戻らない)
この記事で分かること
  • Difyの料金4プランの月額(有料のProfessionalは日本円で約9,300円)
  • Dify Professional planの月5,000クレジットで、Claude Opus 4.7の返事が何回もらえるか
  • Difyの学割で0円になるものと、毎月は戻らない200クレジットの扱い
  • Difyを無料で自分のサーバーに入れても、客ごとにワークスペースを貸すには書面の許可が要ること
  • AI求人2,722件のうちDifyを名指しする73件の中身と、副業案件21件の出どころ
  • Claudeに聞いた答えが公式と食い違った点と、きょうからやる5つのこと

ノーコードでAIアプリを組めるDifyの有料プランを調べる人が、2026年9月に急に増えました。AInformationがGoogleのキーワードプランナーで測ると、「dify professional plan」の月間検索数は8月の40から9月に2,400へ跳ねています。60倍です。親の語の「dify 料金」も10月22日の測定で月1,000ありました。

先に答えを書きます。Difyの有料プランProfessionalは月59ドルで、日本円では約9,300円です。ただし付いてくる月5,000のメッセージクレジットは、5,000回AIに聞けるという意味ではありません。Claude Opus 4.7で返事をもらうと1回で20減るので、月250回で尽きます。学生と教員は年払いのProfessionalが0円になります。その代わりクレジットは200のままで、毎月は戻りません。

AInformationは2026年11月1日に、Difyの料金ページ・説明書・ライセンスの原文を読みました。それを自社のAIツールDB(507本)・AI求人DB(2,722件)・副業案件DB(1,632件)と突き合わせています。同じ日にClaudeへDifyの料金と学割を聞き、答えが公式とどこで食い違うかも数えました。9月に検索が増えた理由は、公式の発表からは分かりません。料金もクレジットの量も変わっていないことは、この記事の中で原文を示して書きます。

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Difyの料金は4プランで有料のProfessionalは月約9,300円になる

クラウド版は無料と有料2つで自分で立てる版は2つ

Difyの料金は、Difyの会社が動かすクラウド版(Dify Cloud)と、自分のサーバーに入れる版で分かれます。クラウド版は無料のSandbox・月59ドルのProfessional・月159ドルのTeamの3つです。自分で立てる版には、無料のCommunityと営業に問い合わせて値段を決めるEnterpriseがあります。値段はどれもワークスペース1つあたりで、人数で掛け算する形ではありません。

2026年11月1日に公式の料金ページを読むと、ProfessionalとTeamは年払いにすると約17%安くなります。Professionalは年590ドル、Teamは年1,590ドルです。AInformationのAIツールDBが換算に使う1ドル157.63円(10月28日の値)で直すと、Professionalの月払いは約9,300円です。年払いは約93,002円で、月あたりにすると約7,750円になります。Teamは月払いで約25,063円です。年払いなら月あたり約20,886円まで下がります。

Difyの料金4プランの月額と中身

プラン 置き場 月額 クレジット アプリ・人数
Sandbox クラウド 0円 200 5個・1人
Professional クラウド 59ドル(約9,300円) 月5,000 50個・3人
Team クラウド 159ドル(約25,063円) 月10,000 200個・50人
Community 自分のサーバー 0円 なし ワークスペース1つ
Enterprise 自分のサーバー 問い合わせ なし 複数のワークスペース
データ:Dify公式の料金ページ(2026年11月1日に確認)。円はAInformationのAIツールDBの1ドル157.63円で換算 / 制作:AInformation

有料にして増えるのはクレジットとアプリの数

有料に上げて増えるものは、主にクレジット・アプリの数・メンバーの人数・ナレッジの置き場の4つです。Sandboxはクレジット200・アプリ5個・メンバー1人・ナレッジ50MBで、記録は30日で消えます。Professionalになるとクレジットは月5,000・アプリ50個・メンバー3人・ナレッジ5GBに増え、記録は無期限になります。Teamはクレジット月10,000・メンバー50人・アプリ200個までです。

個人で試作を回すなら、Professionalの3人で足ります。部署で同じアプリを触る人が4人を超えると、Teamが必要です。ProfessionalかTeamかは、値段の差より人数の差で決まると考えてください。

表示は税抜きのドルだけで請求書払いはまだ無い

日本語の料金ページを開いても、値段はドルでしか出ていません。ページには「表示価格は税抜です。適用される税金はチェックアウト時に別途加算される場合があります」と書かれています。日本から払うときに消費税がいくら足されるかは、料金ページに書かれていません。

払い方にも気をつけてください。料金のよくある質問では、銀行振込の請求書払いは検討中でまだ無いとしています。始まっても対象は年払いのTeamだけです。米国の外からは海外送金になり、手数料は払う側の持ちになる予定と書いてあります。請求書払いが前提の会社は、いまのところDify Cloudの有料プランに乗りにくい状態です。解約は設定の請求の画面から行い、その請求期間の終わりに効きます。

Difyの日本語の料金ページ。プロフェッショナルが年590ドル、チームが年1590ドル、サンドボックスとCommunityが無料と出ていて、左上に表示価格は税抜と書かれている
表示価格は税抜と書かれたDifyの日本語の料金ページ(年払いの表示) 出典:dify.ai(2026年11月1日時点の画面)

Dify Professional planはOpusだと返事250回で尽きる

クレジットは回数ではなく返事ごとに減る点数

「dify professional plan」で調べる人がいちばん読み違えやすいのが、月5,000のメッセージクレジットです。これは5,000回AIに聞けるという意味ではありません。Difyの中でOpenAIやAnthropicのモデルを呼ぶと、返事1回ごとにモデルで決まった数が引かれます。

2026年11月1日に料金のよくある質問を開くと、Claude Opus 4.7は1回20クレジットでした。Claude Sonnet 4.6は10クレジットです。OpenAIのgpt-5.6-solは25クレジットで、一覧の中でいちばん重い部類に入ります。軽いGemini 2.5 Flashは1クレジットで済みます。同じ1回の返事でも、モデルによって25倍の差があるわけです。

Difyの料金のよくある質問。Claude Opus 4.7は20クレジット、Claude Sonnet 4.6は10クレジット、gpt-5.6-solは25クレジット、Gemini 2.5 Flashは1クレジットと並んでいる
返事1回で減るクレジットをモデルごとに並べた公式のよくある質問 出典:dify.ai(2026年11月1日時点の画面)

月5,000クレジットで返事は何回になるか

5,000をこの数で割ると、Professionalで1か月にもらえる返事の回数が出ます。Gemini 2.5 Flashだけなら5,000回です。Sonnet 4.6なら500回になります。Opus 4.7は250回、gpt-5.6-solは200回まで減ります。

月10,000クレジットのTeamでも、Opusだけなら500回です。50人で分けると1人10回にしかなりません。Teamはメンバーの上限が大きく広がる一方で、クレジットはProfessionalの2倍にとどまります。人数を増やしても、重いモデルを使える回数は人数ほど増えないと覚えておいてください。

Professionalの月5,000クレジットでもらえる返事の回数

Gemini 2.5 Flash 5,000回
Claude Sonnet 4.6 500回
Claude Opus 4.7 250回
gpt-5.6-sol 200回
データ:Dify公式の料金のよくある質問(2026年11月1日に確認)の消費量からAInformationが計算 / 制作:AInformation

返事1回あたりにするとOpusは約37円

Professionalの月約9,300円を返事の回数で割ると、1回あたりの値段の目安になります。Opus 4.7だけで使い切ると、1回約37円です。Gemini 2.5 Flashだけなら1回約1.86円まで下がります。実際の月額にはアプリの数やナレッジの置き場の分も入っています。なのでこの数字は、モデルの選び方でどれだけ差が出るかを見るための目安です。

クレジットは返事ごとにモデル別に減る。月5,000の枠。Professionalに毎月付く。返事1回で引く。Opusは20・Flashは1。回数が決まる。Opusなら月250回で尽きる。ただし 尽きたら自分のAPIキーで続けられる。重いモデルほど回数が減る。AInformation編集部が作ったイラスト図解(仕組みの矢印図(入口→仕組み→結果))
クレジットは返事ごとにモデル別に減る

使い切ったら自分のAPIキーで続ける

クレジットが尽きても、作ったアプリが使えなくなるわけではありません。公式は、使い切ったら自分のLLMのAPIキーで続けられると書いています。OpenAIやAnthropicと直接契約したキーを登録すれば、その先は各社のAPI料金で払う形です。

2026年3月5日からは、クレジットで呼べる相手がOpenAIだけでなくAnthropic・Gemini・xAIにも広がりました。公式のブログはこのとき、プランごとのクレジットの量は変えていないと書いています。一方で、モデルの値段の都合でクレジットでは使えないモデルもあると断り書きがあります。Gemini 3.8系とClaude Opus 5系は11月1日の一覧に載っていません。クレジットで呼べるかは公表されていない状態です。

月の使い方からDifyの有料プランを選ぶプロンプト2本

クレジットの回数を自分の使い方で出させる

月に何回返事が要るかは、人によって大きく違います。そこでAIに計算を任せる文を用意しました。下の文の[ ]を自分の数字に変えて、ChatGPTやClaudeに貼ってください。公式の数字を文の中に書いてあるので、AIが古い値段で答えるのを防げます。

Difyの有料プランを選びたいので計算してください。条件は次のとおりです。
・Professionalは月59ドルで、毎月5,000メッセージクレジットが付く
・Teamは月159ドルで、毎月10,000メッセージクレジットが付く
・返事1回で減るクレジットは公式の料金ページ(2026年11月1日)のとおり。
Claude Opus 4.7が20/Claude Sonnet 4.6が10/gpt-5.6-solが25/Gemini 2.5 Flashが1
私の使い方は[1日に使う回数:例 30回][1か月に使う日数:例 20日][主に使うモデル:例 Claude Sonnet 4.6]です。
1か月に要るクレジット・どのプランで足りるか・足りない分を自分のAPIキーに回す回数を、表にして出してください。値段は1ドル[今日のレート]円で日本円にも直してください。

返ってきた表は、最後に公式の料金ページの数字と見比べるのが安全です。AIは割り算を間違えることがあります。とくにTeamの人数で割る計算は、1人あたりの回数を多めに出しがちです。

自分で立てたDifyの使い方がライセンスに当たるかを確かめる

もう1本は、自分のサーバーに入れたDifyを仕事で使うときの確認用です。ライセンスの原文を一緒に貼ると、AIの記憶ではなく原文に沿って答えさせられます。下の章で書くとおり、AIは原文を読まずに答えると条件をぼかしがちです。

下に貼るのはDifyのライセンスの原文です。この原文だけを根拠にして答えてください。
私の使い方は[例:自社のサーバーにDifyを入れ、取引先ごとに別のワークスペースを用意して月額で貸す]です。
①この使い方は原文のどの条件に当たるか
②書面の許可や商用ライセンスが要るか
③原文から判断できない点はどこか
の3つを、原文の該当する文を引用しながら答えてください。分からないところは「原文からは判断できない」と書いてください。
[ここにLICENSEの全文を貼る]

ライセンスの全文は、GitHubにあるDifyの置き場のLICENSEというファイルで読めます。最後の判断はAIの答えで終わらせず、Difyの会社への問い合わせで固めてください。

Dify 学割で年額は0円でもクレジットは200で戻らない

対象は18歳以上で学校のメールがある人

「dify 学割」はGoogleトレンドで+350%と伸びている語です。Difyには「Dify for Education」という教育向けの枠があります。認められるとProfessionalの年額が免除されます。年払いの約93,002円分が0円になる計算です。

2026年11月1日に日本語の案内ページを読むと、条件は次の3つでした。

  • 18歳以上である
  • 教育機関に今いる学生か教員か学校の職員である
  • 学校が出した今のメールアドレスをDifyのアカウントに登録している

個人のメールアドレス・卒業生用のメール・過去の在籍しか示さないメールは使えません。Difyが在籍を示す書類を求める場合もあると書かれています。条件を満たしても承認が約束されるわけではない、という断り書きも付いています。

Dify for Educationの日本語の案内。18歳以上・在籍中の学生か教員か学校管理者・学校が出したメールの3条件と、個人用や卒業生用のメールは使えないと書かれている
Difyの学割の条件。18歳以上で学校が出した今のメールが要る 出典:dify.ai(2026年11月1日時点の画面)

200クレジットは使い切りでOpusなら10回分

ここが料金ページだけでは分からない落とし穴です。説明書の購読の管理のページを読むと、教育版のワークスペースはProfessionalの機能が使えます。ただし組み込みのモデル用のクレジットは200で、毎月の補充は無いと書かれています。サポートもドキュメントとコミュニティだけです。

200クレジットをOpus 4.7で使うと、返事は10回で終わります。Gemini 2.5 Flashでも200回です。授業やゼミで毎週使うなら、最初から自分のAPIキーを用意しておかないと途中で止まります。学割で0円になるのはDifyを使う場所の代金で、AIのモデル代ではありません。

Difyの英語の説明書。教育版のワークスペースは組み込みモデル用に200の使い切りのクレジットを受け取り、毎月の補充は無いと書かれている
教育版のクレジットは200で毎月の補充が無いと書いたDifyの説明書 出典:docs.dify.ai(2026年11月1日時点の画面)

放送大学の名前が一緒に検索されている

Googleトレンドで「Dify」に関連する語を見ると、2026年11月1日の時点で「放送 大学」が急上昇に入っていました。理由は分かりません。通信制の学生が同じ学割を調べている可能性はあります。ただし放送大学のような通信制の学校のメールで申請が通るかは、公式の案内に書かれていません。今いる学生に学校が出したメールなら、条件の文には当てはまります。最後はDifyの審査しだいです。

Dify 無料のSandboxで続けられるのはアプリ5個と記録30日まで

Sandboxの上限は5つの数字で決まる

「dify 無料」で調べる人の多くは、無料のまま仕事に使い続けられるかを知りたいはずです。答えは、試作には足りるが人に使ってもらうアプリには足りない、です。Sandboxはアプリ5個・メンバー1人・ナレッジ50MB・クレジット200で、記録は30日で消えます。

いちばん先に当たるのはクレジットです。Opusなら10回で尽きます。次に当たるのが記録の30日です。社内の問い合わせ窓口のように、あとで質問の中身を見返したい使い方では30日を過ぎた記録が残りません。メンバーも1人なので、同僚と一緒にアプリを直すこともできません。

200クレジットが毎月戻るかは書いていない

Sandboxの200クレジットが毎月戻るのかは、11月1日の料金ページに書かれていません。Professionalは「月5,000」と月ごとの書き方なのに、Sandboxは「200」とだけあります。教育版は戻らないと説明書にありますが、Sandboxについて同じ説明は見つかりませんでした。試すときは、最初から自分のAPIキーをつなぐ前提で考えるほうが安全です。

自分のサーバーに入れるCommunity版は0円

クラウドを使わずに自分のサーバーへ入れる版は、Communityという名前で無料です。料金ページでは個人の開発者や営利でない使い方向けとされ、ワークスペースは1つです。ただしライセンスの原文では、商用で使うこと自体は認められています。

サーバー代とAIのAPI料金は自分で払います。Difyの会社に払う額が0円でも、総額が0円になるわけではありません。Difyは10月23日に1.18.0を出しています。自分で立てた場合は、こうした更新を自分で当てる手間もかかります。

自分で立てた無料版でも客ごとにワークスペースを貸すには書面の許可が要る

商用利用はできるが2つの場合だけ商用ライセンスが要る

Difyのライセンスは、Apache License 2.0に独自の条件を足した形です。原文はまず、Difyは商用で使ってよいと書いています。ほかのアプリの裏側の仕組みとして使うことや、会社のアプリ開発の土台にすることも含めてです。

そのうえで、2つの場合だけ商用ライセンスが要ると決めています。1つ目は、複数の利用者が入る環境(マルチテナント)を動かすことです。Difyの会社から書面で許可を得ない限り、ソースコードでマルチテナントの環境を動かしてはいけません。原文はテナント1つをワークスペース1つと定義しています。2つ目は、画面のロゴや著作権の表示を消したり変えたりすることです。

Difyのライセンスの英語の原文。商用で使ってよいとしたうえで、書面の許可なくマルチテナントの環境を動かすことと、画面のロゴや著作権表示を消すことを禁じている
マルチテナントには書面の許可が要ると書いたDifyのライセンスの原文 出典:raw.githubusercontent.com(2026年11月1日時点の画面)

客ごとにワークスペースを分けて貸すのは1つ目に当たる

無料で自分のサーバーに入れたDifyを客ごとのワークスペースに分けて月額で貸す形は、原文の定義どおりのマルチテナントです。書面の許可が無ければできません。自分の会社の中だけで使う場合や1つのアプリを裏側で動かして客に答えを返す場合は、この条件に当たりません。

客ごとにDifyを丸ごと別々に立てる方法がこの条件に当たるかは、原文だけでは読み切れないところです。代理店や受託の会社がこの形を考えているなら、始める前にDifyの会社へ書面で確かめてください。組み終えてから断られると、作り直しの手間がそのまま損になります。

自分で立てたDifyでやってはいけない3つ。客ごとにワークスペースを貸す。画面のロゴを消して配る。書面の許可なしで始める。社内だけで使う。迷ったら書面で確かめる。AInformation編集部が作ったイラスト図解(やってはいけない×の並び)
自分で立てたDifyでやってはいけない3つ

作業の自動化83本で比べるとDifyの月9,300円は上から5番目の高さ

料金が分かる60本の中央値は2,916円

Difyの値段が高いのか安いのかは、同じ用途の道具と並べると見えます。AInformationのAIツールDBには、2026年10月28日の時点で507本のAIツールが入っています。そのうち作業の自動化に使える道具は83本でした。料金が分かる60本の月額の中央値は2,916円です。

DifyのProfessionalの月払い約9,300円をこの60本に入れると、上から5番目の高さになります。9,300円以上なのはBotpress・lemlist・Jasper・Bubbleの4本だけでした。Bubbleはちょうど同じ9,300円です。近い使い方の道具では、n8nが3,519円・Zapierが3,151円・Makeが1,419円・Gumloopが5,832円でした。n8nとZapierの額は、年払いにしたときの月あたりの値段です。

作業の自動化のAIツールの月額とDify

ツール 月額の目安 60本の中での位置
Bubble 9,300円 9,300円以上の4本
Dify Professional(月払い) 約9,300円 上から5番目に入る
Gumloop 5,832円 中央値より上
n8n(年払いの月あたり) 3,519円 中央値より上
Zapier(年払いの月あたり) 3,151円 中央値より上
60本の中央値 2,916円 真ん中
Make 1,419円 中央値より下
データ:AInformation調べ(AIツールDB・2026年10月28日時点・作業の自動化83本のうち料金が分かる60本) / 制作:AInformation

日本円で払えるのは83本中15本でDifyは入らない

作業の自動化の83本のうち、日本円で払えるのは15本です。Difyはここに入りません。ドル建てなので、円安が進むと同じ59ドルでも請求額が増えます。無料で始められる道具は83本中53本で、DifyもSandboxがあるのでその1本です。

値段だけを並べると、Difyは割高に見えるはずです。ただDifyの月額には、5,000クレジット分のモデル代が入っている点が違います。ほかの道具の月額にAIのモデル代が入るかは道具ごとに違います。比べるときは、自分のAPIキーで払う代金も足して見てください。クレジットで払う道具の料金の読み方は、Manusの料金を円で並べた記事でも書いています。

AI求人2,722件のうちDifyを名指しするのは73件で未経験歓迎は1件

47社が名前を出し年収の下限の中央値は625万円

Difyを覚えると仕事につながるのかも、うちの数字で確かめました。AInformationのAI求人DBには、2026年11月1日の時点で2,722件の求人が入っています。このうち使う道具としてDifyの名前を出している求人は73件でした。名前を出している会社は47社です。

道具の名前が出る件数で並べると、DifyはClaude・ChatGPT・Geminiなどに続いて12番目に入ります。同じ自動化の道具のn8nは31件・26社なので、Difyはn8nの2倍以上の求人に名前が出ています。年収の下限が書かれた求人で中央値を取ると、Difyを名指しする求人は625万円でした。AI求人の全体は600万円で、n8nの求人も600万円です。職種ではAIエンジニアが33件でいちばん多くなっています。

AI求人でDifyとn8nを名指しする求人

項目 Dify n8n AI求人の全体
求人の数 73件 31件 2,722件
会社の数 47社 26社 780社
年収の下限の中央値 625万円 600万円 600万円
未経験歓迎 1件 0件 87件
データ:AInformation調べ(AI求人DB・2026年11月1日時点・2,722件) / 制作:AInformation

未経験歓迎は73件中1件だけ

一方で、未経験を歓迎すると書いた求人は73件中1件しかありません。n8nの31件では0件です。AI求人の全体では87件あるので、Difyを名指しする求人は経験者を探すものが中心だと分かります。

職種の中心がAIエンジニアであることを見ても、Difyの画面を触れるだけでは足りません。転職に使うなら、自分で作ったアプリとそれで何が減ったかを話せる形にしておくのが近道です。資格が求人でどう扱われているかは、AI求人を数えて資格の価値を調べた記事にまとめました。

Difyの副業案件21件はエンジニア向け3サイトだけでランサーズとココナラは0件

1,632件を本文まで探して21件

Difyを覚えて副業を始めるという話もよく見かけます。AInformationの副業DBには、6つの案件サイトから集めた1,632件の案件が入っています(2026年11月1日の時点)。タイトルと本文にDifyが出てくる案件は21件でした。タイトルにDifyを入れているのは、そのうち7件です。

21件の出どころは、レバテックフリーランスが13件・ITプロパートナーズが5件・シューマツワーカーが3件です。どれもエンジニアやPM向けのサイトでした。ランサーズ(186件)・ココナラ(50件)・SOKUDAN(58件)では1件もありません。

Difyに触れる副業案件21件のサイト別の数

レバテックフリーランス 13件
ITプロパートナーズ 5件
シューマツワーカー 3件
ランサーズ 0件
ココナラ 0件
SOKUDAN 0件
データ:AInformation調べ(副業DB・2026年11月1日時点・6サイト1,632件をタイトルと本文で検索) / 制作:AInformation

月額で払う19件の中央値は80万円

21件のうち月額で報酬を示す19件では、中央値が80万円でした。n8nが出てくる案件は7件で、月額の中央値は60万円です。数字だけ見ると高く見えます。ただ中身は、AIのアプリやチャットボットを設計して作るエンジニアの仕事です。Difyの画面を少し触れるだけで受けられる案件ではありません。

副業の入口としてDifyを覚えるなら、順番を逆にするほうが現実的です。案件サイトで探す前に、自分の会社や知り合いの仕事で小さなアプリを作って実績にします。そのアプリで減った手間を数字で言えるようになってから、エンジニア向けのサイトに出ている案件を見てください。

ClaudeにDifyの学割を聞くと年額0円を50%オフと答えた

同じ質問をChatGPTとClaudeへ投げた

Difyの料金はAIに聞けば分かるのかを、2026年11月1日に試しました。1つ目の質問では、Difyの有料プランが日本円で月いくらかと、学生は安くなるかを聞きました。2つ目は、自分のサーバーに無料で入れたDifyをお客さんごとのワークスペースに分けて有料で貸せるかです。

ChatGPTには料金と、Opusで1か月に何回返事をもらえるかを聞きました。ただこの日は編集部の環境から答えを取れなかったので、比べられたのはClaudeだけです。Claudeの答えを、公式の料金ページ・教育版の案内・ライセンスの原文と1点ずつ見比べました。

こんな検証をしました。公式の原文とAIの答えを突き合わせた。対象。Difyの料金ページと説明書。方法。Claudeの答えを1点ずつ照合。時点。2026年11月1日。学割を50%オフと取り違えた。5点のうち合っていたのは2点。AInformation編集部が作ったイラスト図解(「こんな検証をしました」の場面)
公式の原文とAIの答えを突き合わせた

料金は合っていたが学割の中身を取り違えた

Claudeは1つ目の質問に42.2秒で1,606字を返しました。月59ドルと年590ドル、年払いで約17%安い点は公式と合っています。円に直した額は「約9,000〜9,500円」で、1ドル155〜160円で計算したと書いていました。

食い違ったのは学割です。Claudeは「Professionalプラン向けに50%オフのクーポン」と答えました。公式の案内は年額の免除で、年払いなら0円です。Claudeも後半で、認証のあと年額のプランを契約すると0円になる報告もあると付け足しています。それでも答えの頭は50%オフのままでした。教育版のクレジットが200で戻らない点と、表示が税抜きの点には触れていません。公式と比べた5つの点のうち、合っていたのは2つです。

自分で立てる話はグレーゾーンとぼかした

2つ目の質問には27.1秒で1,021字が返りました。Claudeは「はい、技術的には可能です」で始めています。ライセンスについては「Apache 2.0ベースなので、自社利用やお客さんへの提供も基本的に可能」と書きました。マルチテナントで貸す場合は商用ライセンスが要る「ケースがある」として、この使い方を「グレーゾーン」と呼んでいます。

原文は、書面の許可が無い限りマルチテナントの環境を動かしてはいけないと言い切っています。ワークスペースを分けて貸す形は、原文のテナントの定義そのままです。Claudeの答えは最後に条件を確かめるよう促していました。それでも頭の「可能です」だけ読んで進めると危ない答えです。

Difyの料金で損しないためにきょうからやる5つのこと

1. 使うモデルを決めてから回数を出す

まず料金のよくある質問で、使うモデルが返事1回で何クレジット減るかを見てください。上のプロンプトに自分の使い方を入れると、Professionalで足りるかがすぐ出ます。試作の間はGemini 2.5 Flashのような1クレジットのモデルで組むのがおすすめです。仕上げだけ重いモデルに替えると、クレジットの減りが遅くなります。

2. 自分のAPIキーを先につないでおく

クレジットが尽きても、自分のAPIキーで続けられます。Sandboxや教育版の200クレジットはすぐ尽きます。試す前にキーを登録しておけば、途中で止まりません。

3. 学生と教員は学校のメールで年払いを選ぶ

学割の対象は年払いのProfessionalです。学校が出した今のメールをアカウントに登録し、Dify for Educationから申請してください。認められても200クレジットは戻らないので、2と組み合わせます。

4. 会社で払うなら税と払い方を先に経理へ伝える

表示の59ドルは税抜きで、税は決済のときに足されます。請求書払いもまだありません。経理に通すときは、この2点を先に伝えておくと話が早く進みます。解約はその請求期間の終わりに効くので、やめる日は請求日から逆算して決めてください。

5. 客に貸すなら書面で確かめる

自分のサーバーに入れたDifyで客ごとにワークスペースを分ける形は、書面の許可が要ります。受託や代理店の仕事で考えているなら、組み始める前にDifyの会社へ問い合わせてください。

Difyは無料のままでいいか。人に使ってもらうアプリを作る?。学校の今のメールがある?。Professional。月約9,300円で記録が無期限。学割で年額0円。クレジットは200で戻らない。Sandboxで試す。アプリ5個と記録30日まで。AInformation編集部が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)
Difyは無料のままでいいか

Difyの料金そのものは、3月にクレジットの使い道が広がったときも変わっていません。変わるのは、クレジットで呼べるモデルの一覧のほうです。この記事の数字は、2026年11月1日に読んだ公式の原文とAInformationのDBの値に沿っています。モデルの一覧が増えたときは、1回あたりのクレジットを料金のよくある質問で確かめ直してください。

藤井俊太(AI導入コンサルタント)の見方

Difyは画面で組めるので、試作までは本当に早く進みます。つまずくのはその先で、社内の人に使ってもらった途端にクレジットが足りなくなる相談をよく受けます。月5,000という数字を回数だと思って契約すると、Opusなら250回で止まります。最初は軽いモデルで組み、自分のAPIキーをつないでからプランを決める順番をおすすめします。客に貸す形を考えている会社は、組む前にライセンスを書面で確かめてください。

よくある質問
Difyの有料プランは日本円で月いくらですか?
Professionalは月59ドルで、1ドル157.63円で直すと約9,300円です。年払いなら年590ドルで、月あたり約7,750円になります。Teamは月159ドルで約25,063円です。料金ページの表示はドルだけで、税抜きです。税は決済のときに別に足されます。
Difyの月5,000メッセージクレジットで何回AIに聞けますか?
使うモデルで変わります。2026年11月1日の公式の一覧では、Claude Opus 4.7は返事1回で20クレジット減るので月250回です。Claude Sonnet 4.6は500回、gpt-5.6-solは200回、Gemini 2.5 Flashなら5,000回になります。使い切ったあとは自分のAPIキーで続けられます。
Difyの学割はありますか?
あります。Dify for Educationで認められると、年払いのProfessionalの年額が免除されます。18歳以上で、在籍中の学生・教員・学校の職員が学校のメールを登録している必要があります。ただし教育版のクレジットは200の使い切りで、毎月は戻りません。Opusなら10回で尽きます。
Difyは無料でずっと使えますか?
試作なら無料のSandboxで足ります。ただしアプリは5個・メンバーは1人・ナレッジは50MBまでで、記録は30日で消えます。クレジットも200です。自分のサーバーに入れるCommunity版も無料ですが、サーバー代とAIのAPI料金は自分で払います。

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