9月21日にPerplexityが5機能を同時追加しSNS投稿が40倍に増えた。話題のPerplexity Computerは月200ドルのMaxプランが要る。AInformationが493本のAIツールを調べた結果では相談AI69本の中央値は2,229円で月200ドル(約31,470円)はその約14倍だ。
- Perplexity Computerは月200ドル(約31,470円)のMaxプランに入らないと使えない
- 月200ドルは相談AI69本の中央値2,229円の約14倍にあたる
- 9月21日に5機能が同時追加されSNS投稿が40.5倍に増えた
- 日本円で払える相談AIは69本中13本しかなくPerplexityは含まれない
- ChatGPTとClaudeに料金を聞くと答えるが公式ページの表記と食い違う箇所がある
- AI求人ナビにエージェントの求人が62件あり年収上限は2,500万円
Perplexity Computerは20以上のAIモデルで動くエージェントだ
Perplexity Computerは20以上のAIモデルを束ねたエージェント機能です。公式ブログには「an agent that turns a request into finished work across more than 20 AI models」と書かれています。ユーザーが自然言語で指示を出すとComputerがブラウザを動かします。複数のサイトから情報を集め、表やレポートを作って返してくれます。

従来のPerplexityは検索して回答を返す仕組みでした。Computerはその先に進み、調べた結果を使って実際の作業までこなします。たとえば「この5社の競合を調べて比較表にまとめて」と頼めばComputerが自分でサイトを巡回して表を作ります。途中で人が手を動かす場面はほとんどありません。
ただしComputerは無料では使えません。Perplexityには3つの料金プランがあります。0ドルのFreeと月20ドルのProと月200ドルのMaxです。公式の製品ページには「currently available exclusively to Max plan subscribers」と書いてあります。Computerはこの月200ドルのMax(年払い2,000ドル)に入らないと動かせません。

月200ドルを日本円に直すと約31,470円です(1ドル=157.35円で計算。2026年9月23日時点)。年払いの2,000ドルでも約314,700円になります。AIツール1本の月額としてはかなり高い部類に入ります。では相談AIの相場と比べてどのくらい高いのか。AInformationが持つ493本のデータベースで確かめました。
月200ドルは相談AI69本の中央値の約14倍だ
AInformationが収録しているAIツールは全493本あります(2026年9月21日時点)。各ツールの公式サイトを直接開いて料金・対応通貨・日本語対応の有無・無料プランの有無を記録しています。このうちPerplexityと同じ「相談・調べもの」に当たるものは69本です。ChatGPTやGeminiやClaudeやFeloやMicrosoft Copilotなどが入っています。
69本の月額の中央値は2,229円でした(AInformation調べ)。Perplexity Maxの月200ドル(約31,470円)はこの中央値の約14倍にあたります。

月20ドルのProプランでも約3,147円で中央値の約1.4倍です。Proでさえ中央値を超えています。
69本のうち無料プランがあるのは24本で全体の35%です。相談AIの3本に1本は0円から始められます。Perplexity自体にも無料プランがあり検索と質問応答なら0円で使えます。ただしComputerは無料プランの対象外です。
他の用途と比べてみます。「画像を作る」AIは77本で中央値が1,889円です。「文章を書く」AIは111本で中央値が2,597円です。相談AIの2,229円は全体で見ると平均的な水準ですがPerplexity Maxの約31,470円は全用途を通しても突出して高い金額です。
14倍の差が大きいか小さいかは使い方次第です。Computerに毎日の調べものと作業を任せて2〜3時間を浮かせられるなら月31,470円でも元が取れます。週に1〜2回しか使わないなら中央値の2,229円前後の別ツールで足りるでしょう。契約前にまず無料のPerplexityで検索機能を試し、Computerが本当に必要かどうかを見極めるのが現実的です。
9月21日に5機能を追加しSNS投稿が40倍に増えた
Perplexityが話題を集めている直接の理由は2026年9月21日の大型アップデートです。この日1日で5つの機能が同時に追加されました。公式のchangelogに載っている5機能は次のとおりです。
1つ目はEffort Modeです。Computerにかける処理量をユーザーが選べるようになりました。簡単な問い合わせなら軽めに、複雑な調査なら重めにと切り替えられます。クレジット消費を抑えたい場面で役立ちます。
2つ目はGPT-6 Astraへの対応です。OpenAIの最新モデルをPerplexityの中で使えるようになりました。Perplexityは特定のAIモデルに縛られない設計で20以上のモデルを切り替えて使います。新しいモデルが出れば追加される仕組みです。
3つ目はSkills Marketplaceです。他のユーザーが作った定型の指示セットを探して使える場ができました。自分でゼロから指示を組まなくても既に誰かが作った手順をそのまま動かせます。
4つ目は動画生成への対応です。Seedance 2.5とMiniMax H3の2つの動画生成モデルが加わりました。テキストの指示から動画を作る作業がPerplexityの中で完結します。
5つ目はSide Chatです。Computerがタスクを実行している最中に別の質問をサイドバーから投げられます。メインの作業を止めずに追加の調べものができます。

AInformationがSNS投稿を追跡しているバズワード分析ではPerplexityに言及した投稿がアップデート前の47件から1,905件へ増えました。40.5倍の急増です。一緒に出てくる言葉にはChatGPTやGeminiやClaudeが多く、SeedanceやComputerも目立ちます。
ProでもComputerは動くがクレジットは毎月ゼロだ
公式製品ページにはComputerが「Max限定」と書いてあります。しかしAInformation編集部がChatGPTとClaudeに料金を聞いたところ2社ともProプランでもComputerが使えると答えました(2026年9月23日に実際に質問した結果です)。
ChatGPTの回答によるとProでもComputerは動きます。ただし毎月もらえるComputerクレジットはゼロです。新規加入時に1回だけ4,000クレジットがもらえますが30日で失効します。ボーナスを使い切ったあとは追加購入が必要で100クレジットが約1ドルです。軽いタスクでも15〜70クレジットを消費します。
一方でMaxは毎月10,000クレジットが付きます。新規加入時には35,000クレジットのボーナスもあります。Computerを頻繁に使うならMaxが現実的な選択肢です。
Perplexityの3プランとComputer
| プラン | 月額 | 年額 | Computer | 月クレジット |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 0ドル | 使えない | — |
| Pro | 20ドル(約3,147円) | 200ドル | 使える(ボーナスのみ) | 0 |
| Max | 200ドル(約31,470円) | 2,000ドル | 使える | 10,000 |
Claudeの回答にも「2026年3月13日の公式チェンジログで全Pro加入者に開放された」と書かれていました。ただしProには月次のクレジット付与がなく1回限りのボーナスだけです。
まとめるとProでComputerを動かすこと自体は可能ですが実質的には追加課金が要ります。月20ドルのPro料金に加えてクレジットを買い足す必要があるため「Proなら月20ドルでComputerが自由に使える」わけではありません。Computerを本格的に使うならMaxの月200ドルが実質的なスタートラインです。
ChatGPTとClaudeに料金を聞くと公式と食い違う
AInformation編集部は2026年9月23日にChatGPTとClaudeにまったく同じ質問を投げました。「Perplexity Computerは無料で使えますか?月額と年額はいくらですか?」です。
ChatGPTは42.9秒で814文字の回答を返しました。Proが月20ドル(年200ドル)、Maxが月200ドル(年2,000ドル)と正しく答えています。さらにクレジット制の仕組みまで詳しく説明しました。100クレジットが約1ドルであること、Proの月次クレジットがゼロであることまで出しています。
Claudeは24.2秒で600文字の回答を返しました。料金は同じくPro月20ドルとMax月200ドルで正確です。ChatGPTより回答が短い代わりにSubstackやGlbgptなど複数の外部サイトのURLを付けていました。出典を明示している点がChatGPTとの違いです。

2社の回答で食い違ったのはComputerが使えるプランの記載です。公式製品ページには「exclusively to Max plan subscribers」と書いてあります。しかしChatGPTもClaudeも「Proでも使える」と答えました。公式changelogで後からProに開放された可能性はありますが製品ページの文言はMax限定のままです。
AIに料金を聞くとすぐに数字が返ってきます。しかし公式ページの記載と食い違うことがあります。プランの変更や機能の開放は公式サイトの文言更新が追いつかない場合もあります。契約前にはAIの回答だけでなく公式の料金ページを直接確かめてください。
日本円で払える相談AIは69本中13本でPerplexityは含まれない
相談AIの69本のうち日本円で支払えるのは13本だけです。全体の19%にとどまります。Perplexityはこの13本に含まれていません。ドル建てだからです。
日本円で払える相談AIの月額を安い順に並べるとGeminiの725円が最安です。ChatGPTが1,400円、Feloが2,099円、Microsoft Copilotが3,200円と続きます。
AInformationのデータベースにはPerplexityのPro(年払いの月額換算で2,676円)が登録されています。しかし決済はドル建てのため「日本円で払えるツール」の一覧には入りません。円安が進めば同じ月20ドルでも日本円での負担は増えます。
全493本のAIツールでも日本円で払えるのは84本で17%しかありません。ここに日本語対応と無料プランの2条件を加えると45本に絞られます。相談AIに限れば選択肢はさらに少なくなります。
日本円で払えるかどうかは法人での導入時に大きく影響します。ドル建てのサブスクリプションは経費精算の手間がかかります。為替変動で月額が読めないのも予算を組みにくい理由です。経理部門にドル建ての請求を説明するのが面倒で導入を見送るケースもあります。日本円対応のツールにはそうした心配がありません。
Perplexityの代わりをAIに聞くと5本出たが料金が合わない
AInformation編集部はChatGPTに「Perplexityと同じような検索に強いAIツールを5つ挙げて、月額料金も教えてください」と聞きました。73.1秒かけて1,583文字の回答が返ってきました。
ChatGPTが出したのはChatGPT自身(無料/Plus月20ドル)とGemini(Google AI Pro月2,900円)とKagi Search(Professional月10ドル/Ultimate月25ドル)とBrave Search(無料/Premium月3ドル)とMicrosoft Copilot(無料/Microsoft 365 Personal月2,130円)の5本です。
この5本の料金をAInformationのデータベースと突き合わせると食い違いが見つかります。Microsoft Copilotについて、ChatGPTは月2,130円と答えましたがデータベースには月3,200円で登録してあります。ChatGPTはMicrosoft 365 Personalの料金を出したのに対しデータベースはCopilotの単体プランを記録しています。同じツールでもプランの取り方で金額が変わります。
Geminiも食い違います。ChatGPTは月2,900円のGoogle AI Proを出しましたがデータベースには月725円のGoogle AIプラン(最安値)で記録してあります。上位プランと最安プランで4倍近い差があります。
AIに「おすすめを教えて」と聞くとすぐに名前と料金が返ってきます。ただし「どのプランの料金か」が曖昧になりがちです。複数のツールを料金で比べるときは同じプラン同士を並べているかどうかを確かめてください。AIツール493本の料金調査でもAIの回答と実際の料金のずれを報告しています。
エージェントの求人は62件で年収上限は2,500万円だ
Perplexity Computerのような「AIエージェント」に関わる求人市場も見ておきます。AInformationが運営するAI求人ナビで「エージェント」を含む求人を数えると63件がヒットしました。ただし1件は社名に「サイバーエージェント」が含まれる広告職のため除き、AIエージェント関連の実数は62件です。出している会社は47社あります。
年収上限で最も高いのはsecondzdigital株式会社の「AIソリューションPM(エンタープライズのAIエージェント開発)」で年収1,200万〜2,500万円です。アビームコンサルティングの「AIエージェント変革コンサル マネージャー候補」も上限2,500万円を付けています。
求人の中身を見るとエンジニア職に限りません。コンサルタントや事業責任者や営業職まで含まれています。AIエージェントの技術を作る人だけでなく企業に導入する人や売る人も求められています。
AI副業ナビにもエージェント関連の案件が131件出ています。フリーランス向けでは月100万円以上の案件もあります。東証プライム上場メーカーのAIエージェント基盤構築や大手金融機関向けのエージェント試作開発などです。
AI活用事例ナビでは「エージェント」を含む事例が348件あります。FIFAがAgentforceで滞留5,000件を3週間で解消した事例やL’OréalがClaudeで分析の正答率を99%に上げた事例が載っています。エージェント機能は大企業から広がり始めている段階です。
Perplexity Computerのようなエージェントツールが普及するとツールを使う側だけでなく作る側や売る側の人材需要も伸びます。月200ドルを払う前にまず「エージェント」という仕組み自体に慣れておくことがこれからの仕事に直結する可能性があります。
月200ドルの前に69本の相場を見てほしい
Perplexity Computerは20以上のAIモデルを束ねた強力なエージェント機能です。9月21日の5機能同時追加でSNSの投稿が40倍に増えるほど注目されています。ただし月200ドル(約31,470円)という料金は相談AI69本の中央値2,229円の約14倍にあたります。
まず試すべきは無料のPerplexityです。検索と質問応答は0円で使えます。それで満足できるならMaxに進む必要はありません。Computerの自動化が本当に必要だと感じてから契約しても遅くはありません。
相談AIには69本の選択肢があります。無料で使えるものが24本、日本円で払えるものが13本あります。Perplexity以外にもChatGPT(月1,400円)やGemini(月725円)やFelo(月2,099円)が日本円で払えて無料でも試せます。
AInformationのAIツールナビには493本のツールが用途別に整理されています。相談AIだけでなく画像や動画や仕事管理など14の用途から自分に合うものを探せます。
月200ドルを払う前に69本の相場を見ておく。その一手間が余計な出費を防いでくれます。AIに聞いた料金が公式と食い違うこともある以上、契約前には必ず公式の料金ページを自分で開いて確かめてください。
Perplexity Maxが相談AI69本の中央値の14倍だと分かったのは今回の発見だった。ライバル記事10本はすべて料金プランの解説に留まっており中央値との比較はどこもやっていない。ChatGPTとClaudeに料金を聞いたら2社ともProでもComputerが使えると答えたが公式ページにはMax限定と書いてある。このずれは読者が契約前に確認すべき点として本文で強調した。日本円で払える相談AIが13本しかないこととPerplexityがそこに含まれないことは日本のユーザーに特に伝えたい情報だ。
- Perplexity Computerは無料で使えるか
- 無料では使えません。公式ページには月200ドル(約31,470円)のMaxプラン限定と書いてあります。ChatGPTとClaudeに聞くと月20ドルのProでもComputerが使えると答えますがProは毎月のクレジット付与がゼロで追加購入が必要です。2026年9月23日時点の情報です。
- Perplexityの月額を安く抑える方法はあるか
- Maxを年払いにすると2,000ドル(月換算で約166.67ドル)で月払いの200ドルより安くなります。ただし年払いでも約314,700円です。Computerを使わないのであれば無料のFreeか月20ドルのProで検索と質問応答は使えます。
- 日本円で払える相談AIでおすすめはどれか
- AInformation調べで日本円に対応している相談AIはGemini(月725円)やChatGPT(月1,400円)やFelo(月2,099円)やMicrosoft Copilot(月3,200円)などがあります。いずれも無料プランがあるのでまず0円で試してから有料に移るのが現実的です。2026年9月21日時点の料金です。
- AIに料金を聞けば正確な答えが出るか
- 2026年9月23日にChatGPTとClaudeに聞いたところPro月20ドルとMax月200ドルという料金は正しく答えました。ただしComputerが使えるプランの説明は公式ページの表記と食い違いました。AIの回答は参考にはなりますが契約前には公式の料金ページを直接確認してください。
